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今年どうなるか。そして1つの時代の終わりの始まり。

今年のコンシューマーゲーム業界については、
  • ブラックジョークの代名詞「WiiU」がどうなるか。
  • それに対抗したマイクロソフトの動きは?
  • 3DSの好調がいつまで持続するか。
  • TGS前後でのSCEの施策は? 具体的にはPSVitaのテコ入れ。
という4点が焦点でしょう。WiiUをきっかけにして、据置ゲーム機の動向が活発になっていくのは確かで、海外では据置のマーケットがいまだに大きいこともあわせて、リビングの取り合いがホットになっていくはず。そこにAppleやGoogleあたりも参戦してくるのは予想された事態。

いっぽう国内においては、3DSの好調がどれぐらい持続するのか。『モンハン triG』の消化状況を踏まえると、思ったよりは安定するかな、という気配。(高解像度と相性の良い)一部のオタク向け作品を除けば、PSPとの競合機として3DSは十分なポジショニングを確立するかもしれませんね。短命機としては一定のマーケットを築き上げると見込めそうですが、任天堂サイドが3DSのライフサイクルをどう考えているか。

DSのように新型モデルを出すたびに付加価値を上げていき、値上げしていくのは非常にやりにくいし、すでに3D立体視もさほど意味がありませんから、仕切り直しが望ましい。3D立体視を廃止し、右アナログパッドを搭載した新型モデルでリセットしたいところですが、すでに数百万台売ってしまった後なので、それもやりにくい。Wiiにおいてモーションプラスを後付けしても、結局うまくいかなかった事を思うと、普通に次世代機を早めに仕込んだほうが無難でしょう。

Wiiほど極端なユーザー層に偏らないとして、DSほど広範な普及が無理であるなら、国内2000万台あたりを想定したライフサイクルか? 2500万台以上売るには、ちと弾不足、サプライズ不足が否めません。

PSVitaについては、3DSが競合機ではないことが明確になっていけば、じゅうぶん。PSPとPSVitaのあいだの谷間が開きすぎるとリスクですが、2万円前後に価格が推移するタイミングと、『モンハンポータブル』等のPSP系のタイトルが見えてくる時期しだいで、安定してくるでしょう。

3DSに物足りなくなったユーザー、高解像度なコンテンツを愛好するユーザーは自然とPSVitaに移っていくので、今年の後半から来年にかけて堅調に推移するのでは。3DSの自滅によるたなぼた的なシェア拡大の可能性はなくなったので、当初の想定どおりPSP市場をリプレースしていくのを待つ事になります。

3DSがPSPのユーザーを奪いにかかっている点はシェアリスクですが、ビジネスモデルにおいて硬直性の高い任天堂が相手なので、中期的にはさほど問題にならないでしょう。PSVitaに関しては「無料+アイテム課金」型のモデルが今年1年で浸透するとは思えず、ブラウザゲームからMMORPGまでを取り込みつつ、Xbox Live Arcadeのようなアップグレード型の販売手法が当面の想定になるか? 


Social Game Info:2012年のソーシャルゲーム市場の展望
ソーシャルゲームについては、市場の伸びがどうなるか。去年の初頭の予想では、2000億円を超えた後は落ち着いてくるという観測が強かったのですが、3000億、4000億超えもあり得るという認識が出てきており、当初想定よりも国内の市場が拡大していくのかもしれません。

去年のKLabの上場に続き、今年もSAP(ソーシャルアプリケーションプロバイダー)の上場が続くため、株価的な仕込みの可能性も相当ありますが、昨年後半にグリーが伸びた主因として高ARPU化があるので、最近の傾向を予想に順当に織り込んだ結果かな、と思います。

アプリ数が増えてくれば、1タイトルあたりのユーザー数は限られてくるわけで、課金率とARPUを上げていかざるを得ないのは当然です。高ARPU型でなければ生き残りは厳しくなるでしょうし、日本のユーザーの実態にもある程度までは合致します。

この規模に成長していくとすれば、もはやコンシューマーゲーム市場は国内における主要なマーケットではなくなり、国内ゲーム産業の中心はソーシャルゲームという状態に転換します。ソーシャルゲーム市場の売上集計にはPCや携帯電話本体、毎月の通信料は含まれていません。

2011年国内ゲーム市場規模は約4543.8億円に――エンターブレインが発表
ゲーム専用機の市場はハードとソフト合算で4500億。内訳としてハード売上が1797億4000万円、ソフト売上が2746億4000万円で、実績値においてすでに市場規模の差は4,500億程度まで近づいています。今年抜かれる可能性は高い。利益面ではパッケージと異なり流通が入らない分、ソフト(or サービス)提供者側の利益率が高く、収益性という点では、実はすでにソーシャルゲームがメインの市場になっているように思います。

ソーシャルゲーム業界としては、蜂蜜のようなマーケットからあがってくる収益を武器に、日本企業が海外でのビジネスにチャレンジしていく構図ですね。海外のソーシャルゲーム市場は国内とは性質が異なっていますし、国内ほど豊かな市場でもありませんから、今年から来年にかけても、実質的には国内における競争結果がトータルでの競争結果に大きく影響するのでしょう。


コンシューマーゲームとソーシャルゲームという2つの市場を俯瞰した時、「衰退するパッケージビジネス&ゲーム専用機ビジネス」 対 「成長するソーシャルゲームビジネス」という図式は強固です。その図式があるがゆえに、株価下落の代名詞となった任天堂も、株価はなかなか回復しないでしょう。

株価は企業価値の評価であり、マネーゲームでもあると同時に、成長性への期待値です。そういう意味で、3DSやWiiUは仮にDSとWiiぐらい売れても、利益はそれより落ちるので、成長性という点は全然評価できないんですよね。任天堂に求められていたのはApple的な成長であって、経営陣がそれとは真逆の「守り」の姿勢=3DSとWiiUを打ち出した時点で、株価が低迷するのは必定でした。

ゲーム専用機メーカーから次の段階に成長するかと期待されていたのに、「いえ、うちはゲーム専用機一筋です」という路線を明確にしたのですから、失望されるのは当然。格下になっていたSCEあたりとマジに競争してる時点でおかしいわけです。

任天堂のようなパッケージビジネスの代名詞や、ソニーのようなハードビジネスから脱却できない大企業は、旧型企業として衰退していって、できれば貯め込んだ銭を吐き出してもらって、新市場に回っていくと素晴らしいよね……という世界観です。任天堂VSソニーという図式はもはや退屈なまでの喜劇であり、老人どうしの喧嘩にすぎない、という残酷な視点。


任天堂が反落 米で3DS400万台は「織り込み済み」
そりゃ、株価も上がらないよ。
利益が大きく落ちて、将来の成長性も見込めない市場でのシェア争いに躍起になっている姿は「老醜」の一語。SCEとのぶざまな争いの果てに、どれほどの未来があるというのか。ここまでやって、DSやWiiの頃のビジネスを維持できるかどうかが怪しく、利益構造は劇的にダウン。そんな企業に成長性が感じられないのは当然です。

かつてアップルと比べられた、そんな時代もあったんだよね……。

DSとWiiの最盛期はもはや過去の栄光であり、美しい昔話に過ぎません。ただ、あの頃の異常な高評価も、人々の記憶から風化している今現在、冷静に振り返ると、あの頃の高評価のほうがが錯覚だったんじゃないか、という結論に落ち着きます。

僕も確かに、任天堂の経営陣のこの2年ほどの施策について、いささか批判的な記事を書いたこともあります。しかしそれは経営の能力不足や迷走という文脈で理解されるべきではなく、そもそも任天堂がアップルやグーグルといった企業と比較されること自体が勘違いであり、妄想乙なんですよ。

たかが「ゲーム専用機メーカー」がそれ以上の何かに化けるんじゃないか、と勝手に錯覚され、妄想されただけでしょ。第一、任天堂自らが3DSとWiiUによって、その幻想を見事に打ち砕いたわけです。「俺はゲーム専用機メーカーだ、文句あっか!」というのが力強いメッセージであって、それに見合った適正な企業価値に調整されつつあるのです。

要はSCEとせせこましいシェア争いを繰り広げるだけのゲーム専用機メーカーがたまたま時流に乗って過大評価を受けただけで、本来、1万円とか1万5000円ぐらいの株価の企業だってことなんです。思い起こせば、ファミコンの昔から、任天堂はその気になれば、圧倒的な普及台数をいかして……という次の展開が夢想されてきました。でも結局そういう選択はしてこなかったし、それが「らしさ」なんですよね。

山内氏から岩田社長にバトンタッチしたところで、企業の本質はたいして変わっていなかったのですよ。DSバブルやWiiバブル(?)は、中年から老境に差し掛かるタイミングで良い夢を見ましたね、という事にすぎません。長期的にはパッケージビジネスは衰退していく流れだし、ゲーム専用機も先細るビジネスです。


それでいいと思うんですよね。ディズニーみたいなもので、将来的にはIPとキャッシュとブランドイメージだけが残っていれば良く、あとは消え去っていっても何とか回る。ファーストやセカンドを含めた開発スタジオにしても、伝統あるシリーズをウェルメイドに作り続ける役割を果たせば、十分でしょう。10年、20年経つうちに、その開発力も風化していくのかもしれません。それこそディズニーの辿った歴史のように。

それでもディズニーはピクサーを買収して、内部制作を乗っ取らせるような形で吸収して、それで生き永らえる事ができたわけです。だから、まあ、そういう感じで適切に老いていけばいいんじゃないかな。10年後か、20年後か、その頃に若い企業を食って、取り込んでしまえばよいので、そのために投資マネーの運用を適切におこなっておけばいい。

HAL研の再建から岩田社長の擁立に至る流れとか、ポケモンの出るまでの流れとかを見ても、恐るべき直感によって支持された「投資」がすさまじい成果を生み落したという事です。それはオーナー社長の山内氏だから成し得たのも事実ですし、現経営陣にその種の「投資」センスがあるかといえば疑問です。

経営面での課題は、直近での開発リソースの拡充ではなく、1時代先の企業の姿をイメージした上で必要な手を打っておけるかどうか。5年、10年先では必要ないかもしれないが、15年、20年先を見据えた時に必要なってくる事は何か? 仮に岩田社長の在任を20年としても、もうすぐ岩田社長も折り返し点に差し掛かるわけで、ポスト岩田体制を見据えて、後半の10年をうまく過ごし、政権も歳を取っていく必要があります。

社員の増加やセカンドへの投資を含めて、現在はあからさまに開発リソースの拡充に資金を投じていますが、今後10年間の利益にはつながっても、そのさらに先の10年間においては「贅肉」になり得るんですよね。横井軍平氏から始まって、画期的な新しい商品を発明していく時代が30年ほど続いて、40年続くかもしれませんが、その辺で黄金期は終わりで、あとはIPとキャッシュの運用というフェーズに入るんじゃないかと思います。

任天堂に限らず、例えばバンダイナムコグループあたりも、そういうIP企業として落ち着いていく気配を感じます。ゲーム専用機の市場で食ってきた大企業たちはいずれも、ゲーム専用機の市場で育ててきたIPと貯めてきたキャッシュをどう運用するかがテーマですし、同時にゲーム専用機に特化しすぎた人材や組織をどう適応させていくかが課題になっています。

ゲーム専用機にこだわり続けている任天堂においてさえ、サードパーティ大手と同じ命題は抱えています。売上と利益が巨額なので、同じタイミングで悩まなくてよい、5~10年単位で時間的猶予がある、というだけの事です。まー、企業内の年齢分布というか人口ピラミッドはなんだかんだで、その時その時の政権が悩まざるを得ないので、10年先、20年先の事なんて、その時の経営陣が考えればいいんだ、と割り切ってもよいのかもしれません。国における人口ピラミッドとは違って、リストラ含めてなんとでもなりますからね。


最も深刻なのは「天の声」のようなドラスティックな判断ができるポジションの有無でしょう。どれほど実績のある人物であっても、役員ひとりがいるかいないかで変動するリスクはたかが知れています。「天の声」はそれよりも1桁大きな変動要因、企業価値で1兆円単位、利益で1000億円単位を左右するファクターです。これまでは観念論的、組織理念的な抽象論にすぎなかったかもしれませんが、3DS危機を経て、具体的な金額感が見えたのですから、具体的に手を打たなければただの愚か者でしょう。

無論、この種の話は、手数の近いところ、遠いところを問わず、石を置いていく事であり、ギャンブルでもあります。シード時点から投資できるのか、成功者が持ち込んでくるまで目利きが機能せず高い買い物をする事になるのか、結局誰も持ち込んでくれずに衰退していくのか。ディズニーは第2のケースで、ピクサーを内に取り込む過程でずいぶん高い買い物をしたわけですが、それでも延命できたのは良かったですよね。第3の可能性だって、ありえたのですから。

結局どうなるかは、どれほどの目利きが揃っていようとも、最終的には人事の及ばない領域です。まさしく「人事を尽くして天命を待つ」以外に無い。しかし現状では、人事を尽くせてないのは明らかなので、そこは尽しましょう、という単純な指摘です。

ベンチャーキャピタルを設立するといったストレートな手法が良いのかどうかはわかりませんが、「投資」の仕組みそのものも複線化し、リスク分散すべきで、豊富なキャッシュと長年の知見をどう運用していくか。重要なのは、経営レイヤーだけの判断になってしまうと、どうしても短期的、中期的な判断しかできないため、パラダイムシフトのような10年単位の変化に対するリスク分散にはならない事です。


まー、金余ってるんだから、マネーゲームをする必要はないが、適切な運用はしなさいよ、という従前から指摘されている課題です。神がかった強運と直感をもったオーナー経営者が君臨しているなら、投資の仕組化は不要でしょうが、その次の世代を睨むなら、仕組化は必要です。それがDS、Wii、3DS、WiiUの流れの中で、よりハッキリしてきました。

実績ある人物が経営陣に入り、目利きとして機能するのは確かですが、経営レイヤーはどうしたって短期~中期に意識を集中せざるを得ませんから、もう少し遠い手数を見て、脈絡もなさそうでも打ってみる、という視座はどうしたって必要です。それを要らないと言い切るのはただの傲慢であって、それが証明されたのが2011年でしょう。

利益で1000億単位、企業価値で1兆円単位という数字は、2011年によく言われた「100年に1度の災害さえ折り込む」という程度のリスク管理は必要な金額感であって、優秀な経営陣が揃ってますとか、目利きがいるから大丈夫、という話とは異なります。それは利益で100億単位、企業価値で1000億単位でのリスク管理にすぎません。

2005年~2010年の期間において、1兆円企業から10兆円企業になれる選択肢はあったし、その選択を選び間違えたわけですから、その金額感を思えば、どれほどのリスク分散、投資手法を駆使して、0.000001%の可能性を拾う事も無駄では無いでしょう。そのための手法が「投資」の本質であって、短期間での上げ下げを見込んで、チャラくお金を稼ぐマネーゲームのような児戯と混同されては困ります。

オーナー経営者とサラリーマン経営者には本質的な違いがあって、どれほど優秀であってもサラリーマン経営者は身銭を切ってギャンブルしていくような、内臓を切り売りする羽目になるようなリスクと背中合わせの判断はしてこなかったわけです。まあギャンブラーが統治者として優秀かどうかは別であって、スティーブ・ジョブズ、ビル・ゲイツ、マーク・ザッカーバーグがギャンブラーとして突出しているのは確かですが、統治者として優秀かどうかは異論があると思います。

松下やソニーが大企業病として駄目になっていった中で、人数が増えて統治がうまく機能しなくなったことのほかに、オーナー経営者のようなギャンブラーがサラリーマン経営者では補完できずに、数度のパラダイムシフトの果てに、企業が老いていったわけです。大企業病というと、一般には前者のリスクが言われますが、実際には後者のリスクも無視できないわけですよ。


そこをどうするか、正解は無いし、究極的には「天運」の一語になるのかもしれませんが。ソニーつかSCEはその観点では完全に失敗した企業だし、マイクロソフトも結局失敗しそうです。10年後にソニーがあるか、マイクロソフトがあるかといえば、潰れずに存在はしてるんでしょうが、プレゼンスは小さくなってますよね。そういう意味では、任天堂も10年後にはそこそこの存在感はまだあるんでしょうが、20年後にどうなってるかを思うと、「SCEやMSと比べて10年長く持ったけど、結局……」みたいな結末になると、悲しいです。

この数年いろいろと書いてきましたが、10兆円企業に化けるという選択肢は2011年で完全に閉ざされてしまったので、その点では見限りました。しかしファミコンで育った世代の一人としては、20年後に一定のプレゼンスで残っていてほしいな、SCEやMSみたいにならないでほしいなと願うばかりです。せめてディズニー程度の延命はしていただきたい。

ま、20年後には「悲しい」という感情さえ起こらないのかもしれませんが。老いるってのは色々な事について諦めること、見限ることですからね。


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コメント

みんな任天堂という企業に期待しすぎなんですよね
大昔から変わらず面白いことしたいだけの企業が任天堂だと思います。
おもちゃの王様で居られれば満足なんです

バブルが起きても金には興味を示さず
ソーシャルが流行ろうが目もくれず
自分たちが作りたいものを淡々と作る職人集団が任天堂なんだと思います。

これからも脳トレのような潮流が任天堂の味方につくこともあるでしょうし
大ブームを起こすことがあると思いますが任天堂は淡々と
マリオやゼルダを出しながら新機軸も出していくだけなんだと思います。
今月もキキトリックなんて変わり種ソフトや
飛び出す絵本のような写真ゲームが出ますがそういう任天堂の挑戦が
任天堂の強みであり、枠にはまった感なんだと思いますね。

任天堂は家庭用ゲームというフィールドでは他社に牙を向けますが
携帯電話やパーソナルデバイスという括りになると途端に興味をしめさないのです。
非常に力の配分が分かりやすいし、逆に専用機じゃ絶対に負けないという強みもある。
なにより経験を積んで扱いにくいコアユーザーを相手にせず常に新規の子供向けに特化してるのも
映像に力を入れなくていいので予算配分的に強みかと

まー2008年ごろより、始まったIPの奪い合いが長期化してるうちに、ぼたもち掻っ攫ったのはソーシャルでしたしね。まんま三国志、結局任天堂は晋にはなれなかったということでしょう。
滑稽なのは滅びつつあるのに未だにIPの奪い合いやってること。昔はFF、今はモンハン。ハッキリいってこの5-6年ゲームが持つ価値ていうのはどんどん目減りしていきました。DSバブルに胡座をかいて技術投資を怠り海外とは埋められない技術力の差が開き、バブルが弾けると同時にカジュアルユーザーはソーシャルへ。その間に新シリーズ作るなり、もっと革新的なタイトルでも出れば良かったのですが、まー今の業界には無理な話だったのかな。遅かれ早かれ任天堂もソーシャル入りは考えなければならない時期は来るかと思います。というか任天堂こそソーシャルにピッタリだと思いますけどねぇ。

>ペップ さん
ファミコンの成功、DS&Wiiの成功において、任天堂は圧倒的な普及台数をいかした新しい何かを期待されましたが、どちらのタイミングでも、結局まいた種は実りませんでした。ディスクシステムの頃が一番輝いていたし、攻めていた、とさえ言えますね。

DSについてはあのハードのライフサイクルをあらためて見直してみて、非常に保守的な動きでしたね。岩田社長の慎重性、保守性。そしてファミコンの頃から企業として老化した体質。良くも悪くも老舗の企業になったという事でしょう。オーナー社長が指揮していた時代と、雇われ社長が統治している時代では、やはり同じではいられません。


> ati- さん
おそらく任天堂は、いまだにDeNAとGREEを仮想敵として定義できていないんじゃないか、とさえ思います。アップルやグーグルが仮想敵だ、という岩田社長の社内発言が日経にリークされた事もありましたが、まあ、今となっては、思い上がりもはなはだしかったですね(苦笑 価値観がPC世代であって、アップルやグーグルであれば仮想敵として認められるが、facebookやSNS企業はそういう風に見ることができない。世代的な限界を感じさせる発言です。

2年前の状況では、マイクロソフトとSCEはすでに敵ではなくなっていたはずですし、「無料+アイテム課金」と「ソーシャル」型のモデルこそが本当の敵であることも見えていたはずですが、正しく仮想敵を設定できなかった。

国内ソーシャルについては、当初の予想よりも伸びているのも確かで、認識が追い付かないのも多少は仕方ないのかもしれません。すでに「もしもし」2社に負けている事実を認めがたいのでしょうね。3DSの販売台数は、12月だけで記録的な台数を販売していますが、にもかかわらず企業価値として評価されていません。

大幅値下げで売ったところで、「台数稼ぐなら、無料で配れば?」とか、「1万円つけて配ったら」というのが適切な感想です。「脳トレ」クラスの新機軸を打ち出せなければ、結局DSほど普及するとは思えない。赤字で配るという考え方は、ソフトバンクのADSL時代のやり口や、携帯事業の方法論にも共通していますが、あれは会費で回収するという手法が使えるから、ビジネスとして成立しえたわけでパッケージ型の任天堂では、DSよりも儲からない、という事が見えすぎています。

逆にいえば、大赤字で売った後に、回収する方法論、それもDS時代には使えなかったが3DSなら使える方法論を提示できれば、再評価される余地はあるはずです。DLCにしても、任天堂のいってるようなステージ追加のようなものはたいしてメリットがありません。DLCの購入率は5~30%程度でしょうし、1個買ってしまえばそれで終わりですから、コストも相応にかかるし、うまくない。ソーシャル系で主流のようなガチャや消費アイテム系を売っていかないと、コスト比で100倍以上の利益は生み出せません。

DS=PSP時代の感覚でいえば、大赤字を出しても3DSを売ることは一定の評価が得られたかもしれませんが、ソーシャルゲームのような新しいビジネスモデルが台頭している現在では、ビジネスモデルとしての古さが企業評価をひっぱってしまいます。

新しいモデルの模索という点では、PSVitaのチャレンジ精神は個人的には評価したいですが、ビジネスモデルを成立させるには一定のインストールベースも必要です。PSPが堅調な状況で、急いで買う必要が無いとユーザーに思われてしまっているのは少し厳しいですね。時間が解決する問題ではありますが、逆にいうと、一定の時間を要します。

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