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日本最強対日本最強 『刀語カタナガタリ 第4話 薄刀・針』

刀語カタナガタリ 第4話 薄刀・針西尾維新

全12冊の時代劇語りも、ついに4冊目。
刀を使わない剣術「虚刀流」を継ぐ鑢七花(やすり・しちか)と、胸に革命の意思を秘めた幕府の奇策士・とがめのバカップル道中記も、3分の1に差しかかった。

公私の区別もあいまいになり、今ではとがめは七花のことを「しちりん」と呼ぶ始末。傍から見ると、本気で恥ずかしいぞ、お前ら。周囲を気にしなくなったこのカップル、見境なさすぎ。
「気持ちはわかるが、おれの前で他の刀をそこまで褒めるな――錆がどれだけ最強なのか知らないが、虚刀流だって、一応は最強の剣術をうたってるんだ。おれにだってあんたの刀としての誇りがある。必要以上にその気位を刺激されちゃ困る」
「あ、ああ……っていうか、鎖骨、鎖骨やばい。鎖骨弱い」
「?」
「だ、だから鎖骨から手を離せ。くてっとなる。くてっとなっちゃう。やめてやめてやめて。お願いだから」
「……? そんなに強く握ってないぞ。むしろ優しく撫でているくらいの気持ちだ」
「それがむしろまずい……や、やんやんやん」
「やんやん? なんだそりゃ、大陸に生息する珍しい白黒動物の名前か? 大丈夫かよ、なんだか怖いぞ」
「い、いいからおとなしく髪を持ってろというのだ。ほ、本当にやばい。ごめんごめんごめんごめん、謝るから」
「よくわからんなあ、とがめは」
「そなたにだけは言われたくない……」

(注:地の文を省略しています)
今回の相手は日本最強の剣士と称される錆白兵。空に浮かぶ太陽すら真っ二つにできるといわれ、驚異の剣技の数々を使いこなす。虚刀流の足運びさえ越える「爆縮地」、刀の柄と鞘を使用する「逆転夢斬」、刀の刃渡りの伸縮を自在にあやつる「速遅剣」、独自の居合い抜き「一揆刀銭」、虚刀流の攻撃を完全に見切った受け太刀「刃取り」、薄刀・針だからこそなしえる「薄刀開眼」。1つ1つの技を描くだけでも大変だよ、こんなの。とばかりの剣技の嵐。

はたして七花ととがめは、日本最強の剣士とどう戦い、勝ちを拾うのか!!
序盤最後の巻を飾るにたる、最強最長最大の戦闘活劇がいま開幕、開幕ぅ~!

















……となるはずだったんだけど、さすがは西尾維新。読者の予想を越えた展開が待っていた。毎度毎度、敵の剣士と戦うだけでは、芸が無い。この巻では真なる最強、究極の戦闘恐怖が描き出される! その強さ、ぶっちゃけ、あり得なさすぎ!

この人の参戦で、七花ととがめの刀集めの旅はいったいどうなることか。ドキドキしながら3ヵ月後、7月発売の『悪刀・鐚(びた)』を待ちたいところ。予想を裏切る展開だった4巻のあとは、いよいよ来月から、変体刀12刀の連続戦闘、中盤戦に突入する。

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テーマ:ライトノベル - ジャンル:小説・文学

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