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『ゼノギアス 公式設定資料集』が復刊ドットコム過去最大の売上に

ゼノギアスの公式設定資料集が復刊され、なんと2万部も生産されたようです。

No.420「ネットで売れる本」
世の中にこういう本もあるものなのだということを二度も思い知りしました。「ゼノギアス公式設定資料集」の見本が7日に搬入になりました。その本部決(発行部数と定価の最終決定)における生産金額(定価×部数)は、何と1億円を突破いたしました。これはうちの一年間の売上の1/5以上1/4未満に当たります。もちろん過去最大の生産金額です。これまでの最高は藤子不二雄A先生の「怪物くん」の5万部でしたが、定価が低かったので、今回の1/8程度の生産金額でした。幾分抑え目に決めた本部決部数が足りなくなって、発売日に間に合うように行う「発売日重版」となりました。もちろん会社設立以来、初めてのことです。これも初めてですが、世界最大手のネット書店で売上総合1位を数日続けて、現在もトップ100を35日間継続中です。3月末までに全ての予約を出荷しきれないで、半分以上が4月以降の出荷となり、ご迷惑をおかけいたします。


5000円の書籍が2万部以上で、1億円以上の売上に。「怪物くん」の5万部の売上を超えて、過去最高の売上になったようです。復刊ドットコムの「一年間の売上の1/5以上1/4未満」というから、本当にインパクトが大きい。

10数年が経過し、かつて一度発売されていることを考えると、凄まじい熱量と言えるでしょう。僕は当時買っていますが、買い逃した方や手放してしまった方も多くいらっしゃったのかもしれません。



表現としてはPS1ですから、今もう一度プレイすると、リアルタイムポリゴンのシーンなどは少しつらい部分もあるでしょうし、サクサク進むのが当たり前の現在のゲームに慣れた人にとっては100時間近いプレイ時間はシンドイかもしれませんし、終盤のノベルゲーム風の表現などは完成度という点では気になるかもしれませんが、やはりゼノギアスはゼノシリーズの至高にして原初のタイトルであることは間違いありません。

その後は色々ありましたからね……色々。

設定がよりマニアックになりつつ、制作面での不備もあり、3部作になったゼノサーガ。
当初『モナド』というタイトルで発表されたにも関わらず、途中でゼノシリーズの名を冠することになったゼノブレイド。

WiiUで発売予定の新作には、一定の期待をしているとは言っておきましょう。

唯一の不安は、またぞろ作品をぶち壊すような自称編集を入れられるのではないか、ということ。ゼノサーガやゼノブレイドが始原の1本だったら、こうした熱狂は生まれなかったであろうことを想像してみれば、簡単にわかることなんですが……。

(参考:無邪気で天然な「善意」こそがコンテンツを破壊するラスボスになり得る恐ろしさ。

表現力やゲームシステムの完成度はおそらくシリーズ最高レベルに到達しているのでしょう。しかし問題は熱量、作品に込められた狂的な熱量であります。


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コメント

DAKINIさんの熱量も凄い

エントリ全体からDAKINIさんの「俺はこれが好きなんだ、文句あるか!」というエネルギーが放散されていて圧倒されました。
過去のエントリでは、DAKINIさんのモノリスソフト+任天堂への微妙な苛立ちが不思議だったのですが、なるほど、こういう背景があれば、そりゃそうですね、と頷くしかありません。

任天堂はこういうファン「も」いるという事をわかってほしいものであります。

ゼノギアスはPSアーカイブスで初プレイでしたが、近年では中々見られない重厚なシナリオ、
怒涛の伏線回収、ディスク2の演出など、ただただ圧倒されました。
今なお語り継がれるこのソフト、伊達ではないなと。

それと同時に、新規でこんな大作を作りつつ、100万本売れなかったから
続編は無しと言ったとされる旧スクウェアのイケイケさにもびっくりです。

今なんて携帯機でブレイブリーデフォルトが20万規模で、
当たり前のように続編を出すのを見てるとずいぶんこじんまりとしちゃった印象を拭えません。
昔がおかしくて、今は堅実になったと言った方がよろしいでしょうか?

> Average さん
>リコさん
高橋氏はゲーム業界で作家論で語ることのできる、数少ない稀有なクリエイターの一人だと思うんですが、当時の技術や開発費や、あるいはプロジェクト管理では、完成させきることが難しかったのだと思うのですよね。

ただ、ゼノに限らず、熱狂的なファンに支持された作品は、必ずしも、完成度が高いわけではない。その奥にあった何かに反応しているわけで、その何かがスポイルされてしまうと、完成度だけ上がっても、それは製品や商品にすぎず、作品ではなくなってしまうのだと思います。

無論、すべてのゲームが「作品性」を強く求められているわけではないから、作品性が全てとは言いません。しかしゼノやプラチナゲームスの作品は、作品性が強く求められる類なわけで、製品づくり、商品づくりの論理では、結果として魅力が減じてしまうし、ファンもついてこない。

ネット上ではしばしば「どうしてWiiで」というような論調がありましたけど、それはまあお客さん視点でハードごと買うのは割高に感じられるという点は否定できないのですが、本質はそうではなくて、そのようなハードが選択されたり、パブリッシャー側の論理が強く出ることによって、肝心の魅力がスポイルされてしまわないか、という点がシリアスに心配されている、って事です。事実、どちらもそうなっちゃったし、そう伝わっちゃった。

ハードやパブリッシャーが不安を与えるのであれば、不安を払しょくするようなメッセージが必要なんですけど、逆のメッセージが伝わってしまった。パブリッシャー側の担当者が、RPG大好きとか、アクションゲーム大好きって言うけど、それって当たり前ですよね。何も言ってない。どんな作品のどんな所が好きかもわからない。

そしてユーザー向けに告知されるのは、作品性をスポイルするような無機的な言説です。設定の奥深さを軽んじるような言説であったりね。ゼノはTVCMも酷かったけど。

著作権の絡みもあって、ゼノギアス、ゼノサーガは公式には別という事になっています。実質は同一なわけですが、改変も入っているのでは、という曖昧さは含んでいます。ゼノギアスのEP1あたりのリメイクされた設定がゼノサーガというのがより正確な解釈かもしれません。完全なる整合性は取りにくい。もっとも、こうした大河作品においては、グイン・サーガが良い例ですが、一人の作家が数十年かけて書いているうちに、矛盾点が出てくることもありますからね。整合性の完全性をもって、同一性を論じるのもちょっと違うな、とも思います。

それに比べると、ゼノブレイドはもともと別の作品だったのに、無理やりゼノっぽい設定の中(局所事象変異など)に押し込もうとした形跡は最後のほうでありますけど、同人二次創作、いや三次創作みたいな距離の隔たりがあります。

WiiUのゼノ新作は、キャラクターデザインが(ギアス、サーガ同様)田中久仁彦氏に戻ることや、ロボや都市などのメカニック部分がギアスやサーガを連想させるデザインになっていたり、ブレイドの仕組みの上に、ギアスとサーガの素材を調理して載せているような印象を受けます。

まー、本当はギアスとサーガの版権を買い取ったうえで、再構築するのが一番いいんでしょうけど、そこまでしてくれるパブリッシャーはなかなか無いでしょうね。ディベロッパー側が金ためて買い戻せればいいんでしょうけど、色々と難易度は高いでしょう。

ゼノギアスのオープニングムービーで見せた衝撃的な展開と、その後に確立した世界観や謎、歴史があれだけの熱量を作ったのです。そして、その熱量を「そのまま」引き継がれなければ、メカデザインや戦闘システムを中途半端に引き継いでも、それはゼノの世界を再構築したと思われないし、熱量は戻らないでしょう。

設定資料集は、まだまだ完全に語れられていないことをまとめたものとして秀逸でした。この設定資料集をそのまま展開したゼノが見たいです。「名」だけのゼノはいらないでしょう。

> まう さん
ゼノサーガは設定としてはゼノギアスのEP1相当(=星間戦争時代)に当たりますが、E2~EP4はゼノギアスの舞台となる惑星の物語になるため、版権を買いでもしないとそのままの実現が難しい。EP6は可能かもしれない。EP6でどんな物語が描かれるはずだったかはまったくわからないのですよね・・・・。

おそらく何らかの再構築はされるでしょう。PVを見る限り、雰囲気としてはギアスからの再構築にとどまらず、サーガからの再構築もあるのでは、という印象を受けます。別物に「ゼノ」と名付ける事と、ゼノ世界の「再構築」はまったく異なる行為であり、再構築そのものは一概に否定されるべきではない。

既にしてギアスとサーガに分裂しちゃってますからね。

ブレイドのような別物を混ぜて欲しくはありませんが、2014年においてゼノRPGの再構築、再定義を行うことには、肯定的な価値を見出だせる。無論、内容次第ではあり、ツギハギでは論外です。ギアスとサーガで主要な時代は描いてしまった感があり、どうするのかな、という興味はある。EP2~EP3を再構築するか?

たとえでいうと、「Z」や「ZZ」ではなく、「ターンA」なんじゃないかな、という予感もしているのです。あるいは「F91」か? 「V」ではないと思いたいですが。

サーガは結局ギアスに続かったです。設定はかなり近かったけど、並行世界になってしまった。

新しいPVを見ても、まだあまりゼノっぽくは私は感じられなかったです。セノギアスやゼノサーガのようなインパクトや類似性は感じてはいないです。特に世界観。

再構築するなら、ターンAやF91のような中途半端なものではなく、シードや00のような徹底的なリブートの方がいい。任天堂にその覚悟や器量があればいいけど?

> まう さん
>サーガは結局ギアスに続かったです。設定はかなり近かったけど、並行世界になってしまった。

著作権の絡みと、新しく盛り込んだアイデアが入ったためでしょうね。
まあ、完全性に関しては、無い物ねだりの側面もあるので、僕は限度はあると思ってます。

グイン・サーガのような1人の作家が生み出した世界でも、当初予定の100巻を超えて、明らかに設定の矛盾などが出てきたり、作者が亡くなって別の作家が続きを書くという事も起こります。そうした際に、「こんなのはグインじゃない」と言って離れていく人もいれば、そうでない人もいる。当初の構想とずれたなと感じられる数十巻あたりで離脱した人もいれば、新しい作家が物語を書き続けることになった131巻以降で離脱する人もいるでしょう。
ファイブスターもまあ・・・・色々ありますよね。

なので、サーガとギアスが並行世界だというのは、厳密にはそうなんだけども、ゼノとして一緒に楽しめるかどうかでいうと、楽しめる。現実的には楽しめていた人が多かったように見受けられます。サーガの時代の登場人物とギアスの時代の登場人物の同一性を議論したりね。

ブレイドは(似た人物をごく一部、サービス的に出していたりもしますが)そうした楽しみ方もほぼ不可能で、無理にゼノを冠した弊害が目につきます。

で、WiiU版がどうかというと、ブレイドよりはゼノ寄りな要素は明らかに増えている。それは要素の議論として増えているので、客観的に増えている。そこは評価したいな、というのが現時点での僕の意見です。無論、メカだけ似てればそれでいいわけではない、というご意見もその通りで、まだ判断するには材料が足らないということです。

ただ、判断材料が足らない時点においては、肯定から入りたいなというのが僕のスタンスです。批判する際の舌鋒が激しいので、誤解されがちですが、基本は肯定したい。一線を越えて、あり得ないな・・・・となると、一気に舌鋒が火を噴くわけですが(笑

まあギアスやサーガ、特にサーガのPV等にはあった衒学的な部分がまったく無いので、その辺はまたぞろ糞編集が入って、本質的な魅力の1つをスポイルしてしまってないか、気になるのも確かです。

逆にいえば、追加情報が出てくる段階で、「わかってる」PVが出てくるかこないかで、事前の期待度はかなり変わってくるでしょう。あまりに「わかってない」PVが連発されるようであれば、現時点では「買う」と決めている僕も、「すぐには買わない」という判断に変わるかもしれないし、結局ブレイドと同じような判断を下すかもしれません。

2014年にゼノを作ることの意味が90年代と同じなのか。
という点も加味して考えた時、「オリジン」や「ユニコーン」は欲しいけど、それは期待しにくいだろうし、クリエイターにとっても、ファンにとっても、これからリリースされる作品が軒並み、年表の隙間を埋めていくだけの作業になってしまうことがハッピーなのか?

拡張的な作品や、拡張的総括もあってよいのでは、という事は思います。
EP2やEP6相当であれば、拡張的に再構築することもできるとは思うんですよね。

無論、世の中にはメタルギアのように、年表をきちっと埋めつつ、作品のテーマの現代性を担保し続け、かつソリッドスネークからビッグボスへの接続によって、拡張も果たすという稀有なシリーズもあるわけですが、神域の技であるのは言うまでもない。

会社からの独立やスタジオ内でのスタッフの反乱、その後しばらくは別作品を作らざるを得なかったなどなど、ゼノシリーズを安定して作り続けられる環境ではなかった、という事も、大きな影を落としています。そういた諸点を鑑みて、完全性を求めることができるかというと、僕には難しいですね。

無論、名前だけ利用すればファンはついてくるだろうというような、パブリッシャーの邪悪な思惑が透けて見えたブレイドのようなケースは、断固として否定しますが。ああいうことは、一生懸命作り上げたクリエイターにも、ファンにも、パブリッシャー自信の信頼にも、良くない。だから、単体のRPGとしては、かなりの評価を獲得しながらも、本来コアになるべきゼノファンを取り込みきれず、売れなかったわけで。ギアス80万ユーザーは無理としても、サーガ規模の人数を取り込めるようにはがんばっていただきたいです。

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