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6月の売上

さすがに前月よりは少し下がったものの、4月を上回る高水準でした。金額ではなく、商品数で見ると、前月を2割近く上回っていて、販売数のベースが高まっているのを感じます。

今月はこれまでと違い、突出して売れた本が特に無く、かなり多種類の本が売れました。販売の動き方を見てみると、アクセス数の多かった2つの記事「娯楽の世界に安泰はいらん」「ゲーム業界はパラダイス開国」にやってきた人たちが過去の書評を読んで、購入していった感じです。

またDVDでは『らき☆すた』の1巻がかなり売れました。うちのブログのDVDの売上では、過去最高の本数でしたね。2巻の予約も始まってますので、お早めにどうぞ。

1位 ケータイ小説家になる魔法の方法伊東おんせん

書評:日本最大のユーザークリエイションコミュニティ魔法のiらんどの秘密とは 『ケータイ小説家になる魔法の方法』
今年の上半期、小説の売上トップ10の過半数をケータイ小説が独占しました。ケータイ小説は急成長を遂げ、『恋空』の劇場化など、メディアミックスも進んでいます。「魔法のiらんど」と電撃文庫が提携して、新しい文庫を創設すると発表しました。ケータイ小説をめぐる各メディアの動きが活発になっています。

この本は、日本最大のケータイ小説サイト「魔法のiらんど」のプロデューサー自らが、ケータイ小説の実態について書き下ろしたもの。ケータイ小説に興味を抱いた人全員に、一読を強くオススメします。

2位 アニメがお仕事! 石田 敦子

書評:作ることを仕事にする地獄 『アニメがお仕事!』
双子の姉弟のアニメータを主役にすえた業界物語。
やわらかくかわいらしい絵柄に騙されてはいけない。夢を抱いて入った若者がぶつかる壁を次から次へ、残酷なまでに執拗に描いていく。同期の男に先を越され、焦りから仕事を取りすぎたものの、空回りして自滅していく男。尊敬していた先輩に追いつこうと努力するが、同じ目線で仕事をするのは早いと一喝されて、落ち込む女。

アニメーターでなくとも、いわゆるクリエイティブ業界でもなくても、その姿にどこか自分の経験をダブらせる人は少なくないのでは? 熱い魂をもった若い社会人ならどこか共感できる所があるはず。派手に転んで、怪我をして、悔し涙で泣いて、それでも働く男女全員が身に覚えのある物語です。

この作品の女はみな、しぶとく、冷静で、女って怖いと思うのですが、やはり一番怖いのは、アニメーターとして生き残り、いまこうやって彼や彼女を描いている石田敦子でしょうね。

3位 冬の巨人古橋秀之

書評:良質きわまる少年冒険譚 『冬の巨人』
ウェルメイドなファンタジーという点では『ミミズクと夜の王』に匹敵するものの、紹介した月の売上で見ると、かなり差がありますね。書評そのもののクオリティの差は当然あるとしても、ややライトノベル臭が強い表紙が購買をためらわせたのかもしれません。

しかし内容的には、宮崎アニメを思わせる古きよき少年冒険譚。表紙よりもさらに硬派な物語であることは太鼓判を押します。難点をいえば、悪役との立ち回りのようなケレン味は薄いんですけども。その辺りの根源的な地味っぽさが、古参の小説家・古橋秀之の弱点でしょうか。クオリティはトップクラスなんですけどね。

4位 ドラグネット・ミラージュ賀東 招二

書評:大人のドラマが読みたいあなたに 『ドラグネット・ミラージュ』
ライトノベルって子供の読み物だよね、と思っている人にはぜひ読んでほしい一冊。ライトノベルゆえ、多少落としているのは確かですが、リーダビリティが非常に高いライトノベルの特性と大人が楽しめるほろ苦い渋みの両方をそなえた作品。

疲れた時の一本の煙草(ボクは吸わないんで、味はわかんないけどね!)や、一杯のコーヒーとして、この本を読んでみてほしいな。小島秀夫氏の『ポリスノーツ』や『メタルギア』が好きな人は、読んで損は無いと思います。

5位 連射王川上 稔

書評:ゲーマー必読の名著。ゲームが上手くなる過程を小説化した 『連射王』
ゲーマーの、ゲーマーによる、ゲーマーのための小説。
作者自身、90年代中盤、サターンとプレステが覇権を競っていた頃のシューターであり、当時のシューティングを思い出しながら書いた、ゲーマー魂が1文字1文字にあふれた超熱作!!

学校をサボってゲーセンに行ったところを補導され、停学を食らった。家で嘔吐した。起き上がったら徹夜でRPGをクリアした。神域をめざしてゲーム修行を開始した。そんな覚えはあなたに無いか? 他人はそれを「堕落」と呼ぶか。呼ばせておけ、そんなもの。堕落けっこう。無間地獄へようこそ。あなたの「本気」の一直線上に、ゲームがあるのなら、それで十分なのだから。


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