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どういうユーザーから支持を集めているか、プラットフォームの実態が問われる時代なんです。

任天堂社長が説く、ヒットゲームの新法則
PR活動の必要性を実感したという事でしょうか。
ヒットゲームが特に出てないゲーム会社の社長へのインタビューが「ヒットゲームの新法則」というのはシュールな面白さを感じますね。ガンホーの森下社長へのインタビューなら、まさにピッタリのタイトルなんですけど(汗

ガンホー、『パズドラ』好調続き営業益4331%増…2QもQonQで42%の増益を達成 高成長続く
ガンホーの営業益がとんでもない数字に達しています。半期で営業利益451億円というのはプラットフォームホルダー級の数字です。大ヒット1本でここまで行けるというのは、ドリームあふれる感じで良いですね。

世界市場を見渡すと、Kingの『Candy Crush Saga』、SuperCellの『Clash of clans』も月間50億円以上稼いでおり、大ヒットタイトル1本でプラットフォームホルダーを超越する利益を稼ぎ出せる時代が到来しました。もはや専用機のマーケットはニッチ市場に過ぎず、ワールドワイドを舞台にした本当の巨大市場がスマートフォンやタブレットで展開されるのです。

無論、ニッチマーケットの覇者も、自らをニッチではないと自己主張し続けることでしょう。PR活動お疲れ様です、おっす、おっす。


多数のニッチマーケットにセグメント化されている現状において、プラットフォームホルダーが取るべき戦略は限られてくるんですよね。普及台数=市場だった時代には、普及台数を増やすことが最重要でした。

しかしサードパーティビジネスというものは、市場ありきであって、普及台数ありきでは無いのです。1年に1本しか買わないユーザーばかりに1000万台普及するのと、1年に5本も6本も買うユーザーに200万台普及するのは、実は後者のほうが市場が大きいかもしれない。

普及台数ではもはや汎用機には太刀打ちできない。ではどういうユーザーから支持を集め、そこを市場として保持し、プラットフォームホルダーとパブリッシャーの両立を為すのか。それが問われているのではないでしょうか。SCEがある意味ニッチに割り切ったおかげで、メッセージが明確になり、据置ゲーム機の競争で優勢になりつつあるのは象徴的な出来事です。

Wiiの後半において、普及台数と市場が比例しない事が露呈しました。普及台数至上主義の崩壊です。その衝撃が大きかったのか、任天堂は自己定義が崩壊したまま、無為無策にコアゲーマーを取り込もうとして中途半端な施策を打ち出してきました。その結果が現状のWiiUです。

LINE方式というか、サードパーティをほぼ締め出すスーパーパブリッシャーに変身した方がまだマシだった気がします。セカンド方式にするか、開発支援金と宣伝支援金を出してその分ロイヤリティ比率を上げる中間的な方式にするか、はたまたロイヤリティを大幅に下げてタイトル数を稼ぐか。いずれにせよ、従来のビジネスモデルを惰性で続けられる時間も限られてきました。


普及台数という点ではゲーム専用機にはなかなか明るい話題がありません。マイクロソフト、ソニー、任天堂いずれも普及台数は前世代には及ばず、普及ペースも遅い。そうなってくると、ゲーム専用機を積極的に購入してくれて、ゲームにガンガンお金を使ってくれるユーザーが集まっているかどうかが重要です。PSフォーマットにはそういうお客さんがしっかり付いている。それは証明されています。

忍之閻魔帳 - 2013年7月5週(8月1週)の新作、他
基本無料ゲームが溢れているこの時代に8,000円前後の本作が品切れが続出したことはフルプライスのゲームを開発しているメーカー、クリエーター様にとっては非常に明るい材料となったのではないだろうか。

無料を餌にばらまき、網にかかった数%のユーザーからがっぽり巻き上げる課金ビジネスに頼らなくとも、きっちり作られた魅力のあるソフトはしっかりプロモーションすればちゃんと売れるのだ。

映画「キツツキと雨」紹介、500万台突破の3DSと伸び悩むVita。2機種が抱える問題点、他
完全新規タイトルで比較すれば、「リズム怪盗R」や「心霊カメラ」を「GRAVITY DAZE」が上回っているのも見逃せない。Vita用の新作が本体を牽引しなかったことは、裏を返せばヘビーユーザー率が高いことの証明でもあり、これはコア向けを手掛ける中小のソフトメーカーにとって決して悪い話ではない。

ハードの普及台数がどうであれ、ソフトの目標本数が5万本程度であれば、新規タイトルが受け入れられ易い&熱心に買い支えるユーザーの多いVitaの方が商売になるのではと考えるメーカーも出て来るかも知れない。

Wii U GamePadをファミコンに「レトロフェイスプレート」7月発売、他
値下げ以降、ハードだけでなく既発タイトルの動きまで活性化しているVita市場の好調を受けて、Wii版の売り上げをあっさり更新してしまった。
1年と少し前の記事で

ハードの普及台数がどうであれ、ソフトの目標本数が5万本程度であれば、新規タイトルが受け入れられ易い&熱心に買い支えるユーザーの多いVitaの方が商売になるのではと考えるメーカーも出て来るかも知れない。

と書いたことがあるのだが、現状のVitaは着実にその地位を固めつつある。
今後は、モンハンの二番煎じばかりに依存することなくハードを盛り上げる弾を用意できるかが鍵。

ちゃんと売れる。
そう、PSフォーマットではちゃんと売れるんです。

そして売れるのはパッケージだけではない。
PC版に続いてPSVita版がリリースされた『PSO2』が成功していることに加えて、『拡散性ミリオンアーサー』もPSVita版がしっかり売り上げているようで、F2Pが成立していることを伺わせます。

次のステージに進むソーシャルゲームの課題・・・スクエニ安藤プロデューサーが考える「スマゲ」の未来
さて、ここからが「喋る!スマゲ☆革命」という本題です。まず紹介されたのは、『拡散性ミリオンアーサー』がPS Vitaで健闘している点です。DAUは2万人と規模は少なめですが、KPIはPCにおけるオンラインゲームに近く、非常にロイヤリティの高い顧客が付いているそうです。ビジネスの規模としては、年間を通してパッケージゲームが30万本売れているくらいのもので、他のPS Vitaのソフトと比べても遜色ない売上です。

このようにゲーム専用機でもスマートフォン発のネットワークゲームが健闘することがわかったため、今後はF2PのネットワークゲームはPS4やXbox Oneといった次世代機とのクロスプラットフォームが当たり前になってくると予想しました。

コンシューマーゲームが大好きなユーザーって、無料+アイテム課金のモデルには否定的なイメージが強いでしょう? でも実際にはF2Pビジネスが成立するほどの金払いの良いユーザーがPSフォーマットには集まっているわけです。PSフォーマットには。3度言いましょう、PSフォーマットにはいるんですよ。


しかし任天堂機はどうか?
子供は購買余力が無く、大人のユーザーにしてもDLCにいちいち批判的で、ファーストパーティの続編タイトルばかり好んで購入し、F2Pビジネスには超否定的。パッケージソフトの売上だけ見ても、新規タイトルの売上という点では、『逃走中』のようなファミリー層向けのIPタイトルを除けば、普及台数で1桁少ないPSVitaのほうが完全新規タイトルの成功例が目立つ。

子供受けしたタイトルを、一部の大人ゲーマーが購入して、母数は子供ユーザーが膨らませているから、自らを多数派と錯覚して、声もデカい。しかしそんなもの、マーケティングすればバレちゃうんですよ。サードパーティの売上が悪いのはサードパーティのソフトが品質が低いからなのか、単にお客さんがいないだけなのか。後者だってことが徹底的にバレちゃった。DSとWiiの時代、Wiiの後半において明確になっちゃった。

PSVitaがあの台数で市場が成り立っている事の意味を考えると、国内のコアゲーマー層の大半はPSフォーマットに囲い込まれている現実を直視せざるを得ません。

それでもバブリーなライトユーザー市場は魅力的だったし、懐古ユーザー向けの市場もDSには存在しました。そういうユーザーを狙って3DSも当初は盛り上がりました。けれども普及台数が拡大しても、タイトル数はそこまで伸びてこない。セグメントが分析され尽くした現状では、3DSに付いているお客さん向けのソフトしか出なくなっていく。無論、旧来のメーカー間の「政治」は存在するから、まだタイトルを引っ張れる。

でもそれも今世代までじゃないですか。マルチプラットフォーム化のたやすいゲームエンジンに載せることを前提にしたうえで、ローリスクで持っていけなければ、プラットフォームに付いたお客さん向けのソフトしか集まらなくなります。

そもそもプラットフォームホルダーの社長自らが、自社プラットフォームのゲームの幅を制限するような言動を鼻息荒くして喋りまくる。そこにどんな市場が誕生するのでしょうか。「F2Pは悪の商法! パッケージビジネスこそが真のゲームビジネスなり!」と叫ばれているプラットフォームの方が、完全新規タイトルが売れにくく、F2Pビジネスも当然根付かない。いったいそこにどんな未来があるというんでしょうか?

自分達が満足できるゲーム体験ができるなら、「もう少し支払ってもいい」という大人のゲーマーが支えるプラットフォームと、経済力があるにもかかわらず、「子供と同じ料金体系がいい」と声高に主張し続ける大きなお子様が幅を利かせているプラットフォーム。

どちらに未来があるのか?

答えは出つつある気がしますね。宗教にも似た扇動をもって、大きなお子様を説き伏せたところで、それで大多数のゲーマーは動くのか、ソフトメーカーは動くのか。プラットフォームビジネス万歳と言い続けて、心中するつもりがあるなら、まだいい。でも実際にはそんな覚悟は微塵も無く、かつての栄光に囚われて決断が遅いだけ。何度も発言をひっくり返していく。

大きなお子様に口当たりの良い「飴玉」を投げてその場その場を言い繕うだけの企業が果たして信頼されるのか。きちんと未来と向かい合う企業こそが最終的にはゲーマーの信頼を集めるのでは?

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コメント

社長変えようがもうどうしようもないような気もしますけどね。
今まで社長自身で発言していた他社への批判とソフトの批判は宮本氏に言わせてるようだしWiiUが売れないのは震災のせいだと言ったり俺達が駄目なのはおまえらのせいだとでも考えてるんでしょうし企業体質変えない限りスタートラインにも立てないような気がしますが・・後追いという意味では生き残るんじゃないですか?
SCEが作った花畑でひっそりと孤独に生きるという意味で・・

今日の決算発表が楽しみです。
アンバサがあったりして。

WiiUの今年度の進捗率が2%未満で、まだ1000億予定を変えないって・・・。
狂気の沙汰としか言いようがありません。
今年の年末はPS4/Oneとぶつかるというのに。

ここの管理人昔はもうちょっと冷静に記事書いてたと思うんだけど、最近の出来事がよっぽど嬉しかったのか、なんか下品な記事書くようになってしまったね

>AAA さん
>後追いという意味では生き残るんじゃないですか?
ディスクやDLCなど、SCEのビジネスチャレンジをフォローアップするのはお得意ですからね。F2Pも・・・・。


>まう さん
営業赤字でしたが、経常黒字で多少のかっこがついたのは、アベノミクス万歳という所でしょうかね。


>WiiUの今年度の進捗率が2%未満で、まだ1000億予定を変えないって・・・。
出井氏以上に、権力の座に執着しておられますよね。
出井氏はストリンガー氏が引導を渡しましたが、いわっち社長には誰が引導を渡すんでしょうか。


>なんか下品な記事書くようになってしまったね
何かいい事ありましたかね?
シュールな喜劇を繰り広げる企業と、熱狂的な人達に対して、素直な言葉遣いをするようになったのは確かですね。それを下品と受け取る方もいらっしゃるのかもしれません。

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