Latest Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『WiiFit』でひとまず完成したWii構想

おみゃー、なー、だきにん、
近頃おみゃー、PS3ばっかりだぎゃ、Wiiも忘れちゃあかんのだぎゃ!
わかっとるにゃ、にゃ、にゃ☆

と昨晩、京都製アルタイルさんに枕元に立たれたわけではありませんが、冷や汗がじんわり出てきたので、今日はWiiについて。
ふぅ。夢でありますように。

ま、冗談はさておき、ついに『WiiFit』が発売されました。
Wii発売前から「ヘルスパック」という名称で知られ、「任天堂は『脳トレ』に続いて健康市場を立ち上げるつもりだ」と業界内外で噂されていたソフト。盛り上がりを先読みしたソフトメーカーが健康関連のソフトをDS向けに連発するなど、注目度は高いです。
(なにしろ2007年だけで10本発売されてます。参考:健康関連ゲームをまとめてみた

『WiiFit』がどれぐらい売れるのか、『Wiiスポーツ』以上にライトユーザーをWiiに引き込むかどうかは、まだわかりません。しばらく市場の動向を見守る必要があるでしょう。それよりも、今回WiiFitが出たことで、Wiiに欠けていたピースがようやく埋まったのが大きいです。


週末パーティゲーム機と化していたWii

Wiiは『Wiiスポーツ』で売れたゲーム機です。『ゼルダ』のよく売れた米国とは違い、日本においてはそう断言できます。『Wiiスポーツ』はパーティゲームとして大いに成功しました。しかし日本の狭いリビングルームでは、遊ぶたびにテーブルなどを片付ける必要があり、毎日遊ぶには手間がかかります。

結果として、Wiiは毎日電源を入れるゲーム機ではなく、週末に家族や友人と遊ぶパーティゲーム機として認知されました。実際Wiiでは、パーティゲームがよく売れており、その傾向にあわせてたくさんのパーティゲームが投入された結果、飽和を起こしているほどです。

毎日電源を入れてもらうための秘密兵器Wiiチャンネルも、大半がネットを前提としており、Wiiユーザーの大半を占めるであろうライトユーザー層とは相性が悪いです。Wiiチャンネルの良さを知ってもらうにはWiiをネットに接続してもらわなければいけませんが、接続しようと思わせるにはWiiチャンネルの良さを知ってもらわなければならないのです。Wiiチャンネルはジレンマに陥っていました。
(実際、任天堂はWiiのネット接続を高めるためNTTとの協業を発表しました。とはいえ、非PC層を引き込むには、まずネット接続のメリットを感じてもらう必要があり、Wiiのネットサービスの拡充がまだまだ必要。時間が掛かると思います)


『WiiFit』がWiiチャンネルのジレンマを打ち破る?

『WiiFit』はディスクからチャンネルをインストールする初めてのWiiソフトです。
ネット環境を持たないユーザーに新しいWiiチャンネルを届ける手段がようやく確立されました。今の所、『WiiFit』以外でこういう機能をもったソフトは発表されていませんが、可能性はぐっと広がりました。

例えば、DSの実用ソフトのグラフィックを手直ししてWiiのチャンネルにし、ディスクパッケージとして販売することも可能でしょう。DSの実用ソフトを使っていて、本体にインストールできたら便利なのにと思った人は少なからずいるはず。

実用ソフト市場は縮小しつつありますが、脳トレ、英語学習、漢字学習、レシピのチャンネルを展開してもいい。他にも、例えば、コナミの『どこでもヨガ』のポリゴンモデルをWii向けに仕上げて、お気に入りのヨガを「ヨガチャンネル」としてインストールできるようにして発売する、なんて企画もあり得るかもしれませんね。

また、非ネット型とネット専用型の中間的なアプリケーションも考えられます。インストールした時点である程度のデータベースが揃っていて、ネット接続すれば、データベースが更新されるという展開も、技術的に可能でしょう。いま挙げたのは雑な思いつきですが、やや停滞感のあったWiiチャンネルを盛り上げるきっかけになりそうです。


週末ゲーム機から毎日電源を入れるゲーム機へ?

率直にいって現状では、毎日電源を入れるという点で、PS3の『トロステ』のほうがWiiチャンネルより優れていると思います。

ニュースや天気予報は、Wiiならではのサービスとは言いがたく、デジタルテレビやケータイ、PCとの差別化は不十分。いちいち「健康の注意」を見なければならないのも面倒です。
任天堂オリジナルの『投票チャンネル』『Miiコンテストチャンネル』は良く出来ていますが、更新頻度やレスポンスの点で、毎日電源を入れさせる動機づけは弱いです。『ニンテンドーチャンネル』も、「月刊任天堂」のような店頭設置台が家庭にやってきたという位置づけで、毎日更新されるものではありません。

『WiiFit』のもう1つの、そして最も重要な点は、「毎日体重を量る」「毎日運動する」という形で毎日電源を入れるきっかけを作ったことです。もちろんこれだけで、十分ではありません。世の中には、自分の体重の変化に無関心な人や、運動の必要を感じてない人もいますからね。そういう人たちには、別のテーマを投げかける必要があります。

また運動するスペースをリビングに確保するため、テーブルをどかす必要があるでしょう。その問題は『Wiiスポーツ』と同じです。しかし「からだ測定」だけなら、場所は取らないので、そこは1歩前進でしょうか。
(そういう意味では、起動しやすいWiiFitチャンネルには「からだ測定」だけが含まれていて、「トレーニング」はディスクを必要とする点はわかりやすい割り切り方ですね)

やや駆け足でまとめたものの、『WiiFit』は「毎日電源を入れるゲーム機」としての本当の第1歩といえるでしょう。ここからが正念場。ライトユーザー市場の縮小が始まったと指摘する意見も出てくるなか、Wiiがどういうふうに広がっていくか、見守っていきたいですね。


SCE、任天堂ときて、次はマイクロソフトでしょうか? でもMSKK製アルタイルさんはちっとも怖くないんですよね(笑

スポンサーサイト

コメント

いつも楽しく拝見しています。わたしはPS3を応援していますが、Wiiや任天堂が嫌いなわけではないですよ。ファミコン時代を彷彿とさせるNDSが大好きですし。

Wiiチャンネルはライト層に毎日使ってもらうためのメタファという位置付けだと理解していますが、実際どうなんでしょうね。ネットに繋ぐのが手間なら、居間を片付けてボードを引っ張り出すのも同じ手間のように思えます。どなたの受け売りか失念しましたが、脳トレと同じで、いつしか遊ばなくなって「無意識のエンディング」が訪れるような気がします。現実世界のフィットネスも他人とのコミュニケーションがあるからこそ長続きするものであって、よほど強い意志がなければスタンドアロン=孤独なひとり遊びではそのうち飽きる。そういった限界を突破する仕掛けがWii Fitには備わっているのでしょうか。

Wiiの、少なくとも日本での展開を見て思うのは、Wiiが効果的なコミュニケーションツールになり得るような人間関係(家庭や友好関係)を持つ人たちは、そもそもWiiというパーツが存在しなかったとしても良好なコミュニケーションが維持できる方々なのではないか、ということです。これに対比するに、コアゲーマーがゲームに魅力を感じてやまないのは、ゲームというメディアが、ゲーマー自身の内向的な嗜好をも含めて、彼ら(もしくは私たち)にとってメインの、そして代替の効かないコミュニケーションツール/メディアだからでしょう。そうではない、対人コミュニケーションの妙味を知り尽くしている普通の人(いわゆるライト層)に、ニンテンドー(ゲーム)は本当に食い込んで、根付いていけるんでしょうか。とっても興味深いです。

個人的には、現時点のWiiにはバーチャルコンソール機としての価値しか見出せていません。それでもなにがしかの可能性を感じたので、その空気を肌で感じるべくWii Fitは購入してあります。まだ開封してないですが。。。 今週末から使いはじめる予定ですが、三日坊主か、三週間坊主か、三ヶ月坊主か。もしも三年持ったらボウズは卒業でしょうが・・・、さてどうなることやら。

>いつでもどこでも名無しさん さん
> ネットに繋ぐのが手間なら、居間を片付けてボードを引っ張り出すのも同じ手間のように思えます。
ネットの場合は、1度環境を整備してしまえばその後は楽ですが、ボードは毎回ですよね。知識がないと、そもそも接続の準備を整えようという気が起きませんし。

>現実世界のフィットネスも他人とのコミュニケーションがあるからこそ長続きするものであって、
どちらかというと、WiiFitも「家族」とのコミュニケーションで、モチベーションを持続させようとしているように思えますね。家族でグラフを見れる機能や、広報展開を見ていると。
1人しか使ってない状態と複数が使っている状態では、評価がだいぶ違うのではないでしょうか。オンライン対応していなかった頃のローカルコミュニケーション中心だった『どうぶつの森』のように。

話題に対して即時に反応して、結論を求めがちなのがネットの世界の人々のような気が
しますが、この手のソフトほどすぐに結論を出せないものはないですね。

Wii-fitに関しては、それなりに売れると思いますが
一過性のブームになるのか定着するのかは本当に判断しづらい
ぶっちゃけ過去にヒットした健康器具と同じ運命をたどりそうです

その間にWiiのゲームソフトが盛り上がり、Wii-fitを買った層もゲームを買うようになる
ことを任天堂は勝利条件にしているのかいないのかは気になります。
(どちらの結果にしろ損失は出さない、では徹底してるとは思います。)

>のりのり さん
任天堂自身も、完全に予想できてないんじゃないですかね。

『WiiFit』そのものは100万は順調にいくと思いますが、200万、300万という数字になってくると、価格が高いことや、健康関連は流行り廃りが早いこともあって、読みにくい。体重計の1種として、脂肪計つき体重計と同じように息長く売れるのか、それとも「ビリー」のように一過性で終わるのか。まあビリーよりは長持ちしそうな気がしますが、案外『脳トレ』よりは寿命が短いかもしれないですね。商品寿命を延ばすという点では、フィットネスジムへの設置など、ブームから定番へ、途中でプロモーションの打ち方を変える必要もありそうです。

> その間にWiiのゲームソフトが盛り上がり、Wii-fitを買った層もゲームを買うようになる
ユーザー層拡大戦略を取っている以上、当然、そこは目標なんでしょう。
ただ、DSの時ほどうまくつながってないのは確かで、Wiiでもライトユーザー層がゲームを購入するようになるかは、不透明ですね。

個人的には、厳しいと感じています。
持ち運びがきいて毎日電源も入れやすい携帯機DSと据置機Wiiでは、やはり違うかな、と。

Wiiチャンネルも種まきとしては悪くないんですが、本格的な収穫は次世代に持ち越すんじゃないかと思います。NTTと協業しても、非PC層を取り込むには時間がかかるでしょう。

なにしろどれだけ便利そうに見えても、PCでのインターネットに手を出さなかったわけで、訴求力のあるコンテンツやサービスを出すまで時間は掛かって当然。問題は簡単さではなく、そもそもネットにつなぐメリットを感じられるかどうか、モチベーションが大きいはずです。非PC層が天気予報やニュースに飛びつくとは思えません。そういう人たちはテレビや新聞でいいと思ってるでしょう。

コメントの投稿

メールアドレスおよび名前の無い投稿はすべて掲載不許可となります。また明らかに偽のアドレスの場合も不許可です。

管理者にだけ表示を許可する

«  | HOME |  »

2017-08

  • «
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • »

検索



カテゴリー

月別アーカイブ

最近の記事

最近のコメント

連絡先

RSSフィード

忍者カウンター

 

 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。