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「遊びの革命児」と「営業・ビジネスの革命児」

忍之閻魔帳:発売まであと10日。「PSP go」への期待と不安をつらつらと。
忍之閻魔帳さんが非常に建設的な議論をおこなっており、フェアネスな姿勢にちょっと感動。

PSP goを嫌うショップ関係者がいるのはわかりますが、SCE以外の陣営がダウンロードソフトを出していないかといえば出しているわけで、感情的な反応はただ萎えるだけです。

消費者は欲しければ買うし、欲しくなければ買わない。そして欲しければ、近所の店になくても手に入れるでしょうし、「欲しい時に欲しい物を置いてなかった」店には、足を運ばなくなるかもしれない。そういうリスクを承知で、消費者の都合ではなく、ショップの感情を押し通したいのなら、押し通せばいいのでは。そんなショップがどうなるかは、いずれ未来が証明するでしょう。

とはいえ、PSP goについては、SCEにも悪い点があり、その最たるものは「説明不足」なこと。E3の発表から今に至るまで、SCEのPSP goに関するメッセージはぼやけており、方針がハッキリしない。ショップ関係者が不安を感じて、感情的な反応を示すのもわからないではないし、サードパーティ各社もガッカリして当然の状況。


PSP goという新しいハードを投入する「本気」っぷりと、価格やソフト政策を巡るグダグダには大きな落差を感じます。まあ単純に準備不足なのでしょう。

というのは、ソニーが経営改革を行って、SCE平井氏を昇格させ、ネットワークへの注力を宣言したのは、今年の2月だからです。内々にはそれ以前から決まっていたにせよ、「ダウンロードコンテンツ推進」の大きな旗を振れるようになってから、あまりにも日が浅い。

ハードは間に合っても、ネットサービスや過去の資産の活かし方など、政策面や運営面を詰めていくには、あまりにも時間が無い。決まるまでは時間がかかるが、決まってからは時間が無い、という状況には同情しますが・・・・。

とはいえ、「ソニーのダウンロードコンテンツへの本気度」を表すモニュメントとしては大きな役割を果たすでしょうし、PSP2への着実な布石になるのも確かです。PSP2がダウンロード専売になる事は無いにしても、当初から併売の可能性は高まっており、一足早く、次世代ゲーム機体験、すなわちゲーム版iPodを体験できます。


それにしても「抵抗勢力」と戦うソニーは過去10年で最もかっこいいですね。SCEはPS1当時、「300万台売ってから来い」とサードパーティに門前払いを食らい、それに負けずにPS1の開発者を地道に増やしてきました。不屈の営業マンであり、ビジネスマン。

任天堂を「遊びの革命児」と賞賛するなら、SCEは「営業・ビジネスの革命児」。ハードやソフトといった「遊び」の革新性は少なくても、ビジネスの枠組みでは、大胆な事をやってのける会社です。

ディスクメディアへの転換(単にディスクにしただけでなく、ディスクのメリットを活かした流通システムを作り上げたこと)、流通改革、サードパーティへのライブラリ提供、ハードメーカー枠でのサードパーティタイトルのCM提供、といった様々な新しい施策を発明してきました。

任天堂が「遊び」の革命を起こしたのは事実で、その点は素直に賞賛したい。しかし一方で、ビジネスモデルの改革には非常に消極的で、そうした「ひずみ」が市場に現れ始めています。Wii市場におけるサードパーティソフトの苦戦やマーベラス・ショックは、その表層的な事例にすぎません。

偉大な「発明家」は大きな仕事をしてくれました。100万回拍手をしても、足りないほどの敬意を送りたい。しかしそろそろ「営業マン・ビジネスマン」の仕事が求められ始めているのではないでしょうか。ゲーム業界のビジネスの枠組みを次の段階へステップアップさせる「革命児」、その役割を担えるのはSCE1社のみでしょう。

参考:発明家の任天堂と営業マンのSCE


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コメント

私は小売業種経験者ですので、思うところを書きたいと思います。

世界についていは存じませんが、日本の流通業は問屋制度の充実と都市圏の人口密度の高さから過剰競争の状態が続いており、消費者から見て、お値打ち価格で商品を購入が可能な状態になっています。

ゲームの仕入れ値は返品が可能で、再販価格制度のある書籍類と大差がなく、家電の仕入れより、10%以上高額です。ゲームソフト新品の平均粗利率は10%を切っているケースも多いと思われ、新品販売単体で法人形態を維持できる利益を出している販売店はあまりないものと想像されます。

つまり、一般的に言われている、「無駄な流通コスト」と呼ばれる物は産業構造によって吸収されているのが現状で、ネットストアと販売店で併売されているゲームソフトが実質価格が殆ど変らないのはソフトメーカーがぼっているのではなく、自然の成り行きと、個人的に納得のできる話です。(しかし消費者は納得していない物と感得しております。)

また消費者から見た時にゲームソフトを買取という形で処分できる魅力は大きく、ゲームを売買を繰り返すことにより乗数効果が生まれている可能性も高いと思います。所得は一定ですから、当然娯楽に投じられる資金も一定であり、換金不能な商品を購入した場合、ゲームソフトの平均購入単価が下がらない場合、販売本数は新規ユーザーを掴まない限り低下する可能性も考えられます。ダウンロード販売ソフトで高額金額のソフトが売れている話を聞かないのは換金ができない資産の硬直性を嫌っているのではないかと、個人的には想像しております。

ゲーム販売会社から見れば、自身に一円の利益の入らない中古販売は不快でしょう。しかし、新しいサービスが成功するには消費者に対し、利便性を示さなければいけないものと考えます。日本の流通は通販に関しては時間指定まで出来る極めて質の高い宅配サービス、店舗においては都市部においてはきわめて高い店舗密度を維持しており、価格に関しては前述の通りです。以上の状況において、現状のサービスでは変る利便性を示せていない物と思われます。

一消費者としてダウンロード販売サービスに求める物は価格弾力性と決済方法の充実です。ソフトメーカーは耳を塞ぎたい話だと思いますが、残念ながら4980円では買わないが2980、1980円なら購入したいという需要は厳然として、しかも無視できない量存在します。しかし、現状のダウンロード販売の価格は硬直しており、こうした需要を全くといいほどつかみきれておりません。これは販売ノウハウが蓄積されていないという点も大きいでしょうが、実際にそれを行うとなると、メーカー自身のブランドを毀損する一面もあると思います。(販売店には自己責任で購入を決めたにも関らず、値下げ前に購入した価格に対し補填しろという(ある意味理不尽な)クレームや価格に対する潜在的な不満は必ず発生します。販売店が緩衝材になっていたこうした不満がメーカーに直接向けられると思います)決済に関しても、ゲームはクレジットカード持たない人も数多く購入するわけですから、ウォレットを販売店に買いに行くのでは、結局ゲームソフトを店に買いに行くのとあまり変らなくなってしまいます。既に財布と並ぶ必需品になっている携帯電話での決済を選択肢に加えることは欠かせないと思います。

>WDPPX さん
CD-ROMも当初は、消費者へのメリットを十分示せていませんでしたよね。
PC-EnginやメガドライブのCD-ROMはハードの追加投資がユーザーに重かったし、メディアを替えるメリットが十分、メーカー側にも流通側にも伝わっていなかった。

SCEが流通改革などと合わせて、新しい施策を持ち込んで、ようやく価格メリットを示せましたし、大容量メディアをいかしたボリュームやムービー表現が多用されるようになって、制作側やゲームユーザーにもメリットを感じてもらえました。

何事も、新しく始める時には、長所と短所がつきもので、短所だけに目を向けていては永遠に変わりません。しかしある時、それは長所と短所のバランスが崩れる時がきて、非常に短時間で物事が変化することがあります。かつてのSCEはプレイステーションでそれを引き起こしてみせました。


僕の個人的な意見としては、中古販売うんぬんは割とどうでもいいです。不快という感覚も無いですね。

デジタルデータの再販売もあって良いと思うぐらいですしね。デジタルデータを中古販売してはいけない、とは思わない。今はその仕組みが無いだけ。技術的には可能な事です。ゲーム機であれば、DRMを強固にできるし、サーバー上に購入履歴が残りますからね。ムーブができるのだから、ユーザー間の売買も不可能ではない。

個人的には、買ったデータはユーザーの物でしょう、という感覚があります。

(例えば、購入したソフトをハードを買い換えた際に移せず、故障時に任天堂に送らなければならない任天堂のゲーム機には、ちょっと腹が立つし、情けないハードだなと思います。Wiiの次世代機が出てきて、その際VCのソフト資産を買い直さなければならないのだとしたら、ちょっとゾッとしますね。まあしかし買い直す羽目になりそうな気がしますが。)

現状のメーカーとショップのあり方をふくめて、「ゆがみ」が拡大しており、もちろん歪んだ現状なりにお金が回っているのは確かですが、そのまま歪み続けていられるかと言えば、そんなことはないでしょう。それはただの現実逃避にすぎません。

ダウンロードソフトの比重が拡大するまでの時間は、案外早いと思いますし、それは避けられないでしょう。iTunesのように伸びる時はスッと伸びてくる。もちろん先行する音楽業界にしても、CDが無くなったわけではないのだから、併存期間は長いのでしょうけれどもね。

俺的にはPSPgoに対しては肯定的です。ただ…出すにはもう少し周りに理解してもらえる情報と時間がほしかったかな…という思いはあります。あと値段もネックですね。まぁ何もしないよりはいいと思いますので、もう少し見守って生きたいと思います。

どんなにすばらしい技術を持っていても、それを売る力がなければ意味がない。


さて、PSP goの発売まであと少しですね。
PSP goを取り扱うかどうかは販売店次第ということで、正直どうでもいいかなと。
買う側としては、なければほかのお店で買うだけなので。


ゲームをダウンロードして購入するということがこれから大きく広まるかどうかはわかりません。
しかし、かなり大きな市場となる可能性もあるわけです。
そんな時代がもし来たときに、全く何も準備していませんでしたとはいかないかなと思います。

作る人、売る人、買う人、みんなでゲームの将来のことを考えていきましょうとなっていけば嬉しいのですが。

忍さんに完全同意。寄せられてるコメントに対する返答についてもすべて共感できます。
僕自身が感じているSCEへの期待、要望についてもほとんど一緒です。

いまやオンラインサービスに力を入れない方がおかしい時代。ゲームだけそれからはずれることなどありえない。
今のゲーム業界のあり方はやっていてどこか気分が悪い。メーカー、店舗、ユーザーの三者が笑い合えていない気がします。それが僕の感じる気持ち悪さであり、DAKINIさんのおっしゃる「ゆがみ」なのかなと思います。

SCEのやろうとしていることはショップや流通を敵に回したいなんてことじゃなく、ゲーム業界の新しい関係改善だと思います。
現状の国内の状態は下降線。もちろん不況の影響もあって改善の見込みがありません。PS3の好調など良いニュースもありますが、このまま現状を維持していくなら、ゲーム業界自体がダメになり、それこそショップが軒並みつぶれていくんじゃないですか。僕はそちらの方がよほど恐ろしい。
メーカーも、ショップも、ユーザーも、一度今の業界を見直す時期が来たのだと思います。一時の感情で全体の流れが見えなくなるようなことだけは避けたい。


PSPgoについては細かいことで言いたいこともありますし、もっと万全な形で発売を迎えてほしかったというのが本音ですが、確かに時間的な問題などもあったのでしょう。もっとも、SCEはアップデートが信用できるので、そこまで心配はしていません。


最後に忍さんからの引用ですが

>「PSP go」も欲しいというユーザーもたくさんいるはずではないか
>そういった声に対して「あんなものを買われるとウチが儲からないので
>扱いません」と答えるのが、ショップとしての正しい在り方なのだろうか

最も共感できました。そんなふうにはなりたくないものです。

追記

PS出たばかりの頃は、玩具屋さんでもまだまだゲームを扱っていました。が、現在そういったお店はほぼ壊滅しています。
念のために言っておきますが、決してSCEの流通改革だけが原因だなどというつもりはありませんし、「かつての任天堂一強の時代がよかったんだ」などという類の意図で書いたわけではありません。任天堂も、金のマリオ像などでやらかしてますかしね。
商圏の郊外化・量販店の台頭・商店街の過疎化などの要因も大きいですから。

唯一さんの

>このまま現状を維持していくなら、ゲーム業界自体がダメになり、それこそショップが軒並みつぶれていくんじゃないですか。

というのを受けて、それは既に一度起こっていることなんだっていう、言ってみれば昔語りのようなものです。
町のおもちゃ屋さんは中古販売という、それまでの商売と違ったことは出来なかった。現在の、いわゆる「ショップ」はそれに適応して生き延びてきました。

現在のショップが、DL販売という「改革」に適応していくためには、ショップ側の努力だけではどうにも出来ません。メーカー側が、そのサイクルに「ショップが組み込まれるような仕組み」を考えないと。
蚊帳の外から何をしたって、中には届かないのですから。

今20歳くらいの若いユーザーの方は、中古裁判なんて知らない方も多いんでしょうね。
と、書きながら昔を思い出しました。

>音なき鯱 さん
まあ、説明については、明らかに足りていませんね。
PSP goは始まりに過ぎませんから、今後徐々に浸透していくんじゃないかなと思います。


>唯一 さん
> 今のゲーム業界のあり方はやっていてどこか気分が悪い。
> メーカー、店舗、ユーザーの三者が笑い合えていない気がします。
そういう歪みが極限に達したのがSFCの末期であり、にもかかわらず初心会制度にこだわり、SCEの流通改革にしてやられたのが任天堂です。良く言えば、山内氏流の義理を重んじた経営ではあったのでしょうが、時代の変化は残酷に「次の改革者」を決定しました。

DS、Wiiは、業界にとって一時的なカンフル剤にはなったのかもしれませんが、ビジネスの構造を改革するものではなく、任天堂以外の他社にとっては(流通も含めて)、「福音」でもなんでもなかった。WiiWareやDSiWareがうまく回っていれば、あるいは変わっていたのかもしれませんが、例によって例の如く、任天堂のこの手の事業は「お殿様の思い描く理想郷」でしかなく、中小にとっては「パンがなければケーキを食べればいいじゃない」に聞こえるというね・・・・。

サードパーティにとっては悪名高かったディスクシステムの頃が、ラインナップ的には一番マシだったんですよねえ。その後は、SFCの書き換えシステムも、サテラビューも、64DDもアレな結果に・・・・。


>大声で微笑む者 さん
申し訳ないですが、「追記」の前の書き込みは消してしまいました。
追記のタイミングが悪かったですね。

> 「かつての任天堂一強の時代がよかったんだ」などという類の意図で書いたわけではありません。
> 任天堂も、金のマリオ像などでやらかしてますかしね。
任天堂エンタメショップは悪名高かったですね。
N64初期の「任天堂批判本」の格好の的になっていました。

中古販売はFC、SFC時代から平然と行われていましたし、ROMカートリッジの価格が高いからこそ、助長されていた事を忘れてはいけません。抱き合わせも当たり前のように行われていましたね。

SCEの流通改革の結果、ゲームを玩具と同じように売っていたショップ(抱き合わせ上等)が駆逐されてしまったのは事実ですが、メーカー側が潰したということではなく、結局はユーザーがより便利なほうを選んだという事でしょう。当時はデジキューブの出現もあり、ゲーム売り場の競争は激化していましたしね。

> メーカー側が、そのサイクルに「ショップが組み込まれるような仕組み」を考えないと。
> 蚊帳の外から何をしたって、中には届かないのですから。
PSP goに関しては、ハードで利益が出るような価格で卸す家電型のビジネスモデルにしてもよかったと思いますが、そういう議論を行うこともなく、感情的な反発ばかりが先行していた印象ですね。

>DAKINIさん
まぁ、つらつらと書き連ねちゃいましたから^^;
一応、メモ帳にまとめてから書いて、ちょっと言葉足らずだったかな?っていう部分を追記として投稿しましたので、改めて元の文を。
掲載していただけるのであれば、ご覧の方々には追記の内容を踏まえた上で、話をご理解いただければと思います。

-------------------------------------

>唯一さん

>今のゲーム業界のあり方はやっていてどこか気分が悪い。
>メーカー、店舗、ユーザーの三者が笑い合えていない気がします。

これは仕方ないんじゃないでしょうか(苦笑

「物を売って、利益を得る」

これ、商売の基本ですよね。普通は、お店っていうものは仕入れたものを売って、その利益で経営を成り立たせます。
ところが、ゲーム業界はこの常識から若干外れている。唯一さんもショップの方ですからご存知だと思います。

新品を売っても在庫リスクを回避できるほどではなく、収益の大半を「中古やトレカの売買」に頼っているのがショップの現状です。(こんなこと、釈迦に説法でしょうけれど)

FC/SFC時代は、ゲームはあくまでも玩具の流通区分であり、粗利も玩具同様に4割前後はありました。町の玩具屋さんでも、ゲームを扱わないところはほとんどかったような時代です。
FC>SFCと移行する頃にはROMの高騰により、確かにゲームは高価になりましたが、一方、小売側もマージンが大きかったため、大作・話題作以外は結構フレキシブルな値付けがなされていましたし、売れ残り処分の融通もあまりリスクを抱えることなく出来ました(一部では抱き合わせなどがありましたが、まぁそれはまた別な話)。

PS時代、ソニーがSMEルートを駆使してCD流通の形態でゲームが売られるようになり、ROM>ディスクというメディアの変化により、ゲームソフトは比較的安価に戻りました。
ただ、流通形態の変化は粗利にも響き、店のマージンは2割ちょっとに減ってしまいました。現在でも多くのショップでのソフトの仕入れ値は、掛け率77%程度じゃないでしょうか?(量販店はスケールメリットでもう少し取れているのでしょうけれども)
また、この頃から量販店が急増し幅を利かせ始めたため、新品ソフトであっても1~2割程度の値引きが当たり前になってしまいました。
その結果、中小のショップでは新作を売っても、定価の1割程度の利益しか上げられれなくなっていますよね?

新作を売るのは「利益のため」ではなく、「利益の種(=中古ソフトの仕入先)を作るため」になっているのが現状のショップです。
私のような一般的な小売業から見れば、この時点ですでに歪な商売に見えますよ(苦笑

当時、「中古裁判」なんていう話題がゲーム誌を賑わせていたのは、覚えている方も多いんじゃないでしょうか?
業界人の方のところでこういうことを書くのもちょっとアレかなとは思うんですが(汗
当時のソフトメーカーはここで舵取りを誤りました。「中古販売に定率でマージンをつけて、メーカーに還元する」という、ショップ側の和解案に頑として首を縦に振らなかった。
映画などに適用される「頒布権」を盾に裁判に臨み、そしてメーカー側は負けました。そして、今があります。

そりゃあ現場の方なら、違和感を感じるでしょうね。当然だと思います。

とりあえず、あれですね。
ソニーがDL販売の道筋を作ろうとするのは、それはそれで結構なことだとは思います。私自身もVCなどでDl販売を利用していますし、ハードホルダー各社もGoD・XBLA・PSNストア・ショッピングチャンネルなどいろいろやってきてますしね。マーヤの店長さんが雑誌にインタビューで載っていましたが、店長さん自身も「DLへの移行」自体は否定してはいませんでした。
ただ、それにはショップ側とのすり合わせが不可欠なはずでしょう。こと、PSp Goにおいては、それがなされていない。当時の店員系ブログがにぎやかだったのも、それが原因でしょう。

行きつけのショップの店長さんとは仲がよく(お店やってる同士でもありますし)、行くとよくいろいろ話すんですけれど、DL用プリペイドの掛け率にも結構な差があるようです。結構ぶっちゃけた話もしちゃうので、教えてもらったのですが「任天堂P95%、MSP80%、PSNチケット99%」という風だったと記憶しています。

で、そのお店(中小チェーン系のお店です)では現在PSNチケットの扱いをしていません。問屋さん側でも利益が出せなくて、入ってこなくなったとの理由でした。
とりあえず、SCEはそのあたりから変えていかないとダメなんじゃないでしょうか?

マーヤの店長さんの話からしても、端末設置・運用の条件面(回線の確保や通信費の扱いなど)においては問題があるようですしね。
MSほどではないにしても、チケット売ってそれなりの利益になるようなら、ショップ側の反応もまた変わって来ると思うんですけどね。

私自身、一介のゲーム好きにすぎませんが、唯一さんのおっしゃるように、3者間での良好な関係が築かれることを望んでいます。末永くゲームを楽しみたいですから。

>DAKINIさん
PSファンの方にはおそらくあまり面白くない話、しかも長文(汗)を掲載していただきありがとうございます。

将来的なDL販売形式って言うのは、ネットインフラの整備されてきている現状や、ユーザーニーズの多様化・利便性を考えれば避けられないであろうというのには、私も全く同感です。
そうした環境面の整備をしていけば、WPPDXさんのおっしゃるような「携帯での決済」なども当然視野に入ってくるでしょう。

ショップやってる人が友人だから、って言うわけでもありませんが・・・・それでも、ゲーム好きな皆さんには通いなれたショップで、できるだけプリカを買ってほしいなぁ、と切に思います。
ほんと、MSPなんか尼とかだとえらい値引きされてたりしますけれどね(苦笑

音無き鯱さんや唯一さんもおっしゃっていますが、SCEが本気でDL販売に力を入れようというのなら「万全な体制」を作り上げてほしいものです。
PSP Go自体は否定しませんが、やはりユーザーの持つUMD資産に対しても、何らかのフォローがほしいですね。そのあたりが解決しないと、私自身はちょっと食指が動きません。

>大声で微笑む者 さん
僕自身はどちらかといえば、PSファンというより任天堂ファンです。フェアネスの精神で、勝者である任天堂には厳しい目線を向けていますが。他の読者(PSファン?)がどう思ったかは知りませんが。

昔を知っている方の中には、過去を美化する傾向をもった人達もいらっしゃるので、その辺は注意しています。ファミコン、スーファミと ROMカートリッジが全盛の時代には、ゲームソフトの価格の上昇が起き、それがゲームショップの台頭と中古販売の活性化を促しました。「歪み」が拡大していましたからね。SCEによる流通改革は、歴史的な観点では、起こるべくして起きた現象といえるでしょう。

そういう意味でも、現状の「歪み」が拡大していった先には、何らかの変革が起こらざるを得ないと思います。「歪み」というものは、どこかで一気に変化を生じさせるものです。今世代で最大シェアの任天堂が、こういった流通改革には非常に腰が重い体質なので、SCE以外には期待できる会社がないのが実情ですね。

マイクロソフトはそれ以前の問題ですから。ダウンロードの前に、パッケージをちゃんと置いてもらえない。


蛇足ですが、掲載うんぬんでいうと、
> 結構ぶっちゃけた話もしちゃうので、教えてもらったのですが
の辺りが一番アレですけどねえ。

業界人の立場では知ってても書きこめない類のものなので。まあ、ご友人に迷惑のかからない範囲で。最近はゆるくなってますが、ブログ黎明期の頃は、小売店ブログでも書きすぎてメーカーから内容証明送られた&店長クビになった、って人がいましたからねえ・・・・。

店員さん自身が書き込んだものではないし、信憑性が無いという事で、掲載しましたけどね。開発者がうっかり具体的な数字を出してきた場合などは、コメント掲載しない事も多いですよ(まあ、大抵は、「管理人にのみ閲覧可能」コメントでご指摘をいただく事が多いのですが)。

海外の開発者が漏らしてくれると、書きやすくなるんですが(苦笑
ダウンロードソフト市場についても、みんな、知ってても書けない数字が多いですね。まあ海外経由で、少しずつ漏れ出しているのですが。

>DAKINIさん

>PSファンの方には~
ああ、特別DAKINIさんが、って言うことではないです^^;
ここのコメント常連の方には多いように感じますから(楽園論に共感して、の方が多いですから当然といえば当然ですよね)。

>掲載に関して
ああ、なるほど・・・お心遣い痛み入ります。
ご指摘いただいて「具体的な数字はちょっと私もやりすぎたかな」と思いました(苦笑
要は、「現状の掛け率の差では、SCEがDL特化ハードと言い出しても小売側の反発を受けるのは必然」である、ということの論拠としてあげただけのつもりでした。
もう少しぼかしたほうがよかったかな?(苦笑
まあ、鋭い方なら「尼で値引率に露骨な差が付いている」のを見ただけでも察しが付くでしょうしね。実際、ここのコメント欄はレベルが高く、鋭い方が多いですし。

ともあれ、そういうことですから信憑性に関しては、読んだ方のご判断にお任せします。

>「歪み」~~変革
そうですね。おっしゃるとおりだと思います。
ソニーは既に一度変革を起こしていますし、また、自身でDL専売ハードというものを形にしてしまった以上、やらなければいけない事でもあろうと思います。
「三社が笑いあえる関係」のためにも。

>DL市場
そういえば、Appストアに関して話題になってた記事がありましたねぇ。
機能の高さに対してアプリ価格帯が安すぎるせいもあるので、コンシューマ機と同一視は出来ませんけれど。DL市場も楽ではないようですね。こと、iPhone系は数が半端無いですし。
http://newsweekjapan.jp/stories/business/2009/10/post-625.php
スクエニの方も、「(DLアプリに関して)利益構造を業界全体で考えていかないといけない」旨のことをインタビューで言っていましたね。

> 大声で微笑む者様
あの当時、中古側の和解案にどうしても首を縦に振らなかったのは、これまたショップの問題といえないこともないと思います。
僕は中古側の提案は納得いくと思ったので、非常に不思議だったのですが、当時のゲームメーカーの上層部は疑似レンタルの悪夢にさらされたPC系ビジネスでひどいめにあった人達が多かったので、ものすごく中古やレンタルに対してアレルギーがあるんだ、と上役が教えてくれました。

またSCEは初期のレンタルCDやレンタルビデオで権利を散々ないがしろにされた人達がトップのSMEが母体でしたから、やはり突っ張るのもしょうがないかなと思います。

どちらの善し悪しではなく、不幸な歴史だと思いますが…

>大声で微笑む者 さん
iPhoneは低価格のアプリが増えすぎてしまいましたね。
その点、XBLAは1000円以上の価格帯のソフトがヒットしており、ゲーマー層からの支持を勝ち得ています。PSNも着実に育ってきていますね。

iPhoneとXBLA&PSNを同一視することはできないし、まったく性質の異なるマーケットです。まあiPhoneは、個人が週末開発でがんばってほしいなと思うし、XBLAやPSNはさすがに個人の片手間ではちょっと荷が重いかなという感じですね。

iPhone、XBLA&PSN、ソーシャルアプリはすべて性質が異なるマーケットですが、それを理解できていない人(論客)もまだまだいらっしゃるようです。ソーシャルアプリは表現そのものはショボいのですが、サーバーの用意も必要なため、個人で始めるにはちょっと荷が重い感じですね。まあ最近流行ってきているモブストのような個人運営の例もありますが、あれはMafia Warsの日本語クローンですけど、あれって問題あるような・・・・。

>中小ゲーム企画者さん

当時のショップは、既に中古販売業務が「生命線」になってしまっていた時期でしたからね。
和解案を提示しつつ、必死で抵抗したことでしょう。
同じ「中古販売」と言っても、FC後期~SFC時代は「ソフトの高額化に伴うユーザーのニーズ」に応えただけであったのに対し、PS時代からは「利益構造の柱」に変わってしまっていましたから。

当時、私は20代の若者でしたから、「中古に文句言うよりも、売られないような・飽きられないようなソフトを作るように努力したほうがいいのに」なんて、若者特有の青臭い感想を持っていたものですw

まぁ、私が「舵取りを誤った」と評するのも、今だから言えることではあるんですけれどね。
メーカーとショップで和解出来ていれば、ベスト版と中古で価格を削りあうことも無く、メーカーにもお金が入って両者ともに笑えたのではないか、と考えると残念でなりません。
そうやって手を携えることが出来ていれば、今は無きメーカーももしかしたら・・・・と思うとなおさらに(苦笑

>大声で微笑む者 さん
ちょっと議論が「中古問題」に矮小化されているように感じますね。正直、個人的には、中古問題はどうでもいいものです。FC、SFCのソフト価格の高騰が生み出した問題であって、懐かしい話題ではありますが、昔語りの誘惑にとらわれて、本質からはずれた議論に陥りやすい。

ダウンロードソフトへの期待と可能性は、中古問題の「怨恨」の再燃などではありませんので、あまり過熱することのないように。というわけで、以後、中古関連のコメントはすべて非掲載とします。

>DAKINIさん
っと・・・。
先のコメは議論とかではなく、純粋に中小ゲーム企画者さんへのコメ返しのつもりでした(汗

本題に話を戻しますと、「DL販売形態」というのも、突き詰めれば”流通事情”への横槍ということになります。
前述のとおり中古裁判は失敗だったと自分は思っていますので、その轍を踏まずに押し進めてほしいものだなぁ、と。
どちらもSCEが主体になっているだけに、なおさら。

SCEのお手並み拝見というところですね。
メーカーと小売とが良好な関係を作れるような、そんなシステムを構築してほしいものです。
一消費者としては見守ることくらいしか出来ませんが(苦笑

では、今回はこんなところで筆を置かせていただく事にします。
コメ返しありがとうございました。

10年は早い

PSPgoが市場に受け入れられることは無いと思うな。
違法DLを駆逐できて、web・ゲーム・映像・音楽・書籍コンテンツをもっと充実させて
高速に全国どこでもDL出来るようになって初めて真価を発揮できるハードだよ。

現状PSPでさえPCと外部メディアを駆使しても映像・音楽・書籍コンテンツは満足できるラインアップじゃないのに
環境を用意できず、問題もクリアできず、ハードだけ用意するのは買ってくれるユーザーにどう責任を果たすんだろう?とすごく疑問に思うんですよね。

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