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妄執の恋獄 『カルタグラ』
カルタグラ

PS2版は倒産したキッドからリリースされていたため、Amazonにはユーズド商品しか在庫が無いようですね。それにしてもこのパッケージ、ヒロインの上月和菜が怖い。ホントはドジっ娘風味で、ウザいぐらいかわいい娘なんですが。売る気あんのか。
18禁版なら、開発元のInnocent Greyのサイトでダウンロード販売されています。
→オフィシャル・ダウンロードページ
いかにも京極夏彦を意識しているような戦後すぐの時代背景。繰り返される猟奇事件。美しい女たち。何となく期待感をそそるものの、何となく買い逃していた一品。ついこの間ダウンロード版をプレイしました。
終戦から6年が過ぎた。
娼館の一室に居候している探偵・高城秋五は、警視庁時代の上司から頼まれて、逗子の良家息女の失踪事件を引き受ける。秋五は事件のあった上月家で、かつての恋人・上月由良と同じ顔をもつ少女、上月和菜と出会う。彼女から双子の姉を捜してほしいと懇願されるが、父親である上月慶一郎は秋五に告げた。
「あの娘は、本当は死んでいるんですよ……」
一方、上野の町では陰惨極まる、凶悪な猟奇事件が繰り広げられていた。女性の子宮を喰らい、人体をバラバラに切断する謎の殺人鬼。懸命に捜査する警察の努力をあざ笑うがごとく、殺人は続く。秋五と和菜、悪友の冬史、3人が失踪した由良を捜し求めるうちに、やがて無関係だったはずの2つの事件がつながり始める。
設定だけ見れば、かなり面白げではある。
京極夏彦が好きな人なら、興味を持つのではないだろうか。逆にいえば、期待が高い題材だけに、求められるハードルも高い。率直にいって、期待を越えることはまず無い。しかし今なら格安で手に入るので、値段分は楽しめる。
遊んでみると、驚くほど90年代のエロゲーに近い。儲かってない私立探偵の男のもとに、奇怪な事件が舞い込んできて……というやつである。主人公がなぜかモテて、登場する女の子と次々寝るののも、90年代的である。エロゲーである以上、主人公が理不尽にモテるのは当然で、それは今も変わらないが、次々と食っていく感じはやはり古い。個人的には、この種のレトロ感は懐かしさもあって、好きだが。萌え系ノベルゲームばかり遊んでいる人には不評だろう。
コンシューマーでは発売しにくい、エロとバイオレンスとグロこそ、本来エロゲーの華だったもので、萌え系と陵辱ゲームに二極化しつつある状況で、猟奇殺人とエロスと狂った恋をテーマにした志は、大いに買う。オープニングテーマのタイトルどおり、「恋獄」こそ、このゲームの主題だろう。
どの程度抑えられているかは未確認だが、過剰な表現を嫌う人はPS2版を購入するのをオススメする。血臭ただよう上野の町を、90年代のゲームを思い出しながら、楽しんでほしい。

PS2版は倒産したキッドからリリースされていたため、Amazonにはユーズド商品しか在庫が無いようですね。それにしてもこのパッケージ、ヒロインの上月和菜が怖い。ホントはドジっ娘風味で、ウザいぐらいかわいい娘なんですが。売る気あんのか。
18禁版なら、開発元のInnocent Greyのサイトでダウンロード販売されています。
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いかにも京極夏彦を意識しているような戦後すぐの時代背景。繰り返される猟奇事件。美しい女たち。何となく期待感をそそるものの、何となく買い逃していた一品。ついこの間ダウンロード版をプレイしました。
終戦から6年が過ぎた。
娼館の一室に居候している探偵・高城秋五は、警視庁時代の上司から頼まれて、逗子の良家息女の失踪事件を引き受ける。秋五は事件のあった上月家で、かつての恋人・上月由良と同じ顔をもつ少女、上月和菜と出会う。彼女から双子の姉を捜してほしいと懇願されるが、父親である上月慶一郎は秋五に告げた。
「あの娘は、本当は死んでいるんですよ……」
一方、上野の町では陰惨極まる、凶悪な猟奇事件が繰り広げられていた。女性の子宮を喰らい、人体をバラバラに切断する謎の殺人鬼。懸命に捜査する警察の努力をあざ笑うがごとく、殺人は続く。秋五と和菜、悪友の冬史、3人が失踪した由良を捜し求めるうちに、やがて無関係だったはずの2つの事件がつながり始める。
設定だけ見れば、かなり面白げではある。
京極夏彦が好きな人なら、興味を持つのではないだろうか。逆にいえば、期待が高い題材だけに、求められるハードルも高い。率直にいって、期待を越えることはまず無い。しかし今なら格安で手に入るので、値段分は楽しめる。
遊んでみると、驚くほど90年代のエロゲーに近い。儲かってない私立探偵の男のもとに、奇怪な事件が舞い込んできて……というやつである。主人公がなぜかモテて、登場する女の子と次々寝るののも、90年代的である。エロゲーである以上、主人公が理不尽にモテるのは当然で、それは今も変わらないが、次々と食っていく感じはやはり古い。個人的には、この種のレトロ感は懐かしさもあって、好きだが。萌え系ノベルゲームばかり遊んでいる人には不評だろう。
コンシューマーでは発売しにくい、エロとバイオレンスとグロこそ、本来エロゲーの華だったもので、萌え系と陵辱ゲームに二極化しつつある状況で、猟奇殺人とエロスと狂った恋をテーマにした志は、大いに買う。オープニングテーマのタイトルどおり、「恋獄」こそ、このゲームの主題だろう。
どの程度抑えられているかは未確認だが、過剰な表現を嫌う人はPS2版を購入するのをオススメする。血臭ただよう上野の町を、90年代のゲームを思い出しながら、楽しんでほしい。
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