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雑感というか。
コンシューマソフト週間販売ランキング: 2013年7月15日~7月21日
WiiUは『ピクミン3』が落ち着き始めており、ハード牽引も弱まっていますね。初代の路線に戻ったためか、『2』に比べてボリューム不足を指摘する声も多く、累計20万あたりで止まりそうな雰囲気。じわ売れでも累計30万本までいくのかどうか疑問がよぎります。
そもそも論で、ハード普及のキータイトルに据える時点で間違ってると思うんですよね。ハードを買ってまでという熱心な人は限定的で、せいぜい10万人前後ぐらいでしょう。本体持っていれば買うかなぐらいのお客さんが一番多い気がします。
WiiUは『スマブラ』がなかなか発売されなかった場合のゲームキューブになってますね。そもそもリビングに置かれる想定のゲーム機なのに、『マリオカート』や『スマブラ』が本体発売の1年以内に発売されないという時点で、根本的にラインナップ編成がおかしいです。
ゲームの出来が良いとか悪いとか言う前に、3DSの反省をどう活かしたら、こういうラインナップになるのか。いわっち社長の無責任な発言はこれに始まったことではありませんが、すぐバレる嘘をつくのは浅はかすぎるのでは……。いわっち社長の信頼感は、WiiU発売を機に本当に地の底まで落ちてしまった、と残念でなりません。
『マリオ&ルイージRPG4』は、4作目にもなると、飽きてきませんかね……。売上からも消化率からもそう感じますが……。一方、『ルイージマンション2』はかなり売れていて、初代とは比較にならない大成功ぶりです。初代は完成度も低かったわけですが、ようやくにして本当に完成したと言えますね。10年以上経っても通用するゲームプレイでした。
また『討鬼伝』も着実に本数を伸ばしており、『無双マルチレイド』越えも視野に入ってきました。この分だとあき発売の『ゴッドイーター2』にも期待がかかります。
凋落するプラットフォームホルダーという点では、グリーがすっかり話題の的ですが、ベンチャーらしく、素早い撤退を進めており、海外は諦めて、国内のネイティブアプリ市場に集中するようです。海外事業を担当していた青柳氏が日本に呼び戻され、ネイティブアプリの開発と運営を担当するとか。
業績悪化のグリー、エース青柳氏が国内復帰
DeNAも経営面で変化が起きています。夫の病気療養のために経営の一線を退いていた南場陽子氏(創業者)が復帰しつつあるようで、公取委の立ち入り調査やコンプガチャ批判といった逆風の時期をうまくかわしました。
アップルとグーグルの2社が巨大エコシステムを築き上げ、既存のプラットフォームホルダーが利益を失っていますが、中小プラットフォームの乱立は続いています。特徴としては、パブリッシャーとプラットフォーマーの中間的な立ち位置のプラットフォームが増えていることです。
LINEやブシモはその典型といえますし、CAも結果論としてはそうなっていますね。プラットフォームが増えてビジネスチャンスが拡大しているサードパーティに対して、独自色の強いコンテンツを確保したいプラットフォーマーがセカンド契約や共同開発を結ぶケースが増えており、パワーバランスの変化が顕著です。
WiiUは『ピクミン3』が落ち着き始めており、ハード牽引も弱まっていますね。初代の路線に戻ったためか、『2』に比べてボリューム不足を指摘する声も多く、累計20万あたりで止まりそうな雰囲気。じわ売れでも累計30万本までいくのかどうか疑問がよぎります。
そもそも論で、ハード普及のキータイトルに据える時点で間違ってると思うんですよね。ハードを買ってまでという熱心な人は限定的で、せいぜい10万人前後ぐらいでしょう。本体持っていれば買うかなぐらいのお客さんが一番多い気がします。
WiiUは『スマブラ』がなかなか発売されなかった場合のゲームキューブになってますね。そもそもリビングに置かれる想定のゲーム機なのに、『マリオカート』や『スマブラ』が本体発売の1年以内に発売されないという時点で、根本的にラインナップ編成がおかしいです。
ゲームの出来が良いとか悪いとか言う前に、3DSの反省をどう活かしたら、こういうラインナップになるのか。いわっち社長の無責任な発言はこれに始まったことではありませんが、すぐバレる嘘をつくのは浅はかすぎるのでは……。いわっち社長の信頼感は、WiiU発売を機に本当に地の底まで落ちてしまった、と残念でなりません。
『マリオ&ルイージRPG4』は、4作目にもなると、飽きてきませんかね……。売上からも消化率からもそう感じますが……。一方、『ルイージマンション2』はかなり売れていて、初代とは比較にならない大成功ぶりです。初代は完成度も低かったわけですが、ようやくにして本当に完成したと言えますね。10年以上経っても通用するゲームプレイでした。
また『討鬼伝』も着実に本数を伸ばしており、『無双マルチレイド』越えも視野に入ってきました。この分だとあき発売の『ゴッドイーター2』にも期待がかかります。
凋落するプラットフォームホルダーという点では、グリーがすっかり話題の的ですが、ベンチャーらしく、素早い撤退を進めており、海外は諦めて、国内のネイティブアプリ市場に集中するようです。海外事業を担当していた青柳氏が日本に呼び戻され、ネイティブアプリの開発と運営を担当するとか。
業績悪化のグリー、エース青柳氏が国内復帰
DeNAも経営面で変化が起きています。夫の病気療養のために経営の一線を退いていた南場陽子氏(創業者)が復帰しつつあるようで、公取委の立ち入り調査やコンプガチャ批判といった逆風の時期をうまくかわしました。
アップルとグーグルの2社が巨大エコシステムを築き上げ、既存のプラットフォームホルダーが利益を失っていますが、中小プラットフォームの乱立は続いています。特徴としては、パブリッシャーとプラットフォーマーの中間的な立ち位置のプラットフォームが増えていることです。
LINEやブシモはその典型といえますし、CAも結果論としてはそうなっていますね。プラットフォームが増えてビジネスチャンスが拡大しているサードパーティに対して、独自色の強いコンテンツを確保したいプラットフォーマーがセカンド契約や共同開発を結ぶケースが増えており、パワーバランスの変化が顕著です。
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コメント
WiiUは「おひとりさま」向けのゲーム機なので
>けい さん
非対称ゲームプレイとか、真顔で取り組むべきテーマではないですよね。
ローンチとローンチに間に合わなかったソフトを除くと、任天堂自身もすでに見切ってしまったように見えます。
3DSの3Dもそうですが、WiiUの非対称ゲームプレイも、これで通用すると思っていたのが信じられないほどで、馬鹿集団にしか思えません。DSやWiiは確かに「勇気を出してチャレンジして大成功した」のかもしれませんが、そんなギャンブルが毎度成功すると思い込むのはド阿呆すぎます。
現在の任天堂の苦境は、経営とギャンブルを勘違いした愚かな経営陣がもたらした結果です。将来予測に基づいた基礎研究への投資も不足しており、自分達を目利きと勘違いした方達の末路はこんなものかな、と。
非常に危ういのは、マリオブランドを乱発しすぎて、いよいよ枯らし始めた事で、昨年末の『NEWスーパーマリオWiiU』や『マリオ&ルイージRPG4』などは明らかに期待された本数を満たしておらず、マリオというゲームプレイを磨耗しているのがレッドアラームです。
ルイージマンション2はゲームプレイの点で(従来のマリオ系タイトルの違いが明確に存在し)新鮮であった、という点が重要です。キャラクターとしてのマリオがいけないのではなく、マリオに緋づいたゲームプレイが飽きられつつあるという事。ゲーム屋を標榜する任天堂にとっては、最も避けるべき事態です。
ゼルダに続いてマリオまで枯らしたら何が残るのか。
コミットメントを守るためにマリオを枯らしてしまったら、本当に最悪ですよ。いわっち社長は結局、権力の座にしがみつこうとして、任天堂という老大樹を枯らしただけの暗君で終わってしまうのか? その辺が問われてますね。
非対称ゲームプレイとか、真顔で取り組むべきテーマではないですよね。
ローンチとローンチに間に合わなかったソフトを除くと、任天堂自身もすでに見切ってしまったように見えます。
3DSの3Dもそうですが、WiiUの非対称ゲームプレイも、これで通用すると思っていたのが信じられないほどで、馬鹿集団にしか思えません。DSやWiiは確かに「勇気を出してチャレンジして大成功した」のかもしれませんが、そんなギャンブルが毎度成功すると思い込むのはド阿呆すぎます。
現在の任天堂の苦境は、経営とギャンブルを勘違いした愚かな経営陣がもたらした結果です。将来予測に基づいた基礎研究への投資も不足しており、自分達を目利きと勘違いした方達の末路はこんなものかな、と。
非常に危ういのは、マリオブランドを乱発しすぎて、いよいよ枯らし始めた事で、昨年末の『NEWスーパーマリオWiiU』や『マリオ&ルイージRPG4』などは明らかに期待された本数を満たしておらず、マリオというゲームプレイを磨耗しているのがレッドアラームです。
ルイージマンション2はゲームプレイの点で(従来のマリオ系タイトルの違いが明確に存在し)新鮮であった、という点が重要です。キャラクターとしてのマリオがいけないのではなく、マリオに緋づいたゲームプレイが飽きられつつあるという事。ゲーム屋を標榜する任天堂にとっては、最も避けるべき事態です。
ゼルダに続いてマリオまで枯らしたら何が残るのか。
コミットメントを守るためにマリオを枯らしてしまったら、本当に最悪ですよ。いわっち社長は結局、権力の座にしがみつこうとして、任天堂という老大樹を枯らしただけの暗君で終わってしまうのか? その辺が問われてますね。
ピクミンは本体牽引するほどのタイトルじゃないと思うんですよね。
こんなゲームもあるよって、いう小粒タイトル級なので、期待が大きすぎる
マリオ、マリオ、またマリオ、次もマリオなの?って感じでさすがに・・・
個々は水準高めでおもしろくても、出しすぎ感は拭えないですよね
任天堂には各ジャンル毎に新規作出して欲しいところですけど、
サードからソフト出ない現状だと無理でしょう
それもあって、手堅いタイトルに偏る結果になっていますよね
こんなゲームもあるよって、いう小粒タイトル級なので、期待が大きすぎる
マリオ、マリオ、またマリオ、次もマリオなの?って感じでさすがに・・・
個々は水準高めでおもしろくても、出しすぎ感は拭えないですよね
任天堂には各ジャンル毎に新規作出して欲しいところですけど、
サードからソフト出ない現状だと無理でしょう
それもあって、手堅いタイトルに偏る結果になっていますよね
非対称ゲームプレイって対称な環境が用意できない事の言い訳なんじゃないですかね?
タブコン1個だけで15000円と言うばかばかしさ、そのくせ、2個にするとフレームレートが低下するような無駄なリソース喰らいと言い、誰か止めなかったのかと
内輪の自画自賛的宗教臭さがして
まともに読む気がしなかった「社長が聞く」なんかを読むと、あちゃー…って思いますね。
ある意味味わい深く、シュールでメタ喜劇的なのですけども
味わい深いといえば、一部報道によるとWIIUの不振によってWIIUのLSIを作っていたルネサスの工場が閉鎖するようです。
(どこぞが否定してますが、いつもの茶番でしょう)
まー、そもそもスマホとクラウドの波を読み誤ってWIIUに賭けるしかない時点で、仮にもっとましな状態であっても遅かれ早かれそうなる(せいぜい閉鎖が売却になるくらい)
しかしということで一部の人たちが責任をルネサスに押し付けようとしてますが、それを選んだのは誰でしたっけ?と老婆心ながら忠告して差し上げたい
まあ2015年なんて先の事を心配するよりもまず今年中に何とかしなくちゃいけないでしょう。
まー、今表に出てる主要なゲームもそのころには開発が終わるでしょうし、そうでなくても「次世代機で」と言えば現状のWIIUを買ってくれるような気前のいい任天堂ファン(皮肉であり本心でもあり)は納得してくれるでしょうね。
タブコン1個だけで15000円と言うばかばかしさ、そのくせ、2個にするとフレームレートが低下するような無駄なリソース喰らいと言い、誰か止めなかったのかと
内輪の自画自賛的宗教臭さがして
まともに読む気がしなかった「社長が聞く」なんかを読むと、あちゃー…って思いますね。
ある意味味わい深く、シュールでメタ喜劇的なのですけども
味わい深いといえば、一部報道によるとWIIUの不振によってWIIUのLSIを作っていたルネサスの工場が閉鎖するようです。
(どこぞが否定してますが、いつもの茶番でしょう)
まー、そもそもスマホとクラウドの波を読み誤ってWIIUに賭けるしかない時点で、仮にもっとましな状態であっても遅かれ早かれそうなる(せいぜい閉鎖が売却になるくらい)
しかしということで一部の人たちが責任をルネサスに押し付けようとしてますが、それを選んだのは誰でしたっけ?と老婆心ながら忠告して差し上げたい
まあ2015年なんて先の事を心配するよりもまず今年中に何とかしなくちゃいけないでしょう。
まー、今表に出てる主要なゲームもそのころには開発が終わるでしょうし、そうでなくても「次世代機で」と言えば現状のWIIUを買ってくれるような気前のいい任天堂ファン(皮肉であり本心でもあり)は納得してくれるでしょうね。
>yosh さん
> ピクミンは本体牽引するほどのタイトルじゃないと思うんですよね。
ゲームの設計も古いですし、どうせ新しいハードなら、新しい設計の新しいゲームが欲しかったですね。『1』『2』と来て、今さら変えられない部分もあるだろうし。
そもそも『ルイージマンション2』のように国内外のスタジオに外注に出して、任天堂自身は新しいゲームに取り組むべきでしょう。外注で十分作れるはずです。HD機クラスのマシンなら、CPUパワーもそれなりにありますから、100体の制御も十分こなせるわけですから。
> ラピッド さん
>ルネサス
任天堂がWiiUをある程度続けるつもりがあれば、他社の生産拠点で製造してもらうことは十分可能でしょうし、ルネサスの工場閉鎖自体はそれほど致命的ではないでしょうね。
おっしゃるとおり、そこまで保つのかという点がやはりネックでしょう。
> ピクミンは本体牽引するほどのタイトルじゃないと思うんですよね。
ゲームの設計も古いですし、どうせ新しいハードなら、新しい設計の新しいゲームが欲しかったですね。『1』『2』と来て、今さら変えられない部分もあるだろうし。
そもそも『ルイージマンション2』のように国内外のスタジオに外注に出して、任天堂自身は新しいゲームに取り組むべきでしょう。外注で十分作れるはずです。HD機クラスのマシンなら、CPUパワーもそれなりにありますから、100体の制御も十分こなせるわけですから。
> ラピッド さん
>ルネサス
任天堂がWiiUをある程度続けるつもりがあれば、他社の生産拠点で製造してもらうことは十分可能でしょうし、ルネサスの工場閉鎖自体はそれほど致命的ではないでしょうね。
おっしゃるとおり、そこまで保つのかという点がやはりネックでしょう。
>リビングに置かれる想定のゲーム機なのに
この前提が間違っているのです。
タブコンが元凶。タブコンを活用する=「おひとりさま向け」のゲームにならざるをえないのです。
複数人でプレイするゲームは、せっかくのタブコンを活用できず、別途旧世代のWiiリモコンを複数購入する必要がある。
過去のWiiの展開をよりどころにしているのでしょうが、
WiiUからの新規購入者を無視していますね。
新しいユーザーを増やすどころか、Wii残党の若干を回収する程度が限界でしょう。
WiiUなのはWii+WiiUの人であって、WiiUだけの人はUでしかないのです。
非対称ゲームプレイは面白い発想ですが、それを強いるハードはいただけない。
スマブラもマリオカートも「対称ゲームプレイ」を前提としていますから、出なくて(出せなくて?)当然。
所詮ifですが、強化リモコン搭載のWiiHDで、タブコンはバランスボードのような別売りにした方がと思います。
※Wiiリモコンの「ファミコン程度+α」のインタフェースは、良いものだと思います。