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EA、Playfishを買収し、大規模リストラも発表。次のラウンドへ向かうゲーム業界

スクウェアエニックスの大規模リストラに続いて、EAも全社員の17%に相当する1500人をリストラし、さらにFacebookのソーシャルゲームでzyngaに次ぐシェアをもつPlayfishを買収すると発表しました。 zynga買収の噂もありましたが、結局買ったのはPlayfishでしたか。
パクリの宇宙帝王を突き進むzyngaを買うよりは、Flashベースで丁寧な作りのPlayfishを買うほうが、まともな判断でしょうね。

EAはカジュアルユーザー向けのポータル戦略などで失敗続きでしたが、ソーシャルゲーム大手のPlayfishを買収することで、ウルトラカジュアルユーザーからコアゲーマーまで、幅の広さを確保しました。世界規模の大手企業にとっては、振り幅の広さは重要でしょう。一方、日本の大手クラスの規模感だと、そこまで振り幅を大きく取れないでしょうね。弾幕を広く打ちすぎて、希薄になっては元も子もないわけで、粗密については各社の性格がはっきり現れてきそうです。

国内では、主婦層を中心としたカジュアルユーザーがソーシャルゲームへ流れ込んでいると言われており(※追記)、コンシューマー機とソーシャルゲーム(PC&携帯電話)の暗黙の争奪戦が起きて・・・・いないですね。

というのは、事実上、この層を本気で取りに行っているのは任天堂1社だけであり、女児層や主婦層が『トモダチコレクション』などを遊んでいるとしても、それ1本では余暇時間を制するには厳しいわけで、いわゆる「ゲーム業界」(=コンシューマー業界)は急激に拡大しているソーシャルゲーム業界に、お客を奪われています。いや、正確には奪われているという自覚も無いのでしょうけど。


これまで「ゲーム機」業界の危機、というのは何度か叫ばれつつ、少しずつ事態が進んでいました。他業界の企業に中小のゲーム会社が買収されたり、携帯の仕事をこなすうちにふと気づけば携帯以外の仕事が来なくなっていたり、パチンコ、パチスロ業界の下請けが売上のメインになっていたり。

ある時期、DSブームといってもいいですが、その時期には事態の進行がストップしたかのように見えたこともありましたが、実際にはそうでもなかったのですが、まあ「錯覚」というか「幻想」はありました。しかしピークアウトして再び市場が縮小を始めれば、やはり事態は進んでいきます。

パブリッシャーは社員をリストラにとどまらず、案件数の絞込みを行っており、結果的にはディベロッパー(開発会社)は仕事が減っていく状況にあります。プロジェクト丸ごとを請けるよりも、部分請けが増えていくし、案件数も減っていく。単純な開発力だけでなく、企画力も求められ、企画が通るまでの時間も長くなっていく。以前よりも、パブリッシャー側の締め付けも厳しい。


トーセのような開発業務に特化した企業も、別の道を模索し始めます。電子コミック配信のリブリカを出版社と一緒に立ち上げたり、ニンテンドーゾーン参入希望企業へのコンサルティングをおこなっているのも、そのためでしょう。おそらく自社のビジネスを作っていかない限り、わかりやすくいえば、パブリッシャー化しない限り、国内の開発会社は生き残っていけないでしょう。

その不安を抱えているからこそ、海外製のオンラインゲームを買ってきて自社で運営を始めてみたり、iPhone市場でダンスを踊ってみたり、ソーシャルゲーム市場へ飛び込んでみたり、各社が脱ゲーム機を模索し始めているのでしょう。

え? ゲーム機のダウンロードソフト市場?
冗談でしょう。そんな場所で食えないことは、大多数の国内の開発会社はすでに理解しています。ハードメーカーを含めた大手の遊び場であり、ダンス会場であって、中小の開発会社が割りの合うビジネスが展開できる場所ではありません。勘違いして、自己資金で場に躍り出た会社の現状を見れば・・・・熱した鉄板の上で、はだしで裸踊りを踊っているようなもの。

少なくとも第1ラウンドはそんな有様でした。
では来年末に始まるという噂が広がりつつある「第2ラウンド」はどうか。

プラットフォームホルダーと大手パブリッシャー、プラットフォームホルダーとディベロッパー、プラットフォームホルダーとソーシャルサイト、プラットフォームと個人クリエイター(UGC参加者という広い意味でのクリエイター)の間で、どういう関係を築くかが重要になってくるのでしょう。


追記
GREEやmixiの年齢層は10代中心のモバゲーより高く、ゆえにアイテム課金にお金を使えるわけです。若いユーザーが中心のモバゲーは課金ではGREEよりも苦戦しており、広告費の低下で決算が揺らいでいる状況。国内での競争激化をうけて、モバゲーはいち早く海外展開を志向し始めています。mixiもソーシャルアプリ戦略では海外を意識しており、ケータイSNS事業者でさえ国内オンリーで物事を考えているわけではありません。


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