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「オールソニー」という悲願を達成しつつあるソニー。CES雑感

CES開催期間中にゲーム関連の情報が色々と出てきました。
Xbox360のNATALが年末発売されることやミニ仮想空間サービス「GameRoom」が始まることなど、マイクロソフトはゲームファン向けのサービスを着実に拡充するようです。

一方、ソニーもSDカードの販売を開始するほか、グループ一丸となって「3D」に取り組むと発表するなど、組織改革の影響がはっきり現れてきました。特にグループ一丸となって、という部分は大きい。従来から連携の悪さを指摘されてきたソニーにとって、最大の課題だったからです。
ブルーレイの時との違いは、「全社が一枚岩で総力戦で取り組む、という発想を徹底できるのか」ということだと考えます。

 例えば、Blu-rayの時は、PlayStation 3が「ゲーム機」であり、「BD」という言葉を全面に出しませんでした。ですから、パッケージにも「BD」をさほど打ち出してはいませんでした。そういう意味で、ハイデフに移っていく時にも、BDに行く時にも、ソニーグループ全体が本当に「一枚岩」だったのか……。軽く見てはいませんでしたが、一丸となってはいませんでした。

 今回、3Dは「足並みをそろえて全部やる」というところが、大きな違いだと思います。今夏に発売、とアナウンスさせていただいていますが、実は社内では「何月何日に全部そろえて出そう」と取り組んでいる最中なのです。
ゲーム、AV機器、映画、ネットワーク、放送機器、・・・・と様々な部門が連携して、1つの波を作り出す。ソニーグループという多岐に渡る事業を営む組織だからこそできる事です。

「3Dテレビ」に対する需要がどの程度あるのか、日米では温度差が大きいこともあり、日本人感覚だけでワールドワイドのマーケットを語りにくい部分もあります。とはいえ、サムソン、パナソニックを含めた家電業界全体が非常に強い力でプッシュしていくという事実は、気に止めておいてもよいでしょう。


西田宗千佳のRandomTracking:CESで見た、米国で活発化する“もう1つの潮流”~テレビ・BDプレーヤーで進む「映像配信対応」~
もう1つ興味深いのは、映像配信対応が急速に進んでいることです。ゲーム機やハイエンド向けの製品、専用セットトップボックスばかりが先行していた印象はガラッと変わり、さまざまなレンジの製品で対応が進んでいるようです。

ソニーとマイクロソフトの戦略も興味深く、決済IDを統一して、1つの機器で購入したコンテンツをそのまま他の機器でも見られる環境を拡大しようとしています。マイクロソフトはXbox360、Windows、Zune。ソニーはPS3、PSP、BRAVIA、BDレコーダ、VAIO。

記事中で指摘されているとおり、テレビ向けの映像配信では、アップルはAppleTVが失敗しており、切り込むのが難しい。また任天堂も、普及台数の多いWiiがSD性能のため、映像配信ビジネスの本流には食い込めません。ネット接続やダウンロードコンテンツの販売が悪いのも、課題でしょう。

テレビ向け以外では圧倒的に強いアップル、テレビ向けでパワープレイヤーをめざすソニーとマイクロソフト。パッケージ分野では圧倒的に強いものの、コンテンツの配信ビジネスでは出遅れが目立っている任天堂。まあ任天堂はこの分野ではフェードアウトしていくのでしょうね。「普及台数の多さを活かして、ちょっと手を出してみた」程度で勝てるほど、この分野は甘くない。


2010 International CES前日レポート 10インチ前後の画面に適したデバイスに注目するCEA
KindleとSony Readerを先頭に、電子ブックリーダー市場が急速に成長しており、アップルもタブレットPCでこの市場に殴り込みをかけると言われています。

米アップルの新型タブレットPC、第2四半期にも発売=関係者
元GoogleエグゼクティブのKai-Fu Lee氏がブログにおいて、アップルは初年度1000万台の製造計画を立てている、と書いたことで、ホットな話題を呼びました。アップルファンの間では、タブレット製品の噂は以前から期待感をもって語られてきました。

Amazon、ソニー、アップルがすばらしい製品で競争を繰り広げて、この分野が一段とあったまるといいですね。まあゲーム機もいずれは、この大きさの製品が出てくるのかもしれません。携帯ゲーム機と据置ゲーム機の間にどんな市場があるか、今後はその可能性も追求されていくのでしょう。


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コメント

映画産業やTVメディアの猛烈な追い風を受けての立ち上げ、といった感じですので、出遅れる懸念もありましたが、どうやら杞憂となりそうですね。
3D映画に関してはデータ量の問題もあり、パッケージ販売がまずは主になると思いますが、BDがようやくDVDとの差別化といいますか、はっきりと一般層にアピールできることとなりました。
映画館の料金も安く、配信も進んでいますし、とにかく見れればいいという人もいますから。
あとはやっぱりゲームですね。ファームウェアでのアップデートだけで対応させるとの話ですし、いち早くSCEにはタイトルを揃えて欲しいですね。
据え置き機に再びカジュアル層を呼び込むチャンスでもありますし、他の家電メーカーにとってもプレゼンになります。
個人的にソフトはモーションコントローラーとも合いそうな『サルゲッチュ』を期待。あと、アーケード版の移植でも新作でもかまいません。『初音ミク・ProjectDIVR』をぜひ3Dで。

3Dはこれからの大きなTV産業ですし、家電メーカーであり、映画などの映像コンテンツやゲームを抱えるソニーは確かに強さを発揮できます。
むしろ「グループ全体で」という言葉がはたしてどれほど本気なのかは、次世代のPSPとPSNが鍵なのでしょうね。

>あて さん
BDならではのメリットは大きいし、3DCGも一段とメリットが大きくなっていきますね。ゲームは3DCGの塊であり、ハイエンド向けゲームにとって無視できない要素になるかもしれません。『FF13』の3D映像がTOHOシネマズで『AVATAR』といっしょに上映されていますが、そういった施策も、広報にとどまらず、先進性のアピールや社内での基礎研究の一環なのでしょうね。

和田社長も海外インタビューの中で、『FF13』チームには、現行機での大作だけでなく、より次世代のゲームを追求していく、つまりハイエンド路線を追求していく役割も期待しているようなコメントをしていましたね。そういえばセガもCGスタジオを立ち上げていましたが、そういった発展も期待していきたい。

映画といえば日本は負けるもの、というどこかの国に洗脳されたような負け犬思想にとらわれてもつまらない。映像制作の部分でも尖った会社は存在してよいでしょう。大手ソフトメーカーにはがんばってほしいですね。

>『初音ミク・ProjectDIVR』をぜひ3Dで。
そうですね。
初音ミクというキャラクターの未来的なイメージと3D映像は、親和性が高いですね。

>「グループ全体で」という言葉がはたしてどれほど本気なのかは、
>次世代のPSPとPSNが鍵なのでしょうね。
3Dネットワークを前提にしたハードにするなら、グループ全体の協力は欲しいところですね。むしろ交渉力という点で。3G携帯回線との接続機能を内蔵したphoneバージョンと内蔵しないplayerバージョンの2種類、という展開ぐらいが現実的なのでしょう。

が、全対応でないと、面倒ではあります。PS3は久多良木さんが頑張ったのか、全機種HDD内蔵で押し通しましたね。ただ、あの時ほど突っ張れるかというと、なかなか難しいでしょう。

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