Latest Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

居場所の問題なんだよねえ。

ソーシャルで息吹き返す国内ゲーム市場~勝敗分ける変化の先取り
業界のある種の流れを非常に的確にまとめた記事ですね。大手ゲーム企業がソーシャルゲームの開発に慣れてきたのは確かですし、パッケージビジネスからオンラインゲームビジネスへの転換が着実に進んでいます。

にもかかわらず、3DSカンファレンスでは、新しいゲームを育てる意欲はまったく感じられず、タイトルの誘致合戦を徹底化するという潰し合いの意思ばかりが鮮明に打ち出されました。結果としてゲーム機ビジネスへの失望感が広がり、任天堂の株価は下落しました。

表層的には任天堂がソーシャル路線に舵を切らない事への失望によるものですが、別段ソーシャル路線でなくてもよいのです。ソーシャル路線ではない別の何かを打ち出せたなら。しかし現実には、ソーシャルという新しい動きに対して「守り」の姿勢ばかりが強調された内容でした。
既存のパッケージ型のビジネスモデルで打ち出せる最大限の戦略を展開する覚悟は印象づけられたが、有力タイトルだけに依存する手法は、逆にハードウエアの牽引(けんいん)力の限界も感じさせた。

 任天堂に代表される「守旧派」はいくつかの限界を抱えている。

 1つは、販売本数を期待できるタイトルの多くが、すでにあるタイトルの「続編」であるという点だ。また、新作タイトルの場合でも、果たして3DSでしか得られない「特異な体験」を提供できるのかという疑問だ。

一方でSCEにも課題はあります。PS VITAのソーシャル的な機能の大半は、ハードウェアの機能説明の延長線上ばかりで、ユーザー同士がコミュニティ化されていく具体的なイメージは浮かんできません。twitterやfacebookとの連携と言っても、スマートフォンほど親和性が高いはずもなく、サブの中のサブのような付加価値にすぎません。

唯一可能性を感じられるのはニコニコ動画との連携ぐらいで、そういう施策にしても「任天堂よりはマシ」という程度にすぎず、地べたを這っているミミズの長さを比較するような虚しさが残ります。やりたい事も明確にプレゼンテーションできておらず、ゲーマー向けのタイトル、Webブラウザゲーム、ゲーム以外のアプリがごちゃ混ぜになったローンチタイトル群はお世辞にも魅力的とは言い難い。

中小メーカーの積極性を見ても、業界的な期待の高さは相当なものがありますし、結局「モンハン ポータブル」シリーズの最新作が発表されるのも時間の問題でしょうが、ただのPSPの後継機で終わってよいのか?という疑問は残ります。
それでいいと割り切るなら、PSPの後継として堅実な国内市場を築くでしょう。


欧米については携帯ゲーム機市場への期待感が薄く、3DSは大幅な値下げによって子供のゲーム機としての最低限の陣地を守るつもりでしょうが、中高生以上に売っていきたいPS VITAはスマートフォンや据置ゲーム機との競争にさらされます。PS3連携、つまりWiiUのような用途を探る動きもあるのかもしれませんが、リビングマシンの王座を巡ってはアップルのiPad、任天堂のWiiUとの比較になり、いずれも一長一短。

最もスマートなのはiPad。WiiUは持ち運びの面で制限が大きく、iPadほどのわかりやすさはありません。PS VITAはゲーマー向けという位置づけは明確ですが、据置ゲーム機ほどのパワーが無く、PS3連携は消費者心理として割高に感じるのが自然です。
海外での苦戦の可能性も感じられる。それは、契約ライセンシー数に顕著に出ている。日本76社に対して、北米20社、欧州57社で、北米の少なさが目立つ。「モンスターハンターポータブル」のようなキラータイトルが存在してない欧米圏では、来年以降も牽引するタイトルが見えていない。

PS VITAは携帯機が主流になった日本では十分なパワーのある機械ですが、据え置き機の強い北米のユーザーの視点でみると「器用貧乏」な商品に陥りやすい。海外の携帯ゲーム機は子供のゲーム機であって、中高生や大人のユーザーはまだまだ据置ゲーム機でゲームを楽しんでおり、PSPはポジショニングの確保に失敗しました。

SCEがPS VITAをああいう設計にしたのは結局、スマートフォンでもなく、子供のためのゲーム機でもない所に活路を見出したかったからでしょう。PS VITAは携帯機を据置機の側に近付けた機械です(WiiUは据置機を携帯機の側に近付けた機械)。それにしても携帯機のPS VITAがアナログスティックを搭載するのに、据置機のWiiUがスライドパッドを採用しているのは奇妙な交錯です。

Wii以降、任天堂は入力装置の見た目を簡素にする事にこだわりすぎて失敗してきました。クラコンを本体に同梱せず、虎の子の『モンハンtri』にもクラコンPROの全同梱をしませんでした。3DSは後から不格好な拡張パッドを出す羽目になりました。しかも乾電池が必要な仕様という点で、ジョークのような商品です。

後から無様なキャッチアップをしなくて済むように、入力の快適性ではPS VITAを上回っていてほしいものです。何が悲しゅうて、携帯ゲーム機以下のコントローラで据置ゲーム機を遊ばなくてはならないのか。普通に考えれば誰でもわかる話なのですが。スマートさを追求するなら、iPadのようにシンプルにすればよく、そうしないのであれば、ゲームをプレイするのに快適な物を作るべきで、半端な物は作らない方がいいでしょう。やー、マジで心配です。


スポンサーサイト

コメント

結局任天堂はソニーに勝てないみたいですね。
入力の快適性はPS VITAを上回ることは厳しいような気がします。
任天堂は多難すぎて、先が見えない。

ゲーム専用機なのに
なんらトレンドをリード出来ていないのは情けないですね
専用機が携帯電話のトレンドを追いかけている状況

3DSのすれ違いはDSと同じですし
PSVはすれ違いやソフト評価など何処かでみた機能で新鮮味がない

結局年末商戦はゼルダ、マリオ、モンハン、ガンダムと
定番のオンパレードで脳トレやWiiFITが出てきた時のような
ゲーム専用機から流行が産み出されるという空気はまるで無いですね。
これじゃ携帯電話で誰かと繋がってたほうが専用機で遊ぶより楽しいという人が多いのも仕方ないです。

3DSの年末商戦が定番のオンパレードなのは同感です。
しかし、戦略の1つとしては間違ってるわけでもないかなとも思います。

脳トレ、wiiFITのようなハードの特色を生かしたソフトで大ヒットするようなものはこれから
出てくるかどうかが肝じゃないでしょうか?
本体発売から1年くらいは経ってから出てき始めること多いですし

うーん、確かにゲーム機しかない任天堂に関してはスマフォやipad等との競合あるいはまた新しい路線での付加価値が求められるというのには同意しますが
ソニー(SCEではなく)はエリクソンからスマートフォンのエクスペリアシリーズも出していてそこにある程度ライトゲーマーを意識したsuiteやPSコンテンツをぶちこむわけですよね?
他に挙げられましたipadにしてもソニーからはそれと同種のタブレットPCをリリースして同じくいくらかのゲームコンテンツをぶちこむ

ソニー全体としてゲーム機以外にもエクスペリア(VS 他のスマフォ)や
勝負になるかどうかは別としてタブレットPC(VS ipad)といった
そのフィールドに適した武器を有する以上、同じくソニーの一部であるSCEのゲーム機がスマートフォンやipadの得意とするフィールド(層の奪い合い)に正面から対抗するような必要はないのではないでしょうか
それらの新しいハードウェアやサービスにシェアを奪われてもその奪われたシェア+新い市場を争える(可能性のある)同タイプのモノの存在を考えるなら戦略としてもそうはおかしくはないかと

確かにSONYは多角経営している企業なので、他の部門でスマホやタブレットPCを出しており、
多角経営している強みとして、スマホのノウハウ(リソースなど)を流用できる利点がありますね。

MSも「Windows Media Player 11」のメディア共有機能を利用して、
Xbox360をメディアプレイヤーとして利用できるなど、ネット周りを強化しており、
これはPS3もPCと同一LAN上にPS3を繋ぐことによって行える、
メディアサーバー機能(要するにPCとのファイル共有)を備えており、
BDレコーダーと比べても遜色ないメディアプレイヤーとして使えます。

今ではネット環境はインフラに近い状況なので、その辺(ネット周りが強い)と
PS3のブルーレイ再生機能やトルネのレコーダー機能などに代表される、
ゲーム以外の機能も強いっていうのは今や必須事項になりつつあるような気もしますね。


そんな中、ネット環境やソーシャル性などとは全く無縁の我が道を行く任天堂。

スマートフォンの台頭により、かつて任天堂ハードを支えていた、カジュアルゲーマーと呼ばれていた
超ライトなゲームユーザーのiPhoneなどへの鞍替えがあり、3DSのかつてない普及の遅れなど
あまり良いニュースが無かったなかでの、Wiiの後継機である「WiiU」の発表。

3DSの頼みの綱である大作ソフトの「モンスターハンター 3G」も
「脳トレ」や「WiiFit」などが人気だった任天堂バブルの影響がまだ強かったころに、
鳴り物入りで出した、Wiiの「モンハン3(トライ)」が100万本ちょっとという売り上げを考えると
期待薄ですし、廉価版の新型Wiiのニュースやゼルダの伝説の新作の発売など
良いニュースが全くないわけではないんですが、
PS3やPSPの、ハードやソフトの好調な売れ行きと比較するとやはり少し霞んでしまいます。

「WiiU」もHDD非搭載や有線LAN非対応な仕様など、
アップデートやバグ修正はどうするんだろうか、とか
またオンライン周りが弱いんじゃないんだろうか、など
「WiiU」でも発売する「ドラクエ10」にとっても不安な本体仕様で、
発売日すら決まってない段階なのに、問題が山積ですしね。


色々精査して考えると、任天堂が今から巻き返すには、ネット環境の可及的速やかな整備と
大作ソフトだけに頼らないソフトラインナップの充実、
さらにはハード性能のアップ、など挙げればキリがないですが、
ソフトメーカーとしてはこれ以上ない優良メーカーですし、
資金はあるはずですから、何とか巻き返してしてほしいもんです。

何だかんだ言っても、お子さんや女性の方には任天堂ファンの方が多いですし、
無くなるようなことになれば、やはりゲーム業界にとって大きな痛手ですしね。

コメントの投稿

メールアドレスおよび名前の無い投稿はすべて掲載不許可となります。また明らかに偽のアドレスの場合も不許可です。

管理者にだけ表示を許可する

«  | HOME |  »

2017-07

  • «
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • »

検索



カテゴリー

月別アーカイブ

最近の記事

最近のコメント

連絡先

RSSフィード

忍者カウンター

 

 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。