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技術、海外、ソーシャルゲーム。
CEDEC関連の話題が色々と出てますが、講演ではスクウェアエニックス、カプコン、セガあたりが目立っていた印象ですね。
テーマとしては大きく3つ。
1つは「技術」。2つめは「海外」。3つめは「ソーシャルゲーム」。
大手企業では、エンジンの開発が当然になり、開発環境のブラッシュアップは大作ソフトにおいて必須項目となりました。また海外の共同開発の事例も、カプコンに続き、スクウェアエニックスでも本格化しているようで、大手企業にとって「海外との共同開発」は取り組むべき課題になりつつあるようですね。
もう1つは、SNS大手のDeNAとGREEがゲーム業界からの参入を強く呼びかけている点。今後、世界で戦っていくためにも、ゲーム業界からの人材雇用や、ゲーム会社のソーシャルゲーム参入は必須と捉えているようです。
ゲーム機メーカーからのメッセージが弱い昨今、プラットフォームホルダーの社長自らが率先して、参加を呼びかける光景は良い意味で若く、勢いがありますね。
はてなは最近人材の流出が著しいですが、より多くの一般の人達に使ってもらう事、海外への展開がさほどうまくいってないのが根本的な原因でしょう。描いたビジョンが実現できない時、一定の年齢に差し掛かったエンジニアは優秀であればあるほど、自らの可能性に再度賭けてみたくなるもの。
振り返れば、任天堂と組んだのがそもそも間違いだったように思います。無駄にリソースを使ってしまった印象です。任天堂がはてなをステップアップするパートナーとなったのか、リソースを消費し、可能性を狭める枷となったのか。結果が出ちゃったかな。
リソースの無駄遣いというのは、未来への投資ができなかったという意味です。人々のネットへの接続の仕方がPC、携帯電話(ガラケー)ときて、では次は携帯ゲーム機なのかスマートフォンなのかという結論が出てしまいました。
伊藤直也氏が自分のブログで書いているように、スマートフォン対応が大きな仕事になるようです。ネットサービスに関わる人間にとって、次の大きな変化がどこからやってくるかは重要な関心事。携帯ゲーム機からのインターネット接続はたいして浸透せず、そこに注力したのは結果論ですが、誤りでした。
まー、あの当時の「任天堂の勢い」を見て、冷静に判断する方が難しいのも事実・・・・。ネットサービスに関してまったくセンスのない(つか、やる気が無い)会社だという事を見抜けなかったのは痛かったですね。任天堂のネットサービスがいかに駄目かというのは・・・・ほら、Wiiチャンネルって、おぼえてる人まだいるんでしょうか? そんな化石もあったなあ、と懐かしく思います。
過去はきれいに忘れて3DSという未来に期待したいものです。
任天堂にネットサービスを期待している人はおらず、まずゲーム機として充実させるべき、というのがWiiの教訓でした。今のWii市場の惨状をみれば、プラットフォームホルダーとしての「責務」を放棄して、「道楽」に投資すればどうなるか、末路は明らかです。3DSは同じ轍を踏まないことを期待します。
テーマとしては大きく3つ。
1つは「技術」。2つめは「海外」。3つめは「ソーシャルゲーム」。
大手企業では、エンジンの開発が当然になり、開発環境のブラッシュアップは大作ソフトにおいて必須項目となりました。また海外の共同開発の事例も、カプコンに続き、スクウェアエニックスでも本格化しているようで、大手企業にとって「海外との共同開発」は取り組むべき課題になりつつあるようですね。
- スクウェア・エニックス、世界と戦うための新ゲームエンジン“ルミナス”が開発進行中
- CEDEC 2010 - Windows版「ロストプラネット2」にみるDirectX 11フィーチャー
- 『龍が如く』はなぜ早い?
- なぜ海外はマッチョなタフガイ主人公が好きなのか。スクウェア・エニックスの共同開発事例から見えてきた海外市場の現在
もう1つは、SNS大手のDeNAとGREEがゲーム業界からの参入を強く呼びかけている点。今後、世界で戦っていくためにも、ゲーム業界からの人材雇用や、ゲーム会社のソーシャルゲーム参入は必須と捉えているようです。
ゲーム機メーカーからのメッセージが弱い昨今、プラットフォームホルダーの社長自らが率先して、参加を呼びかける光景は良い意味で若く、勢いがありますね。
- ディー・エヌ・エー南場社長「世界のモバイル市場で共に戦いましょう」
- 「パチンコのような単純さ」で1000万ユーザー獲得 グリー田中社長が語るヒットの極意
- “ゼビウス”“ドルアーガ”の遠藤雅伸氏が読み取った,「ひぐらしのなく頃に」と“ライトゲーム”の共通項とは?
はてなは最近人材の流出が著しいですが、より多くの一般の人達に使ってもらう事、海外への展開がさほどうまくいってないのが根本的な原因でしょう。描いたビジョンが実現できない時、一定の年齢に差し掛かったエンジニアは優秀であればあるほど、自らの可能性に再度賭けてみたくなるもの。
振り返れば、任天堂と組んだのがそもそも間違いだったように思います。無駄にリソースを使ってしまった印象です。任天堂がはてなをステップアップするパートナーとなったのか、リソースを消費し、可能性を狭める枷となったのか。結果が出ちゃったかな。
リソースの無駄遣いというのは、未来への投資ができなかったという意味です。人々のネットへの接続の仕方がPC、携帯電話(ガラケー)ときて、では次は携帯ゲーム機なのかスマートフォンなのかという結論が出てしまいました。
伊藤直也氏が自分のブログで書いているように、スマートフォン対応が大きな仕事になるようです。ネットサービスに関わる人間にとって、次の大きな変化がどこからやってくるかは重要な関心事。携帯ゲーム機からのインターネット接続はたいして浸透せず、そこに注力したのは結果論ですが、誤りでした。
まー、あの当時の「任天堂の勢い」を見て、冷静に判断する方が難しいのも事実・・・・。ネットサービスに関してまったくセンスのない(つか、やる気が無い)会社だという事を見抜けなかったのは痛かったですね。任天堂のネットサービスがいかに駄目かというのは・・・・ほら、Wiiチャンネルって、おぼえてる人まだいるんでしょうか? そんな化石もあったなあ、と懐かしく思います。
過去はきれいに忘れて3DSという未来に期待したいものです。
任天堂にネットサービスを期待している人はおらず、まずゲーム機として充実させるべき、というのがWiiの教訓でした。今のWii市場の惨状をみれば、プラットフォームホルダーとしての「責務」を放棄して、「道楽」に投資すればどうなるか、末路は明らかです。3DSは同じ轍を踏まないことを期待します。
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