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東京スマートフォンゲームショウというか、夏の終わりの風景の雑感。

東京スマートフォンゲームショウだな、これは。
「東京ゲームショウ2012」出展予定タイトル第1弾が発表―スマートフォン、タブレット向けタイトルがさらに増加
8月30日時点での発表にすぎないとはいえ、タイトル比率ではスマートフォンとタブレットが大きく、コンシューマーゲーム中心のショウというイメージではありませんね、もはや。行列の長さで競えば、『モンハン4』が一番なんでしょうけど。

マイクロソフトの不在や、任天堂が例年出展していない事、さらに任天堂が独自で体験イベントをやるにせよやらないにせよ、WiiU向けのプレイアブルタイトルが出展されない事も影響しています。マイクロソフトと任天堂は欧州のゲーム展示会である「gamescom」にも出展しませんでしたが、独自路線を貫くといっても、その結果として、ゲーム専用機の存在感が低下してしまえば、一般の報道やゲームファンに与える心理的影響は大きいでしょう。

ゲーム専用機が市場の中心だった時代であれば、敵対的な勢力と横並びになりたくない、というある種のプライドも一定の合理性はあったかもしれませんが、大局を見据えた判断をそろそろすべきでしょう。本当の仮想敵はどこなんでしょうかね?

まー、マイクロソフトがTGSに出ないのは現状のXbox360市場を考慮すれば、致し方ないのもわかりますが、新ハードを発売する任天堂はどうなんでしょうか。

任天堂サイドもTGSに参加しない表面上の理由は並べてますけど、それが嘘だってことは古い業界人ならわかってるわけで、任天堂がTGSやCESAに対して置いた「溝」は結局両者にとって損失でしかありません。つか、任天堂が絶頂だった2008年のCEDEC AWARDの第1回で、CESA側からの政治的なアピールは送られていたわけで、その際に関係修復をもっと進めていればよかったのにな、と残念ですね。天頂を極めた瞬間にこそ、頭を下げる事の価値が最大化されるわけで、それができるのが天子の器ですね。ま、そんな器はめったに見ませんが。

ソーシャル勢ではグリーとgloops(モバゲー陣営)がそれぞれ大型ブースで出展します。

モバゲーはゲーム展示会には消極的な傾向が強いですね。gloopsは広報費を張ってますが、最近のアプリの動向を見ると、ちょっと心配になります。上場まで一気に行けるのか。地合いがよろしくないですよね、正直。とはいえ、gloopsやgumiは上場してキャッシュを集め、ガツンと行きたいところでしょう。


スマフォ向けでいうと、3D物が増えてきており、順当に爆死を続けています。これからもまだまだ出てきますが。3D物を仕込んでみたけれども、ブラウザ型のカードゲームが欧米でも通用したので、そっちにばかり力を入れて、3Dネイティブ物は爆死に任せるという適当なやり方が、王者の食い散らかし方で素敵です。モバゲー、グリー共に似たような態度ですが、特にグリーは短期で戦略が変わりすぎでしょう。

PS3で『AFRIKA』を手掛けたライノスタジオが開発した『ワイルドサファリ』とか、SNS企業がコンシューマーで仕事のなくなった会社に相対的に低コストでスマフォゲームを作らせるケースが出てますが、うーん……。SLG+3D表示で演出というパターンで、これから色々と試行錯誤が行われるんでしょうか。

モバゲーの側も『NINJA GAIDEN』もカードゲーム+3Dアクションバトルという組合せで、なかなか試行錯誤感が発揮されています。つか、カードにもっと金をかけて、素敵な品質にすべきだと思うんですが。レベルファイブ『ニノ国モンスターズ』も、リリース1か月でカード画像をすべて修正するという荒業をかました末、黒歴史になりましたが……。

とか言ってる間に、グリー寄りのコナミが虎の子の『メタルギア』をグリー向けに発表しました。著作権表示でグリーの名前が入っているので、グリーが開発費を負担して引っ張ってきたのかな、と推察されます。
グリーとKONAMII、Android/iOS「METAL GEAR SOLID SOCIAL OPS」発表
シリーズに登場の人物やメカが総登場するソーシャルゲーム



モバゲーとグリーの両陣営にいえますが、どっちも短期間で社員が増えた結果、並行で動いている案件が増えすぎて、ファーストパーティのタイトルのほうがサードパーティより微妙、という事例が目につくのが激しく残念です。

結局どちらの会社も、競合となるベンチマーク相手がいる時は、追いつき/追い越せの精神で激烈な戦闘能力を発揮するものの、トップになった途端に誰を殴ったらいいのかわからなくなり、迷走して、抜かれるというシーソーゲームを繰り広げています。売上が上がる事より、仮想敵に勝つほうが重要でやりがいが出る、みたいな。

楽天あたりも、もっと以前から電子書籍端末を準備できたはずなのに、AmazonのKindle Fireの日本上陸の足音が聞こえてから本気を出して、短期立ち上げで事故ってるあたり、国際化以前にやる事が無いか、と突っ込みたくなります。

Rakutenization - 書評 - たかが英語!
徹底した「二番手戦略」という指摘は鋭いし、ある意味、強いIT企業には共通した部分です。
と書くと、「日本企業はそれだから……」という人もいらっしゃるかもしれませんが、facebookだって最初のSNSではなかった事を忘れてはなりません。しかし彼らには「+α」があった。強いIT企業が勝ち上がるまでは、実はそこまで日本と欧米で差があるわけではありません。日本企業はトップに立ってからの目線が低いだけです。

いや、その点についても、SCEと任天堂の事例を見れば、IT企業によらないんですが。トップにチャレンジする時が一番輝いていました。ま、トップに立つと駄目になるのは、日本の経営者の特徴ですね。


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コメント

>3D物を仕込んでみたけれども、ブラウザ型のカードゲームが欧米でも通用したので、そっちにばかり力を入れて、3Dネイティブ物は爆死に任せる

彼らにとっても、国内・海外のコンシューマー系にとっても、どう転ぶか、ですねえ。
まさかのブラウザカードゲームが世界を制覇しちゃうかもしれないし、やっぱり3Dの技術が無いから和ゲーの栄光と没落の歴史をソシャゲでまたなぞるだけに終わるかもしれない

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