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こっ恥ずかしく堂々と生きていけ! 『なつき☆フルスイング!―ケツバット女、笑う夏希。』

なつき☆フルスイング!―ケツバット女、笑う夏希。 樹戸 英斗
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タイトルのセンスといい、表紙といい、いかにも痛快奇天烈なお話に見えますが、こっ恥ずかしくなるぐらい、堂々と直球を投げてきた青春モノです。
「よく言うだろ? 一度切れた糸は、二度と元通りに繋げることはできないって」
「切れた糸は、もう一度結び直すことができる」
「いいこと言うね。結び直すことができる、ね。じゃあ俺は、やっとその結び方が分かってきたところかな」

(地の文を省略)
野球少年の智紀は肩を壊し、野球部を辞めてからというもの、悶々とした毎日を送っていました。そんなある日、金属バットを振り回す謎の少女、夏希が目の前に現れます。バット女の夏希は、智紀のケツを狙って、執拗に追いかけてきます。

夢魔は、破れた希望や忘れたい過去の記憶のような人間の心の隙間をついて、現実逃避の幸せな夢を見せる存在です。智紀はすでに夢魔に取り憑かれていて、追い出すためには夢魔砕き(アルプバスター)でぶん殴る必要があるというのです。

智紀がその話に納得したかどうかはお構いなく、夏希はケツバットをお見舞いします。それをきっかけに、智紀と迷惑女の夏希の二人の夢魔退治が始まるのです。

身の回りにいる、夢魔に取り憑かれた人々を助けていくうちに、やがて物語はケツバット女の核心に迫っていきます。彼女はいったい何者なのか。破れた夢を抱えた人たちを救っていた少女自身がより大きな問題を抱えていたことが明らかになったとき、救う者と救われる者の立場が逆転します。

この長編小説は、実質的には3編の連作短編。ぜひ第3章まで読んでください。そこにこの小説の真価があります。

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テーマ:ライトノベル - ジャンル:小説・文学

タグ:樹戸英斗  なつき☆フルスイング  

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