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必死感と本気感と。

任天堂がWiiのインターネットチャンネルの無償化を発表しました。
ちょっと長いけど、岩田社長の会見も。

インターネットチャンネルは発売から約半年は無償だったのですが、その後500Wiiポイントで販売していました。PSPやPS3ではもともと無料で提供しているので、やっと追いついて常識的なサービスになりました。まあ最初から無償化しておけよ、という気がしますが・・・・。


今回、もう1つ発表されたのはWiiのネット接続を手助けする「手助けマイスター」の特典を強化したこと。10台の接続を手助けした人を「手助けマイスター10」としてVCのファミコン用任天堂ソフトをダウンロードし放題に、20台の接続を手助けした人を「手助けマイスター20」としてファミコン、スーファミ、ニンテンドー64のソフト全てをダウンロードし放題にするそうです。

このマイスター制度、携帯SNSの「友達を招待したら1000コイン」「友達を招待したらレアアイテム付与」というのと似たようなもので、任天堂にしては露骨感が強いやり方です。ただ、1台あたり500Wiiポイントでは、ネット接続率の高いゲーマー層にはイマイチ訴求していなかったのでしょう。今回の発表は、その辺の層にも魅力的な刺激策といえます。

それだけ必死というか本気になってきたのは良いことです。

Wiiのネット接続率は以前約4割と発表されていたと思いますが、800×0.4=320万台のWiiがある中で、『Wiiの間』の累計利用者数は80万人と低い状態。てこ入れの必要を感じているのでしょう。まあゲーム機メーカーの発表値って、基本的に累計利用者数であって、(月間利用者数などの)アクティブ数ではないので実態はもっと悪い。

最初に1回だけ見て、二度と観なくなった人も多いでしょう。今回あえて『Wiiの間』発表と同じスタイルを取ったのも、「ひさしぶりにもう一度観てみるか」という刺激を狙ったのかもしれません。ネット上ではまったく話題になっていませんでしたが、「吉本の間」も始まっているようですし、任天堂ファンはひさしぶりにチェックしてみてはいかがでしょう。

それにしても、PS3の値下げでゲーマー層が大いに沸き立つ中、こうした発表をおこなうゴーイング・マイウェイ。任天堂業界は今日も元気です。


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コメント

ブラウザ無償化は、むしろ今までこんなので金を取ってたのが不思議なぐらいなので、ようやく反省したのかな、と(既に購入したユーザーへの還元が、単純にポイントを戻すのではないのは、微妙にいやらしいですが)。

マイスター制度のほうですが、これって、普通にVCソフトを購入するのが馬鹿らしくなっちゃいそうな・・・。
あと、対象が任天堂ハードから出たソフトになってはいるものの、他社製のソフトも含まれてるわけだから、なんか他社のソフトも「エサ」として好き勝手に利用してるんじゃね? というようにも見えてしまいます(まあ、ちゃんとダウンロードされた分の料金を、任天堂がソフト会社に払えばいいだけでしょうが)。

うーん、うまいこと表現できないんですが、「任天堂太っ腹」、と賞賛する気持ちにはなんかなれないんですよね。ファミコン時代からの素晴らしい「資産」を、Wiiのための「エサ」に軽々しく利用してるような・・・ちょっと神経質すぎるか、オレ。

先に送らせて貰ったコメントですが、ちょっと冷静になって考えると、マイスター制度の条件はけっこうきついですね。それを考慮すると、「ご褒美」としては労力に見合うかもしれないし、だれでもかれでもということにはなりづらそうなので、VC市場(という言い方でいいのかな?)崩壊なんてことにもならないのでしょうね。
ぱっと見ただけの情報に過剰に反応しすぎました。

まあ逆に、そんな大層なご褒美でなくて、これをやればソフト1、2本がDLできますよ、程度の軽い「課題」も欲しい気もしますがね。

>小林悠士 さん
もともと1台あたり500Wiiポイントもらえたので、任天堂にしては、かなり必死感があるという感じですね。ただ、制度そのものの認知度が低かったので、今回はそれを高める意図もあったのでしょう。

これまでの実績では、マイスター10が46人、マイスター20が5人ですから、仮に10倍に伸びるとしても、太っ腹とはまったく思えません。VC市場全体への影響も無いでしょう。

まあしかし『Wiiの間』を伸ばしたいなら、やっぱりコンテンツ以外の道はないでしょう。月1で「徹子の部屋」ならぬ「岩田の部屋」でもやったらいいんじゃないですかねえ・・・・。任天堂ファンでさえ使ってるかどうか怪しい状態から、少なくとも任天堂ファンだけは使ってる状態になるんじゃないでしょうか。

いずれにしても、Wiiチャンネルはちゃんと立て直すか、撤退するか、ハッキリさせてほしいものですが。立て直すなら、駄目な物はやめてしまって、良い物は統合して利便性を増したり、色々と検討して欲しいですね。

ふむ

見てきました。会見下手だなぁー、が最初の感想でした。
余程慌てて作ったのか全体的に前置きが長く、説明がまわりくどくわかりにくい構成でしたね。
客の立場からすると経緯とかよりもピンポイントに何がどう変わるのか、どうお得になるのか、そこをわかりやすく手短にまとめて貰えるほうがありがたいのに。

新型PS3、Xbox値下げの動きに対してWiiのアドバンテージ、Wiiしか持っていない顧客を惹き付ける力は何か? それを起点とする現在の弱点、改善策を打ち出してきた形でしょうかね。
これだけだとどう考えても弱いですが。。。
もちろん、インフラを調えることも大事ですが、顧客が欲しがりそうなサービスの構成をきちんと具体的なビジョンとしてまとめ、知らせていかなければ広がるものも広がらないでしょう。
家族とTVとインターネットを結びつける、インターネットチャンネルのコンセプト自体は面白いと思うのですが、今の段階で見える範囲では「それ、普通のインターネットを使うのと変わらないんじゃ?」という印象しか受けないですね。

なりふり構わず必死なのはわかるのですが明確な差別化を果たせず、空回りしているようです。

> AofC さん
前置きが多くて退屈なのは同感です。そもそもテキスト掲載で済むような内容。
岩田社長は、前回同様、会見は下手ですよね。はっきりいって。

こういう露骨な特典強化をやっておきながら、具体的な数字は何も出さずに「思っていたより好評をいただきました」なんて、誰が真に受けるんでしょうか・・・・。うまくいかないオンラインゲームがてこ入れする時の「言い訳」と同じですよ(笑

まあ『Wiiの間』発表時の会見も、Wiiの間の説明するはずなのに、春のラインナップが少なくてごめんね、などと無関係な話題を差し挟んでいましたし、妙にぐだぐだ。

景気のいい話が飛び出していた「かつての神プレゼン」と違って、別に大した内容は無いので、退屈さだけが際だってしまいます。まあ、性格の真面目さが悪いほうに出ちゃってるんでしょうね。

会見みたいなある意味、生っぽさを押し出した演出は、芸風じゃないと思うんだけども・・・・。まあ『Wiiの間』も、「会見」も、どちらもピントがずれているという点では共通してますね。

今回の発表を見ていて気になったんですが、コンテンツもさることながら、ともかくもうちょっとマシなUIにしないと誰も使ってくれないと思うのですがねえ。

Wiiチャンネルって、ぶっちゃけUI設計悪くて、なんかするたびに「はい・いいえ」ボタンでウザ過ぎるし、おっそろしく遅いので、使うのがめんどくさくてしょうがないってものすごい大きいと思うんですけれど。
テレビを模しているのはわかりますが、イチイチ「はい・いいえ」で、おまけに速度の遅いインターネットダウンロードで30秒とか平気で待たされて(待ち時間もわからないし)、ザッピングが出来ないのでは、見掛けがテレビ風なだけのダメなインターフェースでしかないと思うのですが。

ああ、あと検索性が超悪いのも気になりますが…こんなことやってる暇あったらUI直してくれと…

> 中小ゲームメーカー企画者 さん
なんつーか、Wiiチャンネルは、任天堂のネットに関するセンスの無さの集大成ですからね。WiFiコネクションの筋の良さとは対極のサービス。

(XBOX LIVEに比べれば、ゲーマーにとって不満があるかもしれないけど、無料と有料の違いはありますからね。まあプレミアムオプションが用意された方が便利な気もしますが。)

まあ任天堂といえども、優れた企画は一部で、あとは社内クローンって事でしょう。実用ソフトも自社内クローンな感じで、似たようなのを作りまくっていたら、結局2、3年で枯れちゃいましたからね。実用ソフトの売り上げの圧倒的多数は、任天堂製だったわけで、仮に粗製乱造で市場が枯れたと仮定するなら、その最大の戦犯は任天堂自身です。

パッケージソフトはユーザーの満足度がわからないし、クラブニンテンドーのアンケートも偏りがあるから、売れた自社ソフトの自己模倣を連発しちゃうんでしょう。クリエイティブとは程遠い、工業的な作り方で、岩田社長以後の任天堂で台頭していた流れだけど、結局、長くもたないんですよね。実用ソフトが枯れちゃったことを素直に反省していれば、Wiiチャンネルも途中から持ち直したかもしれませんが。

UIに関してはWiiチャンネルっていいと思うんですが・・・
iPhoneにしろWiiチャンネルにしろ
アイコンをカスタマイズして
お気に入りのトップ画面に構成できるのは実用的だと思うんですがね。
むしろクロスメディアバーのような目的のコンテンツにたどり着くのに
毎回スクロール必須な方が広く訴求する場合操作性に問題があるかと。

ネット関連に関しては膨大な懐古コンテンツを餌にするのは悪くないと思います。
あとは現行コンテンツをどうするかでしょうが
モンハン3も順調に消化してるようですし
(今週も3万本で86.6万本と100万本に向けて消化中)
秋のカンファレンスに期待ということでw

>ヒカリ さん
中小ゲームメーカー企画者さんの論点とは、かなりずれているように思います。
Wiiチャンネルの起動はかなり重いし、サービスの起動時間として見ると、性能で劣る携帯機のPSPより遅く、任天堂のファームウェア技術の低さを露呈しています。

あまり細かい事はふれませんが、WiiとXbox360/PS3がMS-DOSとWindows NTぐらい違うとすると、WiiとPSPはMS-DOSとWindows3.1ぐらい違います。設計思想の根本的な古さが祟っていますね。


『モンハン3』の週間売上については、すでにある程度は「値崩れ処分」モードで動いているように見えますね。売上本数もすっかり減速してしまいました。

「順調に消化」とはとても言えないでしょう。

そんな事を真顔でいうのはカプコン自身と・・・・まあ任天堂もいけしゃあしゃあと宣言するかもしれませんね。器が知れますが。業界的な結論はすでに出ましたからね・・・・。

まあPS3の値下げというニュースの前に、すでに過去の出来事としてフェードアウトしつつあります。『モンハン3』? あったね、そんなソフトも。という感じですね。

むしろWiiはネットブックでPS3や360はハイスペックノートブックという感じじゃないで
しょうか?

性能で劣るわけですし起動やサクサクとは動かなくても任天堂からしてみれば
重要なのは利便性という事だと思います。
ブラウザにしても任天堂の予想よりも利用率が高い
(これがどの程度のものかは知りませんが)
コアユーザーは使いにくいと思っていてもライトユーザーからしてみればテレビで
ネットが出来るWiiのブラウザは使いやすいと思っているかもしれませんし。
(私はとても使えた代物だとは思いませんがw)
 
今の任天堂がターゲットにしてるのはあくまでも何も知らないライトユーザーなんですし
コアユーザーがはい・いいえと反復して聞かれるのがウザイと思っていても
ライトユーザーにしてみれば「わざわざ聞いてくれるなんて親切な機械だわ」と
思ってるかもしれませんし、一概にコア側からの意見だけでWiiのUIをケナすのは
どうかと思います。

 
あくまで今回の発表岩田社長の意見を鵜呑みにするなら
ご好評によりブラウザ無料にしますって事なんですから。

ヒカリさんのコメント、毎度毎度任天堂を神格化し過ぎですね。

>ヒカリ さん
僕が言ってるたとえは、ソフトウェアの技術の話です。
Wiiチャンネルのようなインストール型のアプリ、例えばインターネットチャネルの起動がどうしてPSPのような性能の劣る携帯機のWebブラウザよりも起動が遅いのか、その辺を説明したつもりですが、わからないなら、しょうがないですね。


素人相手に出すべきたとえではなかったですね。わからないなら、くちばし突っ込まないぐらいには、大人なんだと思ってましたが、過大評価していたようです。

あなたの発言はただの熱狂的な人ですね。
以後、業界人同士の話に、素人であるあなたがくちばし突っ込むコメントは承認しないことにします。

それと企業の経営者のくだらない発言を鵜呑みにするような人は、このコメント欄には不要です。

>あまり細かい事はふれませんが、WiiとXbox360/PS3がMS-DOSとWindows NTぐらい違うとすると、
>WiiとPSPはMS-DOSとWindows3.1ぐらい違います。設計思想の根本的な古さが祟っていますね。
ちょっと細かい事ですが、Win3.1はMS-DOSの拡張なので設計思想は同じなのでは…
むしろWiiは独自性・デザインなどMac OSの印象を受けます

>『モンハン3』の週間売上については、すでにある程度は「値崩れ処分」モードで動いているように見えますね。売上本数もすっかり減速してしまいました。
減速はまぁMH2よりは遅いですしこんなもんでは?Pシリーズに比べれば物足りないですけど
値下げ騒動の火付け役のビックカメラはネット通販では通常版6,600円ですし
今週の週販の頃にはソフマップなど値を戻した店舗も結構あるみたいですし
他にもソフトが出そろう年末までにどれだけ売っておけるか、でしょうかね
思ったより売上が粘ってるので年内実売100万までいけるような気がします

PS3は1万値下げでどれだけ売れるんでしょうかね?
平日なのでアキバヨドのイベントは報道関係が中心だったようですが
PS3の購入層は予約・ネット通販を利用しそうな気がします

出荷が20万くらいだとメッセの方がブログに書いていたようですが
DAKINIさんはどれくらいだと予想しますか?

>So-rin さん
> Wiiは独自性・デザインなどMac OSの印象

うーん、だから技術論の話なんですがね(苦笑
わからないなら、くちばし突っ込まない方がいいですね。素人は。

WiiのファームウェアをMacにたとえるのは、Appleに失礼です。
Wiiのアプリ管理はMac OSとは程遠いですよね。
中身はレトロなハードです。

『モンハン3』は値崩れで処分した量販店もあったし、熱狂的な人達が「実売でもミリオン」とのたまわっても、説得力はありません。在庫の消化が進めば、値段を戻す所もそりゃあるでしょう。結局、今の売上って、値崩れで稼いだ数字ですからね。

> AofC さん
 (管理人のみに表示するコメントへのレス)

まあ自分にはわからない技術的な話にくちばし突っ込むような振る舞いは、マナーとしてどうかと思いますね。単に議論の邪魔だし、うざいだけです。

そういう事がわからない人には、強制手段を取るほかありません。
僕が熱狂的な人を嫌うのは、言葉の表層だけにこだわって、宗教的なスローガンをしつこく投稿する傾向があること。

カジュアルユーザー的な視点、コアゲーマー的視点、開発者的な視点、複数の異なる視点が併存することにうちのコメント欄の価値がある。しかし開発者的な視点で語られていることに、カジュアルユーザー的な視点で割り込んでも、かならずしも有益な議論は生まれませんし、邪魔なだけでしょう。

そういう事を察知できない人は、うちのコメント欄では歓迎しません。

例えばプログラミングの掲示板で、プログラムを知らないユーザーが「Wiiは作りやすいんだよね、ね!」などと割り込んできたら、迷惑なだけ。 SNSだろうが、公開掲示板だろうが、場を察する必要は当然あります。公開しているのだから、どんな素人が何を書いてもいい、という訳にはいきません。

もちろん、うちのコメント欄はそこまで専門的な話はしないし、色々な立場の人が書き込んでもよい場所です。しかしだからこそ、「察する」ことは平均以上に求められます。


そもそも、僕はSDゲーム機とHDゲーム機の性能差について語っているのではなく、PSPも含めてファームウェアの設計思想について語っています。Wiiよりも低性能なPSPのほうが、サービスの起動時間が軽いのは何故か。それは単にプロセッサの性能の問題ではなく、ファームウェアの設計思想が違うからです。

そしてWiiチャンネルの問題点の1つは、1つ1つの起動や切り替えが重いことにあり、それはファームウェアの設計がまずいからに他なりません。Wiiは1つ1つのアプリをメモリにロードし直して、切り替えなければいけない。

これが別のプログラムをメモリに常駐させておく設計であれば、起動はその分軽快になりますし、ゲームの処理のうち、1スレッドあるいは処理時間の 1割程度をシステム側に割り当てる設計なら、1ボタン程度のレスポンスで他の機能を起動できるし、バックグラウンドで色々なシステム機能を動かせます。

厄介なのは、あとあとファームウェアアップデートではどうにもならないこと。システム側でメモリ領域なりを予約しておかないと、アプリがほとんどすべて使ってしまうため、後からシステム領域を大きくしようとしても、初期のソフトが動かなくなってしまいます。

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0323/kaigai166.htm
古い記事ですが、PSPの32MBのうち、8MBという巨大な領域がシステム側に使われています。PS3、Xbox360でも、他の後藤さんの記事でふれられているように、旧世代機にくらべて大きなメモリや処理時間が割り当てられています。

アプリとは別に、サービスを動かすという前提に立った設計になっているのがPS3とXbox360であり、そこまで本格的とは言い難いが、やはりそれを意識しているのがPSP。そういった設計思想が欠如しているのがWii。

その違いは大きなものです。技術論でいえば、Wiiチャンネルは「これで本当にサービスを本気でやるつもりだったんですか? ちょっと失笑では?」というレベルです。まあ任天堂は玩具屋体質だから仕方ない面もありますが、それにしてもPSPの後に出てきた機械ですからね・・・・。どんだけ不勉強なんだと。

任天堂に基盤整備、ファームウェアを期待するほうが間違っている、とも言えますが。基本的に、ポジショントークの類やリップサービスは別とすれば、業界のプログラマの間でWiiが話題になることってほぼ無いです。古くさいね、という揶揄すらない。何故なら、興味がないから。論外だから。

まあWiiコネクト24あたりは、ちょっと意識の片鱗が見られますが、任天堂自身が特にいかせてない機能ですからね。

もっとも論外なものであっても、売れるのがエンタメの面白い所です。
とはいえ、サービスにおいては、積み上げが生きてくる部分もあるわけで、アイデアだけでカバーできる部分とカバーできない部分があるのは事実です。ファンが「アイデアは万能」と思い込むのは構わないけれども、任天堂自身が本気でそう思って、研鑽を怠るようであれば、しっぺ返しを食らうでしょうね。

というか、Wiiのネットサービスはすでにそうなってる気はしますが。

まあ僕のように任天堂への愛がある人間は、あえて問題点に触れているわけですが、普通はガン無視です(笑 問題点を指摘する気さえ、普通は起きない。それぐらい「世代」が違う。各社とも、優秀な技術者がHDゲーム機に集約されてしまうのは自然ですよ。

マイスター制度の特典、初見では「任天堂は本気だな」と感じましたが詳細を見たらゲーム店勤務の接続サービス担当者でもないとこの条件は満たせませんよね・・・。知り合いにWii所持者が10人いる事すら稀なのに、さらにネット未接続の人ですから。
だからこそ、マイスター20は「VCダウンロードし放題」なんていう太っ腹な御褒美なんですね。任天堂もマイスター20が何人も出るとは想定していないと。

>ヒカリさん
>UIに関してはWiiチャンネルっていいと思うんですが・・・
中小ゲームメーカー企画者さんも指摘していますが、何かを選択するたびに「はい・いいえ」を選択させるUIを本気でいいと思いますか?例えば、TVのリモコンでチャンネルを変えるたびに「10chに変えますか?はい・いいえ」と選択させ、しかもその切り替えに数秒待たされたらどう思いますか?

>むしろクロスメディアバーのような目的のコンテンツにたどり着くのに
>毎回スクロール必須な方が広く訴求する場合操作性に問題があるかと。
クロスメディアバー(以下XMB)はゲームのコントローラー(方向キー)に最適化したUIと思っています。方向キー操作のみで希望の選択までたどり着くのは、方向キー操作に特化したUI設計です。
それと優れたUIが、全ての機器でベストのUIとはなりません。WindowsMediaCenterはXMBと同じ操作方法ですが、マウス操作前提のPCでは非常に使いがっての悪いものになっています。(本来はリモコンを使ったリビングPC向けですが、リモコン付きPCなんて極少数です)
また液晶TVのブラビアにもXMBは採用されていましたが、内蔵CPU変更による動作のもたつきが出ると不採用になりました。
その機器の入力インターフェース(マウスなのかコントローラーなのかリモコンなのか)に最適化され、入力にダイレクトに応答する機敏性をもったものが優れたUIになるのです。
WiiチャンネルのUIに関しては、「どちらも満たしていないUI」というのが私の感想です。

>コアユーザーは使いにくいと思っていてもライトユーザーからしてみれば
>テレビでネットが出来るWiiのブラウザは使いやすいと思っているかもし
>れませんし。
任天堂を応援する方は「ライトユーザーからしてみれば」という例えを多用しますが、ライトユーザーを舐めすぎですよ?そもそもWiiはハード設計の段階で、ネットワークインターフェースは無線LANのみとPS3やXBox360よりも高いハードルになっています。無線LANルーターがある家庭には必ずPCがあります。PCが無ければ無線LANルーターの設定が出来ないのですから。
そのPCと比べて解像度が極めて悪く(表示領域がせまい)、動作にいちいちラグがあるWiiブラウザを使い易いと感じるのでしょうか?いまのWEBは大半が800×600を前提に作られていますが、モニタ表示を640×480にしてWEB閲覧をしてみてください。
それとライトユーザーはヘビーユーザーと違い、特定のゲームやハードメーカーへの愛着は文字通り薄い人達です。少しでも使い辛い・動作が遅いと感じれば使うのを止めるでしょう。だからこそ寂れたWiiチャンネルの現状があるのでは?


>中小ゲームメーカー企画者さん
>おまけに速度の遅いインターネットダウンロードで30秒とか
>平気で待たされて(待ち時間もわからないし)、
購入当所は「Wiiで通信の品質維持が不安なら別売りの有線LANアダプタを買えばいいのでは、100Base-Tだしね」と思っていましたが機器の詳細をみて驚きました。
「※100Base-Tに接続した場合も速度は10Base-Tになります」
この注意書きを見たときは、正直あきれましたよ。まさか2006年に10Base-Tの機器が発売されるとは・・・。


それとモンハン3ですが、熱心な任天堂ファンが集まるinsideの掲示板でも盛り上がっておらず、ファミ通で期待の新作3位だったとは思えないフェードアウトぶり・・・。
この状況で初回出荷の100万本を消化しても、DAAKINIさんがいうように任天堂とカプコン以外は「あったね、そんなソフトも。」という感想しか持てません。
基本的な描画性能、リモコンの精度、ストレージがSDカードのみ、通信速度の遅さと、発売当初から製造コストを抑えようとするあまり犠牲になった部分が、2009年(多分当時も)のコアゲーマーの趣旨に全く合いません。ここからどうやってコアユーザーを取り込むのか、私には全くアイデアが浮かびません。まあ、だからこそ脈拍計などに逃げたのでしょうね。

長文、しつれいしました。

>どすこい さん
ライトユーザー、特に女性ユーザーは、表示されるまでの時間に対して厳しい、というのはWebでの常識の1つですね。

主婦を相手にするクックパッドは、とりわけその点に気を使ったようです。
Wiiチャンネル関係者はぜひともこの本を読んでほしいな。
http://gamenokasabuta.blog86.fc2.com/blog-entry-1139.html

まあDSの実用ソフト、Wiiの実用チャンネル、といった取り組みが悪いとはいいませんが、脳トレがあたった影響か、どうも乱発傾向を感じて、途中から好感が持てなくなりました。何とかライトユーザーを呼び込もうとして、次々とテーマを取り替えていくさまは、底の浅さのようなものを感じてしまいます。そういう事では、10年「食」に取り組んできた「本物」にはかなわないわけで、何か違うのではないか。

ファーストが付け焼刃のサービスを開発するのではなく、サードパーティ制として「本物」のサービスを運営している企業に入ってもらう仕組みを作るべきではないか。mixiやモバゲーがオープン化、プラットフォーム化を推進するなか、Wiiチャンネルの旧態然としたやり方には、ガッカリですね。

まあWiiという、サービス時代のゲーム機とは到底いえない、設計思想の古いハードでサービスを作らなければならない点については、ネットサービス担当者に同情の念がわきますが。結局、現場ではなく、その上位層のネットに対する認識が甘いせいで、こうなったのでしょうね。Wiiの世代で巻き返しが図れるとも思えず、なかなか難儀ですね。

まあ上層部の頭が柔らかかったら、いいんでしょうけど・・・・いまだに日経の実用ソフトとかやってますからね。悪い意味で諦めが悪い。チャレンジするのはいいとしても、方法を変えたらいいんでしょうけど。

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>ヒカリさん
(管理人のみ閲覧できるコメントへのレス)

> 技術論になると確かに私が口を出す問題では無いですね。
そう察していただけると、助かりますね。

> 任天堂に技術がないと専門家がおっしゃるならそうなんでしょう
> でも消費者は技術をみるんじゃなくて
> 宣伝や商品イメージを見てるわけで必ずしも高スペックや高画質の商品が
> 売れるわけじゃないところがゲームマーケットの面白さ

それは僕も同意ですね。

とはいえ、個別の議論として、「技術論」という議論もあるわけで、それを阻害するのはよろしくありません。「売上論」は別にやればよく、「技術論」に割り込んで、邪魔をして、売上論をぶつのは、場を乱す行為でしかありません。

僕が信者的な振る舞いを嫌うのは、多様性のある議論を認めず、「技術論」に割り込んで「売上論」を押しつけたり、そういう節度ある振る舞いをできない人が目立つからです。

技術的に優れている会社もあれば、売上で優れている会社もある。
アイデアで技術をカバーできる部分もあれば、カバーできない部分もある。Wiiチャンネルの個々のコンテンツ内容はアイデアでカバーできる部分ですが、起動の遅さは技術の積み重ねが効いてくる所です。

そういった事が理解できる人はうちのコメント欄にふさわしいですが、「アイデアは万能。技術を越えるアイデア万歳!」といって、他の意見を荒らすような人は好ましくありません。それは、ただの熱狂性の発露であって、ファンサイトでやってください。

気がつかないうちに半分フレームだったので。
DAKANI様、まあそんなにイライラせずに。

>ヒカリさま
 UIの設計原則にいろいろあるのですが「やたらと<はい・いいえ>を聞くな」はUIの設計で非常に大事な原則のひとつです。
 なぜなら、あまり聞くと重大なところでも人は簡単に「はい」を押してしまう悪癖があり、オフに出来る場合には人はリスクがあろうと(リスクを軽く見て)オフにしてしまうほどです(VistaのUACが典型)。
 Wiiでチャンネルを起動するたびに「はい・いいえ」を聞くのは、この原則に致命的に逆らっています。これだけでUI設計としてはドウヨ? というのが見えてしまいます。
 またWiiではポイント購入など一部の「お金に絡むところ」だけは「はい・いいえ」の位置が逆にされています。
 これはUI設計の上からは「うっかり押さないようにしているんだ」と見るのではなく「はい・いいえを出しすぎるから、こんなことをしてうっかり押さないようにしないといけなくなっている」と見ます。
 そして、これはもちろんユーザーに操作上の不快感を与えますから、UI設計としては失格です。
 チャンネルの入れ替えが出来るなんてのは、正直UI設計の上からは枝葉末節でして「ユーザー体験をどのようにモデル化して考えるか?」がUI設計では重要です。
 XMBもメニューが増えると見通しが悪くなるために優れたUIとはいえなくなりますし、ダッシュボードも微妙な問題のあるUIですが、どちらも目的のメニューを起動しようとするとき「はい・いいえ」を聞いてくるような愚かなことはしない分、Wiiチャンネルよりは「UI設計とユーザーのモデル化はまとも」なのは明らかなのです。

>そのほかイロイロ様(マトメテスミマセン…)
 iphoneなどAppleのデバイスは「遅さ」や「処理」を感じさせないようにするために、あちこちに非常にうまくアニメーションを組み込んでいますが、Wiiはやたらめったら「時計マーク」を出しています。
 また一定以上の時間がかかるときはプログレスバーなどで待ち時間が明快にわかるようにするのもUIの原則なのですが、それも満たされていません。
 しかも人間イライラせずに待てるのは(人種によって差がありますが)3~10秒程度なのですが、Wiiのチャンネル系の起動はどれもこれを軽く上回ります。
 そしてもちろんそれをごまかす演出はされていませんから、やっぱ「ダメなUIとダメなファームだなー」と思います。

>DAKANI様
 X360はメモリやテクスチャもさることながら、ダッシュボードはCPU一個を「基本的には」占有です。PS3もそのあたりは似たようなものです。ここらへんは実際家電・ソフト屋とおもちゃ屋の「ヘッドルーム」に対する感覚の差が出ていると感じます。

# 仕事がきつくなると逃げたくなるようで…こんな長文を(笑)

連コメ失礼します

>DAKINIさん
WiiのCPUはPowerPC G3の亜種という事なので、マルチタスク(ファームだからマルチスレッドか)は当然と思っていましたが殺していたのですか。
Intelの80286もマルチタスク機能が実装していましたがMS-DOSはこの機能を殺していたので、Wii=MS-DOS、HD機=WindowsNTという例えは納得です。私はネットワークに対する設計のみを比喩したのかと思っていましたが、マルチタスクorマルチスレッド部分も弱かったのですか。確かに仕様を知る人間が「Wiiはネットサービスに本気です」との宣言を聞いても苦笑しかできませんね。
それにしても、PSPはあんなに小さい体で頑張っているのですか、なんか萌えました(笑)。

>脳トレがあたった影響か、どうも乱発傾向を感じて、
>途中から好感が持てなくなりました。
脳トレ第一弾もそうですが、実用系ソフトも第一弾、特に英語漬けとお料理ナビからは任天堂の本気度を感じました。
英語漬けは「英単語は書かないと憶えない」に対してのタッチペン、きちんと発音してくれるだけでなくマイクを使ったヒアリングができる等、DSにしか出来ないソフトでした。またお料理ナビは「料理中は両手がふさがる」という当前のことをきちんと考慮して音声のみでの操作も可能。まさにDSにしか出来ないソフトで、ソニー好きの私も「さすがは任天堂」という言葉しか出なかった。
ただ、脳トレ第二弾が大ヒットしたせいか、英語漬けなどの優れた実用系も安易に第二弾を続々出してしまい・・・。

>いまだに日経の実用ソフトとかやってますからね。
そこには既にiPhonやスマードフォン、ネットブックが便利なスケジューラーやネット接続機能を引っ提げて入っているのに。「その実用ソフトをつかう人は他にどんなツールを必要としているのか」、DSだけで足りるはずが無い事にすら気付かなくなっているのでしょうか。

任天堂はWiiスポやWiiFitでみせた”Wiiへの本気の取り組み”をみせて欲しい。「バランスボードを使ったゲームはこう作るんだ」という手本のようなゲームが見たい。それを期待して既に2年近く音沙汰なし・・・。
Wiiで遊ぶシリーズなんて、出すほどに任天堂への興味を失う事に気が付いて欲しい。

>どすこい さん
えーっと。
「マルチスレッドが使えない」という意味ではありません。今時のゲーム機でそんなOSを積んだ機種はさすがに無いです。同時に1個のアプリしか立ち上がらない、というそのままの意味です。

(マルチタスクについて補足すると、同時に2個のゲームアプリが起動するゲーム機も存在しません。ここで言ってるのは、ゲームアプリ+システムサービスの同時起動です)

前世代までのゲーム機は、1個のアプリしか立ち上がりません。カートリッジやディスクのソフトを動かせばよかったからです。しかし今世代になって、アプリ以外に、システム側のサービスを同時に動かすケースが増えてきました。Xbox360のダッシュボード等ですね。

あれがあの速度で出てきて、すぐに使えるのは、ゲームが動いている間も、ダッシュボードのプログラムがメモリ内に存在して、CPUコア(つかスレッド)も割り当てられているからです。

もしアプリがほぼすべてのメモリとCPU処理時間を専有していると、システム側のサービスを呼び出す際、アプリを終了し、システム側のサービスプログラムをメモリに読み込んで、それから切り替わることになります。それは、時間を要します。

今世代らしいファームウェア設計とは、言ってしまえば、Wiiメニュー部分やブラウザの少なくともコンポーネントの一部を、ゲームが動いている間も常駐させておくような設計です。とはいえ、それは逆にいえば、ゲームが使用できる領域を制限するという事ですから、「ゲーム機はゲームが動けばそれでいい」という玩具屋的な発想に立てば、それでも構わない。

一方、Wiiよりも性能が低いPSPで、1/4ものメモリ領域をシステムに割り当てたのがSCE。当初は、「もっとゲームにくれよ」という批判もあったと記憶していますが、それだけシステムに予約していたからこそ、ファームウェアアップデートでどんどんPSPが良くなっていったし、しかも軽快に起動するわけですね。

まあ任天堂が矛盾しているのは、ネットサービスに力を入れていると言っているのに、そんな設計をしてしまったことです。岩田社長が「Wiiでゲームを5秒で起動する」と言っておいて、実はそんなに速くなかった件など、正直、なんつーか、ファームウェアに対する認識が甘いというか、ゲームキューブ+α程度の認識だったんじゃないかな、と思わざるを得ませんね。

その辺りの起動レスポンスを確保するためにどうしたらいいのか、玩具屋体質の任天堂が理解できていなかったのは仕方ないと思います。同情の余地はあります。しかしPSPがメインメモリの1/4をシステムに割り当てていた時、たしかに当時はまだ早すぎた感もあって、開発者からも「ゲームにもっと寄越せ」という批判もありましたけど、ハードメーカーの任天堂だけはしっかりとその意味を理解すべきだったんじゃないでしょうか。

マイクロソフトとSCEのファームウェア担当者には当たり前すぎる事が、任天堂だけ理解できていなかったのですから。ユニークな発想とは別の事で、ただの不勉強ですよ、これは。

この辺りは、後藤さんの記事でもやんわり指摘されている事ですね。さすがに「不勉強」などと、きつい書き方はしていませんが。「設計方針の違い」とね。しかしその設計方針、矛盾してるんだけど。

タスク制御やメモリ割り当てのような見えずらいところの設計の質の差は、ある程度技術に明るくないと見えないという事実が興味深いですね。
こうやって書くと当然なんですが、技術屋サイドも、「素人」サイドも忘れやすい事実ではあります。
私のようなケータイのソフト屋さんからみても、こういったアーキテクチャとサービス戦略(と書くと若干大風呂敷ですが) の話題はすごく興味深く、DAKINIさんのような筋の良い視点はためになります。

ただ、1点
> その辺りの起動レスポンスを確保するためにどうしたらいいのか、
>玩具屋体質の任天堂が理解できていなかったのは仕方ないと思います。
ソフト屋(MS)と、家電屋(Sony)との視野差が原因であるとも思いますが、
プラットフォーム側の意向を入れ込みやすかった時期(PS2黄金期)のPS3、PSPの開発と、そうではないWiiとで差が出たのかもしれませんね。

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