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ゲーマーが遊んでいないセカンドライフ

いったい誰が遊んでいるの?

少し前に社内ブログに書いた話をこちらにも書いておきます。一時期、IT業界の人や一部のゲーム系ライターが『セカンドライフ』を持ち上げていたのですが、ボクには本当に盛り上がっているようには見えませんでした。

巡回先のゲーマー系ブログはどこも完全にスルーしてますし、洋ゲーマーな人のブログでもまったくと言っていいほど触れてません。日本語版が開始すれば状況が変わるのかもしれませんが、少なくとも現時点で日本のゲーマー界隈では、『セカンドライフ』はまったく流行っていません。

もしかすると、あの複雑なインターフェイスの『セカンドライフ』をライトユーザーが遊んでいるんでしょうか? 冗談にしてもタチが悪い。では、いったいどこにプレイヤーはいるんでしょうか?

プレイヤー不在のブーム

その割にはメディアでの露出はなかなかのものですよね。不思議な話です。と思っていたら、
切込隊長BLOG(ブログ):「セカンドライフ」バブルがうぜえ

少し古い記事になりますが、切込隊長が一刀両断していました。要は、一連の『セカンドライフ』ブーム(?)はかなり意図的に作られたものだということです。ははあ、なるほど、なるほど。そういえば、ゲーム系ライターで『セカンドライフ』を礼賛している人たちって……。

数年前に日本でMMORPGブームが捏造されて、たくさんの投資案件が動いていました。大半がまったく会員数が集まらず、破綻しましたけど、「投資家のみなさん!! これからはPCのオンラインゲーム! その王道がMMORPGですよ!」なーんて感じで、煽り記事がばらまかれていました。しかし煽ってた人たちの努力は虚しく、そのバブルは膨らみきる前に弾けちゃいました。ご愁傷さま。

で、MMORPG投資を煽っていたゲーム系ライターが、今回も『セカンドライフ』を煽ってるわけです。「MMORPG」の次は「3D仮想空間サービス」ですか? ははははは、わっかりやすいねえ、ホント。

ちなみに『セカンドライフ』ですが、ゲーム制作者の間では、意外なほど遊ばれてないですよ。「あー。なんかニュース記事も見かけるし、そろそろ遊んでみないとなあと思います。つまんなそうだけど(苦笑 義務で、ええ、そろそろ」みたいな話はよく聞くんだけどさ。

『セカンドライフ』って、仮想世界の土地ころがし狙って、今のうちに土地を買い占めておきたい業者さん、煽り記事書くライターさんばかりが集まってるイメージなんですよ。プレイヤー不在のブームに見えます。「仮想社会で元銭ゼロで収益無限大」も、「Home@PS3でSCE大勝利」も、ボクには同じぐらい根拠が薄っぺらく感じられるんですが。

そういえば、百式管理人さんが運営していたREAL*REALは更新停止しています。「ノンゲーマーの視点」って聞こえはいいけど、要は『セカンドライフ』バブルで儲けようというIT業界からの視点のブログでした。

エロで伸びた話を隠すなよ(笑

海外においてセカンドライフがアダルトコンテンツで伸びたという話も、日本ではあまり書かれません。ネットで集客力のあるコンテンツはやはりエロですし、ユーザークリエイションといっても、同人市場を引き合いに出すまでもなく、エロがかなりの割合を占めるものです。

そういう実態を正視せず、事実を語らない人たちはやっぱり信用できませんね。オブラートにくるんで出会い系を薦めてるのと変わらんよ。エロがいけないわけじゃない。ただ不必要に隠す人たちの言葉はうさん臭い。
新清士氏はきちんと「性的なコンテンツ」の存在に触れていて、この点は大いに好感がもてます。一方、「動画投稿元年」ならぬ「仮想空間元年」を唱えるあれれ氏は完全スルー。勉強不足か、意図的に触れてないのか、どっちでしょうか。

YouTubeが成功した要因として、リンクが張れる、ブログに貼り付けられる、という点はあったにしても、やはり何と言っても著作権を無視した映像がばんばん投稿されている事実があります。『セカンドライフ』の魅力がエロだけではないのは当然としても、そこも含めたコンテンツの自由度や、生々しい現実感(エロも人生には不可欠。第二の人生にも)が成功に結びついたのは確かです。

Home@PS3でも、アダルトコンテンツはOKなのか、という質問を記者から受けて、SCEの偉いさんが不機嫌になったという話がありましたが、要は「アダルトまでOKかどうか」は仮想空間サービスの1つのポイントとして考えられているわけです。

日本のゲーム会社が仮想空間サービスに乗り出すべきでしょうか。ボクは非常に懐疑的です。大手ソフトメーカー各社はMMORPGに飛びついて苦しんだ記憶を忘れるべきではありません。また、エロコンテンツOKの仮想空間サービスを始める度胸をお持ちでしょうか? 無謀な考えに囚われない、冷静さと真の決断力をお持ちの方には、甘いささやきをする連中に、ズバッと切り返してほしいものですね。

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テーマ:▼ゲームの話 - ジャンル:ゲーム

タグ:セカンドライフ  

コメント

個人的には、

セカンドライフとかHomeって、凄いハビタットにしか見えないんですよね。
実際は、違うのでしょうが、仮想空間サービスその物が過去の物ってイメージがあります。

PS3は持ってるのでHomeを触ってみる事はあるでしょうが、3D仮想空間サービスと言うくらいなら、360度スクリーンじゃないと……。
等と、夢想してみたり。

海外はともかく、日本のゲーム制作者は『Second Life』に冷めているという印象ですね。洋ゲーマー層も特に飛びついてませんし。「仮想空間ってハビタットの焼き直しだよね。古い」というのが多数派の見方でしょう。

記事を書いてお金をもらっている人たちだけが騒いでいるような。同じようなものとして、「ゲームはサービス化」もありますね。全体的にそちらに行くのはわかるんですけど、まだ全然ビジネスになってなくて、時間がかかるはず。(ゲームを1回出したら終わりじゃなくて、ずっと関わらないといけないから)現場の人間も喜んでないのに、そういう点に触れないで、「サービス化」の機運が高まってるとか大嘘書く人もいるしー。

少し前に、「ゲーム機のネット接続率」について書きましたけど、まあネット関連は嘘つきが多いんで、注意しないといけませんね。流通を経由しないせいもあって、第三者機関の集計がおこなわれず、デタラメがまかり通るんですよね。実態としては、まだまだ種まきのフェーズです。

ネットワーク対応のソフトは、本数ベースで見ると、日本のソフト市場(2006年)の1/4に達し、その8割がDSです。ポケモン、どうぶつの森、常識力、FF3、モンスターズジョーカー、などですね。本数ベースでいえば、日本のオンラインゲームマーケットはDSを中心に動いているといえます。

それは凄いことですが、実際どれだけのユーザーが接続しているかというと、そう高くはないだろうと思われるわけです。携帯ゲーム機は、ローカルのワイヤレス通信で、学校にもっていって遊ぶことができますし、無線LANスポットにいくこともできますからね。まだまだ、据置ゲームで常時ネットワークに繋いでくれる状況ではありません。

> 360度スクリーン
「戦場の絆」、じつはまだ遊べてないんですよねー。
仕事に直接関わらないしなー、と言い訳しつつ・・・・。

セカンドライフとHomeを関連付けて議論するということこそ、実はSCEの仕組んだ情報操作だと思ってます。

セカンドライフの肝は、複雑で難解ではあるけれども、多くのコンテンツをユーザーが作れてそれを皆で共有できるという点。またリンデンドルという仮想通貨がリアルマネーで公式販売されており、公式にRMTが認められている点です。
そしてそれらの要素は企業の宣伝、エロ、カジノという要素に主に使用されているのが現状。

Homeにはコンテンツ作成要素もRMT要素ないのに、なぜセカンドライフとHomeが同列に語られるのか?
それは、単なる3Dアパターチャットであるという貧相な実態を隠蔽し、あたかも新しくて革命的な何かであることを演出するためのSCEの戦略に過ぎない。

GDCの発表会で突然言い出したGame3.0という言葉。
そもそもGame2.0という言葉にさえ明確な定義が定まっていない現段階で、それを超えるGame3.0という言葉を持ち出し新しさを演出。
3.0と言われたら、今まで2.0の代表格であると言われていたセカンドライフが引き合いに出されてくるはずという連想効果を狙っているのは明白です。
実際、GDCでフィルハリソンの発表を聞いたプレスから「セカンドライフと似ている」という言葉が出ただけであって、フィルハリソン自身は一度も「セカンドライフに似ている」「セカンドライフと類似している」と発言したことなど無いのです。

セカンドライフの虚像の成功を今まで盛んにアピールしてきたメディア連中は、Homeの「見た目」にセカンドライフを連想し、Homeの中味もセカンドライフに似ているかのように錯覚を起こし、自分達の書く記事に盛んにセカンドライフを登場させ類似性をにおわせている。今までセカンドライフの宣伝をすることで旨みを得ていた連中のセカンドライフを語りたい心理が刺激されてHomeのこと語られているのが現状です。

最近ようやく、Game3.0の実態の無さやHomeはGame3.0と何の関係も無いこと、Home自体は単なるアバターチャットであることを指摘する記事が登場しだしてはいますが、セカンドライフの真実を語るメディアが少ないのと同じく、Homeの真実を語るメディアも少ないですね。

同じくGame3.0と騒がれているLBPも、物理演算を多様してるだけで実態はCoopのある2Dゲーに過ぎません。
Coop中にゲームのステージが変形していくというのはアイスクライマーなどと何が違うんでしょw
これもGame3.0という謎用語を出して煙に巻いたせいで本質が見えなくなっている典型例です。

>Dさん
ご意見うなずける所も多いのですが、「情報操作」というのはちと手厳しい意見ですね。SCEに対して悪意があるとも言えます。

Homeはアップデートで徐々に機能が追加されていくもので、現段階でセカンドライフと比べて不足している部分も、将来的に追加されるかもしれないし、それを匂わせている部分もあります。マネーにしても、PS3はPlayStation Storeのように、課金システムをもっているので、連携は可能です。

トロステが1、2ヶ月ごとにバージョンアップして、ローンチ時にくらべて機能を増しているように、PS3のネットワークコンテンツは最初の段階だけで、すべてを評価できません。パッケージソフトとの最大の違いがそこにあります。そこら辺も織り込んだ上での、Home=仮想空間サービスという捉え方だと思います。

Homeに期待してるゲーム制作者なんて、ボクの知るかぎり1人もいませんが、あんなものをわざわざ否定すると、SCEを攻撃、いじめているように見えます。それはちょっと不毛ですよね(笑 もう少しやわらかい論調をお願いしたいです。

WiiのMiiにしても、「あんなもの、アバターのパクリじゃねえか」と言う事は簡単ですが、そういう言葉が積み重なっていくと、不毛な言説空間が出来上がるだけですよね。あなたが「SCE」と書いているとき、眉間にしわを寄せていないか? 一度、鏡を見てみたらどうでしょう?

LBPは、ユーザークリエイションの部分が高く評価されているように思いますが、まあ売れるたぐいのものではないし、個人的には「Line Rider」を見た後に驚く点は何もない。「Line Rider」は素晴らしかったけど、あれをHD化したり、物理演算の精度を上げたり、きれいな映像にすることに、どれだけ価値があるのだろうか。逆にいうと、そういう付加価値を足さないと、PS3で「Line Rider」もどきなことを始められないのだなあ・・・・と。その品質の壁がPS3の悲しさですね。

ボクは、Homeも、Game3.0も、LBPもそういう「品質の壁の悲しさ」を強く感じます。クリエイティブが浪費されていく世界に対する、圧倒的に大きな悲しさ。

騒いでる人たちはWeb2.0とかUGMは説明しにくいけど、こっちはアバターいて
ビジュアルに分かりやすいし説明しやすいし、ってノリの程度で取り上げているように思います。

この傾向は特にヨーロッパでのリンデンの取り上げられかたに特徴的です(結構よく言及される。
決して取り上げられ方が深化することはなく)。

Web2.0を専門家以外に説明するのに分かりやすい文庫本、というのがありましたけど、
あれと同じ位置づけで見れば分かるくらいに分かりやすいから取り上げられやすいって雰囲気です。

まあHチャットしたい人たちとかSNSの日記にレスしないと晒されるからイヤとか思い始めた人たちには当座の移住先としていいんぢゃないでしょうか。

まあ古いものに別の名前をつけて、流行らせるというのはありがちな手法ではありますね。10年とか、それなりに時間が経過していれば、技術的なブレイクスルーや、前提となるインフラが変化しているので、意味があるとは思います。

が、MMORPGブームで手痛い目にあって、それから大した時間をおかずに、「仮想世界空間」に飛びつこうとしてる、一部ゲーム業界人(つか主にライター)は、ちと微妙すぎ。ぶらりんさんがおっしゃるように、Web2.0的なブームの果てに、目新しい材料が無くなってきたため、セカンドライフを持ち上げているのは確かでしょうね。必死です。

ボクがWeb2.0で最も評価しているのは「生活に溶け込んでいく」部分と「軽さ」なので、生活を破壊するような「仮想空間への埋没」は対極にある思想だなあ、と感じています。そういう意味では、生活浸透、生活浸透とあれだけ書いてきたあれれ氏が、Second Lifeマンセーしてるのは理解不能ですね。流行りもの、持ち上げてるだけじゃないかと。

ユーザークリエイションに過度の期待を寄せる考え方(みんなで作ろう、仮想世界)な点も、ボクは懐疑的です。ユーザークリエイションといっても、実態としては「話題のための消費」を維持する効果が見込めるぐらいで、仮想空間の構築というほどのことをなし得る人の数は多くないし、敷居が高いと思います。

MMORPGブームで手痛い目にあっていたのはどのあたりの話なんでしょう?
SEGAとナムコは確かに手痛い目にあっているとは思いますが・・・

論拠が聞いてみたいです。

>SEGAとナムコは確かに手痛い目に

セガ、ナムコにくわえて、スクウェアエニックスも、FF11以外のMMORPGが上手くいっておらず、運営中止や運営を途中で他社にまかせるなど、失敗例は多いですね。コーエーもあれだけオンライン、オンライン言ってる割に収益の柱になりえておらず、「無双」で稼いだ資金の食い潰し状態。

ゲーム業界大手に限らなければ、そもそも多数ある国産MMORPGの大半が、会員数がほとんど集まっていない状態ですね。結局、MMORPGを遊ぶユーザーのパイ自体が限られていて、多数のタイトルが生き残れるだけの余地が無い、というのがここ数年の結論かと。

やっている人のブログを見ていると

なんだか楽しそうな印象は受けます。
ある程度コーディング(スクリプティング?)とかできると、確かにいろいろ創造できて面白いんだろうなぁ、という感じですね。

私が見ているのは、以下のサイトです。
minaとasaのSecondLife顛末記 ttp://mina.slmame.com/

エントリ内容とはさほど関係ないコメントですみません。
スルーしてください。

ゲーマーが遊んでないというところには全力で同意します。遊んでるのは、クリエーターだと思う。
コンテンツを作るのが難解だって意見もあるけれど、それは「ゲーム操作に比べれば難解」なのであって、コンテンツを作るという意味で言えば超絶な手軽さです。
物理エンジンという、普通はめんどくさい準備が必要なコンテンツが、ログインしてちょっと操作しただけで作れるという楽しさは、何か作ることに楽しみを見出す人にはたまらないです。

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