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マンネリズムの美学! それがラブコメだ!『まぶらほ』

まぶらほ ~じょなんの巻・いち~築地俊彦
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長い。いったいどこまで続くんだ、人気が続くまで無限にさ、という魔法学園ラブコメ。数えてみたら20冊目ですよ。始まってから7年目。ここまで続くとは……。まあラブコメというヤツは一度キャラクターが回り出せば、割と延々と続けられる性質の物語ではあります。マンネリズム万歳。それがラブコメだ!

ラブコメに不可欠なのは、嫉妬深い女の子と彼女にお仕置きされる男の子。毎日のように繰り返される夫婦喧嘩は犬も食わない、一生やってろ、ってなもんで、そもそもワンパターンでないラブコメなんてラブコメとは言わないのですよ。ええ。

いいじゃないですか。毎度毎度、キシャーこと宮間夕菜に魔法でおしおきを食らうオチになろうとも。あたるがラムに電撃を食らわない『うる星やつら』が存在し得ないのと同じです。

始めは三人の女の子が式森和樹を取り合う話でした。
優等生でおしとやかに見えるものの、嫉妬深さは日本一の宮間夕菜。お金持ちのお嬢様で、積極的に主人公を誘惑する淫乱系キャラに見せながら、じつは弱気で純情という意外性を身に着けた風椿玖里子。潔癖症な剣術娘で、ふがいない男が嫌いなはずなのに徐々に主人公の優しさに惚れ始めた神城凜

さらに途中から、足りない幼女分を補うべく、無邪気なままでやたらエロい知識を蓄えた栗丘舞穂が参加。そして今巻からは、いよいよ敗者復活戦から這い上がってきた山瀬千早が本格参戦! なにしろ新章のタイトルが「じょなんの巻」ですからね。ラブコメ混乱度がいよいよマックス振り切れそうです。

千早は文庫の書き下ろし番外編に登場していたヒロインで、和樹と知り合ったものの、直後に転校。つまり最初から「敗者」でした。その後、学校が別々になっても和樹のことが忘れられず、修学旅行の時に旅行先で偶然再会します。ずっと和樹のことが好きで、何度も告白しようとして、想いを告げられず、忘れることもできないまま、悩み続けていました。

不遇の、しかも主人公と結ばれないヒロインは、読者から強い人気を集めることがあります。まさに彼女はそうして、レギュラーの座に上り詰めたのです。最初からレギュラーだったヒロインを越える一途さをもち、ありえない敗者復活戦に勝ったのです。こんな展開、ライトノベルじゃなきゃ、ありえねーよ(笑

水戸黄門に、火サスの何が悪いっ。いいじゃないですか。頭使うのは現実だけで十分だ。読んで疲れて、どうするよ? 脳みそ停止して気楽に読める、お手軽マンネリズムの集大成。永遠はきっとここにあります。
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テーマ:ライトノベル - ジャンル:小説・文学

タグ:まぶらほ  築地俊彦  

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