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バカ3乗! 漢たちの熱い戦い! さあ理想郷へ! 『バカとテストと召喚獣 3』

バカとテストと召喚獣 3井上 堅ニ

「いいか、俺たちの目的は一つ! 理想郷への到達だ! 途中に何があろうとも、己が神気を四肢に込め、目的まで突き進め! 神魔必滅・見敵必殺! ここが我らが行く末の分水嶺と思え!」
『『『おおおおっ!』』』
「全員気合を入れろ! Fクラス、出陣るぞ!」
『『『おっしゃぁぁーっ!』』』
 一つの崇高な目的の為、今僕らFクラスは一つになった。

3巻にしてバカ3乗。
全クラス合同の強化合宿において、やるべき事はたった1つ。女子風呂を覗違う! かけられた疑いを晴らすこと、名誉を回復することに他ならない。

やってない覗きを疑われて、おしおきされてしまった明久たちは、自分たちの無実を晴らすため、真犯人(女子らしい)を探し始める。手がかりを得たが、確かめるにはお尻を見なければいけない。女子風呂覗きの濡れ衣を晴らすため、さあ女子風呂を……って、あれ?

途中から手段が目的になってしまう暴走は相変わらず健在。だがその道は険しい。行く手をさえぎるは、女子+教師軍団。戦力的には圧倒的に不利である。しかも女子風呂までの迂回路はなく、最終関門には生活指導の教師「鉄人」が待ち受けている。

召喚獣を使えるのは生徒に限らない。教師たちもテストを受けることで、召喚獣を使えるのだ。やはり先生は偉大だった!(テスト受けるのが間抜けだけど) 先生が生徒より強いのは当たり前。1巻、2巻にはありえなかった、最強クラスの召喚獣が続々と登場する。アリアハンを出たばかりの勇者がクリア後の裏ダンジョンのモンスターと激突するようなものである。

実際、戦力差は歴然だ↓
学年主任  高橋洋子  VS  Fクラス  吉井明久
総合科目  7791点   VS  902点

むろん、漢というのは障害が大きければ大きいほど、燃え上がる生き物(バカ)だ。漢(バカ)が欲望で漢(バカ)を釣り、漢(バカ)が漢(バカ)の生き様に共感し、梁山泊か黄巾賊のごとく漢(バカ)が集っていくさまは、バカ小説の本領発揮、まさに王道である。

理想郷へ、理想郷へ、理想郷へ!
漢(バカ)たちの暴走は始まった。理想郷は本当に実在するのか、それは辿り着かねばわからないが、まず挑んでみなければわからないのだ。結末は読者がその目で確かめてほしい。

とにかく面白い。とにかく熱い。
バカと温度は不可分だと強く実感する。
各キャラの個性はますます磨きかがかかり、吉井明久、土屋康太、坂本雄二、木下秀吉のレギュラー男子4人はもはや不動のバカ四天王となった。

特にこの巻で光り輝いてるのは、何と言ってもムッツリーニだろう。保健体育だけは異常に成績がよく、密偵、盗撮など、諜報活動に長けた土屋康太が八面六臂の大活躍。主人公の明久を食う勢いである。

体調が悪くて振り分け試験を中退し、Fクラスに堕ちた優等生の姫路瑞希も、かなり香ばしく汚染されてきたし、漢字が読めない美波は一線を越える踏ん切りをし、Aクラス代表の霧島翔子も『うる星やつら』のラムを越える突き抜けた超デレ女の本性を発揮している。

3巻の終わり方からすると、次巻では青春エクスプロージョン系ラブコメの「ラブコメ」らしい部分がはじめて読めるような気がするが、おそらくただのバカ話では終わるまい。いよいよ、バカ4乗。空前絶後、抱腹絶倒のバカ騒動を楽しみにしておきたい。


関連
バカ、バカer、バカestの学園ゲーム小説 『バカとテストと召喚獣』
それは秀吉という概念 『バカとテストと召喚獣 2』

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コメント

八面六臂じゃなく七面六臂なのは何か意味があるんですか?

・・・・あれ?
ご指摘ありがとうございます。
直しておきました。ついでに文章の構成も整理しました。

始めまして。
1巻のエントリを読んで興味がわいたので購入し、
その後一気に3巻まで読みました。
小説でここまで笑えたのは久しぶりです。

4巻はあとがき読む限り外伝の可能性もありますね。
本編の続きは、自分に正直になった久保君が前面に出てきそうな気がしなくもないですがw

今回のエントリー、細かい点かもしれませんが気になった点を。
「体育教師」の「鉄人」となっていますが、(保険)体育教師は大島先生(ムッツリーニの師匠)で
鉄人(西村先生)は補習教師となっています。

体育教師ってわけでもないのにあの戦闘力・・恐るべしですねw

>本編の続きは、自分に正直になった久保君が前面に出てきそうな気がしなくもないですがw

うほ、いい久保君ですねw

>「体育教師」の「鉄人」となっていますが、
ご指摘ありがとうございます。
大島先生と鉄人の2人が体育教師だと勘違いしてました・・・・。

いやー、ホント読んでて「楽しい」小説ですよね。
ライトノベルっていうジャンルだからこそ読めるお話。

私の場合は短編を偶々読んでから1巻を読み、2巻で完全にハマッたと言う経緯なんですけど、次はどんだけはっちゃけてくれるのかが楽しみでしょうがない。

ラブコメもいいけど、やっぱり登場人物たちがどんな馬鹿っぷりを見せてくれるかが1番の期待どころだと思います。
どんなキャラでも巻が進むごとに「染まって」いくあたりも大好きです。


それにしてもここんところのファミ通文庫は、「学校の階段」や「文学少女」のようになんだか電撃よりもおもしろい学園物ラインナップがが出来てきてるカンジが。

>流練 さん
電撃がコメディに関しては、今一歩な感じになってきてる気がしないでもないですね。

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