Latest Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

任天堂の中小メーカーに対する姿勢に若干の改善

任天堂が今更『朧村正』をプッシュしています。

中小メーカーの良質タイトルをプッシュするようになったのは、良い傾向ですね。そこは率直に評価したい。サードパーティのソフトが売れないという問題点を鋭く指摘した数多くのブロガー、そして勇気をもってハードメーカーの問題点を指摘した業界人の努力が実りました。

とりわけマーベラスのプロデューサーの「死にたくない!」発言は大きかったですね。あちこちでニュースになり、Wiiのサードパーティ市場の深刻な問題が浮き彫りになりました。『朧村正』も、Wiiでなくて他のハードだったらもっと売れたろうに・・・・と言われたタイトルの1つです。ゲーマー向けタイトルが続々と爆死したり、苦戦するWiiマーケットの特徴を明らかにした1本。

うちのブログも、Wiiマーケットの問題点を日頃から訴えてきた一群の一つですが、今後も適切な批判を続けていこうと、思いを新たにしました。うちのブログのコメント欄でも、任天堂を心配するゲームファンが熱心な書き込みをしていますが、今後もいっしょに真剣な議論を続けていきたいですね。

世の中には、ネガティブキャンペーンをくり返す人達もいらっしゃいますが、新型PS3の好調な推移や『ドラクエ9』の成功が示したように、ネガキャンなど何の効果も持ちません。無意味の極み。物事を改善していきたいという、気持ちのよい正直な批判が大切なのでしょう。


もちろん、実際には今頃『朧村正』をプッシュしたところで、売上にどれほどプラスになるかといえば、ほぼ無意味でしょう。任天堂枠でCMを流した『428』が売上面で失敗したように、ゲーマー向けのタイトルはテレビCMを流せば売れるという程、単純ではありません。またマーベラスはすでにHDゲームの開発ラインを強化していると発表しており、遅きに失した感は否めません。

任天堂は「カジュアルユーザーやファミリー向けに大量のテレビCMで宣伝する」のは得意中の得意ですが、「ゲーマー相手にじっくり腰を据えてアピールしていく」のは苦手なように思えます。例えば今月発売予定の『罪と罰 宇宙の後継者』は、N64ユーザーにとっては名作中の名作だった『罪と罰 地球の継承者』の続編であり、ゲーマー層を刺激するポテンシャルを秘めているはずです。

にもかかわらず、ゲーマー系ブログではほとんど話題になっておらず、うちのコメント欄で指摘されているような凡ミスも見つかっている始末。
というか、「今月発売するの?このソフト」と検索して最初に思いました。
罪と罰で検索して公式サイトが前作しかひっかからないっていうのは凄いです。
(略)
まあ、公式サイトがキーワード設定で「宙の後継者」とタイトルを間違えている時点でそれほど力を入れていないのかもしれません。
こういった部分は、任天堂の今後の課題ではあるのでしょうね。しかし今後も、ゲームファンと業界人が1つ1つ批判を積み上げていくことで、いわゆる「任天堂業界」も良くなっていくと信じたいですね。

良質の批判が世の中を改善していく。
僕は素朴にそう信じています。


そもそも一番恐ろしいのは、批判ではなく、黙って去って行かれること。
SCEは一時期、かなりの批判を受けましたが、その反省をいかしたおかげで、PSPに続き、PS3も復調を果たしました。企業のキャラクター的にも、サードパーティがすぐに意見を言いやすい。一方、任天堂は独自性が強い体質のためか、「言ってもしょうがない」「任天堂さんだから、しょうがない」という風に、言っても無駄だから黙って去っていくケースが比較的多いように思えます。

例えば、N64の敗北が象徴的でしょう。
N64とPS3は共に開発難度の高さで躓いていますが、N64からはサードパーティが雪崩を打って逃げ出しました。

一方、PS3はサードパーティが批判しながらも踏みとどまってくれました。任天堂陣営からは黙って去っていくが、SCE陣営には踏みとどまって文句を言ってくれる。事実、名越氏、小島氏、野村氏といったトップクリエイター達がPS3を力強く支え続けました。

その違いは何なのでしょうね?
山内社長時代の任天堂に文句を言いにくいのはわかりますが、岩田社長に替わっても、結局そこはあまり変わらなかったようで、意外です。この業界にいると、任天堂には言っても無駄、というような「最初からあきらめムード」な愚痴を聞く機会がよくあります。

やはり批判の声には「批判してくれて、ありがとう」と答えるぐらいの謙虚な姿勢で臨みたいものです。無論、世の中にはノイズをばらまく輩もいるわけですが、ノイズというものは遠からずかき消えますからね。それぐらいは見分けがつくでしょう。


スポンサーサイト

コメント

自分はたまたま広報がらみで角川とのおつきあいが深いのですが
担当の方がボヤいていたのは、ともかく任天堂は広いマーケット志向が強いと。
だからニッチな例えばオタク向けの企画を持ち込んでもけんもほろろだという話はしてましたね。
そこらへんは良くも悪くも、子供からお年寄りまでを標榜する会社なので直らないのではないか
みたいなことをいってたのが印象的でした。

>中小ゲーム屋企画者 さん
> 自分はたまたま広報がらみで角川とのおつきあいが深いのですが
> 担当の方がボヤいていたのは、ともかく任天堂は広いマーケット志向が強いと。
> だからニッチな例えばオタク向けの企画を持ち込んでもけんもほろろ

でしょうねえ。
まあ任天堂に対してオタク向けの企画を持ち込む時点で、角川もよくわかりませんが。


それはそうと、
http://d.hatena.ne.jp/moonphase/20091022#p2
MOON PHASE 雑記さんが書かれているように、角川は年末以降、PSP向けのゲームが大量に増えてきます。ようやく客層がわかってきたのではないですかね。

『生徒会の一存』がDSになった理由は正確にはわかりませんが、全体のラインナップのバランスの問題か、担当者が勘違いしたのか、あるいは意外と読者の年齢層が高めなのかもしれませんね。まあ、『生徒会の一存」という作品はオタクネタのパロディが多く、ネタ性の高い作品なので、DSのマイクやタッチパネルの方が企画を立てやすかった・・・・という企画内容ありきの可能性もありますが。

まあDSで出すという時点で、僕の興味の範疇からは、現時点ではフェードアウトしました。

NTSC Onlineのサポートの人が、喧嘩腰の対応をする事がよくあるので、そういう社風かと思ってました(笑)。

>カリガリ博士 さん
おひさしぶりです。

> NTSC Online
いや、その、具体的な名前を出しますねえ・・・・(汗

現実を嘘としてスルーしたい方々もいらっしゃると思うので、「任天堂の開発サポート」ぐらいの抽象的な書き方のほうが優しいと思いますよ(苦笑

コメントの投稿

メールアドレスおよび名前の無い投稿はすべて掲載不許可となります。また明らかに偽のアドレスの場合も不許可です。

管理者にだけ表示を許可する

«  | HOME |  »

2017-05

  • «
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • »

検索



カテゴリー

月別アーカイブ

最近の記事

最近のコメント

連絡先

RSSフィード

忍者カウンター

 

 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。