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任天堂の現政権はいつまで続くのか?

異例ともいえる3DSの1万円値下げによって、業界的には3DSはすでに「敗戦処理」感が拭えない情勢ですが、現在開発中のソフトを抱えている各社には朗報でしょう。最低最悪の撤退戦がほどほどの撤退戦になるかもしれないのです。

新規の案件を仕込むかどうかは結局、サードパーティの成功作が出てくるかどうかによるでしょう。
ではその成功作はいつ出てくるのでしょうか。
年末商戦を『マリオ』と『マリオカート』で支える一方、サードパーティの有力タイトルが特に見当たらず、おそらく来春~来夏以降になるのでは、と危惧します。


コナミの四半期決算を見ても、売上ベースでソーシャルゲームがコンシューマーゲームを上回っており、大きな転換点が迫っています。ソーシャルゲームはヒットすれば非常に利益率が高く、衰退するコンシューマーゲーム市場のさらに小さな3DS市場に固執するよりも、新しいマーケットでのポジション確保を狙った方が経営的には現実的です。

無料ゲームに批判的な任天堂プラットフォームは、サードパーティにとって新しいビジネスチャンスをスポイルする、旧態然として発展性の無いマーケットです。伝統的なゲームの価値を守るための感傷的で懐古的な世界であり、それを象徴するかのように、昔のゲームを3D立体視で焼き直しただけのソフトが乱発されるゲーム機が世に現れました。その結果はみなさんご存知のとおり。

無料でゲームを配る任天堂の危うさ
無料ゲームを最も批判していた会社が無料ゲーム配信に頼りきっている、という奇妙な現実がありますね。岩田社長のGDCでの講演から、まだ半年経ってませんよね(苦笑

今後の業界各社の流れは、コンシューマーゲーム市場を支えるコアなゲーマー層を囲い込みつつ、ソーシャルゲームとスマートフォンに適応し、売上構成と利益構成を変えていくことです。その一方で任天堂とSCEはプラットフォームホルダーとしての存在感を縮小させていきます。


また、任天堂にとって大きな変化が起こる可能性があります。ずばり岩田政権がいつまで続くか、です。

株価の大幅な低下、業績の急速な悪化に加えて、携帯ゲーム機と据置ゲーム機のシェアを失えば、任天堂最悪のゲームキューブ時代を下回ることになり、岩田政権の発足当初より危機的な状況に陥ります。3DSはぶざまな値下げをし、利益は大きく減少しました。じゅうぶん煮詰まってないまま発表されてしまったWiiUは、現時点で失敗機になるという予想が大半で、3DSの失敗に続き、WiiUの失敗が重なれば、たとえDSの成功を引っ張った名経営者であっても、地にまみれ、輝きは失われてしまうでしょう。名君が名君たり得るのは勝利している時のみです。

よほど恥知らずな足掻き方をすれば別かもしれませんが、数年内に社長を降ろされる可能性が目に見えてきました。オーナーの意向が強い会社だけに、雇われ社長の去就など、軽いものです。え? 岩田社長の功績は歴史的なものだって? 米国任天堂を立ち上げた、娘婿の荒川氏の功績も歴史的なものでしたよね。昔の偉業は現在の失敗を許容するものではありません。数年前の神経営者が、今では値下げに関するダブルスタンダードっぷりで、ファンからも失望されている。それが現実であり、経営者の悲しい宿命です。

岩田政権がいつ終わり、後継人事はどうなるか。
その結果、任天堂のプラットフォーム政策はどう変わるのか。任天堂をめぐる業界の関心は、半ば、ポスト岩田体制に向かいつつある、と言ってよいでしょう。

気が早い?
3年以内に起こる確率がある以上、視野に入れなければならないのは当然です。

無論、岩田社長とて、政権の維持には全力を尽くすでしょうし、意外と長引かせることに成功するかもしれません。個人的には、毒舌を飛ばしつつも、応援していたのですが、この2年で急速に「詰み」つつありますね。後継人事は誰か。早くも「大政奉還」へと進んでいく流れなのか? 「中継ぎ」だった人物が意外に長持ちしたな、というオチになるのか。それとも「影武者徳川家康」のように権力を維持し続けるのか。なかなか興味深いですね。


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コメント

正直任天堂もSONYも終わった感がありますね。
iPhoneと外部周辺機器(AppleTV+コントローラー)的なもので
PS3や360を性能や操作性で越えてくるのは時間の問題のように思います。

自宅でも外でも同じゲームを遊べるようになり
価格も数十円から数百円で遊べる時代がもうそこまで来ている感じがします
しかも常にオンラインに繋がってソーシャル的な機能で人から人へと伝搬していく倍々ゲームマーケット

これにゲーム専用機が立ち向かうのはほぼ不可能じゃないかと
15000円になった3DSは子供たちに普及するでしょうが大人は無視するでしょうし
PSVは25000円とこれまた3DSによって高額なイメージが芽生えてしまい
PSPとUMD互換が無いためPSPに居座る中高生が多そうです

そうこうしている間にスマートフォンはどんどんPS3の性能に近づいていますから
時間がありません。
正直ゲームビジネスの主役はAppleやGoogle+のものになるように思います。
ながらく続いた日本のゲームビジネスは一旦終了、これからはモバゲーやグリーが
支えていくのか?、任天堂がユニクロのように組長が復活して舵を振り直すのか?に注目ですね。

>nanasi さん
株価の状態を見る限り、岩田政権の寿命は大きく縮まってしまった、と言わざるを得ませんね。まあ株価だけで決まるものではありませんが、岩田社長がもともと社内で出世してきた人物ではなく、ほかの幹部に比べて権力基盤が弱いのは確かですね。就任当初は「中継ぎ」という見方もあり、2003年のE3では無様なカンファレンスを晒したものの、DSの成功によって評価を塗り替え、長期政権を築く目も見えていましたが・・・・。

上層部が一枚岩ではないという評判は、この2年でよく耳にするようになりましたし、目端の利くサードパーティであれば薄々感づいているところですから、逆にいえば、たかだか値下げごときで、任天堂がDS時代のような状態に戻るとは、到底考えないでしょう。悲しいかな、岩田社長の下にも、周囲にも、ネットワークプラットフォーム戦略を立てられる幹部はいません。それが同社のネット戦略やサービスにおいて、具体的に透けて見えちゃってます。

オンラインショップを強化して、3年で大きな柱の1つにする、とほざいてましたが、3年も掛けてどうするんですかねえ。ネット業界では3年という歳月は永遠に等しい。そもそもその3年でさえ、たいした進歩は望めないように思いますが。DSiであんなもの作って、それを改良して自信満々で出したのがアレでしょう。ジョークという他ないですね。

世間に流されても独創的なものは生み出せませんが、もうちょっと世間を勉強した方がよいでしょうね。まあ一度成功して、プライドが肥大化してしまうと、なかなか謙虚にはなれないのでしょうが。ゴミみたいな戦略に基づいて、スクラップみたいなサービスをリリースしているのが現状です。

>これにゲーム専用機が立ち向かうのはほぼ不可能じゃないかと
任天堂の携帯機は子供向けに、SCEの携帯機はゲーマー向けにシフトしていくと思います。国内でのVITAはさほど心配してません。発売から1年ないし2年で5000円程度は下げてくるでしょう。その辺はいつものSCEだと思います。サードパーティとしては、国内はSCEハードへの回帰が顕著でしょう。

VITAはiPhoneより高い値付けで、よりゲーム好きな人達にお金を落としてもらうプラットフォームとマーケットを築くのだと思います。普及台数という意味では、DS→3DSで減った分、PSP→VITAで埋められるかというと、それは無いかもしれません。スマフォに流れてしまう。ただ、PSPより多少増減のある規模感でビジネスが回るんじゃないかな。

欧米は携帯機=子供のゲーム機というイメージが強く、VITAがそこを突破できるかどうかですね。率直に言って、欧米のパブリッシャーは任天堂にも、SCEにもたいして期待してないと思います。オンライン、ソーシャル、スマフォに注力していくでしょう。

SCEはソーシャルへの関心は任天堂よりも強いようですが、ソーシャル界隈のど真ん中で撃ち合っても仕方ないのは承知しているので、ゲーマー側から攻める算段ですね。戦略の成否はともかく、戦略があるのは良い事です。実質、無策に等しい任天堂とは雲泥の差です。すれちがい通信やいつのまに通信は、それぞれ、DSやWiiの頃の発想の強化版に過ぎず、ノーアイデアっぷりには愕然とします。そこが一番の不安点ですよね。ネットワークを使った遊びについて、特に深めていく姿勢が見えないこと。

モバゲーやグリーが覇者なのかどうかは議論の余地があると思いますが、開発リソースの囲い込みという点では、高い利益率で稼いだキャッシュを積極的に投資してますから、開発会社への出資には消極的な任天堂はサードパーティの獲得という点では出遅れてますね。

任天堂が「開発リソースの奪い合い」に弱いのは、Wii中盤以降で明らかなわけで、SCE、モバゲー、グリーは的確にそこを突いてきますね。値下げに1000億以上使う金があるなら、多少はソフト開発リソースの獲得に回せばいいのになあ・・・・。マイクロソフトみたいなやり方はアレですけどね。ただ、あんなずさんなやり方でも、「某メーカーはXbox寄り!」などと妄言を喚き散らす人たちは出現したわけですが(苦笑

Googleも優秀な会社は探し始めているようですし、ワールドワイドで開発リソースの獲得競争になりつつありますね。オープン化、資本による独占化の両方が進行している一方で、ぶざまな値下げにのみお金を消費した企業も、世の中には存在するようです。旧世代機より安くして、無理やりにでも移行を促し、普及台数を稼いだところで、子供向けのマーケットができるだけで、サードパーティ各社にとって肥沃な大地が広がる事にはならないし、ゲーマーにとっては大してうれしくもない。

スマフォのPS360並は無理でしょ。
特にバッテリー問題。
アップルで毎度お馴染みの様に噂出るけど・・
さらに定額制廃止の問題。
モバグリは論外なのでコメントしません。
PSメインの自分のようなヘビーもおそらく今後は減るだけ。
今世代の覇者となった任天堂が獲得したユーザーを育てるではなく奪うことしか考えなかった結果殆ど奪えず逆にソーシャルに奪われたという皮肉な結果。
そろそろSMNの3社は手組むべきだと思いますけどね。
それぞれで分散したカジュアルヘビーと固められるんだし。
ヘビー層はカジュアル層にはどう足掻いても数では勝てないんだし結局ハード屋に頼るしかないんだよなぁ。
なんとかロワイヤルみたいな糞みたいなゲームしかなくなるとかホントやめてくれ・・
ゲーム業界はSCEとSEGAが戦争してる時が一番だったかもしれない・・

私は岩田社長は現状認識ができないほどのバカじゃないと思います。
MOTHERの作りなおしなど、今コレをすれば何時までに完成するという先読みが出来る人。
Apple信者だからハードウェアの進化やトレンドは理解できてるはずだし
なにより天才とまで言われたゲームプログラマーだから任天堂のシステムとAppleやGoogleのシステム比較や
任天堂の弱点も簡単にわかっているはず。

要は今の任天堂の役員による合議制に問題があるんでしょうね
岩田社長一人で決断できない、組長のお伺いが必要だったり、周りの了承を取り付けたりと
素早い行動がしにくい旧態依然とした古い任天堂という会社の仕組みが
現状の任天堂腐敗を招いていると思います。

全権を岩田社長に握らせればもっと早い行動が出来ると思います。
さすがに今回の凋落で役員も目が覚めて理解出来ないことには口をはさむべきじゃないと理解してればいいのですが。
岩田社長のようなゲームハードやOSに精通したゲーム会社の社長というのは業界にとって貴重な存在だと
思うのです。

>AAA さん
> 今世代の覇者となった任天堂が獲得したユーザーを育てるではなく奪うことしか考えなかった結果
> 殆ど奪えず逆にソーシャルに奪われたという皮肉な結果。
任天堂の自称戦略は残念極まりないものでしたね。
今回の値下げにより、子供向けの値頃な携帯ゲーム機という位置づけに、再定義しなおしたわけですが、サードパーティのゲーマー向けタイトルはさほど揃わないでしょうし、売れないでしょう。ま、そりゃ、子供市場に閉じこもっていれば、スマフォの脅威からも身を守りやすいでしょうけど。結局そういう所で落ち着いちゃうあたりが、いかにも(悪い意味で)任天堂らしい。


>nanasi さん
> 要は今の任天堂の役員による合議制に問題があるんでしょうね
> 岩田社長一人で決断できない、組長のお伺いが必要だったり、周りの了承を取り付けたりと
> 素早い行動がしにくい旧態依然とした古い任天堂という会社の仕組みが
> 現状の任天堂腐敗を招いていると思います。
それは無理でしょうね。
むしろ最近の任天堂は、上層部の意見が分裂している、という観測が業界では強まってますから。危機にあって人心はまとまるか、割れるか。今回については、今のところ後者に見えますね。

コメントさせていただくのは初めてですが、かなり以前から楽しく拝見しています。

ネット界隈では最近、ゲーム専用機そのものの行く末を心配する声をよく目にします。
実は最近、iPhoneを買ったのですが、本気でかなりやばいんじゃないかと・・・

3DSは論外として、Vitaにはぜひ成功してほしいのですが、正直、国内でもPSPの半分もいかないんじゃないかと・・・ちょっと悲観的です。

スマホのあのサイズで2013年にはPS3、Xbox360並の性能になるという予想も聞きますし、もうそうなったとき、専用機の生き残る道、というか意味はあるのかと・・・・

すでに補助バッテリー付きのアタッチメント型のコントローラーや、テレビとの接続装置は出ていますし、当然、これからも多くの関連機器が出てくると思います。

ゲームそのものがなくなるわけではないので、別にスマホやタブレットでも問題ないといえば問題ありませんが、実際どうなんでしょう?

業界的にはそこまで悲観的でもないのでしょうか?

性能で言えばPCが最強でしょう。
でもPS3も360も生きてますよね?

それにアタッチメント等は必ずあるわけじゃないので
スマートフォンでのゲーム製作はどうしても操作性で制約を受けるでしょう。

なんにでも向き不向きというのはあります。
そういうのを無視して悲観するのはナンセンスだと思います。

>miefi さん
VITAに掛かる期待は、国内では明確に大きくなってますね。SCEとしては必ずしも好ましくないものの、VITAとスマフォのマルチ展開も視野に入るでしょう。SCEはもはや3DSは特に気にしてないと思いますよ。GBA程度まで、子供の玩具に後退したゲーム機など、将来は知れたもの。

3DSは任天堂の姿勢がどこまで変化するかでしょう。現時点までの展開はとても期待できるものではないし、いまだに危機感が足りない印象です。国内でPSPとVITAの勢いを覆すのはなかなか難しい。3DS字体の展望もまったく説得力がありません。井の中の蛙をしてないで、何が求められているかを一度真摯に聞くべきですね。


>T.S さん
>スマートフォンでのゲーム製作はどうしても操作性で制約を受けるでしょう。

任天堂が見た目のハッタリ感=3D立体視を重視し、SCEが操作性を重視してきたのは対照的ですね。ゲーム機としての王道がどちらかは言わずもがなであり、すぐれたゲームソフトを生み出してきた巨人の迷走は残念極まりない。

カジュアルユーザー向けでヒットが続いた数年間で、素人をはったりで幻惑する小手先の「驚き」アイデアにばかり夢中になり、ゲーム機としての本道を見失った結果といえます。ゲーム屋がゲームを大切にしなくてどうするんでしょうか。困った時には昔のゲームを無料でばらまく悪癖が身についてしまったし、ゲームに対する愛情が急激に失われているのが残念このうえないですね。

3DS、WiiUについて論じる以前に、まず真面目にゲームを作ってほしいと真剣に願います。まあ「脳トレ」ブームの成功体験で、一度失った気質だけに、なかなか取り戻せないのでしょうが・・・・。

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