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グーグル、侵攻

ITmedia:Google版Second Life? 3Dアバター作れる「Lively」
グーグルがアバターとルームをカスタマイズできる3Dアバターチャット「Lively」を立ち上げました。海外では3Dアバターチャットが一定の人気を持っており、『セカンドライフ』とは異なるジャンル。しかしついにグーグルがエンタメ領域に進出した点が興味深いですね。

グーグルはこれまでプラットフォームやツールには熱心なものの、エンタメ方面にはほとんど興味を示しませんでした。YouTubeの買収も動画共有サイトという広告媒体が必要だったからです。「Lively」もその延長戦上と言えなくもないのですが、アバターやルームには「画風」「タッチ」があるため、これまでに比べて、グッとエンタメ領域に接近している印象です。

まー、グーグルにエンタメのセンスがあるかは疑問で、海外の既存の3Dアバターチャットと比べても、操作性やコミュニティ機能で劣っています。しかしグーグルは買収能力が高いため、得意な会社を買えばいい。ここ数年、新サービスの主要技術は外部のベンチャーを買収して得た物ばかりです。今後は、エンタメ企業からの持ち込みも増えていくでしょうね。

「Lively」で一番印象が良かったのは、グーグルのアカウントをそのまま使えること。面倒な登録が不要で、すぐにサービスを使い始められました。グーグルはアドセンスというユーザーへの金銭還元システムも持ってますし、自社の色々なサービスと連携させていけば、もっと機能は増えていくはず。

ブラウザ上で3D表示しているのは、「Google Earth」をブラウザ上で表示するのと同じ技術でしょう(枠の透明なウィンドウをもう1枚重ねているだけ)。昔流行った技術で、安定しないから廃れましたが、AJAXブームを巻き起こして、Javascript人気を復活させたグーグルだけに、触発される所も出てくるかもしれませんね。

それにしても動作が重いです……。ユーザー人口が半端無いからなあ……。


コンテンツ企業がサービスに乗り出すように、不思議とサービス企業もコンテンツに寄っていく傾向があり、大手流通は自社ブランドやコンテンツを始めたり、そこまでいかずとも、限定商品を作りたがります。北米のウォルマートはゲーム企業に多大な影響を及ぼしていますし、日本のアマゾンも最近はマニア向けの独占商品、限定特典が当たり前になってきました。

さくらインターネットが一時期オンラインゲームに手を出してましたが、余ったサーバーを活用しようと考えると、具体的なアプリに目が行くのは自然なんでしょうね。年単位で俯瞰してみると、グーグルという超巨大プラットフォームホルダーが徐々にエンタメにも進出しているのは面白い動きです。今はまだこの程度。でも3~5年後には現在のマイクロソフトぐらいは進出してるかもしれません。

「エンタメ企画の売り込み先としてアマゾンとグーグルは有望」と周囲の人達に言ってきたものの、「アマゾンはともかく、グーグルは無色透明を貫いてるから」などと、ノリの悪い反応を返されてきた僕としては、非常にうれしいですね。

任天堂、マイクロソフト、ソニーの競争にアップルが加わることは、誰も異論が無いはず。そして今や、グーグルが加わる可能性も説得力を持ち始めました。昔のブログでゲーム産業を語るのにグーグルを引き合いに出してきた人間にしてみれば、「ようやくキタか」という気持ちと「意外と早かった」という思いが同居してます。

しかし将来、北米を中心に、新たなエンタメ戦争が起こるのだとしたら、どうなるのかな?
かつてのマイクロソフト参入で、当初もっとも割を食ったのが任天堂で、任天堂陣営の開発スタジオがマイクロソフトに流れるなど、北米ディベロッパーの囲い込みで出遅れてしまいました。その後、GDCへ積極的にゲームクリエイターを派遣して講演させるなど、開発者へのアピールを熱心におこなうようになりましたが、今もってDSやWiiの主要タイトルは日本開発のソフトが圧倒的です。

グーグルという圧倒的なブランド力をもつ企業が、ゲーム産業に片足つっこんできた時、何が起こるのか? 日本企業の存在感は? そういう時代に向けて、準備を進めておけるかどうか。数年後に問われる事になりそうです。


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コメント

>>グーグルという圧倒的なブランド力をもつ企業が、ゲーム産業に片足つっこんできた時、何が起こるのか? 日本企業の存在感は? 

Google Earthといえば,本日発表のSCEIの新作がアレですねえ。
こういう部分はSCEIはあなどれませんね,ほんとに。
(DSとかWiiのカジュアルゲームの源流もそもそもSCEIにあるわけですし)
これを成長発展できないのがSCEIの痛いとこですけどもねえw

>kon2 さん
まー、Wiiの『お天気チャンネル』の地球儀、Google Earthのパクリという扱いをされてしまうのが何ともですね。

> カジュアルゲームの源流もそもそもSCEIに
PS1の頃にやっていた事をスッカリ忘れてしまって、「ゲーム」にこだわるようになったのは困ったもんですね。誰もあなたがたに、ゲームの出来は期待してないってば・・・・。10年やって、全然作りが成長してないですからねえ・・・・。調整能力の酷さはホント変わらない。

ファーストパーティとして売れる物を作る必要があるわけで、誰もほしくない意味不明系ゲーマー向けゲームと、1~2年遅れたセンスのカジュアル向け(?)迷走アーティストゲームは、食傷気味です。

『ロコロコ』『パタポン』あたりも、Flashチックなまとめ方はなかなか良いですが、ケレン味が足りないし、かといって操作感は良いと思えないし、作りや難易度は普通にゲームしてるし、ゲームデザイナーの「方針分裂」を疑う出来ですね。マイナーな売上なのもやむなし、でしょう。

>まー、Wiiの『お天気チャンネル』の地球儀、Google Earthのパクリという扱いをされてしまうのが何ともですね。

あー,それもあったっけ。素でわすれてましたw
こっちの方です・・・
http://www.jp.playstation.com/scej/title/lastguy/
http://www.gpara.com/pickupnews/news/080709_lastguy/
さてはて,画像はどーみてもgoogle earth(map)っぽいですが,動的にgoogleと繋いでたら新しいんですがどうでしょうねえ。まあ,一種「寒いゲーム」は最近のSCEIの特徴ですので,これも寒いんでしょう(注・褒め言葉です)
プロモでお腹いっぱいですw

>kon2 さん
世間的かつネット的には、Wiiの『お天気チャンネル』の地球儀や、Google Earthの方が有名だと思います(笑 SCEIはパクリは十八番ですから。まー、homeもそうですが、くだらないパクリ遊びは程々にして、もっとユーザーを満足させる機能を充実してほしいですね。

パクっている間は、全世界の開発者から尊敬される日は永遠にきませんしね。

しょうもないところに意見させてもらいますね。

個人的には、それが「面白い」「役に立つ」など、ユーザーに利益を与えてくれるものであれば、パクリだろうがなんだろうが大歓迎なんですが(権利関係で法に引っかかったりすれば、ユーザーに対する不利益につながるでしょうから、そんなことになるのは論外ですが)。
homeの何が問題、ってそれがパクリかどうかはぶっちゃけどうでもよくて、それが(いまのとこ)さして魅力的に見えないんですよねぇ。

3Dアバターによるチャット、というのは実はPS3にはすでに存在していて、「まいにちいっしょ」内で、ユーザーの分身であるニャバターを、自分でカスタマイズした庭にフレンドを招待して、テキストチャットまたはボイスチャット、ちょっとしたミニゲームを楽しめます。
これに多数のユーザーが同時アクセスできるロビーサーバを準備してやれば、それでもうhomeとほぼ同様のものができてしまうというw
技術面とかに特に詳しくないので、かなり適当な物言いです。詳しい人から見れば、一緒でもないし、もっとむずかしいものだ、という反論もあると思います。そのソフトが担う目的もまったく別物でしょう。
さらにいえば、「まいにちいっしょ」の開発・運営を受け持ってるビサイドに、そこまでやれ、というのも無理な話でしょう。
ただ、ここまでグダグダなhomeを延々と待ち望むぐらいなら、すでにある「まいにちいっしょ」で十分楽しめるからもういいや、というお話で。

正直な話、グーグルがエンタメ、さらにはゲーム関係に進出してくるのでは、という話にはまだ実感をもてないのですが、その分野における既存の企業だけで需要、利益を分かち合っていた時代なんてとうの昔に過ぎ去り、今やどこからライバルが出現するかわからない時代だとは思います。
その時になってあわてるのではなく、常日頃からアンテナを伸ばして新たな脅威に備えることが必要なのでしょうね。
どんなものがきても大丈夫な懐の広さを見せるか、さらに先へ先へと先鋭化していくか、方法は色々だと思いますが。

> 小林悠士 さん
パクリかどうかよりも、面白いかどうかが大切、というのはユーザー視点では重要ですね。もっとも、パクリ指摘されるのは、「つまらない」からだ、というのも1つの真理です。面白ければ、誰もパクリとは言いません。

スーパーマリオをパックランドのパクリとは誰も言いません(宮本茂氏はどこかのインタビューで自称してたかもしれませんが)。まー、面白い方が勝つのがエンタメの掟で、SCEの地球儀がWiiの地球儀やグーグルアースより面白ければよいのですが、そうは見えてませんね。それと、地球儀ネタは「鮮度」が重要な系統のネタなので、今さら感はあります。

homeについていえば、グーグルのLively程度の仕様に最初から落としておいて、1年前に始められていればなー、と思います。基本、これぐらいでいいはずなのです。で、追加アバターや追加ルームをやる気のあるゲーム会社が提供するぐらいで良かったのに・・・・。

仕様の整理に時間が掛かってしまった印象を拭えません。
『まいにちいっしょ』も段階的にバージョンアップしていったわけで、まずはある程度の原始的な機能でリリースして、徐々に改善していく方がネット的に素直で、筋が良いですね。

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