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なのはファンにのみオススメする 『魔法少女リリカルなのはStrikerS THE COMICS』
魔法少女リリカルなのはStrikerS THE COMICS


サウンドステージ同様、アニメ版の補完的な役割をになっている。
StrikerSが不完全燃焼だった人には特にオススメしたい。むろん、アニメ単体できちんと満足のいく物を作り上げるのが本筋ではあるし、ウワサされている次回作ではリベンジしてもらいたいが、今ある物は変えられない。ならば、あらゆるアイテムを駆使して、それを最大限楽しむのがファンの心得というものだろう。
Strikersの問題点はすでに数多く指摘されているように、膨大な設定と大幅に増えたキャラクターをストーリーの中でうまく機能させられなかったことにある。機動六課の新人たちと、なのはたち隊長組の両方に焦点を当てようとした結果、感情移入のしにくい展開や、シナリオの荒っぽさが目についた。
アニメで描ききれなかった部分を補完し、おのが脳髄でキャラクター達を生き生きと躍動させる。コミック版やサウンドステージはそのためのマストアイテムである。大きな不公平はなく、きちんと各キャラクターを掘り下げているため、どのキャラのファンでも楽しめる。
1巻は、15歳のなのはとフェイト、はやて達がはじめて「レリック」事件と遭遇するところから始まり、4年後機動六課を創設するところで幕を閉じる。本来アニメで描いてほしかった、訓練校時代のティアナとスバルのエピソードも充実している。なれ合いを拒否するティアナと人なつっこいスバルが徐々に友情を深めていく様子は、ほほえましい。そうそう、こういう描写が必要だったんだよね。
2巻はアニメ版26話の幕間を補完するエピソード。時間軸としては3.5話、9.5話、14.75話、15.5話、27.5話に相当し、前半ではなかなか打ち解けられないエリオとキャロに焦点があたり、中盤ではスカリエッティ側、ナンバーズの悪巧みの日常が描かれる。
また後日談では、スバルに焦点があたり、彼女を主人公として捉えたときに、きれいにまとまっている。念願の湾岸特別救助隊にスカウトが決まって、なのに不思議と心がスッキリしないスバル。彼女が抱える不安の理由は……。スバルとティアナの会話は必見。
という具合に、実に良い補完をしてくれる。
ちなみにサウンドステージ01~04は、6.5話、14.5話、18.5話、27話に相当する。あらためて時系列順にアニメ、サウンドステージ、コミックを最初から楽しむのも良いだろう。


サウンドステージ同様、アニメ版の補完的な役割をになっている。
StrikerSが不完全燃焼だった人には特にオススメしたい。むろん、アニメ単体できちんと満足のいく物を作り上げるのが本筋ではあるし、ウワサされている次回作ではリベンジしてもらいたいが、今ある物は変えられない。ならば、あらゆるアイテムを駆使して、それを最大限楽しむのがファンの心得というものだろう。
Strikersの問題点はすでに数多く指摘されているように、膨大な設定と大幅に増えたキャラクターをストーリーの中でうまく機能させられなかったことにある。機動六課の新人たちと、なのはたち隊長組の両方に焦点を当てようとした結果、感情移入のしにくい展開や、シナリオの荒っぽさが目についた。
アニメで描ききれなかった部分を補完し、おのが脳髄でキャラクター達を生き生きと躍動させる。コミック版やサウンドステージはそのためのマストアイテムである。大きな不公平はなく、きちんと各キャラクターを掘り下げているため、どのキャラのファンでも楽しめる。
1巻は、15歳のなのはとフェイト、はやて達がはじめて「レリック」事件と遭遇するところから始まり、4年後機動六課を創設するところで幕を閉じる。本来アニメで描いてほしかった、訓練校時代のティアナとスバルのエピソードも充実している。なれ合いを拒否するティアナと人なつっこいスバルが徐々に友情を深めていく様子は、ほほえましい。そうそう、こういう描写が必要だったんだよね。
2巻はアニメ版26話の幕間を補完するエピソード。時間軸としては3.5話、9.5話、14.75話、15.5話、27.5話に相当し、前半ではなかなか打ち解けられないエリオとキャロに焦点があたり、中盤ではスカリエッティ側、ナンバーズの悪巧みの日常が描かれる。
また後日談では、スバルに焦点があたり、彼女を主人公として捉えたときに、きれいにまとまっている。念願の湾岸特別救助隊にスカウトが決まって、なのに不思議と心がスッキリしないスバル。彼女が抱える不安の理由は……。スバルとティアナの会話は必見。
という具合に、実に良い補完をしてくれる。
ちなみにサウンドステージ01~04は、6.5話、14.5話、18.5話、27話に相当する。あらためて時系列順にアニメ、サウンドステージ、コミックを最初から楽しむのも良いだろう。
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コメント
>どすこい さん
> 惜しむべきは「この内容をアニメにも入れて欲しかった」という事ですね。
コミックとアニメ、両方使わなければ、完成させられないほど、話を膨らませすぎてしまったし、焦点を絞りきれなかったという事ですね。制作サイドも問題点は把握してるでしょうから、次はリベンジしてくれると信じます。
> 古代ベルカ式作画の使い手である斉藤氏の参加
A'sの時に叩かれてましたけど、失ってみてわかる有り難さというところでしょうか。
> 惜しむべきは「この内容をアニメにも入れて欲しかった」という事ですね。
コミックとアニメ、両方使わなければ、完成させられないほど、話を膨らませすぎてしまったし、焦点を絞りきれなかったという事ですね。制作サイドも問題点は把握してるでしょうから、次はリベンジしてくれると信じます。
> 古代ベルカ式作画の使い手である斉藤氏の参加
A'sの時に叩かれてましたけど、失ってみてわかる有り難さというところでしょうか。
Stsのコミックは私も2巻とも発売日に購入しました。どちらも短編集ではなく、キチンと連続したストーリー物である為か、Asのコミックよりも満足度はかなり上でした。
ただ、惜しむべきは「この内容をアニメにも入れて欲しかった」という事ですね。特に、新人4人や敵方のナンバーズの紹介は、アニメでは殆ど描かれませんでしたから。私はメガミマガジンでの連載を追っていなかったので、コミックを読んだ後はナンバーズの印象が一変しました。
それと、6課最強は誰か話もアニメで見たかった・・・。何気になのは世界の魔術師ランクを説明する、重要な話だったので。
Asの時はアニメが本編、コミックは裏設定の捕捉と、役割分担がしっかりしていました。その為か漫画単品としての満足度は若干落ちますが、「なぜスターライトブレイカーで結界が壊せたのか」などの説明が隠されているなど、ファンアイテムとしては充実していました。
これに対してStsは、本編らしき話の流れがアニメとコミックに分かれたという印象が強く、この為かアニメのみだと消化不足(満足度不足)なんですよね。
Stsは軸足がぶれてしまうという、メディアミックス展開の悪い面が目立った様に思えます。
4期が本当にあるなら嬉しいのですが、Stsで不評だった部分を見直した展開を望みたいですね。それと、古代ベルカ式作画の使い手である斉藤氏の参加を!!やはり、あのダイナミックな戦闘作画があってのなのはですから!!