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安普請だが、遊べるパロディ。ぼくのつくったゼルダの伝説 『3Dドットゲームヒーローズ』

3D ドットゲームヒーローズ
先週の土日は『CHAOS; HEAD NOAH』をプレイして精根尽き果てたんで、けっきょく序盤しか遊んでないが、1週間もほうっておくのも旬を過ぎてしまうので、ちょっと感想を。まあ多分最後までこんな感じなんだろうし。

ドットから3Dドットへ変化した表現、街の人のセリフ、ストーリー展開、ゲームシステム、・・・・とゲーム内のあちこちからパロディ精神があふれている面白いソフトである。ネット上では「ネタゲー」として消化されつつあるようだが、ゲームの出来も決して悪くない。

ゲーム性は、一言でいうと、「ぼくのつくったディスクシステム版『ゼルダの伝説』」であって、それ以上でもそれ以下でもない。妖精によるアドバイスを始め、ディスクシステム版に比べて、2009年なりの親切心は感じるものの、基本的には『ゼルダの伝説』であって、ファミコン世代のオールドゲーマーなら懐かしくプレイできる。
買って損をするような出来ではない。

短い時間とはいえ、ローディング回数が非常に多いのが最大の難点で、こんな所までディスクシステム版をオマージュしなくてもいいだろう、と言いたくなるが、実際にはミドルウェアのサンプルを拡張して作ったら、こうなってしまった・・・・という辺りがオチなのだろう。

ただの3Dドット表現だけでは寂しいためか、屋内での床への写り込み、水面の反射、被写界深度のポストエフェクトなどがギラギラと容赦なく使用されている。正直エフェクト効かせすぎの感は否めない。

開発者インタビューによれば、「1年足らず」で作ったそうだが、開発費は相当安いのではないか。7,8000万円、いや5,6000万円じゃねーのか、という印象である。PS3ソフトの開発費最低記録を更新しかねない勢いを感じる。

安普請ではあるが、パロディ精神に満ちた企画で、これは「あり」だろう。長くゲーマーが楽しめるソフトではないし、ある意味存在そのものが「ネタ」ではあるが、こういうソフトが重厚長大の代名詞だったPS3に出てくるのも良いことだと思う。


残念なのはネットワーク非対応だったこと。
3DドットエディタのようなUGC要素があるのだから、自分のつくった作品のアップロードと他人の作品のダウンロードは欲しかった。

公式サイトでは、データの配布をおこなっており、PCでダウンロードしてUSBメモリを介してPS3に持っていくことができる。安上がりな手段ではあるが、ちょっと面倒くさいし、こういう方法では長くブームが続くとは思えない。ソフトの内容からして、1、2ヶ月話題が続けばそれでいい、という割り切りなのかもしれないが、非常に惜しい気がしてしょうがない。


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コメント

ありゃ、ネットワーク非対応でしたか

この手のソフトは「職人」が生まれる可能性が高いだけに
その職人が作り上げた作品を発表する場があると
それを見て喜ぶファンも生まれて
うまくコミュニティを形成できると思ったのですが

>のりのり さん
まあ、コミュニティ重視の発想は無いのでしょうね。
『デモンズソウル』がオンライン仕様で話題を呼んだだけに、『ドットヒーローズ』は残念ですね。ゲーマーはやはり冷静で、話題になっただけでは必ずしも手を出さない慎重な人たち。もう一押しが足らなかったという事でしょう。

『罪と罰』のようにテレビCMをがんがんやって売れなかった事例に比べれば、低予算でがんばったな、と思います。おそらく黒字でしょう。が、低予算性がユーザーに見抜かれて、遊んで損しないか、ネタとして消化するものか遊んで楽しむものか、という点で、購入という選択をしてもらえなかった。惜しいなと思いますね。

『FFCCCB』の初日売上が2万6000本というなかなかすさまじい結果で、Wiiのゲーマー市場の冷え込みを感じます。そういう意味では、「ダイナミック斬」あらため「斬撃のレギンレイヴ」がどうなるかは興味深いですね。

サンドロットの新作、グラフィックはWiiにしては頑張っている水準、部位切断などの表現もあり、オンラインでのマルチプレイも可能、・・・・と『罪と罰』よりは現代的な「ゲーマー向けゲーム」になってますが、任天堂の「ゲーマー向け」のプロモーション、プロデュースはかなり下手ですからね・・・・。現時点ではちと厳しめに見えますが、さて・・・・。

「Newスーパーマリオ」の「社長が訊く」を読んで、あらためて感じたのは、どうも任天堂の上層部は、ゲーマーというのは難易度の高さを克服することを至上の喜びとする層で、ゲーマーとカジュアルユーザーの双方を満足させるための最大の課題は「難易度」にある、という考え方のようですね。

90年代まではそのとおりだと思うし、今でもそういう人種は存在していますが、2000年以降の「ゲーマー」の中にそういった人たちがどれほど多くいるのか。2000年代前半の無双ブーム等を経ても、いまだにそういう認識なのが、ちょっと不思議ではあります。

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