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もはやミリオンは珍しくない世界(ワールドワイド)なんだよな

タイトルがちとアレげなのを承知で、いい機会なので書いておきます。

ワールドワイドでは拡大しつづけるゲーム市場
N-Stylesさんが任天堂の決算を分析しておられますが、やはり主要因は海外売上の好調さという結論ですね。なにしろ海外市場の売上比率が8割です。WiiとDSの好調が同時に重なったうえ、Wii向けソフトの売上が任天堂自身の予想の2倍を越えました。

これを見てだれもが感じるのは、海外市場の巨大さと重要性でしょう。
日本市場は市場拡大がそろそろピークという見方が強まってますが、欧米市場はまだまだ開拓の余地がありそうですし、ロシアを含む東欧市場は最近注目が高まっているマーケット。また韓国ではDSの累計普及台数が150万台を越え、アジア市場がゆっくりと立ち上がりつつあります。世界的にみれば、市場拡大はまだしばらく続くでしょう。5年、あるいは10年ぐらいは。

マルガの湖畔さんが4月20日の日記で、「2,3年後には世界における日本市場のシェアが1割切ってるかもしれないなぁ……」と述べておられますが、同感です。


海外市場の比率にあわせた海外売上を

任天堂が強いのは市場規模に見合った売上を、各地域であげている点です。
ラフにいうと、日本で100万なら、米国で300万、欧州で200万みたいな。あるいは日本で20万、米国で60万、欧州で40万。これで120万本ですね。

たしかに市場規模を考えれば、日本で実売20万本のタイトルは、ワールドワイドでミリオンを突破しなきゃおかしいんです。日本で10万、ワールドワイドで100万という時代だって、案外、遠くないかもしれません。

実際には、各地域のユーザーの嗜好の違いがあったり、欧米のパブリッシャーが強力だったり、色々な要因があるんで、単純にいかないのはわかります。けれども、どれだけポテンシャルを逃しているかはもっと意識すべきなのでしょうね。

これ、任天堂に限らずで、カプコンも同様ですね。
Wiiの『バイオハザード4 Wii Edition』が日本で10万本ちょい、ワールドワイドでミリオン突破。『アンブレラ・クロニクル』も日本で25万前後で、世界で100万本を越えてます。360向けの『ロストプラネット』に至っては、さらに海外比率が高い。

やや意外な所では、タイトーの『クッキングママ』が日本で6万、米国54万、欧州その他で42万本。計102万本も売れています。絵柄といい、内容といい、日本で一番売れそうなタイトルだけに、意外感は強いですね。

もっとも、海外はやはりジャンルの偏りが激しいので、日本製のユニークな企画はブルーオーシャン的な強みを発揮しやすいのでしょう。海外の開発会社はゲーマー志向が強いので、FPSは喜んで作っても、ユニークな題材のカジュアルゲームを作りたがらないのです(どこかで見たようなカジュアルゲームは多いけど)。


ハッキリしつつあるワールドワイド対応の差

日本の大手の中で、ワールドワイドで強いのは任天堂とカプコンでしょう。
アクションゲームや対戦ゲームは、内容がわかりやすく、ローカライズの手間もあまりかかりません。この2社が世界市場で強いのは自然な結果です。

コナミに関しては、僕はちょっとデータを見てないんですが、版権モノで無駄に日本依存度が高い印象ですが、『MGS』と『ウイイレ』の2枚看板がワールドワイドで成功をつづけてます。なんだかんだで強い会社です。

セガは海外の売上比率が高いです(つか国内が弱い)。しかし海外で稼いでいるくせに、日本でしか売れなさそうなタイトルをたくさん作ってるため、全体では赤字になっています。そもそも海外依存度が高いくせに、360にちゃんと取り組んでない時点で……。

その辺がカプコンとの明暗を分けましたね。『戦場のヴァルキュリア』も『龍が如く』も、どっちも開発費が掛かる割に、日本向けです。まー、正しくは海外市場を意識したから、ああいうアレンジになったんでしょうけど、結果的にはどのマーケットでも微妙なものになっちゃったような。

コーエーは海外で弱いし、バンダイナムコは微妙。バンダイ側が海外で微妙なんで、ナムコ側にキャラクター物ばっかり作ってもらうようなら、ジリ貧化するでしょうね。旧ナムコもPS1後期から、悪い意味でのオタク化傾向(=国内しか見てない)が強まってます。

スクウェアエニックスは勝ち組企業トップ3に入りますが、国内市場への依存度が高すぎますね。AQUESブランドの頃からアクションゲームが苦手で、RPGはローカライズが大変なうえ、海外で売りにくい。現状、『FF』と『キングダムハーツ』の2本だけですからね。国内市場が好調なうちに、ワールドワイド対応をどれだけ進められるかで、3~5年後が決まってきそうです。

大手の話ばかりでしたが、中小でも海外パブリッシャーの案件を積極的に取ってきている所が増えており、日本のコンシューマー業界は至る所で、ワールドワイド対応が重要課題になっています。


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コメント

日本の人口がたかだか1億2千7百万しかないことを考えれば、当然だろ~って気もしますね。しかもこれから先減るし。

日本独自仕様にがんじがらめで世界展開の機会を完全に失った携帯電話端末メーカーのように、世界展開のチャンスを失って、そのまま萎んでしまうのか。大きな分かれ目という感じがします。

そういえば、スクエニが合併した理由のひとつが欧州市場で強いエニックス、北米で強いスクウェア(当時)、という理屈があった記憶があります。自分はコーエー、カプコンやバンナムがどの海外系に買収されるか、いやそれ以前に買収されるだけの価値があるのだろうか、と言ったところが楽しみです。

>ぶらりん さん
カプコンは海外で強いですし、単独でやっていけるだけの力はあると思います。
コーエーに買収される価値があるかどうかは不明ですね。バンダイナムコは規模が大きすぎるので、買収したがらないんじゃないかなあ・・・・。

セガはリストラするぐらいなら、開発ラインを海外パブリッシャーに切り売りすればよかったのに、と思います。「EAには10ライン、アクティビジョンブリザードには10ライン、UBIには5ライン、専属契約です」みたいな。日本の開発会社は評価が高いので、大手が本気で交渉したら、できない話ではないでしょう。

まぁプライドは傷つくかもしれませんが、1回、本気で海外のやり方を学んでみてもいいのではないかと(開発力を学ぶというより、おもにマネージメント力ですけど)。

 SCEもワールドワイドで見れば、「グランツーリスモ5 プロローグ」なんて欧州だけで80万本程度
売れてますし、「レジスタンス」「アンチャーテッド」「モーターストーム(本体同梱版を含む)」
「ラチェット&クランク」とミリオン作品がかなりあるので欧米・欧州のPS3の販売台数は好調に推移
しているのに、日本だけは低迷し続けている状態ですしね。
 「サイレン」も映画の「呪怨」がハリウッドリメイクしてアメリカでも成功したレールに乗るために
主人公をアメリカ人に変更していますし、今後ますます日本のコンシューマー業界は至る所で、
ワールドワイド対応が重要課題になっていくでしょうね。

 それにしても、海外ではゲーマー市場はまだまだ元気に生き残っているのに、日本では
ゲーマー市場はどこに分散したのでしょうか?
 それともPS2の後期の続編物ソフトの乱発でゲーマー市場がどんどん目減りしてしまった結果が
ボディーブローのように効いて来ているのでしょうか?
 ただの1ユーザーでは検討もつかないですね。
 
 「MGS4」でも日本のPS3市場を波に乗らせる事が出来ないのならば、日本人だけに向けたPS3
ソフトなんてほとんど発売されずに、Wiiでも売れそうなソフトは「Wii」で発売され、それ以外は
「PSP」で発売するというのが主流になりそうですね。個人的には、PS3でさくら大戦6が
プレイしたいのですが、現状では難しいですよね。
 
 「マリオカートWii」の芸能人が楽しそうにプレイしているCMを見ると、少しイラッときてしまう、
家族みんなで一緒に楽しみましょうという波に乗れない偏屈者の私のためにも、SCEJ早く冬眠から
目覚めろと言いたいですけど、きっとPS3の最新情報は、E3が開催されるまでは
一つも出てこないでしょうw

欧州でGT5Pが90万本ってホントですか!?「プロローグ」なのに凄いです。これで本編出したらどれくらい売れるんでしょう?
SCEが生き残るカギは欧州にあるのかも知れませんね。たしか欧州はPSブランドが強かったですから、大事にしていきたい所。

私も勉助さんと同じでマリカの宣伝が少々鼻につきました。
アレはしつこいくらいCMうってますからね。
まあ鼻につく理由は自分があの宣伝に引きつけられる層と対極的に違うからなんですよね。
一般人がオタクを嫌うのと似ている感じがします。

>勉助 さん
> 日本人だけに向けたPS3ソフトなんてほとんど発売されずに、
> Wiiでも売れそうなソフトは「Wii」で発売され、それ以外は「PSP」で発売する
日本オンリーだと、かなり大変ではありますね。
他に選択肢が無い場合もあるでしょうけど。


>トロ さん
> SCEが生き残るカギは欧州
欧州は対360では有利な地域なので、力は入れてますよね。
もっともワールドワイドで2位になるには、日本で台数を稼げないといけないでしょうけど。

> CM
まー、SCEのCM見て失笑してしまう人がいるように、任天堂のCM見てイラッとくる人もいるんでしょうね。「もっと俺達のほうを向け」という潜在意識なのかもしれませんが。

MGS4に関しては、発売直前に出た小島監督のコメントが・・・
誤解を招きかねない内容ですよね。

記事を書いた人が悪いのか和訳が悪いのかわかりませんが、小島監督もこのタイミングでコメントしなくても、とは思います。

小島秀夫が山内一典化していないことを祈るばかりです。

AQU「O」Sは、ネタですよね?

>Shin-QC さん
> MGS4に関しては、発売直前に出た小島監督のコメント

海外発の記事は、その手の騒ぎが多いですよね。
宮本茂氏の「Haloは作ろうと思えば作れる」発言も去年ありませんでしたっけ?
翻訳のせいなのかどうかはしりませんが、あまり真に受ける類ではないでしょう。あなたはいちいち、全部マジに受け止めてるんですか?

> AQU「O」S
AQUESでしたね。うっかりしてました。

タイミングよく、「マルガの湖畔」さんでも任天堂の決算内容を受けて海外市場と日本市場の今後について分析しておられますね。

「マルガの湖畔」さんも仰っていましたが、カプコンは割り切りが非常に良いような。
HDゲームは海外向けメインと言い放っていますが「バイオニック・コマンドー」なんて海外で受けの良いゴツイ中年オヤジが主役ですし、日本市場が眼中にあるとは思えません。
ゲームによって「どこに向けて発売するのか」が明確だな思います。
(それに加えて、おそらく日本向けであろうソフトも海外で十分売れていたりするのですが)

スクエニは海外はどうするんでしょうね・・・結局見えているのはRPGのみですけど
「ラストレムナント」と「インフィニットアンディスカバリー」で海外市場を開拓という狙いなんでしょうか?
海外でRPGっていったら、自由度が高いのが好まれますが、そういった方面のは作らないのかなぁ・・・。

中小では日本一ソフトウェアが最近北米に続いて、欧州で会社をつくりましたね。
日本一ソフトのゲームが海外で売れるというのも中々驚きなんですが。
こういう形より、IT PLUSで実例が記事になっていましたが海外パブリッシャーに案件を持ち込んで
・・・というの中小ではメインになっていくんでしょうけど。
しかし、最近海外メーカーが日本に参入ってのも結構聞きます。そんなに市場があるとも思えないんですけど。

>tori さん
カプコンは、色々なプラットフォームで、色々な地域で、それぞれの特性にあったソフトを出しており、真の全方位戦略を成功させていると思います。あえていうと、DS向けがやや弱い印象がありますが(普及台数の割に)。

他の会社は「マルチプラットフォーム」と言いながら、カプコンほど真面目にやってなかったのが浮き彫りになってます。バンダイナムコは非常にひどくて、360向けに展開していたタイトルがPS3向けでなかなか出てこないのも、マルチプラットフォーム開発が進んでおらず、おそらくPS3への移植コストが思ったより掛かっているせいでしょう。

先日の『ビューティフル塊魂』などは良い例で、PS3に出しても、Wiiに出しても移植コストがそれなり掛かるのなら、普及台数やハードの雰囲気をかんがえて、Wiiで出すのは当然でしょう。僕は正確な移植コストは知りませんが、PS3への移植コスト(期間)が予想より掛かると見積もったんじゃないか、と推測しています。

個人的には、PS3/360のマルチを前提にしていた所と、あとで移植すればいいや的にやってた所の落差は、最近よく話題にのぼりますね。

> 海外パブリッシャーに案件を持ち込んで・・・
PS2の頃にユークスあたりがやってましたし、実はかなり前からあった動きです。
が、特に最近は鮮明化してきた感じですね。

日本のパブリッシャーは現状ですと、全体的にしょっぱい話をせざるを得ないので、欧米パブリッシャーに日本の開発スタジオを押さえられつつあります。過激な言い方をすれば、「植民地化」が進んでますね。

バイオUCは国内実売25万ですね

PS3は各地域2位を取ることで次に繋がるのか?という不安がありますね
Xbox360はハード・ソフト共に好調で黒字にもなりましたし
北米ではMGS4でどこまで伸ばせるかがかなり重要になってくる気がします
ビッグタイトルではあるものの本来万人受けするゲームではないだけに
過剰な期待が反発につながらないか心配です

一度に複数コメントするのが気になったのでこちらに書かせていただきますが
最新エントリに書かれているBlu-ray需要は
SONY側が発表したようにがほとんど無いようですね
北京オリンピックでレコーダーが攻勢をかけてくるでしょうし
優秀ではあるものの再生専用のPS3は
“ゲーマー”and(“アニメ”or“映画”)のニッチ市場を狙うことになるのでは

>YoYoYo さん
ご指摘ありがとうございます。
年末の時点の数字が念頭にありましたが、現在ではそれぐらいいってるのですね。
(確認したら、メディアクリエイト調査で、年末時に実売17万7000本でした)

『MGS4』云々に関しては、ちょっと根拠の無い指摘ではないでしょうか?
(何がいいたいの?という・・・・)

> “ゲーマー”and(“アニメ”or“映画”)のニッチ市場
ゲームとアニメと映画で、それがニッチですか?(苦笑
なんだか言葉遊びっぽいですよねえ。。。。

まー、根拠のうすいPS3不安感あおりは、よそでやってください。
PSPでも同じような人達はいましたが、今そういう人達はどこかへいってしまいました。

根拠の無いPS3悲観論は、結局はアンチPS3的な感情論でしかありませんよね。
もちろん感情論の通りに推移するかもしれませんが。

かつての「PSPは北米ではDSに勝つ」とか「PSPの好調は一時的なもの。ゼンブゼンブ需要にすぎない」とか、希望、願望が入り交じったご意見だな―と受け止めております。

(エントリー違いの話題ではありますし)根拠の無いまま、しつこく書くようでしたら、コメント禁止にしますので、ご注意を。PS3悲観論者はよそのブログのコメント欄でのふるまいがきわめて悪い方が多く、さいしょから失礼な対応で申し訳ありません。

それぐらい迷惑な人ばかりなのですよね。自分のブログ等でだけ、不安論をばらまいていてほしいのですが、ゆがんだ信念をお持ちなのか、熱狂的な態度でコメント欄にやってくる人がいらっしゃるんですよね。品質管理を徹底しているため、最近は減ってきましたが。

YoYoYo さんがそのような方ではないと、期待しつつ、あらかじめ釘をさしておきます。ご容赦ください。

これは誤解を招くような書き方で失礼しました

“ゲーマー”and(“アニメ”or“映画”)は言語的な書き方で分かりにくいですね
ゲーマーかつ、アニメ好きか映画好き、という意味でした
SONYの発表でBlu-ray目的でのPS3購入が少ない、との事でしたので
ゲーマーでなければその辺の需要はレコーダーに流れて少ないのかな?と思った次第です

発表をソースにしながら思い込みが混ざっていたのをお詫びします

>YoYoYo さん
なるほど。
思い込みの強いご意見だったという事で、了解しました。

BDのタイトルは今まさに増えつつあるところであり、何か性急に「BD需要」のボリュームを決めつけようとするかのような論調は、少し違和感があります。また「BD需要」の議論は数字もなく、印象で語るような人がきわめて多く、まともな議論が難しいと感じています。

それゆえに、PS3への根拠無い不安をばらまく人達が好む話題でもありますね。

まずはPS2では需要があったという歴史的認識、しかしおそらくBD需要はDVD需要ほどではないなという予想的ムード。その辺りを了解いただき、それ以上の否定的論調は明確な根拠を提示していただきたいな、と思います。

根拠なき感想であれば、1度の投稿のみで終え、しつこく議論(もどき)しないなど、議論にあたっての謙虚な姿勢が大切だと思います。YoYoYo さんのご理解とご協力をお願いします。

MGS4は

MGS4はまぁ北米よりヨーロッパでしょ。
今やってるMGO2のベータでも顕著に欧州と北米で差がある状態だし。

まぁそれにしてもコナミの社長がどっかで言ってた「国内だけでミリオンを狙って行きたい」ってのは、もしPS3でソレが出来たらSCEからドンだけ感謝されるのか?www

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