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まさかガラケーVS携帯ゲーム機だと思ってるやつはいないよな。(加筆)

[jp]モバゲータウンのオープンゲームの囲い込みが始まった!
ゲーム機戦争がすっかり落ち着いているのとは対照的に、モバゲーとグリーの「戦争」が本格的に始まってきたようです。


ゲーム業界にズンズン踏み込んでくるソーシャルメディア

ネット業界のSAPの囲い込み戦争に留まらず、ゲーム会社のコンテンツを自陣営に引き込むべく、営業活動を精力的に続けているほか、ネット業界でもゲームコンテンツに目をつけて権利を取得する動きが出ており、『モンハン アイルー村』や『ペルソナ3』がモバゲーに、『サカつく』や『リッジレーサー』がグリーに、と続々タイトルが流入しています。

『怪盗ロワイヤル』でファミ通スペシャルアイテムをゲットせよ!
部数低迷で苦しむファミ通もソーシャルゲームの景気の良さにひかれたか、こんなタイアップも始めたようです。これが例外ではなく、始まりになるのでしょう。ゲーム機業界のメディアも今や景気の良いソーシャルゲーム業界からお金を取ってこようと必死です。

『怪盗ロワイヤル』が面白いゲームかどうかは問題ではなく、ゲーム雑誌にお金を落としてくれるかどうかが重要です。グリーのオープン化に際して、グリーの田中社長がファミ通に登場したの事といい、ソーシャルメディア各社はゲーム業界にズンズン足を踏み入れてきます。実はグリーはCESAにも加盟したのですよね。


縮小するゲーム機業界

ゲーム機業界の不景気は3DSで吹き飛ばせる状況にはなく、となると金の出る方向へ流れていくのは必然であって、例えばGMOが主催した「アプリやろうぜ」の参加チームには、小規模のゲーム会社がわんさか集まっています。

ソニーもマイクロソフトも、当面は次世代据置機を投入する気配はありません。ゲーム機への投資は巨額すぎて5年スパンでは耐えられません。仮にWii次世代機が出たところで、その性能は(Wiiと同じような筐体サイズで設計するなら)たかが知れています。HD機への移行はようやく進んでいます。

Wiiはサードパーティ市場を形成できず、最大普及プラットフォームのDSも市場が縮んでいます。PSPは活況ですが、Wiiリスクを回避する意味でタイトルが増えたという見方が妥当でしょう。では3DSが希望の星かといえば、開発費が高騰するため、総タイトル数は絞り込まざるを得ません。

こうした状況を把握しているのかいないのか。ゲーム機ベンダ各社はこれといった投資施策を行わず、ゲーム機業界は縮小が進んでいます。それは天空にいるハードメーカーにとって「無縁」の出来事なのかもしれません。本当に無縁なら良かったのですが。

Wiiという巨大な天空のお城の下からはサードパーティは逃げ出していきました。2年前に手を打てていれば・・・・とは今さら言っても仕方ありませんが、当時から「外交」施策を批判してきたうちのブログとしては残念でなりません。


ガラケーの時代はじきに終わる

国内のソーシャルプラットフォーム各社がゲーム会社を引き込もうとしているのは、競争の激化によってユーザーの求める水準が上がっていくのを想定して。またゲーム機市場から売上やユーザーを奪うことも当然狙っています。携帯電話で満足のいくゲームが遊べるかと思う人はいるでしょうし、ネットのブログやソーシャルブックマークでは「声の大きな少数派」が喚くことでしょう。

DeNA、驚異の急成長、上期売上高500億円に 「グローバルナンバーワン」目指す
しかしソーシャルゲームの売上の伸びは誰の目にも明らかです。携帯電話で十分というお客さんは存在しているでしょう。そしてやがて、ゲーム世代の年齢が上昇して、据置ゲーム機から携帯ゲーム機へのシフトが起きたように、次の変化が起きるのかどうか。

無論、DSやPSPのような携帯ゲーム機からガラケーに大移動するかといえば、それはあり得ない。しかしスマートフォンはどうでしょう? ソーシャルメディア各社はスマートフォン対応と海外展開を精力的に推進しており、スマートフォン普及期に備えています。

ソーシャルゲームも、貧弱なFlash Liteと携帯Webで構成された物ばかりではなく、携帯ゲーム機と同水準の物が作れるようになります。すでにFacebookのソーシャルゲームでは、iPhone版も提供するのは当然の流れが出来つつあり、ソーシャルメディアのスマートフォン化にあわせてソーシャルゲームのスマートフォン化も進んでいます。日本も時間の問題でしょう。

それは10年先の近未来の出来事でしょうか、あるいは5年後の未来でしょうか。いえ、そこまで時間は掛からない。2年もすれば、状況は大きく変わっているはずです。

ユーザーの年齢が上昇し、携帯電話=スマートフォンと携帯ゲーム機を両方持ち歩く面倒くささが勝った時、携帯電話と携帯ゲーム機を両方買うだけの価値を見いだせなくなった時、孤独にゲームを遊ぶスタイルから常時接続ネットワークによるコミュニケーションに移行した時、どのような変化が起きるのか。


ゲーム機メーカーは時間稼ぎ以外の策を持たず・・・・

対スマートフォンは、次世代の携帯ゲーム機における大きな課題です。3DSは「発明家」らしい良い回答でした。しかし同時に、誰もが理解していると思いますが、ただの時間稼ぎでしかない。Wiiにおけるリモコンがそうであったように。

まさか「ゲームは2Dから3DCGへ進化してきた。3D表示の導入でゲームはさらに進化進化進化。これから10年は戦えるぅぅぅぅぅぅ」などと夢想している人は1人もいないでしょう。今この瞬間、「体感ゲームはゲームの次なる進化の道標。これから10年は戦えるぅぅぅぅぅぅ」などと発言したら、失笑を買うのと同じ事です。

そして時間は携帯ゲーム機ではなく、スマートフォンの味方です。時間がWiiではなく、PS3の味方だったように。3DSは、DSの市場を引き継ぎつつ、3D表示の新規性で、かなりの台数が売れるでしょう。そして勢いのあるうちに「王国」を築き上げられれば・・・・。Wiiではできなかった事ですが、今回はできるでしょうか。


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コメント

状況が大きく変わるのに果たして2年もかかるでしょうか?
DeNAもしくはグリーが海外勢に買収されるか、あるいはDeNAがFacebookを買収するか、どちらかにひとつ、くらいのつもりでいます。

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このコメントは管理人のみ閲覧できます

>DeNAもしくはグリーが海外勢に買収されるか、あるいはDeNAがFacebookを買収するか
DeNAやグリーが有力な海外SAPを買収するのはあり得るかもしれませんね。

GoogleがEAや、あるいは日本の大手と大規模提携を結ぶことだって、今後2年のスパンの中ではあり得ないことではありません。というより、世界規模で激変しているソーシャルゲーム戦争に、日本企業だけが取り残されるとしたら、こんなに惨めなことはないでしょう。日本企業は無視されて、中国の企業ばかり買われたり、ね。

3DSについては、3D表示ではなくネットワークの強化の方に焦点を当ててみると、実は面白いことが出来そうな気がします。

現状のすれ違い通信は一対一な上すれ違いモードにする必要がありましたが、今回は常時可能なようです。
発展して、別の3DSを経由して広く通信できるようになると、キャリアを介さないネットワークが構築できます。
「通信料云々」(でしたっけ?)の発言を思い返すと、もしかしたらこれを狙っているかもしれない。
繋がることについては、こういう方法でもクリアできます。

消費電力とか、通信方法とか、技術的課題も沢山ありますし、
なにより多数の端末をオンライン状態にする必要があります。

なので、無いかもしれない(多分無いだろう?)可能性ですが、
もしかしたら?の期待だけはしています。

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