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終わりの始まり

営業利益1000億円のコミットメントを宣言したうえ、年末商戦に突入する前に下方修正等を行わなかった任天堂がついにギブアップ。非現実的でファンタスティックな計画を下方修正しました。営業利益は350億円の赤字に転落し、3期連続の営業赤字となりました。暗黒時代と言われたゲームキューブの頃でさえこんな事にはなっていなかったわけで、岩田任天堂の経営能力に関して、改めて疑問符が突きつけられました。

任天堂が3期連続の営業赤字へ、「WiiU」年末商戦で不振
<経営体制は変更せず>
2012年3月期に初の営業赤字に転落して以来、今期で3期連続の営業赤字に陥る。岩田社長は従来計画の営業利益1000億円を「コミットメント」と述べて、達成しなかった場合の経営責任について言及していた。

同日、大阪市内で記者会見した岩田社長は「責任を感じている」と語ったが、コミットメントが達成できなくても「退任するということでないということは以前から話している」と述べ、引責辞任を否定した。今後の経営体制は「大きく近日中に変わる予定はない」と述べる一方、役員報酬の減額など「なんらかのけじめが必要」との認識を示した。


任天堂、衝撃の赤字転落 ファミコン以降の事業モデル限界に
13年4~9月期の営業損益は232億円の赤字ながら、通期予想を据え置いていたのは、かき入れ時である年末商戦での巻き返しを期していたからだ。結果は「U」の今期世界販売予想は900万台から280万台、ソフトも3800万本から1900万本と大幅に下方修正。携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」の世界販売予想も1800万台から1350万台に下振れする。「U」は任天堂が提案していた「新しい遊び方」が浸透していないこと、「3DS」は「ポケットモンスター」シリーズの最新作「X」「Y」の投入もあったが、既に市場が成熟していることが背景とみられる。年末商戦の不振が想定をはるかに上回ったことで、29日の13年4~12月期決算発表を前に下方修正を余儀なくされた格好だ。

WiiUが売れないことは誰の目にも明らかでしたが、国内では好調な3DSでさえ、ワールドワイドでは計画を下回る販売台数となり、ソフト売上も計画を下回ります。『ポケモン』の発売された年でさえ、この有り様です。


どうしてこんな事になったのでしょうか?
その説明は下記の記事が詳しいです。

黄色いピカチュウも青ざめるレベル、任天堂が豪快にコケる
売上高。ここ2年と今日の下方修正で出てきた水準はWiiが出る前の水準よりちょい上。据置で64→GC、ポータブルでGB→GBAの時代っすね。

ところがですね、粗利率がWiiU/3DSでだだ下がりしてる一方で販管費率削れてないのですよ。

販管費の絶対水準が高いまま

販管費が高すぎる点を是正しようとするなら、リストラなり、給与の削減(ネットで噂されてたコミットメント未達での賞与削減?)といった手段を取ることになります。毎年赤字を垂れ流し続けるぐらいなら、社員なんて要りませんからね。貯金箱の方がマシです。豊富なキャッシュがあるとはいえ、地上にお城が墜落した以上、いつまでも天空人のような暮らしはできないんですよね。


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コメント

売上高下がっても販売台数が下がっても販管費が減ってないのは人の問題もあるでしょうが、北米では大幅に出荷価格値引きして流通に在庫押し込んで販売台数の数字を作っては四半期決算をまたいだところで返品受け付け、日本では更にキャッシュリベート積んで店頭販促、などの「無理矢理に数字を作る」営業施策が横行しているということでしょう。

既に公開されている第二四半期(6月~9月末〆)の販管費を見ると、売上高が下がっているのに販管費は高止まりどころか大幅に増えており(735億→853億)、営業面で相当に無茶をやっていることが簡単に想像できます。

第二四半期の売上が昨対で微マイナスで済んだ、というのもちゃんと会計監査したら化けの皮が剥がれるんじゃないでしょうか。

つまり実態の売上高、販売台数は発表を更に下回っている可能性があるということです。

ところで豊富なキャッシュについて。山内家の遺産相続された株については自社株買いで対応する方向だそうですね。業績悪化して株価が低迷している時に創業家だけ株式買い上げで温和対応、というのも他の株主との公平性でなんなのですが、業績を悪化させておいて株価を下げてより安い企業価値で創業家から解放される経営陣。これって見方によれば、現経営陣による企業支配乗っ取りですよね。金庫株にしておいてどこかスゴいところに第三者割り当てするのか、驚くような買収の株式交換に充てるのか、それとも普通に消却させてしまうのか、その先のシナリオがまだない、ってところがイマイチですが。

>ぶらりん さん
> 業績を悪化させておいて株価を下げてより安い企業価値で創業家から解放される経営陣。
> これって見方によれば、現経営陣による企業支配乗っ取りですよね。

まー、残念ながら、客観視点からのそういう指摘は避けがたいでしょうね。
とりわけ、いわっち社長に関しては、一度、不自然なコミットメント発言があった後、未達の経営責任に居直っているわけですから。

山内氏の逝去において、後ろ盾の山内氏がいなくなった事で風当たりが強くなるという意見もあれば、後門の虎がいなくなった事で支配強化に走るという意見もあります。
さて、どちらか……?

創業家サイドによる監視が強まらない方向であれば、最低限の株主配当という飴玉で誤魔化されてしまうリスクはありますね。創業家 vs サラリーマン経営陣という構造は、日本の大企業では常につきまとう物ですが、さてどうなるか。様々なメディアが大いに関心をもって、注視する所でしょう。

客観的な始点の欠如がこの事態を招いたのは間違いありません。かつてのN64、ゲームキューブの失敗の時代でも、ここまで赤字が続いたことはありません。いかに経営がおかしいかは明らかでしょう。

以前からソニーの出井氏を引き合いに出していましたが、いよいよ出井氏を超える晩節の汚し方になってきたのかもしれませんね。在任7年間のうち4期連続の赤字を決めたストリンガー級の逸材か。

無論、神経営者様は、賞与等の引き下げなどで人件費を引き下げて、黒字化を達成してみせるに違いない、と確信しております。4期連続の赤字は恥という概念を超越していますからね。さすがに避けるでしょう。3期連続の赤字という時点で、僕のような凡人の理解をはるかに超えてますが。それだけは避けるかと思ったんですがね。

ま、客観的には続投は批判も少なくないと思いますが、個人的には続投は好ましいと思いますね。3DSやWiiUにしても、「あれ……? ちょっと滑っちゃったかな?」ぐらいのテヘペロ感覚が抜け切ってないでしょうから。全力の知性と胆力と運気をもって、「次」に挑戦し、結果を示してほしいものです。砕けるならば砕けるが良いのでは。

岩田社長のコミットメント発言後、言動がぶれ始めた頃に目標未達でも
コミットメントを有耶無耶にして居座るんじゃないかと予想しましたが案の定そうなりましたね…
任天堂の今後もですが岩田社長の先行きが気になります。
まだまだ年齢的に若いのでリタイアすることは無いにしても、一体どこがかの御仁を諸手を挙げて迎えるのか…
社長在任中になした功績より負債の方が大きくなったことが露わになり、更に言動がコロコロ変わるような人間を
新興企業が社長に迎えるとか大手が役員就任をお願いするなんて考えられません(笑)

Wii,DS全盛期までV字回復をなせば別ですが、このままだと石をもって追い払われるのは必至。
プライドが高い人間なので引退後相手にされないことを自覚しているからこそ、今の地位にしがみついているのかもしれませんが。

>マシン語 さん
出井氏やストリンガー氏も普通に生き残ってますし、あれほどの実績があれば、普通に遇されると思います。そもそも経営者は成功したまま終わることは稀で、失敗して終わることの多い職業ですからね。

ただ、ゲーム機メーカーの社長ということもあって、業界内の政治性を考えると、社長として迎えられるケースよりも、社外取締役という形が多いような気はしますが。ま、スクウェアエニックスの和田氏のように、社長退任後も任天堂に在籍するかもしれないし、問題のない範囲で回顧録書いたっていいでしょう。

自身で会社を起こすかもしれない。色々ありえるんじゃないですか。お若いですからね。任天堂のように古い体質の企業ではなく、若い体質の企業に関わりたいと思ってるかもしれないし。

職業・社外取締役なんてのも可能でしょうが、ゲーム業界にコミットしてきた歴史も長い人物ですから、元ドコモ、現ドワンゴの夏野氏のような身の処し方はされないのではないでしょうか。

いずれにせよ、傑物であるのは間違いなく、晩節の評価だけで人物を量るのは好ましくないでしょう。何度も書いてますが、経営者という職業は良い時もあれば悪い時もあるのであって、名君のまま引退なんてなかなかできませんから。

ま、客観視ですよね。僕は神経営者!!!!と呼ばれていたころから客観視してきましたけど、アンチの戯言呼ばわりされてきました。ところが今や、海外ファンサイトで予想のトップに辞任が来るようになりました。積極的に口にしないだけで、辞めてほしいと思ってるファンは結構いるんじゃないですか。消極的な人であっても、それは単に後任が見当たらないだけで、現在の氏を評価してるわけじゃない。簡単に神!神!と褒めたてる輩は、下げる時も早いのですよ。

物事をフェアに見続けてきたのは誰だったのか? 見たい物だけ見たいという自称ファンではないわけですよ(笑 ま、彼らはそんなもんです。ポスト岩田政権がどうあるべきか等も、どうせ見えていない。僕はとっくに見えているから、それも以前記事にしましたが。

ま、懸念が続々と当たってしまうのはファンにとっては悲しいことです。
社内にはそんだけ不勉強な方達が多いって事でしょう。客観視できない。

・・・・。
客観視しても変えたくない、変えられないってのも、あるんでしょうけどね。それを促す力を持った人物こそがリーダーなんでしょう。がんばってほしいものです。

真偽はいかに

ここ二年間で、若手の事務系東大卒が六人も退職

コミットメント未達の場合は社員のボーナスを大幅に見直すが、結果が出るまでの2013年度のボーナスは夏3,4ヶ月、冬3,8ヶ月という超厚遇

マスコミに情報漏洩していた犯人が社内で特定され、懲戒免職に

9月末の時点でもWii Uを900万台売るような生産計画でないにも関わらず、Q2では販売予測の変更なし?もしそうなら、利害関係者への背任罪にあたる

モンハンとポケモン、パズドラとこれ以上はない大作の独占新作が出揃い、3DSも本体は極めて堅調に売れていながらもこの大赤字では、黒字転換は相当に苦しそうですね。
モンハンとパズドラはロイヤリティもないでしょうし(ひょっとして、逆に任天堂の方がお金を出して作って貰ってる?)これだけ3DSが普及しているにも関わらず、他社は遥かに普及台数が低いVITAに次々と新作を発表しているのを見ると、WiiやDS時代に余程痛い目を見たのですね。

財務内容から鑑みて、さすがに倒産までは至らないと思うのですが、我らがいわっちがこの期に及んでも正気の沙汰とは思えない、な発言を繰り返しているのを見て、「…まさかな、いや、全くあり得ないとは言えないな…」とちょっと背筋が寒くなりました。
相変わらず、何が問題なのか、全然解ってない様に見えるんですよね…。

督促相場

妄想レベルの計画は未達なのは、当初から予想されたことです。驚くことではない。
しかし、ポケモンとMH4、どうぶつの森などで助けられた3DSソフト以外、すべての数字で前年割れが最大の問題です。つまり、3DSは成長していない。他は壊滅的。復活のための種が現状ない。
今年の任天堂は、三期連続の営業赤字、出荷数マイナス、税金繰り延べ資金の取り崩し(三期連続の営業赤字と連動だけど)と前代未聞の事態が続いています。
30日にどのような経営方針が出てくるかはわかりませんが、これまでの延長なら2014年度期はさらに悲惨になりそうです。

岩田の能力もこれが限界でしょう。いまさら、「これまでのビジネスモデルに疑問が」では遅すぎます。Wii/DSの初期の成功は、所詮、故山内氏の置き土産の延長でしかないので、それを自分の能力と考えたのが間違いでしょう。Wii/DS時代でさえ、岩田の判断はおかしかったです。

業界的な視点で言えば、wiiの戦略ミス、後手に回るスマホ対応の時点で疑問視されていた経営手腕ですが、一般的には今回の報道でようやく、というところが本当のところだと思いますよ。
昨年の春頃、割とメディアに出ている投資タレントみたな人に話を聞く機会があったのですが「任天堂狙い目、こんなに素晴らしい企業なのに、評価が思ったほどされてないので買いです!」的なことを言っておりました。こういう話をされて株を買ってた、買わされてた人って結構いるんだろうな、と。
一般的にはソニーの凋落ぶりの方がインパクトがあったし、ゲームに対した興味のない人からすれば、クリスマスや誕生日に子供がほしがるのは3DSやマリオなわけだから、いくら苦戦の話があってもピンとこなかったんじゃないですかね。それが、ここに来てPS4の販売成績や円安効果で若干、ソニーを含む製造業に光が射して来たこともあり、任天堂や日産のような一人負け企業が際立ってきました。本当にボロボロになるのはこれからのような気がします。

任天堂の今期の赤字は、これまで隠されてきたアベノミクスの副作用を白日のもとにさらしたようです。
いままで言われてきたアベノミクスの円安は、輸出中心の国内製造業にとってすべて良しではなく、薬にも毒にもなりうることがはっきりしました。

実際、過去の円高で国内の製造業が海外に工場を持つようになり、国内向けの製品も見えない輸入に頼ることになりました。そして、海外向けは海外から直接出荷することで、為替の影響を最小限にしてきました。
だから、急激な円安は、海外向けの製品からの利益の向上ではなく、国内向けの製品の利益を削る形になっています。

消費税増税前に、この副作用の事実がわかるようになったのは良い事やら悪い事やら。

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