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息子と親父のガチンコ勝負 『世界平和は一家団欒のあとに 3』

世界平和は一家団欒のあとに 3 父、帰る (橋本 和也

正義の味方という宿命を背負わされた一家のホームドラマ、第3弾。
2巻の書評で期待したとおりに父親が登場。ようやく一家全員そろい踏み。家族モノを書く以上、父親の存在は外せない。

現代人である父親は、ファンタジーな異世界に召喚されて魔王を倒した勇者であり、母親は勇者と共に魔王に立ち向かった魔法使いのお姫様。倒された魔王の最後の魔法で、現代の地球に飛ばされて、お姫様は元の世界へ戻れなくなってしまった。2人が相思相愛だったのが、不幸中の幸い。勇者とお姫様は一般人として暮らし始めた。

それが星弓家の始まりの物語。
それから二十数年が経ち、5人の子供たちが育っていた。勇者と魔法使いの血を受け継いで、1人1人が特殊な能力を身につけて。

この巻では、父親が帰宅すると共に、母親のいた異世界からも、1人の来訪者がやってくる。父と母の旧友にして、旅する僧侶のエルナ。単に旧交を温めにきたのではなさそうだが、本当の目的を語ろうとしない。そして、旧知のはずの父親とエルナは、不穏当な気配を漂わせ始め……。

2巻と異なり、軋人自身が当事者になるため、物語にぐっと入りやすい。素直になれない息子と父親の拳で語るコミュニケーションも、ベタな展開だが、ほほえましい。惚れた女のために困難に立ち向かうのが男であり、勇者。その姿は親子二代とも、変わらない。

このシリーズが続くかどうか心配なのは、長期的な展開が見えてこない点。大きな敵がおらず、毎回、毎回、トラブルが降ってくるという構造を取るため、容易にネタ切れになりやすい。今後の伏線も特に張られてない。家族モノは好みのジャンルなんで、頑張ってほしいんですが。次はやはり軋奈がらみのエピソードでしょうか?


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神様も運命もくそっ食らえ! 世界を巻き込むホームドラマ 『世界平和は一家団欒のあとに』
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