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結局、壮大な退却戦だからね。

オレ的ゲーム速報@刃:任天堂・・・
年末商戦大勝利!!!!?
のはずが株価が下がる、この状況。
「ゲーム専用機メーカー」というビジネスモデル自体が古臭く、衰退していくように思われているので、仕方ないのかな、と思いますね。

ゲーム専用機業界が地盤沈下しても、天空のお城には無関係!
という訳にはいかなかった。

ただそれだけです。
地盤沈下している地上を、上空から見下ろしていたこの数年のうちに何か手を打っておけば、あるいは違う未来があったのかもしれませんが。所詮ifのストーリーですね。

NPD: 2011年の結果の分析
マーケットは2008年をピークにして毎年減少しています。
その一方でWiiの低落傾向とXbox360のシェア増大が持続しており、任天堂の自滅とマイクロソフトの粘り強さが光りますね。ソニーはPS3のさらなる値下げというカードをどこで切ってくるか。マイクロソフトとソニーの両社ともWiiUを迎撃する構えは当然取ってくるでしょう。競争は厳しい。

北米12月の任天堂。Q3発表を前に不安な静けさ
・3DSは目標には一歩(約7%)及ばなかったが、4割引+看板タイトルのフルバーストという力技でかなり良いところまで持って来た。北米のアナリストも、3DSが回復軌道に乗ったとの見方でほぼ一致
・DSは3DSの復活のために切り捨てられており、単純な前年度比では壊滅的な状態になっている。だがQ2時点で大胆な目標き下げ(900万台→600万台)を行っていたことから、目標自体はほぼ達成
・WiiはDSと違ってQ2では目標は据え置かれていた。この結果実績が目標のほぼ半分という状況に。3DSとのカニバリ以前に、単にHD機やタブレットに対して競争力がなかったのだろう

結局、計画は未達成なのか?
大出血で3DSを立て直しても、ポテンシャルマーケットはすでにソーシャルとスマートフォンに食われており、据え置き市場はWiiUまで打つ手なし。新ハード(3DS)投入のタイミングを誤ったことで、色々な事が後手に回っています。

任天堂の市場予測は外れまくり、後手を打つことに懸命な姿は、ほんの数年前の神々しかったリーディングカンパニーの輝きの残滓1つありません。もはや子供&ファミリー市場への「退却戦」のみ。そういう見方をされてしまっているのでしょうね。

では新しい市場はどこに?
それがソーシャルゲーム、スマートフォン市場であるという点を疑う人はいないでしょう。

Facebookコア市場へ。Gaikaiを通じてWorld of Warcraftを提供
「Gaikaiの次の大きなロンチはFacebookです。Facebookは既にカジュアルゲームを提供していますが、GaikaiはFacebookがコアなゲームに進出するのをサポートします。ワン・クリックするだけでWorld of Warcraftをプレイできるようになるのです。

「ゲーマーにはゲームを提供する必要があります。ゲーマの好みを変えるのではなく、ゲーマの好みにあったゲームを提供するのが大事なのです。Zyngaはユーザのニーズを第一に、アグレッシブに動いています。クリックするだけで無料でプレイできるのです。フレンドとシェアすることもできますし、もしも好みに合うゲームがあればZyngaをプレイしていただくわけです。

「おわかりの通りこれは非常にユーザフレンドリで、だからこそ同社の株価はロケットのように跳ね上がっているのです。こういったことを無視する旧いパブリッシャは、崖からころげ落ちていくでしょう。彼らの株価を見てください。ごらんの通りの有様ですよ。
いよいよコア層を取り込む技術的な下地も整いつつあります。Zyngaのゲームだけではない。

とはいえ、Zyngaでさえ、時代の変化の中では衰退しつつあります。恐るべきスピード!

「ソーシャルゲーム」の収益性を計る米ジンガの上場
ジンガの時価総額は2011年2月時点で70億~90億ドルともいわれ、上場時には100億ドルに達するとの観測もあった。ふたを開けてみると公開価格は10ドルで、10億ドルを調達した。しかし、その後はすぐに値下がりし、10%低い9ドルを割り込んだ。それでも米エレクトロニック・アーツに並ぶ水準といえる。

 ただ、そもそもの設定価格が高すぎたのではないかという疑問と、上場プロセスで明らかになったジンガの成長性と収益力への不安が指摘されている。
Zyngaが世界一のソーシャルゲーム企業だったという認識はすでに過去のものでしょう。好対照なまでに利益率の高いグリーとモバゲーが注目を高めています。

巨大ゲーム企業Zyngaが日本のGREEなどより極端に低利益なのはなぜ?このままでいいの?

しかしこれは別段、不思議ではありません。
ゲーム専用機の市場でも起きたこと。日本のメーカーが高収益な国内市場をてこに海外に進出していく。そして時代が移り変わり、海外の市場が拡大して、海外メーカーが力をつけるにしたがって日本のメーカーのプレゼンスが低下していきました。

今もう一度同じ歴史をやり直すのでしょう。
今度こそ、海外企業に足元をすくわれないために。
コンシューマーゲーム業界の失敗の歴史を、ソーシャルゲーム業界が成功で塗り替えていくのかどうか。今後の10年の動き方次第でしょう。

まー、今後数年の陣取り合戦を思えば、SCEはスマートテレビ方面で後退していく事も可能ですが、任天堂としては従来の独自路線を捨ててfacebookと提携したほうがいいでしょうね。スマートテレビとクラウドゲーミングによって、ゲーム専用機の居場所をリビングから奪われる前に、防衛ラインを確定させたほうが利口です。結局の所、これは後退戦にすぎませんからね。

今さら頭を下げても遅いかもしれないが、スマートテレビやクラウドゲーミングはスマートフォンほどのプレゼンスはまだありません。今のうちに領土を確定させておくべきでしょう。「スマートフォン vs 3DS vs PSVita」のラウンドでは、何をやっても「でもスマートフォンに押されてますよね」と言われてオシマイです。始まった時点で結論は最初から出ている戦いでした。同じ失敗を繰り返さないでほしいものです。


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コメント

ポケモン×ノブナガにかけて、年末商戦は差し詰め、金ヶ崎の撤退戦ですかね(本社が京都だけに)
まぁ本当に逃げ切ったかはどうかは決算の結果次第ですが・・本能寺は近いかもしれませんなぁ(棒

>ati- さん
まー、任天堂自体は莫大なキャッシュを持っているので、傾くという事はありませんが、売上や利益がどこまでシュリンクして、縮小均衡するか、でしょうね。

1位、2位がモバグリ、3位、4位が任天堂とSCEという序列がどこまで確定的になっていくか。トップ2社からすると、コンシューマー業界はオワコン扱いなので、眼中に入ってない感じですけどね、もはや。利益率の低いみじめなビジネスをしてればいいんじゃねーの、という。

任天堂とSCEが泥仕合してたこの2年ほどの間に、ずいぶん変わってしまったなーと。もう、無理にコンシューマーからタイトルや会社を引っ張ってくる必要もないんですよね。2010年はまだ、どうやってコンシューマーからソーシャルに誘致してくるかという事が焦点になっていましたが、もう今は違っていて。ソーシャルにこなきゃ、衰退していくだけなんだから。

ゲーム業界のルールがソーシャルで固定されるなら、確かにその通りとなるでしょう。ただし、一寸先は闇のゲーム業界ですから、そう上手く行くのかな?過去にも革命的ゲームが登場した事で、アッサリと勢力図が変わる事が在りましたよね。10年前のトレンドはネットゲームでした。さて、その頃のトッププレイヤーは今、どうなっているでしょうか?まあ、自分が思うのは、未来予測は難しいという事、こんなにも激動の時代を百年以上も会社として存続しているだけで凄い、て事。モバゲー、グリーが20年後に世界的なメガカンパニーになってたら、dakiniさんスゲー、すみませんでした!と謝るしかないけどな。。

カードゲーム系はいまの流行りと飽きられ方を見て、もうあと半年、長くて1年ではないでしょうか。Zyngaはあれができなくて悲しんでるようですが。ネットギャンブルが合法にならないことには。

任天堂もあれだけ売れば多少は赤字減ったかと思ってたら
さらに赤かったのか…

>T.S さん
まー、今年は赤字が出るのは仕方ないでしょうね。
来期こそ黒字回復しないと、「水準」が低下した、と看做されてしまうため、非常に重要です。3DSそのものはコストダウンを急いでいるでしょうし、ソフト市場は全体としては膨らんでいくはずですから、死に体のDS、Wii市場に引きずられた今期とは異なる決算もじゅうぶん狙えるでしょう。

とはいえ、それはマシになったという話であって、中長期的な敗戦を糊塗できるものではありません。

ソニーも相当に問題は抱えてますが、まずはテレビ事業のリストラが優先で、そういった敗戦処理をしている間に、PSNを中核にした事業を盛り上げられれば、ゲーム事業の役割はじゅうぶん果たせた、と言ってよいでしょう。もはやソニーにとって任天堂なんぞは、共に地に落ちた敗残者であって、真にめざすはアップル、グーグル、アマゾンです。

ゲーム専用機に固執するほかない企業を見ても、なんの意味もない。それよりは新しいビジネスモデルを構築していくことが極めて重要です。

セガに新設されたオンラインエンタテインメント研究開発部は何を目指すのか? 中心メンバー二人に話を聞いた
http://www.4gamer.net/games/133/G013302/20120125058/
この辺りの文脈を補助線として視野に入れつつ、3~5年後に向けてどう動いていくか。

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