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ファミコンゲーマーに蘇る恐怖! 『スイートホーム』の血族 『コープスパーティー ブラッドカバー 1・2』
怖いので遊んでないのに紹介しますといったチキン野郎がクリア。
Dante98版、そしてiアプリ版と、一貫して評判が高く、同人ショップでもいい位置に置かれていた。たしかに今話題の同人ゲームといえば、『ルセッティア』と『コープスパーティー』の2本だろう。
数十年前の猟奇殺人の舞台、呪われた小学校から脱出せよ!
文化祭の後片付けで残っていた如月学園高等部の生徒達は、呪われた天神小学校についての怪談話にふけっていた。怪談を終えて帰ろうとした時、激しい地震が教室をおそい、気がつけば荒廃した校舎の中に閉じ込められていた。怨霊の徘徊するその場所は、数十年前に猟奇的な殺人事件の現場となった天神小学校だった。はぐれた仲間達と合流して、怨霊の支配する学校から無事に脱出できるか?
生徒達は数人ずつに分断されてしまい、各チャプターではそれぞれのグループを操作して、小学校からの脱出をめざす。チャプターあたりのプレイ時間はストレートにいけば40分程度だが、謎解きで詰まるため、じっさいには1時間〜1時間半程度。途中で幽霊に捕まったり、やるべき事をやらずに最後に酷い目に遭ったり……複数のバッドエンドが用意されている。クリックのみでエンディングが見られるノベルゲームに慣れきっているプレイヤーは、これぐらいでも苦しむかもしれない。
ノベルゲームとは異なるホラー表現
読み物感が強いノベルゲームとは異なる表現で、別種の怖さがある。
自らババを引きに行く感覚とでも言おうか……。張り紙や棚、死体(!)を調べた時のメッセージは短くともドキッとする文章で、想像力を刺激される。
校舎内を徘徊する黒い霧や幽霊から逃げる部分にはささやかながらアクション性があり、チャプター1の保健室は徐々に逃げ場が狭まっていく恐怖、チャプター2の廊下は常に徘徊している幽霊を交わす恐怖、と異なる遊びのネタになっていて好感がもてる。
ファミコン世代のゲーマーなら、『スイートホーム』(カプコン)を連想する人もいるだろう。本家カプコンでは『スイートホーム』が化けて『バイオハザード』が生まれたが、その源流が本作に引き継がれたといっても決して過言ではない。分断されたパーティを交代で操作して脱出をめざす、女の幽霊の怨念によって建物の中に閉じ込められるという状況設定、俯瞰型のRPG形式の表現など、共通点は多い。系譜は生きている。
シリーズの歴史と今後の展開
もともとは、RPGツクールDante98で作成され、第2回 アスキー エンタテインメント ソフトウェアコンテストのゲームツクール部門で、最優秀賞を受賞している。この原作がもっとも『スイートホーム』と似ている。原作はこちらからダウンロード可能(遊ぶ前にDante98 for Windowsもお忘れなく)。
その後、リメイク版がiアプリとして作成され、現在4章までリリースされている。事件に巻き込まれる登場人物が、Dante98版の5人から9人に増えており、シナリオも大きく変わっている。オリジナル版とリメイク版は別物として楽しめるはずだ。
今回の同人版は、iアプリ版をベースにしているが、あの「保健室」の謎解きを始め、細部が異なっており、夏に予定しているチャプター3以降は追加・変更がさらに増えていくらしい。全体では5章+αの構成らしく、本作ではチャプター1とチャプター2が遊べる。5月には音声拡張パックの無料配布も予定しているらしく、ますます怖さに磨きがかかると思われる。なんて恐ろしい……。
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Dante98版、そしてiアプリ版と、一貫して評判が高く、同人ショップでもいい位置に置かれていた。たしかに今話題の同人ゲームといえば、『ルセッティア』と『コープスパーティー』の2本だろう。
文化祭の後片付けで残っていた如月学園高等部の生徒達は、呪われた天神小学校についての怪談話にふけっていた。怪談を終えて帰ろうとした時、激しい地震が教室をおそい、気がつけば荒廃した校舎の中に閉じ込められていた。怨霊の徘徊するその場所は、数十年前に猟奇的な殺人事件の現場となった天神小学校だった。はぐれた仲間達と合流して、怨霊の支配する学校から無事に脱出できるか?
生徒達は数人ずつに分断されてしまい、各チャプターではそれぞれのグループを操作して、小学校からの脱出をめざす。チャプターあたりのプレイ時間はストレートにいけば40分程度だが、謎解きで詰まるため、じっさいには1時間〜1時間半程度。途中で幽霊に捕まったり、やるべき事をやらずに最後に酷い目に遭ったり……複数のバッドエンドが用意されている。クリックのみでエンディングが見られるノベルゲームに慣れきっているプレイヤーは、これぐらいでも苦しむかもしれない。
読み物感が強いノベルゲームとは異なる表現で、別種の怖さがある。
自らババを引きに行く感覚とでも言おうか……。張り紙や棚、死体(!)を調べた時のメッセージは短くともドキッとする文章で、想像力を刺激される。
校舎内を徘徊する黒い霧や幽霊から逃げる部分にはささやかながらアクション性があり、チャプター1の保健室は徐々に逃げ場が狭まっていく恐怖、チャプター2の廊下は常に徘徊している幽霊を交わす恐怖、と異なる遊びのネタになっていて好感がもてる。
ファミコン世代のゲーマーなら、『スイートホーム』(カプコン)を連想する人もいるだろう。本家カプコンでは『スイートホーム』が化けて『バイオハザード』が生まれたが、その源流が本作に引き継がれたといっても決して過言ではない。分断されたパーティを交代で操作して脱出をめざす、女の幽霊の怨念によって建物の中に閉じ込められるという状況設定、俯瞰型のRPG形式の表現など、共通点は多い。系譜は生きている。
もともとは、RPGツクールDante98で作成され、第2回 アスキー エンタテインメント ソフトウェアコンテストのゲームツクール部門で、最優秀賞を受賞している。この原作がもっとも『スイートホーム』と似ている。原作はこちらからダウンロード可能(遊ぶ前にDante98 for Windowsもお忘れなく)。
その後、リメイク版がiアプリとして作成され、現在4章までリリースされている。事件に巻き込まれる登場人物が、Dante98版の5人から9人に増えており、シナリオも大きく変わっている。オリジナル版とリメイク版は別物として楽しめるはずだ。
今回の同人版は、iアプリ版をベースにしているが、あの「保健室」の謎解きを始め、細部が異なっており、夏に予定しているチャプター3以降は追加・変更がさらに増えていくらしい。全体では5章+αの構成らしく、本作ではチャプター1とチャプター2が遊べる。5月には音声拡張パックの無料配布も予定しているらしく、ますます怖さに磨きがかかると思われる。なんて恐ろしい……。
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