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事実上の引退から引退宣言へ? Wii次世代機の課題とは?

Wii次世代機に関するさまざまな噂が急激に増えています。
あわせてWiiの値下げも噂されており、ネットで情報を収集しているゲームファンにとっても、「引退宣言」が間近に迫ったと感じている人が多いのではないでしょうか。
まー、とっくの昔に「事実上の引退」でしたが。

この段階で確定的な物言いはしませんし、できませんが、噂されている2012年末というタイミングは非現実的なものではありません。(参照:2011年末にWii次世代機は登場するのか?

参照として挙げた記事で書いたように、2011年末に発売することはあり得ない状況でした。かと言って2013年末以降まで引っ張るのは、Wiiの現状からあり得ない。2012年末というタイミングは遅すぎますが、仕方のないラインと言えます。

性能的にはXbox360とPS3に比べて、多少良いか多少悪いか、いずれにしても大差ない性能に落ち着くでしょう。大幅に上げるのは(初期のXbox360のような大きさにでもしない限り)厳しい。あそこまで場所を取るサイズは、任天堂の従来戦略を考えれば、あり得ないでしょう。


持ち運べない据置ゲーム機では、2つの点が重要になります。
  • リビングに置かれるか、自室に置かれるかという環境依存の問題。
  • 日本は例外的な状況で、北米を中心にいまだにソフト購買力のあるユーザーは据置ゲーム機を支持している。
Wiiはリビングゲーム機としては成功しましたが、ゲームファンに支持されるゲーム機にはなり得ませんでした。その結果、サードパーティ市場が縮小していき、一番普及しているゲーム機で開発費も最も低額であるにもかかわらず、一番タイトル数が少ないという皮肉な状況に陥ってしまったのです。

サードパーティにとって重要なのは売れることであり、ある程度数の予想がついてビジネスが展開できることです。売れなければ、開発費が安くても意味がありません。開発費の安さだけを求めるなら、携帯機やモバイルに特化していけばいいだけです。

どういうマーケットを築くのか。プラットフォームホルダーがそこから逃げない事が肝要です。情報の出し惜しみでは定評のある任天堂ですが、Wiiおよび3DSの反省を活かすなら、サードパーティ施策を改善し、潤沢な台数の開発機材を早い段階でサードパーティに供給することが重要です。

そうでなければ、単にマルチタイトルや移植、リメイクがずらっと並び、「1世代前のローンチと変わらんな」という状態に陥ってしまうでしょう。投入タイトルが間に合ってない状況は、良く言えば「タイトルの温存」ですが、プラットフォーム展開の明確な失敗にすぎません。そして温存戦略(笑)は天運もあるとはいえ、物の見事にずる滑りしました。当たり前だろ。


Wii次世代機が3DS以上に厳しいのは、Wii向けに開発している会社が極端に減っている事です。新しいハードを立ち上げる際はどうしても開発期間が短くなり、移植やリメイク、続編のほか、レベルファイブがDS向けのタイトルを3DSに切り替えたように前世代の開発タイトルの切り替えが行われます。3DSの場合、DSが一定以上の市場を維持していたため、DS向けのタイトルを3DSに持っていってもらう事ができました。しかしWiiではそれが厳しく、サードパーティソフトを揃えるための敷居はグッと高くなっています。

マルチプラットフォーム展開にしても、任天堂のゲーム機はユーザーの住み分けが違う、という認識が浸透している今、マルチタイトルの供給を得るだけでも、それなりに強い働きかけが必要です。

ましてオリジナルタイトルの開発、ハードの特性を活かしたソフトの開発ともなれば、相応の努力が不可欠で、従来の「まず任天堂のファーストタイトルがお手本を見せて……」という姿勢では、そっぽを向かれてしまう恐れがあります。任天堂が単独で大きなシェアを握っていた時代の「お手本主義」はもはや通用しません

現在プラットフォームは多数あり、ユーザーは普及台数の多い1カ所に集まるのではなく、あちこちに分散しています。過去の成功体験を今度こそ捨てて、ファーストとサードが同じスタートラインに立てるかどうか。そこまでしないと、プラットフォームの成功はないでしょう。最低ライン。

そして持ち運べない据置ゲーム機ではネットワークサービスが重要になってきますが、従来任天堂はここが極めて弱く、企画力と技術力の両面で大きな課題がありました。ここをどう改善してくるかも興味深いですね。素直にXbox LIVEをパクるのは大前提としたいところ。優劣の問題ではなく、最低ラインという物がある、という事をそろそろ理解した方がいいでしょう。1世代遅れでキャッチアップする程度の技術力は期待したいですね。2世代遅れるようであれば、ただの論外。


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コメント

思うんですけど、パナソニック辺りに頭下げて新ハードを共同立ち上げとか出来ないんですかね?任天堂は。
確かパナはGCの時に「Q」とかいうの出してた記憶があるので、任天堂との関係は良好だと思うのですが。
正直、任天堂単独での次期据置ハードは詰んでるとしか思えないんですよね。

>いでおん! さん
携帯機と据置機の両方で、微妙な状態になりつつありますね。

経営の問題。
「10割ホームランを打ちます。だから大丈夫です」というのは経営ではなく、おままごとであって、連続ホームランを打てた際におかしな勘違いをしてしまったのが原因でしょう。むしろ連続ホームランを打った後は、これから連続三振が続くかもしれないと思う心構えが本当は必要です。言うは安くですが。

DSの成功も、Wiiの途中までの成功も、決してハイエンドの技術力によるものではなかったけれども、そこは「時間稼ぎ」という側面もあって、その間に投資を積み上げておくべきでしたが、ちょっと軽んじてしまったかな、という印象ですね。もう1つは、ゲーマー軽視戦略を改めるのが遅すぎたという事。もはやゲーマー向けのソフトをどう売っていくか、わからなくなっているように見えますね。

任天堂は差別化戦略は得意とするところなので、大きさはともかく、それなりの領土は確保するんじゃないかとは思います。大多数のサードパーティやゲームファンにとって、意味のある領土かどうかはしりませんが。

>いでおん! さん
「Q」で懲りた、という可能性も…。
パナソニックは家電メーカーですから、ゲーム機屋さんとは商売の方法論が大分ちがいます。
大怪我しそうなリスクは避けようとするでしょう。
一時話題になった携帯ゲーム機も、お蔵入りにしちゃいましたし。

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