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それは秀吉という概念 『バカとテストと召喚獣 2』

バカとテストと召喚獣 2井上 堅ニ
←右下の美少女が秀吉拡大
「ふむ。それでは着替えるとするかの」
「ちょ、ちょっと秀吉! ここで着替えるの!? きちんと女子更衣室で着替えないとダメだよ!」
 純情少年の僕と妄想少年のムッツリーニにその刺激は強すぎる。
「……最近、明久がワシのことを女として見ておるような気がするんじゃが」
「気のせいだ。秀吉は秀吉だろう」
「うん。雄二の言うとおりだよ。秀吉は性別が『秀吉』で良いと思う。男とか女とかじゃないさ」
「……俺が言ったのはそういうことじゃない」

2007年ナンバーワン、バカ小説の第2巻。今回は学園祭編。
チャイナドレスのヒロインたちに加えて、馬鹿の代名詞にして美少年の明久のメイド服姿が登場。1巻の頃は、まともだった面々まで、着実にバカになってきてるのが恐ろしい。バカウィルスが着実に学園に蔓延しつつあるよ、いいのか。

みかん箱とござという劣悪な環境に甘んじているFクラスだが、安穏としてはいられなかった。育ちのいい瑞希の父親が、Fクラスのどん底の環境に失望し、娘を転校させようとしていたからだ。転校を阻止するために、明久たちは環境を改善し、Fクラスの汚名を返上しようとする。学園祭の出し物で資金を稼いで人並みの設備を購入し、召喚大会でも優勝を狙う。しかし思わぬ妨害が入ってきて……。

学園小説において、学園祭は欠かせないモチーフであり、常ならぬお祭り騒ぎになると決まっているが、ふだんからバカ騒ぎしてる連中なら、どうなるか……バカ×バカのバカ2乗の騒動が起こるに決まっている。

食えないババアこと学園長や美波の妹など、新キャラも登場しているが、やはりこのシリーズの一番のヒロインは秀吉だろう。木下秀吉、Aクラスにそっくりの双子の姉(木下優子)をもち、眉目秀麗、性格も穏やか、落ち着いた「少年」である。表紙の右下の少女が彼。

Fクラスで一番の美人であり、読者が「俺の嫁」にしたい相手ナンバーワンなのも間違いない。ひとたび「秀吉」という概念にふれれば、読者はこのシリーズにどっぷりとハマってしまうに決まっている。

1巻のキャラごとの答案に続き、2巻では章の頭に明久たちのアンケート回答が掲載されていて、本文も、幕間も、両方楽しめる。本の冒頭には数ページのカラーコミックが掲載されているし、頭からケツまで笑えるコメディ小説に仕上がっている。

すでに3巻まで出ているため、追いつくには早く読み始めた方がいいだろう。おバカなコメディが好きな人には、自信を持ってお薦めできる。


関連
バカ、バカer、バカestの学園ゲーム小説 『バカとテストと召喚獣』

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