Latest Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

リタイアの物語 『働きマン』

働きマン 4安野 モヨコ

風の音はひどく耳を打ち

父の言葉は闇へと吸い込まれ

そこだけ抜き取られたみたいだった

「女はなれないの」

「じゃあ作ればいい」
偶然というものはあるものだ。
その時、自分が考えていることと妙にシンクロする本に出会うことがある。だから読書はやめられない。
(参考:「堕落する準備はOK?」 リアルってレベルじゃねーぞ。あなたには身に覚えがある選択肢?

この4巻を読むと、実に多くの働きマンたちが「リタイア」している。リタイアといっても、程度は様々。一時休止の意味もあれば、無期限休止もあるし、リスタートも含意する。

入院のため休職した管理職がいる。食肉偽装していた大手スーパーの元社員(現ニート歴4年)がいる。仕事が集中しすぎて潰れかけた挙句、上司から休職を勧められた社員もいる。恋人の父親からガツンと一言食らって、昔からの夢だったパティシエの学校に通い始めた男もいる。そして実家に帰って、思わぬ一言をもらった働きマンもいる。

人生なんて人それぞれだが、社会人が自分の身の振り方を考える時期というのはある。
まず働いて3~4年目。ある程度の仕事をおぼえて、目の前の仕事をこなすだけでなく、少しだけ上や横を見回す余裕が生まれた時期。大体、この辺りで1度自分の立ち位置を考え直す人は多いのではないか。

次に7~10年目。この巻における松方のお年頃である。
畑を変えるなら、ギリギリの年齢になってくる。このまま同じ部署(職種、会社)を続けるのか、それとも他の畑へ移るのか。技術系(開発系、制作系)の方がなまじ専門化されてる分、この悩みは深いかもしれない。

答えはそれぞれが出し、踏みとどまるにしても、他の畑に進むにしても、おそらく後悔する日は来るだろう。だがせいぜい楽しく後悔しよう。
あたし、仕事以外のスキルって上がってんのかな
こうして日常生活の中に突然放り込まれると
何もできなくて、何も知らない
そんな気がしてくる

「ねえ……あたし達って、仕事しすぎかな?」
「何言ってんの。鍛えた筋肉が違うだけよ」
たかだか、使う筋肉が違うだけなのだから。

スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

メールアドレスおよび名前の無い投稿はすべて掲載不許可となります。また明らかに偽のアドレスの場合も不許可です。

管理者にだけ表示を許可する

«  | HOME |  »

2017-10

  • «
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • »

検索



カテゴリー

月別アーカイブ

最近の記事

最近のコメント

連絡先

RSSフィード

忍者カウンター

 

 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。