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砂漠での対決! 居合VS無刀の『刀語カタナガタリ 第2話 斬刀・鈍(ザントウ・ナマクラ)』

刀語カタナガタリ 第2話 刀・鈍(ザントウ・ナマクラ)西尾維新

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1年を通して毎月刊行される時代劇『刀語カタナガタリ』の第2巻。
刀を使わない剣術、虚刀流の使い手・鑢七花(やすり・しちか)と幕府の奇策士・とがめは、伝説の刀鍛冶・四季崎記紀の変体刀を求めて、因幡砂漠へ。数年前に急速に広がった砂漠は、鳥取藩全土をおおいつくし、だれも住まない巨大な砂の大地と化していました。無人の地にそびえる下酷城には、ただ一人、居合いの達人・宇練銀閣だけが住んでいます。

守るものがある奴は強い。
拡大する砂漠の前になす術はなく、だれも彼もが藩を捨てて、友人も隣人もすべていなくなった鳥取藩。最後の住人、宇練銀閣にとって、変体刀と下酷城は守るべきもの。銀閣が所有する第二刀は、ありとあらゆるものを一刀両断にする、斬刀・鈍(ザントウ・ナマクラ)! そして銀閣の剣術は、見えない速度で繰り出される超音速、神速、光速の抜刀術!!

たまたま勝ってしまった感もある前回の対戦とは異なり、今回は本格的な実戦勝負。無人島育ちで実戦経験の少ない七花が居合いの剣士と戦うのは初めて。しかし七花にも、守るもの(=とがめ)はあります。少しずつ実戦を学んで、戦う意味を知って、成長しているのです。

さあ、剣術の王道・居合 VS 剣術の邪道・無刀の決着やいかに!?

異能バトルの小説でありながら、戦い以外の部分も魅力的なのが西尾維新。『刀語』。1巻から1ヶ月が経過して、七花ととがめの二人はすっかり打ち解けています。ヒロインのボケと主人公の突っ込み、いつもの西尾維新節がいい感じに弾んでます。
「わたしはひとつ、大事なことに気付いたのだ」
「へえ。大事なことって」
「そなたは個性が弱い」
「こ、個性が弱いって……」
「どうも報告書を書いていると、そなたよりもあの忍者の方が目立ってしまうのだ。何回も書き直しを試みたが、無駄だった。推敲しても推敲しても結果は同じだ。ついぞ、蝙蝠よりもそなたを目立たせることはできなかったのだ。最終的に清書を終えて、自分で読み返してみても、そなたのことは上半身裸のばかという印象しか残らなかった」
「い、いや、ちょっと待てよ、とがめさん。あんなよ、口から刀を取り出すような奴を相手に、個性で勝てるわけがないだろうが。それに、個性ではともかく、戦闘ではおれの勝ちだったんだし――」
「それはもちろん、戦闘で負けてもらっては困るが、個性でも負けてもらっては困る。そなたの人間性には、いまいち花がないのだ」
「あんたに気遣いはねえのか!?」

(注:地の文を省略しています)


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テーマ:ライトノベル - ジャンル:小説・文学

タグ:西尾維新  刀語  

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