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最近の気になるゲーム(3月9日)

この記事の位置づけについては、第1回や、この記事の末尾に書いている通りです。今回は少し前に発売されたソフトを中心に。

■クオリティは強い!を証明した『レイトン教授と不思議な町』

マニアックなゲームを制作してきたレベルファイブが『頭の体操』をベースにした比較的ライトなソフトを手がけたとあって、その成否が注目されていましたが、なんと発売2週間で累計18万本弱。予想以上の好スタートでしたね。快挙!

『脳トレ』系タイトルが市場にあふれているなか、あえてアドベンチャーゲーム的な作りにしたのがうまくハマったようです。実用ソフトのツールっぽい雰囲気を好まないゲーマー層を引き込めた印象があります。身の回りでも、ゲームは買うけど、実用ソフトをあまり買わない人が購入していました。

ゲームっぽく見せないことでライトユーザーを取り込むという手法があるのであれば、実用ソフトっぽく見せないことで、ゲーマー層を取り込むという手法もありなのでしょう。
成功のポイントをいくつか列挙してみます。
  • 物語性や世界観を押し出すことで、これまでRPGを手がけてきたレベルファイブのブランドを活かせた。
  • ストーリーゲームの開発に慣れてきた開発陣が「こんなの作りたくない」と拒絶感を抱かずに作れるフォーマット。
  • キャラクターデザインやタッチに古きよき時代の「ウェルメイド感」があふれている。
  • 「頭の体操」という、昔から知られている本を種本としたことも、郷愁感をうまく刺激している。
  • 脳トレ系に少し興味はあったが、「自分達の遊ぶソフトではない」と敬遠していたゲーマー層をひっぱりこめた。
  • 実用ソフトの棚ではツール然としたソフトが多いため、ゲーム的であり、児童小説のような『レイトン教授』のパッケージが逆に珍しく映った。


■PS3の救世主となったか『ガンダム無双』

さすがに『バーチャ5』とは比べ物にならない売上でしたね。全然ゲームを動かしてなかったPS3オーナーも、ひさしぶりにゲームを遊んだ人が多かったんじゃないでしょうか。

Game Watch:SCEA、GDC2007の基調講演でPS3用の新作・サービスを発表
GDCで隠し玉として『Home』と『LittleBigPlanet』が発表され、PS3も今年の後半からは盛り返していく気配を感じさせます。XBOX360も『デッドライジング』のように360らしいタイトルが出てきたのは、発売翌年の秋から。ソフトメーカーの経営者がインタビュー等で「今年の秋頃からは盛り返していくのでは」と口にしているのも、まったく根拠が無いわけではないのでしょう。ネットではついつい水上の動きだけで物事が判断されがちですが、より多くの情報は常に水面下を流動しています。

しかし日本企業については、及び腰の気配が強まっているのも確かです。DS市場で稼げますし、XBOX360へのマルチプラットフォーム化も進んでいます。今回発表された2タイトルがどちらも海外開発なこと、平井氏が社長に就任したことは象徴的な出来事です。PS3陣営は海外スタジオが原動力になりつつあります。

Wiiでは満足しきれないゲーマーの選択肢はPS3とXBOX360ですが、洋ゲーが好きな人はともかく、そうでないゲーマーにとっては、XBOX360もPS3も微妙にかゆい所に届かないゲーム機になりそうです。ゲーマー続けるのも大変です。


■料理漫画のゲーム化の火付け役となるか『美味しんぼDSレシピ集』

安定した人気を誇る漫画原作のゲーム化だけに、売上が気になります。ゲーム化はファミコン以来、2度目ですね。ぜひ「あんきも」を超える新たな呪文を生み出していただきたい。
(参考:思い出のファミコン [美味しんぼ 究極のメニュー三本勝負]

本の世界では『クッキングパパ』のレシピ本が出版されていますし、料理漫画のレシピを売るという発想はありふれたものです。今後、他の作品がゲーム化されていくかもしれませんね。

実用ソフトの市場が拡大するにつれて、ごくごく一部の心の狭い人々が安易なパクリ批判をしておられます。おおらかさがジャンルを成長させる事例について記事にまとめていますので、興味がある方はぜひご一読ください。安易な批判はゲーム業界の衰退につながる行為でしかありません。
(参考:おおらかさが育てる、ジャンルの3段階の成長

実用ソフトについて、ゲーム業界の大手企業の動向を見てみましょう。
来月にはコーエーの『しゃべる!DSお料理ナビ まるごと帝国ホテル』が発売されます。また今週はコナミの『大人力検定』が出ますし、『NOVAうさぎ』は少し前に出ました。バンダイナムコ、コナミ、セガ、コーエーの大手4社は実用ソフトのブームに非常に積極的です。

スクウェアエニックスはシリアスゲームには参入したものの、ソフトを勢いよく投入してくるわけではなく、良くいえばじっくり腰を据えていると言えますし、悪くいえば相変わらずの鈍重ぶり。あれだけ「オンライン」を連呼していながら、結局オンラインゲームではガンホーやハンゲームに置いていかれた過去が思い出されます。

カプコンは実用ソフトはまったく出していませんが、開発の体質に合いませんし、妥当な判断でしょうね。コナミなら『カブトレ!』なのに、『株トレーダー瞬』になるのがカプコンらしさ。海外の売上比率が高いこともあって、積極的に日本市場の変化に乗るつもりはないのでしょう。

海外でも『脳トレ』が売れたといっても、欧州では確かに勢いがありますが、北米は「売れた」というより「売った」という印象が強いです。実用ソフトの市場がどれほど成長するかは未知数。大手パブリッシャーが本気になる雰囲気は感じません。

エレクトロニック・アーツ、新CEOに元社長のリッチティエッロ氏
とはいえ、EAにしても、『ドラゴン桜』を投入するなど、日本市場の変化はちゃんと見ているので、新しい変化への注目度は高いです。またつい先日のCEO交代にしても、欧米市場のトレンドの変化(DSやWiiの路線の欧米での堅調さ)に対応するため、と指摘されています。


★ご注意
「気になるゲーム」はボクが気になっているゲームを紹介する記事です。発売済みのソフトも、これから発売予定のソフトも両方あり、プレイしたもの、未プレイのものもあります。

以前からゲームの紹介をしてほしいという要望は聞いていたんですが、結構な本数が出てくるなか、最後まで遊んでレビューするのは現実的に難しいです。

無論、ゲームで飯を食っている人間として、発売されるゲームをチェックしています。しかし必ずしも、自分が好きなゲームや面白い作品をプレイするわけではありません。むしろ失敗作から課題を見つけることもあります。気になっていても時間が取れなくて遊べないソフトもあります。
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