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1つの時代の終焉を告げる最初の号砲か。

スクウェア・エニックスの和田洋一氏が代表取締役社長を退任
スクウェアエニックスの和田社長が退任し、かわりに松田洋祐氏が社長に就任することが発表されました。6月の定例株主総会後の取締役会で正式に交替するそうです。

2001年、映画『ファイナルファンタジー』の失敗によって、前社長の鈴木尚氏が退任。かわって社長に就任して以来、12年にわたってスクウェアエニックスのトップを務めてきました。旧スクウェアがブランド力を徐々に喪失していった時代と被るため、常に批判に晒されてきた人物ではあります。

しかし和田社長だったからこうなったのか、和田社長だからここまで保ったのか、評価は難しい部分もありますね。少なくとも開発陣をぐいっと引っ張る腕力には欠けていたように思いますが、そんな腕力をもった人物もなかなか居ないのですよね、この業界。


直接的には、アミューズメント事業の不振に加えて、欧米でのコンシューマーゲームの売上低迷が挙げられます。つまり『ジャイロゼッター』がこけたのと、アイドスのタイトルの売上が芳しくなかったのが主因という事ですね。アミューズメント事業への本格進出(タイトー買収)とアイドス買収は共に、和田社長の判断が大きく働いたと言われていた案件ですから、さすがに責任回避は厳しかったのかもしれません。

また特別損失が100億円計上されており、コンテンツ廃棄損約40億円、コンテンツ評価損約40億円、その他約20億円となっています。巨額の「不良債権」が眠っているという話は、業界内ではまことしやかに言われていた話ですが、和田社長の退任に伴い、膿みを出したようです。

とはいえ、これで全部かどうかわからないのが万魔殿たるスクウェアエニックスの底知れぬ恐ろしさです。たった2期前の2011年3月期に125億の最終赤字を出してますからね……。

コンテンツ廃棄損の40億円は開発中止になった案件でしょうが、コンテンツ評価損の40億円は何をもって評価損としたか、普通に考えると、オンラインゲームなどの膨大な初期開発費がとても回収できないので、評価損になった、という解釈になります。金額の規模感からいって、おそらく『FF14』と『ドラクエ10』だと思いますが、まあ両タイトルとも青天井で課金が取れるモデルではなく、定額の月額会費制ですからね……。数年後の売上が予想できてしまう訳ですよね。


色々な感想はあるでしょうが、12年間お疲れ様でした。振り返ってみると、大変な長期政権でした。
2002年にとあるゲーム会社の社長に就任したとある人物も、タイミングとしてはそろそろ、かもしれません。
1つの時代の幕が下りようとしているのかもしれませんね。

いずれにせよ、潔い終劇を迎えていただきたいものです。
当然、社内組織を含めて、膿み出しも同時に行うべきでしょう。


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コメント

いやー膨大な赤字にのけぞるとともに、「でもパズドラの利益の1か月分にも満たないんだな」と思うと更に戦慄しますね

SONYの中鉢氏もストリンガー氏とセットで退任しますが過去の象徴が去ることで再建の目処が立たないエレクトロニクス(特にTV)からの脱却と見ていいんでしょうか?
パナソニックもプラズマから撤退しましたしそろそろ決断が必要だと思いますが・・
和田洋一に関してはユーザー含め株主もいい印象は無かったでしょうね
スクエニホールディングスを盾にして俺の文句は聞かない聞こえない状態でしたしYESMANしか置いてなかったんでしょうね・・・第一開発陣のあれでスクエニ中核でしたし

>AAA さん
パナソニックも大坪会長の退任を発表しましたね。

円安誘導している間に、膿を出し切れ、というのが政官から民へのメッセージなわけで、正しくメッセージを受け取って行動できない企業は駄目ですよね。ゲーム産業は長らく、政官から距離を置いていた業界ですが、他産業の動向を見習い、この機に適切な外科手術を行って欲しいですね。

たまたまではありますが、スクウェアエニックスが先陣を切ったわけで、新社長の松田氏は財務系出身のため、中継ぎ&コストカッターでしょうね。出版事業を成功させた田口氏がゲームも一部見始めた辺りで、次は・・・・かと思ったんですが、1点問題がありますからねえ・・・・解決すれば、松田氏の後任の可能性はありますが。あるいは外から引っ張ってくるか。さてさて・・・・。

最悪ケースでは、その次の社長が立ち上がらずにそのまま再合併や売却という可能性もゼロではないのかもしれませんね。国内企業で現在のスクウェアエニックスを買収する体力のある企業はありませんが、中国、韓国なら、JRPGやオンラインゲームに対して一定の評価をしてくれるでしょうし、世界規模での業界再編へ向かっていく号砲となるのかもしれませんね・・・・。

バンダイナムコ、スクウェアエニックス、セガサミー、コナミ、カプコン、コーエーテクモの大手6社の中では、一番先に駄目になるのがスクウェアエニックスだろう、というのは、ちょっと考えればわかる話でしたが、3年ぐらいはまだ誤魔化せるだろうと思っていた人も多かったと思うんですよね。ここまで急速に膿が出てくるとは・・・・。新たなる再編が加速する可能性が高まりました。

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