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Wii失速で見えてきた据置ゲーム機衰退の可能性

日本で広がる「Wii失速」という認識

9月17日~9月23日の週間ランキング(メディアクリエイト)
新型PSPの発売週。PSPが27万台売れ、大成功のスタートを切ると共に、他のハードが軒並み不調でした。とりわけWiiは晩夏以降、下降する一方に思えます。夏前は週間7万台以上売れていましたが、週間3万台を割り込み、2万台以下への落ち込みも懸念される下降っぷりです。神通力、切れた?

もちろん比率だけでいえば、PS3やXBOX360も販売台数が上下してますが、元々売れてなかったハードがさらに売れなくなったり、少しマシになったりしても、大した意味はありません。XBOX360が週間6000台から3000台になっても、1500台になっても、大局に影響はありませんよね。

とはいえ、年末はWiiもラインナップが充実してますからね。と思いきや……ゲームの裏話さんによると、『マリオストライカーズ』の不調で、Wiiへの不信感が高まり、『マリオギャラクシー』の受注に影響が出ているとか。
Wiiに対する不信感がやや出始めている様子で、11月1日発売の「スーパーマリオギャラクシー」の受注は大苦戦との事。

マリギャラはWiiの今後の勢いが決まるタイトルの1つなので、さすがに失敗は許されないところですね。
ソフト不足の時期を、うまく中継ぎすべきタイトルがむしろ足を引っ張っている……? DS以降、任天堂のラインナップ編成は見事でしたが、この1年ほど、綻びが大きくなってますね。
(後日、別経路から聞いた情報として「大苦戦という程でもない」らしいと訂正されてます。好調というわけではないのでしょうが、小苦戦程度だったってことかな?)


日米で分かれた明暗

面白いのは、発売前の下馬評と正反対の結果になっていることです。「グラフィックにうるさいゲーマーが多い米国では、HDでないWiiが不利。DSの勢いがある日本ではWiiが有利」という見方が、去年は優勢でした。ところが実際には、Wiiは米国で安定して売れ続け、むしろ日本の方が失速が早かった。

その理由は大きく4つあると思います。
1つ目は純粋なタイトル不足。米国も似たような状況ですが、まず『ゼルダ』の人気が日米で大きく違います。さらにWii版の『バイオハザード4』が割と好調なこともあり、サードパーティのソフトが日本以上に健闘しています。
カプコン阿部氏:「バイオハザード4」ミリオンに

2つ目はホームパーティ文化の有無。Wiiはパーティゲームが強いハードなため、家族や友人で集まってワイワイ楽しむ機会が多い地域ほど、実力を発揮しやすい。

3つ目は銃ゲームの人気の違い。リモコンの売りはモーションセンサーとポインティング。モーションセンサーは体感スポーツゲームに結実し、全世界で大ヒットしました。しかしポインティングはどうか? ポインティング機能を見て、誰でも考えるのは「銃ゲーム」です。日米では銃ゲームの人気が全然違います。

実際、E3でラインナップが明らかになりましたが、米国向けにザッパーが発表され、各社の対応タイトルも揃い踏み。ポインティングと銃は相性が良い、という判断を各社がしているのでしょうね。

日本ではむしろ「チャンバラ」に活路を見出そうとしましたが、剣を振る動作の認識が難しく、ゲーム的にはなかなか成功例がありません。ネームバリューもあって、『ドラクエソード』は約50万本の売上を達成しましたが、盾のシステムを始めとして、ゲームデザイン的な苦労がうかがえます。売上的にも報われなかった『戦国無双KATANA』も、開発側の苦労を感じさせる内容。

そして4つ目は家の広さの違い。個人的には、これがけっこう地味に効いてきていると思います。日本の狭いリビングでは、数人でWiiの体感ゲームを遊ぼうと思うと、テーブルをどけて場所を空ける必要も出てくるでしょう。そういう面倒くささを考えると、週末遊ぶゲーム機であって、毎日遊ぶゲーム機になり得てないのでは。


据置ゲーム機完全衰退の悪夢

要は、Wiiが掲げていた「毎日電源を入れるゲーム機」が実現しきれてないのですね。もっとも同じような問題は、PS3とXBOX360にもいえるわけで、結局のところ、次世代据置ゲーム機はいずれも、発売から1年弱の期間をもってして、その理想を実現しきれてません。ユーザーはそこまで辛抱強くないでしょう。

Wiiが失速してきたといっても、その分PS3やXBOX360が盛り上がってるわけではなく、3機種とも元気が無いのが実情。PS3が売れなければWiiが売れるとか、Wiiが売れなければPS3が売れるという時代ではないのです。

週間売上が落ち着いてきたとはいえ、DSの普及台数は圧倒的。また新型PSPも大変な勢いで売れています。やはり市場全体が「携帯シフト」しています。そして日本における据置ゲーム機の衰退には、まだ歯止めが掛かってません。

しかし一方で、DS市場にも変化が起こっています。
というところで、次回に続きます!

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コメント

横軸を時間、縦軸を売り上げにしたグラフで見ると
確か、実は今のPS3の状態で、昔のスーファミやPS2と同じペースで売り上げる現状なんですよね
ただPS3が今年の冬頃までに売り上げ倍増の軌道にのりそうにないので、スーファミやPS2のパターン(ある程度の時期が過ぎると、売りあげに勢いがついてた)からはずれそうですけど(売り上げのペースをグラフにしているサイトを忘れてしまいましたが・・・)

で、Wiiが今までにないほどの強烈なペースで売れていたと
やっぱりテレビから主導権はとれそうになかった、「将来のお茶の間の広告商売」を独占はできなさそうというだけで、多少売り上げのペースが落ちても、Wiiの勢いはとまらないのでは??
歴代のハードと比べてもレベル違いますよね

Wiiという機種が、ゲームを作る側が悲観的になってしまうほど作成に工夫が必要なハードなのかなと考えてしまいます
ソフトがぜんぜんでてないので将来は不安だらけですが、失速というには売れすぎてる気がします

クラコンについて

私はクラシックコントローラを同封されていなかったので購入しませんでした。

Wiiはリモコンでゲームの可能性を広げはしましたが、クラコンを同封しなかったことで
可能性を狭めもしているように感じます。
今後Wiiでクラコン専用の新作タイトルが発売されるのかと言えば、殆ど可能性は無いと思います。
最初から同封されていない物をは普及しないからです。
PSが途中からDualShockを同封しましたが、アナログスティック専用タイトルは片手で数えるほどでした。
PS2になり、最初からDualShock2が同封されてから、多くのアナログスティック専用タイトルが発売されましたよね。
今からクラコンを同封しても、恐らくDualShockの二の舞でしょう。

そして失速する勢いの無いDSには、GBAとの互換のために十字キー、ABXYLRボタンがありますが、
タッチパネルを上手くアピールすることで、新規層が尻込みする事も無かったですよね。
そしてタッチパネル操作のソフト、十字キー操作のソフト、その2つを使うソフトと、従来層にも
魅力的な作品が創られ、ゲームの可能性を大きく広げたと思います。
私はDSを所持していますが、もしDSにタッチパネルしか無かったら購入しなかったでしょう。

私はWiiにもDSと同じ事が出来たと思うのです、クラシックコントローラさえ同封していたらですが。
Wiiは革新的ですが、DSの前ではそれも霞みます。
それが私がWiiを買わない理由ですね。

>L さん
> 実は今のPS3の状態で、昔のスーファミやPS2と同じペースで売り上げる現状
どこのどういうグラフかはわかりませんが、PS2はもっと勢いがありましたけど。
実売100万台達成のスピードは非常に早かったですよね。

前提にしている認識が違いすぎるのでよくわかりませんが、
>で、Wiiが今までにないほどの強烈なペースで売れていたと
WiiでPS2と同等ぐらいでしょう。

マルガの湖畔さんのグラフを見ると、PS3、GCが大体同じで、DSとWiiとPS2が30週目ぐらいまでは大体同じですね。WiiとPS2の比較で言うと、30~35週目ぐらいは、Wiiのカーブがかなり良く、35~40週目ぐらいはPS2よりも悪い感じではありますね。
http://homepage3.nifty.com/TAKU64/index.htm

>失速というには売れすぎてる気
「失速」というのは「速度」の事ですから、累計台数が多いとか少ないとか、そういう話はしてないのですが・・・・。週間売上が顕著に下がってるよね、という事実を語っているだけです。売上ペースが下がることを「失速」と評すのは、日本語的にも適切ですね。ちなみに米国はNPD等の売上を見る限り、「失速」してないようなので、日米比較を考察しています。

ただ、もしかすると、読む側が勝手に「失速=2度と復活しない落ち込み」とか「失速=敗北」という風に、言葉の意味を想像でふくらませてしまうのかもしれません。しかしそれは読む側の想像力の問題ですね。


>おこーねるさん
なるほど。
最低限のフォローとしてヌンチャクはありますが、人によってはやはりクラコンでないと、という人もいらっしゃるでしょうね。

海外の事はよく知りませんが、日本では普及が爆発的だったから‥ 失速=即減衰という事も無さそうですが、マリオストライカーズでの不振は大きそうですね。マリオギャラクシーも、作品の持ってる「色」はマリオストライカーズと同じようなもののように思えるので、これは結構、きつそうです。

ゲーマー自身のwiiへの不信は「スマブラX」の登場で吹き飛びそうですが、ゲームにあまり馴染みのない人達には、これからのwiiがどう映るのでしょうね

ところで、おこーねるさんから「WiiにもDSと同じ事が出来た」とありますが、Wiiは本来、今までのゲーム機とは全く別のベクトルを持ったハードなのではないでしょうか。DSの成功に則ってwiiに同じ事を求めては、PS2の成功を糧に機能拡張した現在のPS3とあまり変わりがなくなり、「新しいインターフェース」に主眼を置いたwiiの魅力が半減してしまう気がします。同時に、DSでできる事はDSの専売特許の方が面白い‥ですよね

余談ですが、任天堂は従来の横長コントローラに今のwiiリモコンの機能を積む事もできたはずですが、それをせずにリモコンの形を選んだのは、そちらの方がグッと、ユーザーにとって扱い易い形だったからなのではないでしょうか。あのリモコンはポインティングデバイスであり、モーションセンサー機能を持ったデバイスであり、また、コントローラそのものなのだと思います。ボタン中央にタッチパネルを搭載したDSと同じように、今までの任天堂ゲームのノウハウが凝縮された機械なんじゃないかな

売上につながらない起動

>毎日電源を入れるゲーム機
の部分ですが
Wiiの場合、「投票チャンネル」、「ニュース」「お天気」
PS3の場合、「まいにちいっしょ(トロ・ステーション)」
というネットワーク・コンテンツの配信で実現しようと考えているのではないでしょうか
(360は持っていないので詳しい方に任せます)

私個人としては、投票とトロ・ステのために、よく起動します
ただ、両者ともパッケージソフトの購入につながっていないのですが

とはいえ、ダウンロードでのアイテム、ソフト販売で稼ぐという手も使えるでしょうし
(実際、過去ゲーの配信やアイテムに金を使っている)、それほど問題はないのかも

未だ主流ではないとはいえ、ダウンロードコンテンツがある程度の規模を持てば
360を含めた3機種の動向も少しは変わるかもしれません

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