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UGCに対する対極的な2つの出来事

やー、更新できてなくて、申し訳ない。
エロゲーやりてー。同人ゲーム『ひまわり』も進んでないし・・・・。

バズワード「Web2.0」がネット業界から一掃されて久しいのですが、「CGM」(Consumer Generated Media)という言葉が残りました。一方、ゲーム業界では、かわりに「UGC」(User Generated Contents)が定着しつつあります。

言ってることは同じですが、メディア企業と衝突したり、協業することの多いネット業界は常にメディアを意識し、コンテンツ屋さんの代表格のゲーム屋にとってはコンテンツという語がなじみやすいんでしょうかね。
色々と書きたいこともあるのですが、最近の2つの出来事を取り上げます。

■PS3にゲーム動画のYouTubeアップロード機能が追加
地道にファームウェア更新を積み重ねて、ユーザーの高い評価を勝ち得ているPS3。
最新ファームウェア Ver.2.35で、ゲーム画面の録画とYouTubeへの投稿機能がサポートされ、『トロステ』が対応したそうです。

YouTubeアップロード機能に公式対応した家庭用ゲーム機はPS3が世界初で、そのアグレッシブな姿勢には感嘆の念を禁じ得ません。以前、ニコニコ動画のカテゴリー別のアップロード数を掲載しましたが、ゲーム動画が非常に多く、動画投稿サイトとゲームはとても相性がいいんですね。YouTubeも多数のプレイ動画がアップされ、Wiiのプレイ風景などもたびたび話題になっています。セガが公式に宣伝コーナーを開設するなど、ゲーム業界からも熱い注目を注がれています。

(厳密にいえば、ゲーム動画のアップロードは著作権違反であり、きつい表現をするなら「犯罪」です。しかしインタラクティブな表現であるゲームの場合、アニメほど厳しく対処してこないケースが多いです。)

今や、UGCを考える人間にとって、ニコニコ動画やYouTubeは無視できない存在であり、どうつき合おうか悩んでいる人は多いです。ワールドワイドを考えれば、YouTubeという選択は妥当で、今回のファームウェアはゲーム業界的にも偉大な一歩といえるでしょう。今後、対応タイトルが増えてくるでしょうし、期待が高まりますよね!

ここでXBOXがニコニコ動画に対応してくると、盛り上がってくるのですが。MSKKのやる気ではなー・・・・。


■ニコニコ動画で改造マリオが一斉削除
ニコニコ動画とゲームというと、「アイマスMAD」が話題にのぼりやすいのですが、マリオの改造動画も大変人気が高いです。「全自動マリオ」のような、新しい音楽表現も生まれていました。

大抵、エミュレーターで動かした映像を使っているため、企業側からすると面白くないのかもしれませんが、これまで黙認してきたと思われるだけに突然の一斉削除は意外であり、高圧的な姿勢の変化に思えますね。著作権者の当然の権利ではあるものの、「空気を読まない」行動であり、飲んだ時にこの話題を振ったら、さすが京都は違うなーと苦笑いする声もチラホラ。

もっとも、この件、本当に任天堂が削除申請したとは限りません。ニコニコ動画では、権利者本人ではない人の申請で、動画を削除した事例があるからです。またYouTube上には動画が残っており、本気で取り締まるなら片手落ちです。ただ、一般論として、著作権対策のアクションは地域ごとに行われるため、YouTubeは海外扱いとして、欧米子会社の判断にゆだねた可能性も高いでしょう。

任天堂は豊富な著作権をもち、著作権を守りたがる企業の代表格。ポケモン同人誌裁判のように、同人市場との衝突もあり、UGCから最も遠い企業として認識されやすいのが実情です。しかし岩田社長に交代してから、ネット企業的な顔も見せ始め、少しずつ変わってきたように見えました。

実際、Wiiでは部分的にUGCっぽいサービスを始めています。子供が無邪気に楽しむハードなだけに、非常に制限が強いのが残念ですが、事情は理解できます。フリーワードを許して、「氏ね」などと書かれてはたまらないでしょう。任天堂は体質的に、見知らぬ悪意を避けたがる傾向が強いです。ファミリー向けの企業としては、極めて正しい戦略です。しかし正しさゆえに、UGCに歩み寄りにくい。

今回の件で一気に後退した感じです。
まー、UGCがビジネスに結びついてないのは確かですし、ぶっちゃけUGCを頑張ったところでゲーム機が売れるわけでも、シェア争いに勝てるわけでもありません。事実、どれだけニコニコ動画で盛り上がっても、XBOX360は売れてません。自らコンテンツを作るユーザーは全体の1%未満でしょう。自らコンテンツをあさって、面白い物を見つけて楽しんでいる人もごく一部。なるほど、カジュアルでライトで未来の可能性に満ち満ちているハードには、UGCなんて不要ですよね。

本当にクレバーで利口で賢い判断です。正しすぎて泣けてくるぐらいに。
もしホントに削除申請してないのなら、表明してほしいけど、するわけないよなー。これがUGCとWin-Winの関係を築いているクリプトンあたりなら、即反応するでしょうけど。売上の大半がパッケージソフトの企業にとって、UGCなんて一銭にもならないものですからね。

UGCが今世代のゲーム機競争にまったく影響しないのは確かですが、それでいいのか、と思わずにはいられません。正しすぎる任天堂の正しさに乾杯。


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コメント

ニコニコ vs VIPの戦争に巻き込まれただけでは?

本件、ニコニコ動画に対するVIPPERの通報祭りの延長で通報・削除されたのではないでしょうか? 今回削除されたマリオは、ニコニコユーザーの共同体的盛り上がりのひとつの支柱となってきた(それゆえVIPPER達が攻撃対象にもなる)いわゆる「組曲」系バージョンで、これらには任天堂以外のの著作者・演奏者による音楽がミックスされています。ちなみに、それら以外の自動マリオの多くや、いわゆる「VIPマリオ」は現時点でも閲覧できます。『任天堂の法務セクションが自社で「マリオ」タグを調べ、その一括削除を申請した』という流れなら、こうした削除のされ方はかなり不自然です。VIPPER通報にニコニコ運営サイドが自動対応したか、VIPPERに著作権侵害を通報された任天堂がニコニコ運営に削除を申請した、という流れの可能性が高いのでは。ま、これも現時点の状況証拠による推測に過ぎませんが。

最近のDAKINIさんのエントリには、限られた情報からの予見にもとづいてメーカー、ユーザー、コメントに対してバッサリ裁断を下すものが増えてきたと思います。もう少し余裕をお持ちください。DAKINIさんのビジョナリーとしての能力は、皆さん信頼しているのですから。

>パンデイラ さん
率直なご意見、ありがとうございます。
しかし本文をよく読んでください。
削除申請したのが任天堂本人ではない可能性については、しっかり言及しています。

> もっとも、この件、本当に任天堂が削除申請したとは限りません。
> ニコニコ動画では、権利者本人ではない人の申請で、
> 動画を削除した事例があるからです。

その上で、どちらの可能性が高いかは意見が分かれると思います。僕は任天堂が削除申請したという前提で、その後の文章を続けています。任天堂の本来の会社イメージからすれば、削除申請したと考えるのが普通だからです。

パンデイラ さんの推測も、それなりに筋は通っているようにも思えなくもありませんが、「任天堂がそんなことするわけない」という願望混じりにも思えます。一応、どちらの可能性も提示した上で、僕はこう思います、と意見を述べているだけで、それが問題だとは思いません。


また、もともと僕はバッサリ系ですよ。
知り合いから、最近は「丸くなってきた」と言われて不本意なほどに。

僕に対してコメント欄で「余裕をもて」という人は、大抵、ファンっぽい意見なんですよねえ・・・・。自分が認めたくない意見に対して、「書くな」「書くのは尚早」という人の考え方がわかりません。気に入らない意見が存在する現実を消すことは不可能です。

もちろん場をわきまえる事は必要で、どこであっても、一定のルールを破れば、管理人から削除されてしまいます。ここでは僕がその権限を持っています。しかし他の場所なら、いくらでも書けるでしょう。僕はそれに対して、何かしようとは思いません。

「任天堂が削除申請してない」という可能性にふれてないなら、注意書きをしてないとお叱りをいただくのは当然でしょう。しかし、少ない可能性をわざわざ提示しているのに、それでも「書くな」的な意見をいただくとは・・・・いやはや、ビックリです。

SCEの試みはなかなか面白いですね。
(当然ではありますが)色々と制限はあるものの企業が動画のアップロードを認めた形ですから、著作権的にクリーンですし今後「トロステ」以外にどんな広がりを見せるか注目したいところです。
また現在は制限がついていますが、制限をどの程度はずすのかというのも大きなムーブメントになるか?という点では注目点かとも思います。

任天堂の件については、内部的な動きは知りようもありませんが
まず「著作権に甘い企業が善。著作権に厳しい企業は悪」っていう(ネット上でしか通用しない)風潮の方が問題かなと思いますけど。
そういった「空気」。ここでもその空気を「助長」してくれてますね。ここのブログそういう「空気」を蔓延させたいんでしょうかね。著作権なんかどうでもいいですかね。著作権を守る企業を批判して「悪」にしたいんですかね。モラルを良くしたいとは思わないんでしょうかね。
「エミュレーターという違法物を使って作った違法動画」がUGCですか?それが人気あったらそれを削除したら「空気嫁」って言って、その企業を責めるんですか。はあぁぁぁぁ。

「著作権に厳しいところ」「著作権にうるさくない」ところというだけで、これを「善悪」にしてしまう空気が無くなる事を祈ります。

>tori さん
何を感情論をぶちまけておられるのか。

まー、法律とは何か、って話にもなるんで、細かな議論はさけますが、単純に善悪論にしたおぼえはないし、過剰反応されても困りますね。批判というよりは『残念感』を表明しているつもりです。

またUGCそのものへのアプローチとして、著作権のあり方が現行でいいのかという話もあるし、とはいえ、すぐに法律が変わるわけでもないので、グレーな領域をどうつき合っていこうか、という事ですね。

そこで各社の姿勢の違いが出ています。
UGCに積極的な企業は評価したいし、僕も好感がもてますね。

任天堂とUGCの相性の悪さは、明確な事実として、指摘しておきたいですね。本文の主旨の1つもそこにあります。もちろんファミリー向けの企業だし、著作権を守る立場だから、事情はわかりますし、本文でもしっかりフォローしていると思います。ですから任天堂は「正しい」のです。僕は正しいと書いていますよ。

正しければ、それで良いのか。
正しさ振り回して、楽しいの、それ?
娯楽に関わる者としては、そうも思います。

著作権があって娯楽があるのではなく、娯楽があって著作権があるのだと思います。正しい話は大切だけど、娯楽に関わる者としては、「正しさ」振り回すだけの議論は好きではないし、そういう議論が好きなら、ご自分で正義感ブログを立ち上げてください。

アイマスMADについて

いつも楽しく読んでいます。
今回の件は、一方がプレイ動画で、他方が改造動画という違いはありますが、任天堂がUGCにまつわるトラブルを避けたがる、という印象はなんとなくあります(Wiiでプレイ動画をアップロードできるようになる未来、というのはまだ想像しづらいですね)。

個人的に気になるのは、アイマスMADの将来です。
先日ニコニコ動画で、アイマスのキャラクタデータの吸い出しに取り組んでいる動画がランキング入りしていましたが、もし彼らとMikuMikuDanceの流れがつながって、「ゲーム本体から吸い出したデータでMADを作ってアップロードする層」が出てしまった場合、バンダイナムコは即刻削除を行うのか、黙認するのか、もし黙認したとして、通報された場合、どのように対応するのか、ちょっと興味があります。

>alchem さん
> 任天堂がUGCにまつわるトラブルを避けたがる、という印象はなんとなくあります

作り手側とユーザー側の「距離感」は、常々、悩ましいところで、近年は「ユーザーに近い」方が評価されますね。任天堂はネット広報では、「社長が訊く」などで、内情っぽい話を提示して、距離感の近さをうまく演出できていると思います。実際にはまったく距離は近づいてないのですが、錯覚を作れているという点で優れた手法です。

SCEなどは、くたたんのせいもあるのですが、「距離感」演出については非常にイマイチで、実際には任天堂よりもオープン化しやすい立ち位置なのですが、あまり活かせてません。ソニーは体質的にハードメーカーで、プレイヤーは提供するからコンテンツはよろしく、と割り切れる文化です。SCEにしてもIとJを分けてますし、PSPもPS3もハードウェアやファームウェアが評価されてるわけで、SCEJのコンテンツの評価は低いです。

したがって、サードパーティには独自の判断があるにしても、SCEの方針としてはUGC重視はじゅうぶん良い作戦でしょう。PS3が出た頃も、LinuxインストールやHDD換装など、改造を含めたホビーマシンとして評価する意見もありました。

『トロステ』の開発スタジオはフットワークも軽いし、好感がもてますね。SCEJ全体としては、半端にプライド高くて、UGCには乗り気かどうか不明ですが。あんな程度のコンテンツしか作れないなら、もっとユーザーの力を借りたら? とは常々思いますが。10年前なら、「僕ら、ゲームわからんし、よろしくー」って、開き直れたんだろうけど、今のJにそれができるか・・・・・?

> 先日ニコニコ動画で、アイマスのキャラクタデータの吸い出しに取り組んでいる動画
あのツールその物は、かなり前から開発が進められていて、ゲーム開発者の間でも話題には出ていました。関係者でもない人たちが知ってるぐらいですから、存在自体をバンダイナムコが知らなかったとは思いません。

> 「ゲーム本体から吸い出したデータでMADを作ってアップロードする層」が
> 出てしまった場合、
おっしゃるように、吸い出し+MMDが結びつくのは嫌がるでしょうね。
どういうアクションを取るかはわかりませんし、確かに関心はあります。

そもそも『アイマス』自体がUGCを前提としていない作りであって、勝手にユーザーが作って楽しんでいるだけなんですよね。つまりメーカーとユーザーがWin-Winの関係になるための仕組みが、きちんと作れてないので、色々悩ましいのはわかります。UGCについては、そこを作れるかどうかが大切ですね。

「まいにちいっしょ」のYouTube対応は、面白い試みと感じました。
まず、これまで機材を持っていて多少の技術的知識もある人が、YouTubeやニコニコにUPしていた訳ですけど、そういうものを何も持たなくても、できるようになったという点と、企業側が考える著作権の線引きがしっかりできている点で、ユーザー側にとっての広い意味での安心感も提供してるように思います。
「まいにちいっしょ」でも「トロステーション」部分は著作権等の問題もあり、録画はできてもUPはできない。
「まいにちいっしょ」の標準BGMではない音楽を流している場合は、録画すらできない。
「まいにちいっしょ」のトロの日常をUPしても、基本的にユーザーの手出しができる部分が少ない場面ですので、他のゲームと同列に比べることは難しいかと思いますが、一つのモデルケースとして、企業側の意思表示と受け止めています。

WiiのUGCは、基本的にユーザーが受け手Onlyである時点で、展開していくのは難しいように思います。
PS3とWiiと両方を使い比べてみても、共通点を挙げろといわれて挙げる方が難しいですから。
アカウントやMiiの位置づけの差にもはっきり見て取れるように思います。
ネット閲覧など、できる機能に共通項はあるのに、共通点ではないような感じです。
ただ、子供に使わせるのには、Wiは安心……というよりも、放置に近い状態で使わせていても済んでしまうので、親としては手間のかからないおもちゃとしてよい商品だと思います。
PS3は、子供に使わせるのに、まず何が駄目で何が良くてということを、最初に指導しなくてはならない点で、面倒ですね。
ただ、子供の年齢ですと、親にしか子供のアカウントの制限解放できないようになっているので、そういう意味では安心です。
ネット閲覧だけではなく、ゲームなどに関しても、それが当てはまるのが良いですね。
手間はかかるけど、子供に使わせるのに、親がコントロールできる良質なおもちゃに留めておくことができるという点で、優れていると思います。
あとは、それぞれの特徴を生かした楽しいゲームが、双方にたくさん販売されるといいなと思います。

>Inaiさん
そうそう、機材がなくてもアップできるようになったのは、大きな前進ですよね。

まー、トロステを抜いたまいにちいっしょの中にアップして面白いシーンがどれだけあるかは疑問ですが。どうせ出るだろうMGS4サブシスタンスあたりで、サポートしてくれたら、楽しそうですね。

Wiiのパフォーマンスだと、動画エンコードは厳しいでしょうから(仮にできても、処理の軽いゲームに限定される)、PS3らしさも発揮されてよいと思います。PS3の出た頃に、再生だけでなく、エンコードもサポートして、動画といえばPS3というアイデンティティーを確立したら、と書きましたが、ようやくやってくれたなという思いがわいてきます。

豊富なパワーとストレージをUGCにいかすというのは筋の良い話で、今世代は無理でも、将来的にはUGCにより特化した企業があたらしいパラダイムシフトを起こして、市場を塗り替えていただきたい。ソニーはその可能性をもっていると思うし、いま追い詰められていることが変革への意志を後押ししてくれるとうれしいですね。

http://torotiti.cocolog-nifty.com/blog/
 まいにちいっしょを運営している、BeXide の社長日記にも「まいにちいっしょ」のYouTube対応に
関して書かれていましたが、 DAKINIさんはゲーム業界で働いているので旧知の事実だとは
思いますが、「ビデオカメラ(録画機能)」は、PS3の標準機能として提供されたものを組み込んだもの
という事実には驚きましたね。
 PS3発売当初には、オーバースペックだと揶揄されていた機能がBD然り、ビデオカメラ(録画機能)然り、徐々に日の目を浴びてきている状態がPS3ユーザーとしてはとても嬉しいですね。
 
 ただせっかくの新しい機能をうまく使いこなせるソフトが追いついてこない事が今までのSCEの
体質だったのですが、今回は、「LittleBigPlanet」という「UGC」と相性が抜群のソフトもありますし、
期待したい所です。

 「MGS4サブシスタンスあたりで、サポートしてくれたら、楽しそうですね」に関してですが、
MGSの動画は大別して、普通にネタばれありのプレイ動画と誰もしないような驚きのやりこみ動画
の2種類があり、現状はどちらも削除されずに、ニコニコ動画でみれますが、MGS4に関しても
すぐにプレイ動画がアップされると思いますが、それに対して、コナミがどのような対応を取るのかは、
MGSファンとしては気になりますね。動画の内容を見て決めるのか、一律削除か全て残すのか
どう対応するのでしょうか?
 やはり発売後3ヶ月ぐらいまでは、ラストまでのネタばれ動画をアップするのは自重してもらいたい
というのが、個人的な本音ですね。

以下は任天堂が削除申請を行った前提でコメントします。
二次創作は、現状では空き地で遊んでいるようなものでしょう。空き地だが所有者は存在し、立ち入れば不法侵入となるところを見逃して貰っている。
UGCに積極的でニコニコ動画にも好意的なクリンプトンも、何度か著作権の行使による差し止めを行いました。
一つは18禁関連の創作物に対してであり、これは空き地の価値を下げる品性下劣な行為と判断されたのでしょう。もう一つは、みっくみく騒動で有名になったJASRAC登録での動画削除です。これは「カラオケで歌いたいという要望」から生じた削除であり、いうなれば空き地の利用方法が決まった為の副産物でした。

ゲームも映画やアニメと同じ著作物であり、権利者の許可のない投稿は違法行為です。しかし、映画やアニメの本編UpLoadは作品自体の商品価値を著しく下げる(視聴後の購入・レンタル意欲を削ぐ)行為ですが、ゲームのプレイ動画投稿はそれと同質でしょうか?
シナリオ・謎解き重視のAVG・RPG系ゲームのプレイ動画は、投稿されれば購入・プレイ意欲を下げるでしょう。しかし、アクションゲームやSTGのスーパープレイ動画は、ゲーム自体の商品価値を下げるでしょうか?
アリカはPS2版怒首領蜂とエスプガルダに、ラスボスクリアまでのスーパープレイ動画を同封しました。未クリアな人間にはネタバレですが、達人のスーパープレイは商品価値を高める特典として扱われました。

全自動マリオ動画が、マリオの価値を下げる動画(ネタバレや品性下劣)であれば、削除申請に納得するでしょう。また、任天堂自身が同種のスーパープレイ動画の発売を計画しているのであれば、類似の投稿動画の削除申請は当然の行為です。
しかし、全自動マリオ動画はマリオの印象を悪くする動画ではなく、かつ、任天堂が10年以上も前のSFCのゲーム動画を発売するはずもない。
・空き地から所有者が植えた木を根元から持ち去る
・空き地から所有者が植えた木の枝を持ち去る
・空き地から雑草を持ち去る
上記の3例は法的には同じ窃盗になります。しかし、娯楽の分野で商売する人が「同じ窃盗犯だろうが」と大鉈を振るって欲しくはない。所有地に生えた草は全て所有者の物だが、持ち出された草の価値も考慮して欲しい、というのが二次創作で愉しむ人の心情ですか。

任天堂が全自動マリオ関連の動画削除申請をしたとしても、それは著作権で認められた権利の正当な行使であり、任天堂が批難される理由は一切ないでしょう。
しかし、DAKINIさんも書かれたように「正しい事=楽しい事」ではありません。任天堂は法的には正しいが、「空き地で遊ばれるのしゃくに障る」と子供を追い出したのでは「娯楽産業なのにツマラナイな」と白けてしまいます。

「ホント、任天堂は賢くて正しいねー(棒読み)」
長文をダラダラと書きましたが、この一言が今回の一斉削除で私が感じた白けを的確に表現できるかと・・・。
これで任天堂が削除に無関係でしたら、白けた気分のまま「疑ってごめんなさい(棒読み)」と心の中で謝ります。

>勉助 さん
MGSシリーズはリアルタイムデモにこだわり抜いており、『2』で登場人物の差し替え(スネーク役をおばさんに差し替える等)ができたり、面白い趣向も入れています。
変態的なやりこみ動画も作りやすく、ユーザー動画がアップできると、とても楽しいと思います。


>どすこい さん
残念感という意味では、同感です。
1兆6000億円も売り上げている企業のやることかという・・・・まー、儲けてるから気前よくしろというのは暴言で暴論ですが、はるかに小さい企業が大らかな態度なのに・・・・と、残念な気持ちはわいてきますね。

コメント欄で、法解釈の議論をするつもりはないのですが、著作権侵害がなぜ親告罪なのか。法律の専門家ではないので、詳しい経緯は知らないし、あくまで個人的な解釈になりますが、それは文化というものを相手にするもので、白黒を分ける線を引くのが難しいからです。

法律という物は、本来、白黒ハッキリさせるために作られる物で、より重大な犯罪ほど、ハッキリ線が引かれます。しかし著作権侵害は親告罪であり、権利者は訴える~訴えないの「幅」をもつことができます。当事者同士の「運用」に任せるといってもいいでしょう。幅があり、運用があるのだから、運用の仕方には自然と「評価」がともないます。

ある企業の著作権の「運用」の仕方、別の企業の著作権の運用の仕方には違いが出てくるわけで、人々は各企業の運用の仕方を見て、好感の念を抱いたり、逆に失望を感じることができます。もちろんどのように運用しても、正しいのです。正しさは法律によって、担保されています。

しかし運用の仕方が人々から好かれるか嫌われるかは、法によっても道徳によっても、保証されません。権利を振り回して好かれるかもしれないし、権利を振り回して嫌われるかもしれない。権利を控えめに用いて好かれるかもしれないし、それでも嫌われるかもしれない。著作権侵害と、殺人や窃盗との違いはそこにあります。

「文化」に関わる法律なのだから当然です。文化があって著作権があるわけで、著作権があって文化があるのではありません。ゆえに、「幅」が設定されている、と考えられるでしょう。

したがって、ある企業が著作権侵害に対して断固とした態度を取ったとき、ネット上で批判が高まることは実は問題ではありません。法はその幅を許している、とも考えられるからです。

「正しさ」と「楽しさ」は別ですし、正しさを振りかざした者が尊敬されるとは限りません。

トロステを抜いたまいにちいっしょの中にアップして面白いシーンはありますよ。

・ミニゲーム(無料)
・コスプレミニゲーム
・自分の部屋とごろごろアイテムいじるトロやニャバターと一緒に物を食べたりするところ
・自分の庭とラジコンとかおもちゃで遊ぶ
・他の人の庭をめぐる(人の名前が勝手に出るのであまりよくないかも)

こんなところです。
コスプレゲームも特に最近のはしっかり作られていて面白いですし
自分の庭で実在するコースを再現してそこを走らせる動画がニコニコにあがっていたこともありました。
そうゆう動画も面白いと思いますよ。

自分は脳ランキングで毎日録画しながらやって最高ランクの右脳超人を出したらアップしようかと思っています。

>dek さん
まー、開発者のブログを読んでも、録画+投稿を意識したネタはこれから増えていきそうですし、期待したいですね。動画投稿が「前提」として使えるというのは、やはりこれまでとは企画の幅が全然違ってくるので。

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