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まあ5年もつハードには見えないという事なんだろうね。

こういう時に空気読まない記事が掲載される後藤氏が凄すぎる・・・・。
後藤弘茂のWeekly海外ニュース:鮮明になった3DS対スマートフォンの構図

という冗談はさておき、うちのブログも少しずつ通常運転も交えていきましょう。

GDCでの岩田社長の講演が海外で不評だったようですね。
岩田氏は、2005年にもGDCでスピーチを行なっている。しかし、今回のGDCでの観客の反応は、2005年の時の大喝采とは違っていた。ゲーム会社のキーノートスピーチは、観客が熱狂する場面が多いが、今回は、冷めた雰囲気が漂っていた。

 ある米国の開発者は「任天堂のメッセージは、ちょっとズレているように思った」と語った。実際に、GDCキーノートスピーチを伝える海外の記事やブログでは、批判的なコメントやコメントの引用がかなりの比率で見える。現場にいると、明確に拍手の量でこうした雰囲気を感じ取ることができた。日本以外では、メッセージがうまく受け容れられなかった可能性が高い。

 任天堂のプレゼンテーションが悪かったわけではない。メッセージ自体は、任天堂の主張としては、それなりに納得できるものだった。問題は任天堂自体ではなく、任天堂を取り巻く状況にある。回りの状況が厳しくなっているため、任天堂に対する目も厳しくなっている。任天堂の現状認識とソリューションへの批判も鋭くなる。そして、それは発売したばかりのニンテンドー3DS(米国では出す直前)に対する不安でもある。
(強調は筆者)

任天堂社長の講演が象徴するゲーム業界の力関係
 一方で、急成長するスマートフォン向けゲームやソーシャルゲームに対しては、「高い価値を維持する動機がありません」「量こそ利益の手段であり、価値は大した意味を持たない」と言い切った。そうしたゲームが増えることにより、「業界がゲーム開発を生活の糧としている我々全員の継続的雇用を脅かす方向に分かれつつある」との懸念も示した。

 名指しこそしなかったものの、これはスマートフォン向けゲームの量を競う米アップルやグーグル、交流サイト上でゲームを展開する米フェイスブックといったプラットフォーム運営企業に対する痛烈な批判である。あえて雇用問題にまで踏み込んだのもゲーム業界の将来にそれだけ強い危機感を持っている表れだろう。

 しかし、この講演に対する北米ゲームメディアの記者などの評価は、お世辞にもいいとはいえなかった。ある記者は「任天堂は間違ったメッセージを発信した」と述べた。「新しいプラットフォームでリリースされるゲームは質が低いと本当に言えるのだろうか。岩田社長はきっと、アングリーバード(Angry Birds)を遊んでいないに違いない」と語る関係者もいた。
(強調は筆者)

岩田社長の講演は大きく3点で失敗しました。

1つはスマートフォンやソーシャルメディアとの敵対的関係を印象づけてしまったこと。2つめは新しいプラットフォームでチャンスを掴んで成長してきた草の根ディベロッパーを間接的に侮辱してしまったこと(『Angry Birds』の開発会社のCEOが反発しているようです)。3つめは任天堂プラットフォームの未来をきちんと提示できなかったこと(従来の価値観をいっしょに守ろうという以上の提案がなかった)。

ゲーム大手各社はゲーム専用機の未来に不安を感じており、スマートフォンやソーシャルゲームとの連携を進めていく必要性を感じ始めています。ソニーのNGPは海外市場を本当に築けるかどうかが不明確なものの、その点では「スマートフォンと携帯ゲーム機が連携する」未来を提示しました。

従来、任天堂は重厚長大なゲーム開発から距離を置き、アイデア重視開発を謳ってきました。しかしいざ、任天堂プラットフォームよりも開発費が安く、アイデア次第でさまざまなアプリが作り出せる相対的に自由なプラットフォームが成長してくると、それらを十把一絡げに質が低いと断じてしまいました。『Angry Birds』を素直に賞賛したうえで、3DSにも参加してほしいとアピールすべきだったのに、彼らが離れていくような発言・・・・。

しかし一番大きな問題は、そうした新しい潮流を否定した事ではなく、任天堂側の答えがきちんと提示できなかった事です。Wiiでサードパーティが離れてしまった事もあり、任天堂はゲーム開発者やパブリッシャー各社に対して、任天堂路線の未来を提示する必要に迫られています。


ゲーム大手はスマートフォンで成功しているとは言い難く、それが彼らにとっての最大のブレーキになっていますが、逆にいえば一度成功例が出てくれば、雪崩を打って開発ラインをそちらに割き始めるでしょう。実際ソーシャルゲームはそうなりました。

コナミの『ドラゴンコレクション』が大成功を収めてから、コーエーの『100万人の信長の野望』『100万人の三国志』がヒットしてから、国内大手は急激に開発ラインをそちらに割き始めています。大きくシフトしていない企業は、単にソーシャルゲームで成功例が出せていない”負け組”だからにすぎません。

国内でPSPが盛り返した最大の要因は『モンハン』にありますが、それだけではなく、Wiiの市場を見限った各社が開発ラインをPSPに振り分けたのも大きい。岩田社長がいう、品質の高いゲームをコンスタントに作れる会社は有限で、その開発リソースも有限です。

プラットフォーム間の競争は、開発リソースの奪い合いという側面をはらんでいます。あえて嫌な考え方をすれば、仮にある開発会社が任天堂ハードでソフトを作り、ヒットが出なかったとしても、その開発会社がソニーやアップルでヒットを出す可能性を潰せるわけです。

そしてコンテンツ一般に言えることですが、ヒットはなかなかコンスタントに出ないものであり、たまたま任天堂ハードでうまくいかなかった開発チームが他ハードでヒットを出すことはあるし、実際それが起きています。

ゆえにプラットフォームホルダーの戦略としては、自陣営からより多くのヒットが出るように促していくのが適切なのですが、なかなかその基本的なことをやろうとしない。企業の組織体質なので仕方ないんでしょうけど。

スマートフォンやソーシャルメディア上でチャンスを掴もうとする、無数のチャレンジャー達と敵対するようなポジションにはまってしまった任天堂。これからの施策に注目です。まずはE3ですかね。唯我独尊、孤軍奮闘なイノベーティブなアイデアの提示に期待しましょう。


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コメント

これで任天堂が64時代のようにゲーマーの方に向いてくれれば個人的には嬉しいのですがね、小さな利益じゃやっていけない時代になったのだろうか。

任天堂とスマートフォンのメインターゲットユーザーは被りますからねぇ。
HD機を開発コストの高騰で批判したり、スマートフォンのゲームには価値はないと全方位で敵を作る発言をしている様に思えます。
きっと任天堂は孤高の道にでも進むつもりなんでしょう。
実際、任天堂ハードは既に孤高の存在になってますし、ソフトラインナップの酷さはとても擁護できません。
Wiiではまったく新作が発売されませんし、期待の3DSの新作発売予定リストも酷いものです。
まぁ3DSは年末まで待たないと真価が発揮されませんが、現時点で欲しいとはまったく思いません。

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

>Saga さん
3DSに全力全開している企業なんて、任天堂ぐらいでしょうから、ラインナップがイマイチなのは仕方ないのではないかと思います。DS、Wiiでサードパーティ各社も慎重になってますから、リスク分散重視でしょうね。


>管理人のみ閲覧できます
> プロフィールなどであなたの立ち位置を表明して欲しい。
> どうみても、中立を装って任天堂叩きにしか見えないので。
ふーん。なるほど。
そういう読み方しかできないのは残念ですが、あなたの中でそれが真実なら、そういう世界認識で生きていけばいいのではないですか?

僕が「中立」といっても、あなたが「中立を装って」と書いている以上、あなたはあなたの中の真実しか信じないんでしょう?

まあ、あえて僕の立ち位置を示すなら、中立。もしかすると微妙に任天堂ファンかもしれませんね。ネット言論が任天堂=神企業ともてはやしていた時にさえ、Wiiの危うさを指摘していたわけです。ここまで心配するのは愛のなせる業、といわれれば、中立をスタンスとする僕もちょっと動揺してしまいますね。

良いものは良い、悪いものは悪い、と素直に書き続けるのみです。駄目な部分は駄目と書くのが自然だと思います。

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