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「遊んでもらうために買ってもらう」から「買ってもらうために遊んでもらう」へ

うーむ。
心配です、心配です。
常日頃、任天堂業界における「ゲーマー向けタイトル」の不足を懸念している僕の予想をはるかに超える事態が続いています。

まず1つ目はゲーマー向けのタイトル『斬撃のレギンレイヴ』が売れなかったこと。ゲームファンから見事にスルーされ、『ゴッドイーター』との明暗を浮き彫りにしました。

ネット上では絶賛の声も見受けられたし、超品薄というデマも流れましたが、そんな情報に踊らされるゲーマーはまずいないでしょう。

ゲームはプレイしてナンボ。体験版を配信し、ゲーム仲間同士の信頼関係の中で、面白いゲームとして評価されていく。PSPではそういう健全な売れ方が当たり前になりつつあり、体験版のネット配信という点で出遅れているWiiでは、(ゲーマー向けのソフトを)クチコミで数字を伸ばすのは難しい。

ゲームは遊ばなければ、購入する価値があるかどうか判断できませんが、遊ぶには買う必要があります。購入の判断のためにまず購入しなければいけないというのは矛盾です。ひと昔前は、ユーザーがその矛盾を背負う必要がありました。いや、それが「矛盾」であることさえ感じない人もいたかもしれません。

よく考えれば、あり得ないことです。

Xbox LiveやPlayStation Networkがある今、もはや体験版なしでゲーマーに信頼してもらうのは難しくなりました。もちろんネットワーク配信で、自宅で気軽にダウンロードできるのが当然。ゲーマー向けのソフトを真剣に作って、真面目に販売する会社であれば、それは言わずもがなの話です。

ゲーム制作者にとっては望ましい話です。何故なら、以前は「遊んでもらう前に買ってもらう」手段を考えなければいけませんでした。今は「まず遊んでもらって、それから買ってもらう」ことができるのです。まだすべてのタイトルがそういう状態にはなっていませんが、より多くのソフトがそうなりつつあります。


けれども世の中には「竜宮城」、プレイしなければ購入判断のできないゲームをプレイせずに買えと強制するプラットフォームがあるのですね。あるいは、事前にプレイしたければ、わざわざ店舗に出向いて、体験版をレンタルしろという。そういう場所でゲーマー向けのソフトを作って売るのはとても難しい。おまけにプレイせずに判断できる要素の1つ、映像面でも劣っている。これで買えというのは、ただの時代錯誤に他なりません。

遊んでもらうために買ってもらいたい。けれども買ってもらうためには遊んでもらわなければならない。その手段が限られると、どれほど面白いソフトを作っても、なかなか広がりません。自称「プレイしない奴にはわからない面白さ」を内輪で語り合う狭いコミュニティができあがるだけ。

そういうプラットフォームで作っていると、開発者も「プレイしない人間はどうでもいい」といういじけた気持ちになるのかもしれません。「プレイしてもらう人を増やしたい」という純粋な気持ちがいつのまにか、歪んでしまうのですね。

ゲームファンなら、自分の好きなゲームを「プレイしなければわからない」と言うのは自由です。しかしプロフェッショナルであれば、どうすれば多くの人にプレイしてもらえるかを考えるのも仕事です。プレイしたら面白いソフトは世の中にたくさんあるでしょう。その中で自分の作った1本を選んでもらう、「プレイしたくなる」ソフトを作ることから逃げてはいけません。

プレイしてもらってつまらないと思われたら負けなのではなく、プレイされない時点で負けなのです。今となっては、同人ゲーム界隈でさえ体験版配布をしっかりやる所が珍しくありません。遊んでもらう努力を放棄してしまえば、子供の工作と大差ないものになってしまいます。


それにしても現実は厳しい。
僕の2番目の心配点。任天堂タイトルを4本も手がけた開発会社Cingが倒産しました。良質なアドベンチャーゲームを作り続けていた会社だけに、衝撃を受けた人もいらっしゃるでしょう。

倒産に至る経緯は想像するほかありませんが、マーベラスショック、任天堂ショックと関連づけて考えてしまうのが普通でしょう。

とはいえ、ゲームファンに支持されたいと思うなら、どういう舞台に出ていくべきか。それを真剣に考える1つのきっかけになるかもしれませんね。その舞台を避けてしまえば、プロフェッショナルの仕事もただの自己満足で終わりかねません。

今ソーシャルゲームが盛り上がっていますが、あれもFree-to-play(F2P)が基本です。ゲーマーにとっても、カジュアルユーザーにとっても「まず遊んでそれから判断する」のが当たり前になりつつあります。自信の無い制作者や会社にとっては、都合の悪い時代かもしれません。しかしいい悪いではなく、もはや過去には戻れない。

コンシューマーゲーム機における常識「遊んでもらうために買ってもらう」は「買ってもらうために遊んでもらう」へ変わりつつあるのです。もし時代に逆行するなら、そうですね、例えば、カリスマブロガーの怒りに満ちたエントリーがtwitterに飛び火し、オレもオレも同意見・・・・とネガティブな感想が連鎖していくリスクを背負うことになるのかもしれませんね。


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コメント

自分がプレイしたことのないジャンルや実際にプレイしてみなければよくわからないゲームはやはり体験版をプレイしたいですね。それで面白ければ購入すればいいわけで、私も体験版をプレイして購入したゲームは何本かあります。体験版の入手からプレイまでが家にいながらにして行えるというのは、良い時代になったなぁと。そういえば、ここ数年TGSで体験版の手渡しでの配布を見なくなりました。時代は移り変わっていくものですね。

>事前にプレイしたければ、わざわざ店舗に出向いて、体験版をレンタルしろという
良く知らないのですが、いまだにそんなことが行われているんですか。何がしたいんだろう?

>KKK さん
そうですね。良い時代になったものです。
やはり良い環境に慣れてしまうと、1時代前には戻れないのが普通の感覚。

雑誌、ブログ、SNSで好評だったとしても、それだけではせいぜい関心を高めるのが限界。実際に購入に踏み切らせるには、購入前プレイが大前提になりつつあるな、と感じます。

> いまだにそんなことが行われているんですか。何がしたいんだろう?
前時代的な設計のゲーム機、SD機ではそういう状態のようですね。グラフィックだけでなく、全般的に古いのです。わかりやすい一例が解像度というだけで。

その程度の事さえ、「よくやった!」「任天堂は頑張った!」と評価する人もいるようで、なんか江戸時代の人達が明治時代の機器をありがたがってるような光景に見えます。シュールですね。

そういうシュールな世界で絶賛されても、現代人からみれば、「まあ江戸時代の人達の感性ですから・・・・」と思えるのは仕方ないかな。『ゴッドイーター』を楽しんでいる数十万人の現代ゲーマーからすれば、『レギンレイヴ』は刀を振り回して「これぞ武士道なり」と悦に入っている不思議な人達みたいなものかも?

「刀は振ってみなければわからない」→「はいはい。ではどこで刀を振れるんですか?」→「刀を買うのが武士の本懐。女房を質に入れても刀を買うのが武士道なり」→「はいはい。武士道ですよね~(苦笑」。


ダウンロードソフトのWiiWareでさえ、試験的に体験版配布をやった程度でとどまってます。任天堂は、社長みずから体験版が本当に効果的かどうか疑問をもっている、と公言しているような会社ですからね・・・・。看板タイトルは、莫大なマス広告やマリオブランド等で引っ張れるのかもしれませんが、ゲーマー向けの完全新作を売るには厳しいでしょうねえ。

ネットでの評判なんて所詮は他人の感想、実際買ってプレイしない事には面白さなんてわかりませんしね。

自分の作品に自身があるなら宣伝はしっかりしたほうがいいですね。
体験版もそのゲームを知ってもらうためには良い方法ですし
体験版とかなしで名前だけで売れるゲームも結構限られてますし、人気ゲームの龍が如くも体験版をしっかり配信してますしね(それも結構太っ腹な気がする)

レギンもツタヤとかに体験版を~というのをやってましたけど、わざわざ体験版をやるためにツタヤいくのは個人的にどうかと思いましたわ
今の御時世、大半の家庭にはネット回線とか引いてあると思うから、むしろネット配信でやれば広まりやすかったのではないかと思います(ネット回線ない人用というメリットもありましたけど)
TOGも体験版とか配信されてたらもう少し売り上げが良かった可能性もありましたしね(戦闘システム良いですし)
TOVですら配信したのに……

固定のゲームファンを抱え込むのはいいですけど、それで清算が成り立てばの話ですしね。
固定のゲームファンで成り立ってるのって一部だけかな?

>朝霧 さん
>レギンもツタヤとかに体験版を~というのをやってましたけど、
> わざわざ体験版をやるためにツタヤいくのは個人的にどうかと思いましたわ

PS2=SD時代のやり方ですよね。
ネット上ではたまにWiiの性能を小ばかにする失礼な意見も見かけますが、解像度の話が目立つだけで、実際にはネットワークサービスやストレージの使い方など、総合的な「低性能感」「時代遅れ感」が批判されているんですよね。

まあHD機で遊んでない人や、HD機で制作してない人達は、「解像度批判? グラフィックはゲームの面白さに関係ねぇ!」と思ってるのかもしれませんが。HD機を体験してない人達の発言って、すぐわかるから面白いですね。

PSP、PS3、Xbox360と、Wii&DSはゲーマーライフという点ではまったく異なる次元にあります。買う前に遊んでみてくださいという世界と、遊びたいなら買え!という世界。先進国と発展途上国というか。まあ一時期はやったアンチPS3ブームも、先進国に対するテロのようなものかな? 貧困は争いを生む。世の真理ですね。

まあ清貧ブームみたいなものもあったし、清く貧しくゲームライフというのも生き方の1つなのかもしれませんが。


> 固定のゲームファンを抱え込むのはいいですけど、
> それで清算が成り立てばの話ですしね。
『レギンレイヴ』も、サンドロットの固定ファンの一部が動いただけ、という印象ですよね。任天堂の熱狂的なファンの分を引くと、固定ファンのうちどれぐらいが動いた計算なのかな・・・・半分? 4分の1?

時代遅れ感。
PS3発売当初、「こんなに性能いらねぇ」などといった「○○なんてまだ早い」といった声が多かったと思います。その当時その瞬間ではまだ少し早かったかもしれません。しかし、2~3年経ってしまえば・・・。で、3年とちょっと経った現在ではSD機とHD機の差がかなり明るみに。

どんな業界でもそうだと思いますが、先を見通す力は必要ですね。

>購入の判断のためにまず購入しなければいけないというのは矛盾です。
>ひと昔前は、ユーザーがその矛盾を背負う必要がありました。

小学生の時になけなしの小遣いで月2回発売のゲーム雑誌を購入し、紹介されるゲーム情報を食い入るように眺めていた事を思い出します。ドラクエやFF、ヘラクレスの栄光、グラディウスⅡの記事をワクワクして読んだものです。あの時代は今のようにネットで事前情報を知るなんて事はできませんでしたから。
そんなに必死になって情報を集めたのに、なぜかたけしの挑戦状なんかも買ってしまいましたが(苦笑)。
思えば、映画やアニメのDVD、漫画の単行本などは皆「あらかじめ全内容を知る手段がある」のですよね。DVDや単行本は「繰り返し見たい、読みたい」「手元に置いておきたい」から購入するものあり、価格の安い単行本はともかく未視聴作品のDVDを購入する人は殆どいないでしょう。ジブリやディズニーなどの安心ブランドなら別ですが、マニア向けのコア作品なら特に。
それを考えると、「有料の雑誌を購入して事前情報を集め、作品自体(音楽、操作性、ゲームバランスなど)は購入するまで分からない」という販売形式だったゲーム業界は異質でしたね。

ただ、PSやSSの頃からSCEやSEGAはCDメディア媒体を活かして雑誌付録で展開するなど積極的に体験版配布を行っていました。同時期の任天堂はN64がROM媒体だったため体験版は皆無・・・。GC時代も店頭配布や会員特典での体験版はありましたが、雑誌付録などはば広い層に向けたものは少なかったと記憶します。
SCEがPS2の無料体験版をマクドナルドに置いた事とは対照的です。

そう考えると現在の体験版に対する姿勢は、なんら変わらないのですね。積極的なSCEとSEGA、本心ではやりたくない任天堂と。

任天堂もSFC時代は衛星放送なんかに手を出したり、ローソンで書き換えをしたりと通信インフラ周りに挑戦的だったのに、N64以降はやたら保守的になってしまいました。Wiiでは24時間ネット接続が肝、毎日変わるWiiと言いながらもそれを形にしたのはSCEやMSですから。
何がやりたいのか分からないメーカーになってしまいましたね・・・。

斬撃のレギンレイヴは、その配布してた体験版が微妙だったのも大きいと思います……。
レンタルなのでネットプレイができないのは仕方ないですが、地球防衛軍等とくらべると比較的慣れを必要とする操作方法で(これは私がクラシックコントローラーでしかプレイしていないからで、リモコン+モープラだともう少し直感的になるかもしれないです)、レンタル期限の関係でプレイできる時間に限りのある体験版では、レギンレイヴの面白さを理解するのは難しかったです。
この辺りは人それぞれ感じ方が違うとは思いますが、何より問題だったのがゲームデータの引き継ぎどころか、セーブそのものができないという仕様。武器の種類や育成要素もそこそこ用意されていて、体験版だけでもやり尽くすのは結構時間が掛かるボリュームでもあったので、実に勿体ないです。
ファンタシースターやゴットイーター等、「せっかくデータも作ったし製品版も買おうか」と体験版のプレイをとっかかりに購入意欲を刺激して売り上げを伸ばすというのが最近のトレンドな感がありますが、それに全力で逆らっていますよね……
任天堂はトレンドにのっかるのではなく、自分たちで作り出すことができる企業なので、いろいろプライドはあるのだと思いますが、ユーザーにとって利益になるようなことは、パクリでも何でも積極的に取り入れて欲しいです。まぁ、そればっかりやってるソニーもどうかとは思いますが(笑)

ただ、ゲーム屋で体験版を貰うというのは、選択肢の一つとしては個人的にはありかなぁとは思います。勿論、手間を考えるとネットでDLの方が便利ではあるのですが、それまで存在を知らない人の目につきやすいという意味では、長所もあるかなと。
PS1の頃にソニーがおまけでつけてた体験版・PV集をまとめたディスクとかありましたが、あれでゼノギアスとかクロノアを始めて知った層はそこそこ多かったのではないかと思います。私もそうでした。
まぁ、どうせ無料なら、任天堂にも店頭で配布(もしくは、wiiタイトルを買ってくれた人におまけでつける)くらいの思い切りが欲しかったですね。
オススメセレクションとかの予定もあったなら、Wiiの良作ゲーム体験版集みたいな感じでやってれば、市場全体の活性化にも繋がる可能性があったのかなぁと残念でなりません。

これは素晴らしいエントリーですね。
全て正論だと思いますし、自分も同意です。

価値のわからないモノに対して、お金を払うという行為が異常だったんですよね。
あたりまえの話ですが、自分は音楽CDを購入するときは「試聴」しますし、
洋服店で、たとえばジーパンを購入するとすれば、試着室が用意されており、そこで「試着」します。
購入後にサイズが合わなかったり、イメージと違っていたりしたら困りますからね。
そして上記の例は、"内容に納得した上で購入"したので、たとえ返品できなくても文句はありません。

しかし、たとえば音楽CDで、試聴すらできなくて、購入判断はパッケージの雰囲気と、
そこに記載されたジャンルのみだとしたら購入する人は本当にいるだろうか?
当たり前ですが、内容がわからないモノに対してお金を払う人はいませんよね。
ましてや、返品もできないのであれば、消費者はギャンブルのようなリスクを背負わされているわけで。
このような事が、未だに一部のパッケージゲームで行われている事はおかしいと自分も思っています。
もちろん、世の中には"試せない商品"なんてものはゴロゴロあります。
「この100円の缶ジュース美味しいかどうか味見させろ!味見しないと買う価値があるのか分からない。」
などと言う人はいませんよね。
しかしながら、それなりの金額の商品になれば基本的に試せるものがほとんどなのです。

「体験してもらうためのモノ」を作るのにもメーカー側からすればコストがかかるわけですが、
特に物理的な商品には数にも限界があります。
しかし、デジタル化でき、不特定多数の人間に配信できるものに関しては、
今時ネットで音楽やPCのソフトウェアの「試聴」や「体験版」を消費者が気軽にできるのと同じように、
ゲームもそうあるべきだと思っています。
ゲームショップなどの店頭デモは、全てのゲームが遊べるわけではなく、
極一部の数本のゲームだけなので、意味がありません。

昔は一般家庭にパソコンやインターネットなどもなく、情報も少ないない中で、
消費者もパッケージの雰囲気で直感で判断して購入するしかありませんでした。
自分もパッケージを見て純粋に「面白そう」と思うものをガキながら少ない小遣いで購入していましたし、
当然、内容がわからないので、"当たり"もありましたが"クソゲー"も沢山掴まされましたよ。
一昔前は娯楽も少なかったし、
ガキの頃は金だってありませんから、つまらないゲームでも「これは面白い」と自分に言い聞かせてクリアしましたよ。
今回のDAKINIさんのエントリーに書いてありますように、
「購入の判断のためにまず購入しなければいけないという矛盾」が、一昔前ならまだ通用したかもしれませんが、
ネットワーク社会の現代では、もう過去のものであり、通用しませんからね。

「面白いゲーム」を求めて「面白そうなゲーム」を選んで「つまらないゲーム」まで売れてしまう昔が異常だったんですよね。

DAKINIさんのおっしゃる通り、"自信の無い制作者や会社にとっては、都合の悪い時代"だと自分も思います。
自信のないメーカー側は、昔のようにゲームの情報を小出しにし、パッケージの雰囲気で売り抜けるほうが理想的でしょうが、
我々消費者も馬鹿ではありませんよ。

任天堂アンチではありませんが、特にWiiではあきらかに手抜きと思われるゲームが平然と5000円近くで売られているのは見ていて不愉快です。
ライトユーザーを騙してやろうといいますか、そういったメーカー側の思惑が見えてしまって。

ちなみに、こちらの人も今回のDAKINIさんのエントリーと本質は同じ事を言っていますね。
http://anond.hatelabo.jp/20090304154007

ゲーマー向けのゲームは「お一人様」向けゲームが多く、
任天堂ゲームは「複数人向け」が多いということなのでしょうね。
※ネトゲは画面の向こうに人が居るとはいえ、お一人様向けのゲームと考えます。

体験版がなくても、誰か一人持っていれば集まってプレイできる。
そこから広まればOKという考え方もあります。
携帯機もダウンロードプレイで対応。
だから体験版に本腰を入れる必要もないと。

---

HD/SDの流れで言えば、モニタがHD化する前は勢力拮抗、以降はクズ化というところでしょうか。
自分は表示デバイスをHD化してからPS3が欲しくなり、即効で入手しました。
今ではSDゲームはCM見ても汚いだけで、買う気すら起きないというのが率直な感想。

某ゲームショップは全てアナログブラウン管でデモを表示しているので、
WiiもPSPもPS3やXBOX360と比較しても悪くなく見えるのですが、
また別の店ではWiiやPSPも含めHDパネルでデモを行っていて、
明らかにWii/PSPは劣って見えてしまう。

SDやそれ以下のゲームが悪いと思うわけでもないし、過去のゲームを今でもプレイしますが、
それは良いゲームだと知っているからで、新規に行くのは躊躇いがありますね。

PCゲームもする人間としては、グラフィックボードを換えて、
レンダリング解像度を上げるだけで見違えると思っていますので、
同じアーキテクチャで純粋にグラフィック周りだけを強化したWiiHDを、
昨年からのHDテレビ普及の流れにあわせて出しておくべきだったと思います・・・。

何年か前、「体験版配信するとそれを遊ぶだけで満足されてしまう」と言っていた方がいた記憶があります(どこの誰だか完璧に忘れましたが)。僕も当時、そういう面もあるかもなあ、なんて思ったこともありましたが、今は完全に考え方が違っていて、それって単に「体験版だけで満足されてしまう程度のデキ」のゲームを作っている人の戯言でしかないんじゃないか?と思うようになっています。

たかが体験版、されど体験版。基本的にはちょこっと遊んでもらうのが目的でしょうが、最近体験版の質があがってきているように感じます。無論ゲームの内容にもよりますが、やろうと思えば何時間も遊べるものもある。データ引継ぎなんてもはや常識。
インフラ対応でチャットも出来たファンタシースターの体験版なんてうっかり20時間以上やってましたし。体験版でそこまで遊べるなら製品版を買わない道理がありません。
それにゴッドイーターは体験版から寄せられた意見に対し急ピッチで改善を行いました。あれはゲーマーに対してすばらしいアピールになったと思います。体験版は微妙だな、と感じていたかもしれない人すら、製品版購入に至らせた可能性は高いと思います。
最近だと.hackも体験版からの改善点が多かったです。
これまでの体験版はすでに完成している物の一部分を切り抜いて発売1,2週間ほど前に配信する、というのがほとんどですが、バンナムを見てると、早いうちに一度配信して意見を集め、メーカー側が見落としている改善点を洗い出す、という使い方もアリだろうなと思います。改善すれば、製品版は快適にプレイできますよ、と宣伝にもなりますし。

残念だった例としては年末のエンドオブエタニティの体験版でしょうか。期待の新作であり、これまでに類を見ないシステムばかりで、さわってみなければわからないゲームの典型でした。で、体験版をプレイして・・・説明なしでわけわからんという・・・。僕自身、本気で購入すべきか考えましたし、体験版のデキについてディレクターだかプロデューサーだかがブログで詫びを入れる事態に。覚悟を決めて購入した結果、おそらく今年5本の指に入ることがもう間違いないくらいとても楽しめた作品だけに、もっと売れてほしかった。体験版がマイナスに働いた部分もあるんじゃないかと僕は思っていますが・・・どちらにしても今くらいで落ち着いていたのかもしれませんけど。

体験版は諸刃の剣でもあります。要は使いようだと思います。これまでどおりの配信スケジュールでもかまいませんが、「どんな内容」で「どのタイミング」で配信するか。そこまで考えて実行できるならこれ以上ない販促になりうると思います。

任天堂ソフトの最大の販促手段はCMと言う名のプレイムービーですし、それがもっとも有効であることも確かですが、サードはそうじゃないということと、ゲーマーはそこまであまくないという現実にいい加減気付いてほしいものです。気付いた結果が体験版レンタルなら、わかってねえ、の一言ですが。
自分達が使わなくとも、必要としている者がいるなら準備するのがハードメーカーの役割。自分達がこれで成功してるんだからあなた達もこれで結果を出せ、と言ってるようにしか思えない任天堂の態度は嫌いです。
噂の次世代DSのスペックを見れば任天堂の今後の考え方がわかるのでしょう。

次世代DS、次世代PSP、それにiPhoneとAndroidでしたね。サードにとって一番「優しい」プラットフォームになるものはどこか。今、もっとも関心があることです。

リンク先でカリスマブロガーさんが追記している
常夏状態というのはこのブログのことを指してるんでしょうか?
この追記について
できれば一言コメント頂きたいのですが

>KKK さん
任天堂としては、先行逃げ切りでいきたかったのでしょうが、日本の消費者は賢いので、PSPもPS3も復調しましたね。世界で最も賢明な消費者が多いマーケットだと思います。メーカーにとっては手を抜けない恐ろしさもありますが。


>うつけ者 さん
> Wiiでは24時間ネット接続が肝、毎日変わるWiiと言いながらもそれを形にしたのは
> SCEやMSですから。
> 何がやりたいのか分からないメーカーになってしまいましたね・・・。
Wiiコネクト24はアイデア倒れでしたね。

岩田社長はサービスを作るセンスは無い御仁だと思います。少なくとも公式発言を聞く限り、だめだこのひと・・・・。そもそもサービス重視なら、Wiiの仕様はおかしいですよ。なんでPSP以下なんだと。まあ任天堂みたいな玩具会社的な組織体質では、まともなアーキテクトも育ちませんしね。


>F91G さん
> 斬撃のレギンレイヴは、その配布してた体験版が微妙だったのも
> 大きいと思います……。
体験版は遊んでませんが、そういう仕様はちょっと非常識ですね。
PSPの人気ゲームを遊んだことなんだろうか。

オンラインの仕様はとってつけた感がありますね。不満はちょくちょく見かけました。社長が訊くを読む限り、実際に取ってつけたらしいですが。それでは現代のゲームファンには通用しませんよね。


>藤崎 さん
体験版配信が増えてくると、これまでの常識が塗り変わってしまいますね。僕はWiiでも『レギンレイヴ』のようなゲーマー向けソフトが売れて欲しいと思ってますし、もしかすると任天堂やサンドロット自身よりも、そう思っているかもしれない。

しかしそう考えれば考えるほど、Wiiでもネット経由の体験版配信が必要に感じます。本気で売ろうと思うなら、なすべきことをやらなければいけません。面白いゲームを作ることに真剣なのはすばらしいけど、売ることにももっと真剣になったほうがいいと思います。

売れなくても許された時代が長すぎたんでしょうね。売ることに対して真剣味が足りない。


>けい さん
> 体験版がなくても、誰か一人持っていれば集まってプレイできる。
> そこから広まればOKという考え方もあります。
任天堂のメインタイトルはそういう売り方でもいけるものが多いですね。一方、そういう売り方ができない『ゼルダの伝説』は苦戦していますが。まあゼルダは国内ゲーマーに対して売る気が足りないですね。


>唯一 さん
> 何年か前、「体験版配信するとそれを遊ぶだけで満足されてしまう」と言っていた方がいた
> 記憶があります
そういう考え方は、かつては根強かったですね。体験版配布のメリットがまだ見えていなかった頃ですが。僕も昔は、体験配信の費用対効果について懐疑的でしたよ(ディスク配布が必要な頃の話ですが)。

やはりPSPの『ファンタシースターポータブル』の成功が大きかったですね。あれで多くのメーカーの認識がガラッと変わったし、ゲーマーの認識も変わっていきました。

> これまでの体験版はすでに完成している物の一部分を切り抜いて発売1,2週間ほど前に配信する、
> というのがほとんどですが、バンナムを見てると、早いうちに一度配信して意見を集め、
> メーカー側が見落としている改善点を洗い出す、という使い方もアリだろうなと思います。
バンダイナムコはDLCにしてもそうですが、先進的ですよね。
それがなかなか全社的なビジネスの成功につながっていかないのが残念です。わかっている人はいるのでしょうけど、共有できてないんでしょうね。


>もっさり さん
>カリスマブロガー
うっかり感情的に書きなぐってしまったレビューが思った以上に広がって、ネガキャン効果になったので、あわてて矛先を変えたかったんじゃないでしょうかね?

忍さんは、任天堂びいきですから、読者にも熱狂的なファンが多いみたいですし、任天堂ファンに悪印象を抱かれたくなくて、デコイを投げたんでしょう。僕は正直者でずばずば書くから、一部の任天堂ファンから嫌われてるみたいですからねえ。忍さんの常套手段ですな。必死でかわいいじゃないですか。

それにしても、ふだん任天堂ゲームに甘い忍さんがああいう記事を書くと、インパクトありまくりですね。波及効果がすさまじい。負の効果ですが。

忍さんの主張はよくわかりません。
「俺はこの料理は未完成品だと思うが、他人がまずいと言ったからといって、味見せずに『まずいらしいから買わない』というのはよくない。まずいけど、食え。食え。食え」という主張はまったく理解できません。

例に挙げているTidalBeachBlogでも、言い方はマイルドだけど、結局まずい、とコメントしているわけですよね。特に建設的な、プロらしい意見も書いてないし。仮に僕が「買った」といって、「まずい」と書いたところで、それではまるで「まずいと言うためだけに買った」みたいじゃないですか(苦笑

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