Latest Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ほとんどのPS2ユーザーが移行した!?/移行してない!?

マルガの湖畔さんの1月22日の記事が非常に興味深いですね。
PS2で30万本以上売れていたシリーズのハード別の販売割合を掲載しておられます。DSとPSPの携帯ゲーム機に過半数のユーザーが移行している計算になり、WiiとPS3には同程度。PS2には約3割のユーザーが残っているという計算です。

ちょっと解釈が難しいなと感じるのは「携帯機と据置機を区別すべきかどうか」ですね。


仮定1: 携帯機と据置機を区別しない場合

このグラフをまとめたマルガの湖畔さんは、携帯機と据置機を区別していません。確かにそう解釈するなら、PS2層は主にDSとPSPに移行している事になります。据置機のマーケットが大幅に縮小してしまった、と捉えられるわけですね。

一応そういう前提で、グラフを見直すと、DSが普及台数で圧勝しているにもかかわらず、PSPでの売上比率がかなり高いことがわかります。ソフトメーカー各社がPSP市場を再評価して、PSP向けのラインナップを増やしている現状にも説得力が出てきます。

PS2層が複数のハード(主にDSとPSP)に分裂したなら、単純に片方のプラットフォームを選択するのはリスクが高くなります。タイトル別にミクロに見ていけば、どちらで出した方がいいかの判断は当然異なります。スクウェアエニックスやバンダイナムコゲームスを始めとして、各社がハードについている客層を分析して供給先を決める方針に転換したのは、非常に理にかなっています。

しかし正直、仮定1は少し無理があるように思います。何故なら、携帯機のみ、据置機のみのユーザーはそれほど多くなく、じっさいには携帯機も据置機も所有するユーザーが多いはずだからです。


仮定2: 携帯機と据置機は別に食い合わない場合

そこで仮定2として、携帯機と据置機は別に食い合わないと考えてみます。むしろソフトメーカー的には自然な解釈です。

各社とも、従来据置で展開していたシリーズを携帯機にもっていきました。では据置機では従来シリーズを出さないのでしょうか? そうではありません。『テイルズ』『ウイイレ』『無双』『FF』といったタイトルは据置機でも出続けますし、むしろそちらが主力と考えられています。じっさいWii向けとXBOX360向けのテイルズ新作が明らかになったのは、つい最近です。

その場合は、ほとんどのPS2ユーザーがWiiにもPS3にも移行しておらず、まだまだPS2に留まっていることになります。WiiとPS3は「PSコミュニティ」を全然取り込めておらず、『モンハン3』を引き込んだWiiと『FF13』『MGS4』を擁するPS3がこの客層を奪い合うことになります。今年から来年にかけての1つの焦点になるでしょうね。


現状ではどちらとも言えない

率直にいって、現状では仮定1も仮定2も、やや乱雑な考察でしょう。

DSとPSP以後、携帯機の性能が上がったことで、従来なら据置機のみで展開していたシリーズが携帯機「でも」発売されるようになりました。したがって、携帯機の比率が上がるのは当然で、売上だけみるとあたかもPS2の客層が携帯機に移行したように見えてしまいます。

(もちろん『ドラクエ9』のように本編を携帯機に移行させたシリーズも出てきましたから、「移行」という表現でいいケースもあります。一方、両展開するシリーズを「移行」と捉えてしまうと、潜在的な市場を見逃してしまいます。

次世代据置ゲーム機の普及台数が携帯機に比べて低いことや、『テイルズ』シリーズのようにまだ次世代機では未発売のタイトルも多い現状では、当然、次世代据置ゲーム機での売上は低く出ます。じっさいWiiとPS3はどちらも極端に低い状態です。

現時点の売上で評価すれば、やや偏った結果が出てきてしまうのは避けがたいでしょう。一通りのタイトルが次世代機向けに展開されて、その時点ではじめて正しい評価ができるはずです。

ソフトメーカー各社の経営陣はそれを承知しています。
以前のインタビューでも、バンダイナムコの鵜之澤氏はPS2にはかなりのユーザーが残っていると語っていました。
 PS2でゲームを楽しんでいた人の大多数は、WiiやPS3、Xbox 360に興味はあるけれどまだ移行していません。

 次世代機と呼ばれたプラットホームが発売される前には、今回の機種の移行は速いペースで進むのかと思っていたのですが、プレイステーション(PS)からPS2への移行とそれほど変わらないペースで進んでいます。

おそらく、仮説1と仮説2が混ざっているのでしょう。
PS2からDSやPSPに移行して、もう据置機はいいや、と考えている人たちはいるでしょう。その一方で、DSやPSPを買ったけれど、次世代据置ゲーム機のどれかを買おうと思っている人たちもいるでしょう。

もし前者の人たちが圧倒的に多数なら、市場の変化は小さいでしょう。しかし後者の人たちがかなり多いようであれば、まだまだ市場の変化は大きいと予想されます。というのは、WiiがPS3の2.5倍以上も普及しているにもかかわらず、PS2で展開していたシリーズの売上は同程度だからです。

WiiとPS3はまだまだPSコミュニティを取り込めていません。ソフトメーカー各社の据置向けの戦略は、悩みが多そうです……。ますますマーケティング重視になっていき、どのハードにどんな客層がついているかをきちんと分析する必要性が増していくでしょうね。


最後に

他人様の集計したデータに乗っかって、色々と考察してしまいました。刺激的な記事を執筆されたマルガの湖畔さんに感謝を。結論は多少異なりましたけど、データの読み方は人それぞれ異なるもので、だからこそ面白いですね。解釈が異なるからこそ、ゲーム企業各社の戦略もバラバラなのだともいえます。

正直な感想としては、ファミ通売上程度のマクロな指標では、現在のマーケットは捉えきれなくなってきたと思います。マルチプラットフォーム時代には、シリーズ別に戦略を練る必要が高まっており、各シリーズのお客がどこにいるのかをリサーチしなければなりません。今回の記事をかくことで、あらためて、マクロとミクロ両方の視点で戦略を考える時代になりつつあるのを実感しました。

スポンサーサイト

コメント

そもそも、プレステゲーマーがすべてどこかに移行してくれるという前提がおかしいのではないのでしょうか。
最近考えていることなのですが、ゲーム業界はゲームにまったく関心がなかった層をお客さんにすることは成功しましたが、ゲームを趣味の一つとしていたような、コアゲーマーとまでは行かないような層がゲームに無関心になっているように感じます。何割かはもう戻ってこないんじゃないでしょうか。
まぁ、ニコニコ動画他ネットサービスの脅威について何度も書いているDAIKINさんには言うまでもないことでしょうけど。

>水原滝 さん
> プレステゲーマーがすべてどこかに移行してくれるという前提がおかしい
おっしゃる通りですね。
ゲーム離れも同時に進行するものですし。

> ゲームを趣味の一つとしていたような、コアゲーマーとまでは行かないような層が
> ゲームに無関心になっているように感じます。

確かにライトオタク層の存在感が弱い気はしますね。
まあWiiやDSは一応もってるけど、めったに起動しないし、PSPやPS3は持ってない(PSPは新型以降、買ったかもしれませんが)。そういうプロファイルの層をどのハードが取り込むのか・・・・。

DSが売れているにも関わらず、PSPの普及台数が止まってないことを考えると、案外PSPが有力なのかもしれませんね。ゲーム以外のオタ趣味と親和性が高いハードですし(笑

一家に一台・一人に一台の時代を経て、一人で複数台の時代ですから、特定のゲーム機を所有しているユーザーが同じ傾向を持っている、という前提での分析が成り立たなくなりつつあると思います。

特定の属性を持つ個人(の集団)が、どのハードをどの程度の割合で持っているか、という観点に切り替えた方が現状に即しているのではないでしょうか。

>いつでもどこでも名無しさん さん
ですね。
タイトル別のミクロな視点を含めて、色々な切り口で見ていく必要があるんでしょうね。

去年は、「実用ソフト」から「懐かし」「ADV、RPG」へと市場の趨勢が大きく動き、DS市場も変質してますし、新型PSPも立ち上がってきて、市場の変化が続いているのを感じざるを得ません。

本旨とは外れますが

>ソフトメーカー各社がPSP市場を再評価して、PSP向けのラインナップを増やしている現状

これに今一つ歯止めをかけてしまってるのが、PSPの開発環境の悪さらしいです。
とある制作現場の話ではありますが、本音ではDSの性能に限界を感じ
PSPが伸びるなら、積極的に移行したいらしいですが
かつてのPSに対するサターンがそうであったように
PSPはとにかくソフトが作り難いんだそうで。
開発環境の悪さの所為で余計なコストが掛かることになり
今一つ踏み出せない、と。

>VIPPERな名無しさん さん
> これに今一つ歯止めをかけてしまってるのが、PSPの開発環境の悪さらしいです。

一番困ってるのは、UMDを簡単に焼けない点らしいですね。
デバッグの時にすごく困りますし、ローディングの悪いゲームはユーザーにもイマイチですしねえ。

DAKINIさんの結論とはちょっとちがうかもしれませんけど、こんなアンケート結果が
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/news/20080118/1006225/
コレで見ると、PSPが売れている理由がやはり「ソフトではない魅力」なのでは?と真剣に考えてしまいます。
逆に360のようなコアユーザーも「最近遊ばなくなった」という数値が大きいのも意外でした。マニアがみんなゲームを続けているわけでもない、ということでしょうか?

最近思うのですが「携帯と据え置きはまったく別のおもちゃで、もしかしたら両方持っているのが普通でもおかしくない」時代かもしれません。自宅パソコンと携帯を両方持っているように。
そうやって考えると市場の規模はますます広がって、面白い世の中になってきたとわくわくしてます。


>tt さん
> 逆に360のようなコアユーザーも「最近遊ばなくなった」という数値が大きい
まぁそもそも、そのアンケートの信憑性が疑問ではありますね(笑

ただ、『ブルードラゴン』でついカッとなって買ってしまった層は最近動かしてないかもしれませんし、アンケートに回答した層がたまたまXBOX360の薄い層だったのではないでしょうか。50万人全員が同じ濃度ではないでしょう。

> 「やりたいゲームソフトの種類が少ないから」が60%超だった。
PSPに有力ソフトが少ないのは確かですから、アンケートの内容もさほど違和感はありませんね。

> 携帯ゲーム機2機種ではPSPがニンテンドーDSを全体に上回った。特にグラフィック性能で大きな差が出た。
しかし購入者の満足度は高いようですし、今後ソフトが充実してくると、DSを越える満足度のハードになるのかもしれませんね。

> Wiiはグラフィック性能を中心に各項目で満足度が低い傾向にある。
こういう部分も気になりますね。
まあWiiが去年の秋に1度「失速」した時にも、満足度の低さを指摘する意見は出ていたと思うので、潜在的な問題点なのかもしれません。年末商戦をみても、パーティゲームが非常に強く、週末パーティゲーム機というブランディングはいまだに変わってないでしょう。

ハードの普及台数という点では、タイトル不足の去年の夏~秋が最もやばく、その時期を乗り越えたので、しばらくは問題なく伸びていくと思いますが。「毎日電源を入れてもらう」という稼働率や、ネットワーク接続率は今後の課題でしょう。

ですね。私もマニアなので毎晩360で対戦やっていると、360ユーザーってみんな廃人のように遊んでいるかと勘違いしやすいのですが(笑)、ブルードラゴンで衝動買いした比較的ライトなユーザーには似たような日本風RPGが少ない(ショパンぐらい?)のも遊ばなくなる理由かもしれません。面白いソフトはいっぱいあるんだけどなあ・・・
Wiiに関してはおっしゃるとおり、昨年の夏~秋が思い切り減速してましたけど、今度出るスマブラでWiiFIT効果を足がかりに一気に盛り返す可能性が高いです。
 特にWiiで弱かったネット対戦が異常な充実をしているようなので、ライトユーザーにとって、まさに「毎日立ち上げる」起爆剤になりそうですな。ハードの満足度の弱さを払拭できるか、期待してます。

>tt さん
まぁ所有率をみても、普及台数と同じ配分になってません(Wiiが高く、DSとPSPが低い)から、あまり真に受けすぎるのは危険ですけどね。多少の偏りはあると見ていいでしょう。

百戦錬磨のゲーマーがまじめにこの手のアンケートに答えるのかな、とか、カカクコムにいるのかな、とか、疑問はあるわけで。比較的ライトな層の意見と見るのが妥当でしょう。

> ハードの満足度の弱さを払拭できるか、期待してます。
WiiFitで毎日電源を入れる生活を提案し、スマブラでゲーマーに満足度の高いゲーム体験を提供する。それがこの冬の課題ですよね。WiiFitは好調ですし、おそらくスマブラもうまく滑り出すのかなと思います。

まぁこの2本だけで課題をすべて達成とはいかないでしょうから、その後の継続的なラインナップが不可欠ではありますね。

その一方で、任天堂も、不具合の続出や直前になっての発売延期、出荷数に対する不満の高まりなど、リスク要因が高まってきてますから、そういう点は懸念しています。チャレンジャーの頃は慎重な出荷が評価されても、勝者になれば逆に批判を招きかねないわけで、そろそろ意識を変えたほうが「誤解」を招かないでしょう。

みなさんのように、要領よく文章をまとめる自信がないので、2点ほど簡単に書かせてもらいます。

・WiiやXbox360を買ったからといって、PS2を手放さなければならない道理はどこにもない。
手放す可能性が高いのは、PS2互換機能ありのPS3持ってる人ぐらい。
である以上、PS2市場はまだまだ残り続けるのではないかと思います。

・自分が面白いと思ったものを他人にも面白いと思ってもらうのは意外と大変。その逆もまた然り。
このハードにはこんなに面白いソフトがそろってますよ、といったって、「別に…」の一言で終わり。
一口にゲーム好き、といっても、その熱意も方向性もまるで違って、いまいちかみあわない。
そんな経験がけっこうあります。


最後に、個人的に今回のエントリーに沿ったことを書かせてもらえば、現在所有しているソフトの比率で言えば、明らかにPS2のメインユーザーということになります。
現在持っているハードは、PS3(60G)、PSP、DSですが、PS2が突出していて、他はそれぞれ片手の指で数えられる程度だったりします。
これから購入を予定しているソフトで言っても、まだまだPS2の割合が減りません。
いろんな意味で、「PS2で十分」なのかなぁと思ったり。

ただ、今後ソフトメーカーがどんどんPS2から次へと移行しちゃえば、それについていくことになるのでしょうが、社会人ゲーマーとしては、もしかするとそれが、徐々にゲームそのものからフェードアウトしていくきっかけになるのかもなぁ、と(実はFF11で半廃人だったんですが、仕事が忙しくなったのがきっかけで一気に抜けていったという過去もちです)。

>小林悠士 さん
> 現在持っているハードは、PS3(60G)、PSP、DSですが、
> PS2が突出していて、他はそれぞれ片手の指で数えられる程度だったりします。
そうですね。
僕も全機種もってますが、遊んでいるタイトル数はPS2が一番多かったりします。でも今後は、やはりPS3と360が増えていきそうです。今年はPSPも多そうな予感。


Wiiは「ライトユーザー」+「任天堂ファン(マニア+ファミリー)」であって、独身層へのアピールは弱いですし、PS2コミュニティをそっくりそのまま受け止められるかというと、ちょっと難しい。グラフィックを求める客層もいますから、PS2層は分裂していくのかな、と思います。

普及台数という点でいえば、Wiiが勝ったといってもいいんですが、『アイマス』に代表されるように、1人あたりの客単価が極端に高い人達は360やPS3に集まるでしょうから、どこのハードで商売した方がいいかは、選択の幅が出てきます。ユーザーも1台買ってそれで済めば理想なんですが、各ハードの特徴が違いすぎて、そうもいかないですね。

Wii版『シレン』が従来のファン層を切り捨てかねないような仕様を発表して、ネットで騒ぎになりましたけど、Wiiで出すから単純に売れるとか、Wiiで出すからライト向けの仕様を入れようとか、安易な発想は非常に危険ですね。ユーザーの濃度をしっかり見極めないといけない良い実例になりました。

間口を広くして、新しいユーザーを呼び込むのは良いことですが、シリーズを支えてきたファンをないがしろにしてはいけない。マニアックなタイトルほど、このバランスには悩むでしょう。もっとも『シレン』って、ライトが買うようなソフトなのか? と思いますが・・・・。

前々から思っていたんですが、
そもそも「PS2層」とか「プレステゲーマー」って何なのか、ってのが
今ひとつはっきりしない点があります。
そういう単一層がいる、というイメージがわかない。

実際には分類の中に重なり合う、あるいはいくつかの性質を併せ持つ
ユーザーも結構いると思うのですが、
ちょっと乱暴に分類してみます。

1 SCE信者
PS3を発売日に購入しているでしょう。

2 無双・テイルズ等、PSフォーマットで成長したゲームのファン
おそらくこれまでの議論で「PSゲーマー」といわれていたのは
この層を想定してのことかなと思います。
彼らがどこに行くのか、PS3やWiiが吸収できるか否か、
ってのが一つの焦点ですね。
今のところはPSPの比率が高いかな?

3 主としてDVD等への興味で買ったガジェットコレクター
基本的に「かっこいいハード」がほしい層で、ゲームにさほど興味はなく、
「ゲームらしいゲーム」にはWii層以上の拒絶反応があり
任天堂からは一番縁遠い層かな、と。
この層にアピールする数少ないゲームがGT/ウイイレ等のモチーフゲームかなと。
行くならPS3でしょうが、そもそも今世代のゲーム機に興味を持たないかもしれません。

4 DQ/FFしかやらない半引退ゲーマー
DQ/FFが出たハードを買うでしょう。
ただ特にDQ系半引退ゲーマーはDSがごっそり奪い取り活性化させた感があります。
FFは7以降のムービー路線で離反した層以外はPS3で堅いでしょうね。
任天堂系FFは(旧作リメイク以外)数字的にはマイナーのままでしょう。

5 とりあえずゲーム機1台もっとこか、という薄味ゲーマー
単純に周りのみんなが何持っているかで決めます。
ハード戦争が決着してからゆっくり勝ったハードを買うでしょう。ぼちぼちDSでも?(笑)

6 キャラゲー・腐女子系ゲーマー
「ソフトをやるために仕方なくハードを買う」を地で行く層。
ゲーム機戦争とかハード性能とかHDとかリモコンとかかけらほども興味がなく
持ってないハードでゲームが出ると余計な出費だちくしょう、という人が多い。
任天堂は即刻ハード撤退してFEをPS2で出せ、という感じですか。
おそらくぎりぎりのぎりぎりまでPS2でしょうね。

ちょっと議論は乱暴ですが、ハード戦争に影響を与えうる「PS2所持者」って
意外と数は少ないのではないかという印象です。
2000万がどこへ行く、という話だと余り正しくはないのかも。

>ちょっと気になる さん
あまり細分化しすぎると、わかりにくいため、プレステゲーマーとしてきましたが、
2+3+6ぐらいをコアとするイメージでしょうか。

> ハード戦争に影響を与えうる「PS2所持者」
普及台数という点では、もうトップシェア争いはほぼ決着しつつあるわけで、「ハード戦争への影響」という議論は無意味だと思います。焦点は、セカンドハードとしてPS3がどれぐらいのプラットフォームになるか、という部分でしょうね。

>2000万がどこへ行く、という話だと余り正しくはないのかも。
そういう議論は、たぶん誰もしてないんじゃないですか。

PS2ユーザーの移行ですか

PS2ユーザーの移行ですか。
なかなか興味深くおもしろいテーマですが俺としてはとっくに結論が出ているので記事もコメントも流し読みと断った上で意見を書かせてもらうことにします。

 多くのPS2ユーザーがいまだにPS2にとどまっているのは事実でしょう。
ただ、これには明確な理由がいくつかあるのです。
まず、任天堂はGC用に開発していたソフトをWiiはGCと互換性があるにもかかわらずWii専用にしました。
GC用であればGCでもWiiでも遊べるのですからそのままGC用として発売すればいいのにもかかわらずWiiでしか動かないように細工をしたのです。
ハードはソフトがなければただの箱ですので、この時点でGCユーザーは半ば強制的にWiiに移行させられたと言えます。
ゼルダ、ファイアーエムブレム、ペーパーマリオなど、GC用に作っていたゲームが軒並みWii専用にしGCユーザーを完全に裏切った任天堂。
Wiiのスタートダッシュはこういったユーザー斬り捨てによって成立したのです。
もちろんSCEやサードたちはこういった裏切りをしませんでした。
それはメーカーとしての良識の差でしょう。
もしSCEやそのサードがPS3の発売後に出た全てのPS2ソフトをPS3でしか動かないような細工をしてPS3ソフトとして発売したらPS3が現状の売上のままだったでしょうか。
もっと普及していたことは疑う余地もないですね。

 次に、PS2からPS3への移行の障壁となっているのは単にハードの価格や魅力ではないことが挙げられます。
PS3の本来の性能を満喫するためにはハイビジョンが必要です。
従来のSDテレビではPS3の本領を発揮させることは不可能。
今でこそハイビジョンも安くなりましたが、PS3発売当時は37型フルHDがようやく20万円を切る程度であり、ゲームのため買うのはありえない価格だと言えます。
これではゲームファンの移行が進むわけがありません。

 つまり、PS2からPS3への移行が遅いのはPS3のソフトラインナップの充実の遅れも一因ですが、現実的な問題としてユーザーがまだハイビジョンを購入できていないことが障壁となっているのでしょう。
もちろん魅力的なソフトが出ればSDテレビで本領発揮できなくてもいいというユーザーもいるでしょうが、現状ではPS3はハイビジョンとセットで買おうと思っているPS2ユーザーが多いと推測されます。

 なお、PS2とWiiで同一タイトルが発売された場合の売上比率は圧倒的にPS2が優勢です。
これはゲームファンがWiiで発売されているソフト群に魅力を感じていないことの証明であり、
売上好調とツ伝えられるWiiも実際は一部の任天堂タイトルへの一極集中でそれ以外のほぼ全てのソフトがさっぱり売れていないのです。
先日Wiiが500万台を突破したと伝えられましたが、最近発売されたカドゥケウスの続編などはたった数千本の売上に終わりました。
もちろん売り切れが続出したこともあるのですが、それだけ小売がWii市場は任天堂以外売れないと認識しているに他なりません。

 PS2ユーザーは今後どうするのか。
決まっています。
PS3に移行します。
なぜならこれからPS3でゲームが充実するからです。
本物を選択する、それが今もPS2で遊び続けているユーザーの今後の選択なのは明らかでしょう。

またちょっと違う考え方なのですが

PS3というと、HDとかすごいとかそういうイメージが強いですが、
先頭に立つ大作たちはそれでいいとしても、それとは別のコースとして
「PS2よりちょっとだけ上のゲーム」が「PS2よりちょっとだけ高いくらいのコスト」で
数多く出るようになりませんかねえ。
DLCの「ぽちゃぽちゃあひる」よりはだいぶグレードが上な感じで。

PSの時も、結構見た目SFCクラスのソフトがごろごろありましたし、
PS2の時も見た目がPSクラスのソフトがけっこう・・・。
キャラゲーや腐女子ゲーとかは最近でも
「これPS1でできねー?」みたいのもありますし。
そして今DSで見た目GBAに毛の生えたくらいのも結構(笑)
そういうのでも、クソゲーばっかりだったかというと案外そうでもなくて・・・。
意外とそういうソフトがたくさん出てくることが活気をもたらしたりするような気もします。
そういう中からぽっと新たなヒット作が出るかもしれないし。
極端な話「SD画質のPS3ソフト」ってのもありかも。
グラが適当でいいテキスト系腐女子ゲーなんか作りやすくなりそう。

PS2で出来る範囲のソフトをPS2で出し続けるという手もありますが
PS2互換を当面切る以上はそういうのもなかなか難しい。
「ゲームやろうぜ」だと商品レベルに達するものがそもそも少ないでしょうし
(WiiWareやXNAも大同小異だと思いますが)

あまりHDとかPS3パワーとかばっかり強調しすぎると
リモコン呪縛で混乱するWiiサードとは違う形で
むやみやたらとハードルばかり上がってしまう気もしなくもないです。
大作とお手軽DLゲームの中間くらいを手厚くする方法、なんかないですかねえ。

>ちょっと気になる さん
> 「PS2よりちょっとだけ上のゲーム」が「PS2よりちょっとだけ高いくらいのコスト」で
> 数多く出るようになりませんかねえ。

『ディスガイア3』はそういうコースでしょうね。

解像度自体は、そこまで大きな問題ではない、と思います。PC美少女ゲームだと800x600が基本なので、ワイド対応を大胆に無視すれば、実は移植がかえって楽になるかもしれません。640x480にする際は、絵が潰れないように、解像度を落とす際に人の手でいじってますから。

シェーダーとか、そういう部分はたしかにこだわる必要は無いですよね。
例の「PS3クオリティ」発言の頃はさておき、SCEも今ではわかってきてると思いますけど、公にどういうメッセージを出していくかは難しいですね。

>大作とお手軽DLゲームの中間くらいを手厚くする方法、
『ゆうなま』も最初はPS3のダウンロードソフトという話もあったみたいですが、けっきょくPSPになったようですね。選択肢としてはPSPもあるので、SCEも悩みどころかもしれませんね。PSPもまだまだテコ入れしなければいけないプラットフォームですし。

「失速」の心は?

「失速」とカッコ書きしていますが、その心はなんですか?
失速が時期的にいつもの事象であったと認めたということですか?
ちなみにWii失速を記事にした東洋経済は、事実上撤回したみたいですけど。

「Wii」」の普及が予想以上の早さで進んでいるため、来期は「Wii」のソフト販売拡大で利益率がさらに改善し、収益を牽引するとみている。
http://www.toyokeizai.net/online/toushi/shiki/?kiji_no=453

>そんそん さん
深読みしすぎです(笑
ただの読みやすくするための強調であって、おっしゃるような意味はありません。

> ちなみにWii失速を記事にした東洋経済は、事実上撤回したみたいですけど。
撤回したようには読めませんが。
東洋経済は、あの時期に失速したという事実を伝えただけでしょう。
単にWiiが秋の失速状態から脱して、再加速しただけだと思いますが?

12月にどれだけ売れようとも、11月にPS3で販売台数で負けている事実は変わりませんよね。過去を改竄することはできないと思います。

また、あの時期に季節要因として台数が低くなるのはマルガの湖畔さんが書いている通りですが、季節要因による低下より、大きく下がっているのも事実。数字を冷静にみましょう。

もちろん、12月、1月にWiiが売れているのも事実です。秋に失速したWiiが12月のWiiFit発売を皮切りに再加速した、それが素直な見方ではないでしょうか。

なんと「再加速」ですか

>撤回したようには読めませんが
そうですか。同じ人が書いているにも関わらず、「11月失速」に言及せず、そんなものなかったかのように「Wiiの普及が予想以上の早さで進んでいる」と書くのは、私は事実上撤回だと思うのですけどね。

>単にWiiが秋の失速状態から脱して、再加速しただけだと思いますが?
Wiiは「再加速」したんですね。そういう認識でいたとは知りませんでした。DAKINIさんの周りでは、そんなにWiiFitで遊んでる人がいるんですね。

>季節要因による低下より、大きく下がっているのも事実。数字を冷静にみましょう。

マルガというサイトは初め見ましたが、何をどう冷静に見ると「大きく下がってる」のかわかりません。もう少し詳しくお願いします。

>そんそん さん
> 私は事実上撤回だと思うのですけどね。
よくわからないんですが、そんそん さんはどうして過去を改竄したいんでしょうか?
理解できかねるのですが?

というか、それって、そんそんさんが勝手に解釈してるだけで、東洋経済は撤回を表明してなどいないですよねえ。
このまま議論しても、ただの水掛け論ですね?

> Wiiは「再加速」したんですね。
失速状態から脱して、好調なペースで売れているわけですから、そう評すのが適当ですよね。

>マルガというサイトは初め見ましたが、
(11月6日の季節ごとの変化のグラフを見て)
Wiiの売上の変化と、グラフにおける季節要因の変化を比べて、季節要因以上にWiiの売上が下がっているかどうかを見てみればいいと思いますが。

それでわからないのでしたら、もう「わからない振りをして」荒らしている人にしか思えないですね。12月にどれだけ売れようとも、秋にWiiの売上が低下した過去を改竄することはできない。その当たり前の事実を認識してください。熱狂的な行動も、過ぎれば、ただの荒らしと同じです。

なかなか議論として難しい話のようではあるのですが・・・。

ある物体の形は一つであっても、「その物体を撮影した写真」には
無限のバリエーションがあるように、
事実そのものは一つであっても、その事実に対する評価、
あるいはその事実に対する意味の与え方、といったものは無限に存在しえます。

たとえば先日のマラソンで、ある有力選手が序盤からとばしていって
30キロすぎまで独走でしたが、35キロすぎから他の選手に抜かれて
最終的にはかなり下の順位になってしまいました。
この出来事の中で、「その選手がスタートから30キロすぎまで
他のどの選手よりも速く走ったこと」は、厳然たる事実です。
これと違う事実をねつ造することは出来ません。

では、この「その選手がスタートから30キロすぎまで
他のどの選手よりも速く走ったこと」を取り上げて、
「これが厳然たる事実でありねつ造してはいけない」と主張するとする。
他に様々な事実がある中で、その事実をあえて取り上げるということは、
そこに当然何らかの意味がなければ、ただの時間の無駄です。そんなはずはない。

ではこれをどういう文脈で使い、他の事実との関係でどういう意味を持たせるのか。
「その選手は30キロまでなら速いので、
ハーフマラソンやトラック競技が向いているのでは」というのは一つの見解です。
「その選手はペース配分を誤ってそういう結果になってしまった。次は違う方法があるのでは」というのも一つ。
しかし、「北京オリンピックの代表を誰にするか」という問題の中で、
「その選手がスタートから30キロすぎまで他のどの選手よりも速く走った。
他の選手の熱狂的なファンはそのことをねつ造してはいけない」となると
それはかなりずれた、「何か意味あるの?」という議論になってしまいます。
「将来有望なマラソン選手として育成する価値があるランナーが誰か」という
議論の中での話しであればそこまでずれてはいないですが、
この事実だけをその議論で単体で取り上げても説得力はなかなか持ち得ない。
他の事実をたくさん組み合わせながら詳細な議論をする必要があるでしょう。

こういうように、一つしかないはずの事実は、
文脈によって、一つどころか無限の色合いを見せてくれます。

集計機関の数字によれば、11月のWiiの販売台数がPS3のそれを下回った。
これ自体は「事実」です。ねつ造の余地はありません。
ただ、今回話がこじれているのは、DAKINIさんが、「Wii失速」という、
多少評価的な意味合いを含みうる言葉を使いながら、
上の事実にスポットライトを当てて取り上げられたことについて
そこにDAKINIさんがどういう意味づけをしているのか、
若干わかりにくい点がないわけでない、というところにも理由があるような気がします。

当時DAKINIさんがそういう形で事実を取り上げられたことの中で、
DAKINIさんはその事実にどのような意味を与えたかったのか、
そしてその意味づけは12月、1月前半における新たな事実が加わった
現在の時点において、なお維持できるものなのか。
維持できるとしたらその根拠はどういうところにあるのか。
そのあたりについてわかりやすい説明があったら
話がこじれにくいのかなあ、なんて思います。

>ちょっと気になる さん
なるほど。整理ありがとうございます。
1月までのWiiの流れを見た時、ボクがどう評価しているかといえば、Wiiは秋に「失速」し、12月から「再加速」した、です。

12月のWii再加速の引き金は明らかにWiiFitだと考えます。もちろんそれだけではなく、12月になって、パーティゲームの需要が再び高まったことも、販売台数を引き上げる要因にはなりましたが、それはある意味「年末年始特有の季節要因」ですね。

WiiFitは年が明けても、10万本弱、コンスタントに毎週売れており、『Wiiスポーツ』に続く牽引剤第2弾になった、と評価するのが妥当でしょう。『Wiiスポーツ』で点火した第一弾加速が去年の秋ごろに弱まっていき、Wiiの販売ペースが「失速」しました。しかし『WiiFit』で点火した第二弾加速により、12月からWiiの販売ペースが「再加速」しました。

第一弾点火と第二弾点火には、大きな違いがあります。第一弾点火は、Wiiをパーティゲーム機としてブランディングする副次効果があり、「Wiiは週末家族や友人が集まる時に起動するもの」という状況を促しました。Wiiの稼働率、稼動頻度は、高いとはいえず、結果として長期間所有した場合のWiiの満足度は低かったように感じています。

第二弾点火では、Wiiの利用状況の質的変化を促しました。つまり「毎日電源を入れる」ことの促進です。それに伴い、Wiiの稼動頻度も向上したことでしょう。特に非ネット層において、効果は大きかったと思います。(ネット層に対しての最大の起爆剤は『スマブラ』でしょう)

「失速」と「再加速」という言葉は、基本的には販売台数の変化に対して(僕の言葉の感覚からすれば)最も素直な表現です。あえてもう少し他のニュアンスを探っていくなら、上記のように、2006年12月~2007年11月と、2007年12月~でWiiの利用状況の変化があった事も含意していますね。

(「失速」という表現に批判的な人は去年の秋にもいて、僕は正直そんなに過剰反応する人達の感覚がよくわかりませんし、今売れているからといって、過去の表現を変える必要性もまったく感じていません。)

コメントの投稿

メールアドレスおよび名前の無い投稿はすべて掲載不許可となります。また明らかに偽のアドレスの場合も不許可です。

管理者にだけ表示を許可する

«  | HOME |  »

2017-10

  • «
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • »

検索



カテゴリー

月別アーカイブ

最近の記事

最近のコメント

連絡先

RSSフィード

忍者カウンター

 

 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。