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不安と反感の土壌の上にどんな種を蒔く気なんでしょうね?

セガ・コナミ・カプコン、スマートフォンやSNS向けゲームに注力。家庭用ゲームは縮小
大手各社がソーシャルゲームに開発リソースを割き始めている、という当然の話。

コンシューマーゲームは売れるタイトルと売れないタイトルの差が開き始めており、流通も体力が落ちているし、開発スタジオもこの2年でだいぶ淘汰されました。一方で1000億円規模の市場がこの1年で立ち上がったのですから、注力しないはずがない。

ソーシャルゲームでは、ゲーム大手のタイトルも徐々に存在感を増してきました。
バンダイナムコとモバゲーの共同開発『ガンダムロワイアル』は月間10億円規模の売上と噂され、コナミの『ドラゴンコレクション』も月間で数億円規模。セガも『龍が如く』を始めとしたラインナップを整えつつあり、コーエーはモバゲーの説明会で来年度10本以上出しますと力強く宣言。モバゲーとグリーの両方で儲かってますから当然の決断。

世界を目指すディー・エヌ・エーが「第3回モバゲーオープンプラットフォームForum」を開催。鈴木 裕氏と襟川陽一氏もゲスト登壇
襟川氏によると,まず2010年3月までに,8月にモバゲータウンでサービスを開始した「100万人の信長の野望」と,15日に発表された「100万人のモンスターファーム」「のぶニャがの野望」を含め,ソーシャルゲーム4~5タイトル程度を投入,続く2010年度は10タイトル以上を予定しているとのこと。
 襟川氏はモバゲータウンというプラットフォーム上で,世界に向けてソーシャルゲームを作っていきたいと述べ,社内に“グローバルソーシャルゲーム”というキーワードを掲げ,「ソーシャルゲーム開発部」「グローバルマーケティング部」といった部署を新設したことを明らかにした。


据置ゲーム機は、国内ではPS3が少しずつ勢いをつけて、Wiiは完全に失調しており、もはや任天堂の熱狂的ファンの間でさえWiiがピークアウトしたという論調が目立ってきました。Wiiは「引退機」。そしてPSPは年内まだ売れ続け、DSの世代交代で落ち込んだマーケットを一時的であっても、下支えします。

3DSは任天堂の本命ハードとして着実に普及するでしょうが、2万5000円という高価格、そして3DSらしさを感じる初期タイトルが不足しているため、DSほどの成功は望めない。少なくとも年内においては。各社はそう予想するはずで、急激にアクセルを踏むことは無いでしょう。慎重に、慎重に・・・・。ローンチタイトルの本数と内容には、各社の姿勢が色濃くあらわれています。

問題は、業界内に早速ネガティブな情報がじわじわ浸透していることでしょう。
「(任天堂は体験しなければわからないと言っていたが)体験会の人数が少なかったらしいね」とか、「目がすぐに疲れたという人がいた」とか、そういう話のほうが「体験会、大盛況だったみたいだね!」という話よりも、ひそひそと広がっているのはどうなんでしょうか?

(参考:3DS体験会の参加者は3日間で約2万6000人

体験会の参加者は確かに過去のそれと比べて少ないけれども、冷静にみれば、さほど悪い数字ではありません。しかし2万5000円の価格発表以降、業界各社は「3DSへの期待」を「3DSへの不安と任天堂への無言の反感」に反転させました。そういう土壌ではちょっとした不安がよく育つ。

無論「3DS」という大空母が大転覆することはあり得ないし、各社がブレーキを掛けるほどの状況ではありません。しかしアクセルを踏み込むタイミングがやや遅くなってしまう程度の影響は出るわけですよ。

任天堂自身にしてみれば、大した不安要因ではなくとも、各社にとっては大きな不安かもしれない。だからWiiでサードパーティ各社の腰が引けた際、すばやく察知して動くことができなかったわけです。


本来であれば、「3DSにはDS以上の勢いがある。これに乗り遅れてはいけない!」という焦りを各社に感じさせなければいけないタイミングでしょう。『ラストストーリー』の発表会のustream中継のCMは打つくせに、体験会のCMを打たなかった理由は知りませんし、意味不明の発想の真意など知りたくもありませんが、「外交」面で微妙な失敗をしつつあるなという印象。

「外交」においては、直接的なメッセージと同等に、じつは間接的なメッセージが非常に重要になってきます。最もわかりやすいのはそのプラットフォームに勢いがあると感じさせることです。次に重要なのは、金鉱があると信じさせること。そういう間接的なメッセージが生み出した「土壌」があった上で、あなたが必要です、と熱心に直接口説く。それ以外の奇手はさほど無いわけで、堅実にやっていく他ありません。

20年以上プラットフォームホルダーをやってる会社より、モバゲーやグリーあたりの若い企業のほうがよほど「その辺の機微」をわかってるというのはいかがなものか。


任天堂製のローンチタイトルが少ない理由について、開発リソースの不足なのか、いわゆる「小出し」論なのか、見解はわかれるでしょうが、熱狂的なファンの間で信仰されている「小出し」論にしても、裏を返せば、強力な牽引タイトルが小出しにされて、普及スピードが思ったほど出ないかもしれない、という各社の不安を育てるわけです。

「外交」的には完全に誤ったメッセージの出し方です。サードパーティ各社が「任天堂がタイトルを小出しにしている隙に儲けよう」と本気で考えてるなら、どうしてローンチのラインナップがあの有り様なんでしょうかね? もう1つ理由があるけれども、それは本当に任天堂ハードでは珍しい失策だけども、それも誤ったメッセージになっています。

やれやれ・・・・。
正しい「外交」メッセージをきちんと伝えなければいけない、というのがWiiの最大の教訓だと思ってましたが、任天堂にとっては異なるのかもしれませんね。DSやWiiの時とは違って、新しくこういう販売支援・開発支援を始めます、という説明をすべきだし、さらには業界、特に任天堂市場の流通をふくめた構造的な課題をこういう風に解決します、という提示が必要でしょう。

ま、期待してる会社はさほど多くない、としても。

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コメント

3DSになって開発費が上がることが前提である以上、今後もはずれない、はずせないタイトルのみが発表されていくだろうことは目に見えています。DS時代の作品の続編、PSからの強奪、当分はそのへんで構成されていくんでしょう。ま、「無双を3DSでやりませんか?」「キンハー出して」と誘って出してもらうんですから、強奪タイトルでも花開く土壌でも作ればいいんじゃないですか。そういう外交しか出来ないんなら、ね。

目新しいタイトル、チャレンジ的なタイトルは基本的にスマートフォンに流れるかな?、と。
コンシューマー生まれがソーシャルへ、の流れはトントン進むでしょうが、ソーシャルから生まれ、コンシューマーでもヒット、という流れが生まれるかどうかが気になるところです。今の所実績はないですね。re:コーデッドは大変なことになったし、個人的にはFF4にも期待してません。きゃば嬢っぴはよくわかりませんが。(スクエニタイトルについての結果は分析が必要かもですが)
どちらでも成功、なんてウマイ話そうそうないでしょうが、それが狙えるなら面白い。

ともあれ、3DS単体だけを見て各社ブーストは出来ないでしょう。次世代PSPも見てみないと。

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