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北米でWiiとPS3が失速!?

7月の米ゲーム販売:Wii、PS3半減-値下げ期待一段と強まる
NPD調査による、7月の北米でのハード売上が発表されました。

Wiiが前年比55%減の25万2500台、PS3が46%減の12万1800台、Xbox360が1%減の20万2900台でした。コアゲーマーをしっかり抱え込んだXbox360が堅調なのに対して、カジュアルユーザー中心のWiiと北米でのゲーマー囲い込みに失敗したPS3が共に、大きく数字を落としています。


据置ハードに起きた変調とは?

Wiiは前年の春~夏にかけて、『WiiFit』『マリオカートWii』『スマブラX』とビッグタイトルが3本立て続けに発売され、「上半期に売上が落ちるのは仕方ない」という理由づけがなされていました。

確かに3月~5月は仕方ないかもしれない。しかし6月、7月も前年比で半減しており、7月26日には『Wiiスポーツリゾート』が発売されています。ちょっと警戒感を抱くのが普通でしょうね。
では去年の3月~7月と今年の同期間を比べてみましょう。

 08年3月 スマブラX発売  72万1000台
 08年4月 マリオカートWii発売  71万4000台
 08年5月 Wii Fit発売  67万5000台
 08年6月 66万6000台
 08年7月 55万5000台

 09年3月 60万1000台 (前年比83%)
 09年4月 34万台 (前年比48%)
 09年5月 29万台 (前年比43%)
 09年6月 36万台 (前年比54%)
 09年7月 Wiiスポーツリゾート発売 25万2500台 (前年比45%)

今年の4月以降、Wiiの販売動向に大きな変調が起きています。実はこれはWiiだけではなく、PS3も同様で、同じように半減近い落ち込みをしています。

 3月 25万7000台 → 21万8000台 (前年比85%)
 4月 18万7000台 → 12万7000台 (前年比68%)
 5月 20万9000台 → 13万1000台 (前年比63%)
 6月 40万5000台 → 16万5000台 (前年比41%)
 7月 22万5000台 → 12万1800台 (前年比54%)

しかし例外が1つあります。そう、Xbox360です。
\Xbox360/ \Xbox360/ \Xbox360/ \Xbox360、Xbox360、Xbox360/

 3月 26万2000台 → 33万0000台 (前年比126%)
 4月 18万8000台 → 17万5000台 (前年比93%)
 5月 18万7000台 → 17万5000台 (前年比94%)
 6月 21万9000台 → 24万1000台 (前年比110%)
 7月 20万5000台 → 20万2900台 (前年比99%)

このように据置ゲーム機においては、唯一Xbox360だけが去年と同等以上の水準を維持しています。


理由と分析

Xbox360はコアゲーマーをがっちり囲い込んでいるから、不況の影響もほとんど無く、去年と同じ水準をキープできています。一方、PS3が落ち込んでいる理由は簡単でしょう。コアゲーマーの囲い込み競争において、Xbox360に遅れを取っているためです。値下げを要求するソフトメーカーが現れるのも自然なことです。

ではWiiはどうしてか?
直接的な理由は不況とタイトル不足です。そしてタイトル不足の影響が少しずつ深刻化しています。カジュアルゲーマーはゲームから離れやすいのです。タイトルが不足すれば、その間、ゲーム機の利用頻度が下がってしまい、もともとゲームへの強い関心をもっていなかった人達は簡単に離れていきます。

一定の頻度でコンスタントにソフトが供給されなければ、人々の関心をつなぎ止めておくことは難しい。「上半期にソフトが足りなかったが、下半期にその分出るから大丈夫」というのは、娯楽というものを知らない人の言葉か、アナリスト向けのただの詭弁でしょう。


WiiとXbox360は対極のハード

ここに興味深い調査データがあります。
Hottest June on Record for Video Gaming

ニールセンのゲーム市場調査で、Wiiのアクティブユーザー率がXbox360やPS3の約半分と、かなり低いことが明らかになりました。また男女比では、男性ユーザーが非常に多いXbox360に対して、Wiiは逆に女性が圧倒的に多く、まさに対極の存在です。

ここ数ヶ月の売上データとニールセンの調査結果を総合してみると、いくつかの考察が浮かんできます。
  • 北米においても、日本と同様にコアゲーマー市場とライトユーザー市場の分化が起きている。
  • コアゲーマー層を抱え込んでいるXbox360が不景気でも強い。
  • コアゲーマー層を取り込めてないPS3とライトユーザー中心のWiiは不景気の影響を着実に受けている。
  • Wiiのタイトル不足は日本同様、ライトユーザーの「Wii離れ」を招く恐れがある。


PS3とWiiは何らかの動きがあるはず?

PS3とWiiはそれぞれ、何らかの施策を打つ必要に迫られてきており、PS3は新型の噂がネット上に浮上していますね。Wiiについての噂は流れていませんが、値下げを含む新しい施策が必要でしょう。

『Wiiスポーツリゾート』と『WiiFit Plus』はすでにWiiを持っているユーザーを刺激する効果はあるでしょうが、新規ユーザーを増やす上では大きな効果を望めないでしょう。『New スーパーマリオ Wii』にしても、本体牽引効果は不透明。DSの『Newスーパーマリオ』はひさしぶりの2Dマリオ新作で、DSというハードで隙間時間で遊べるのがよかったわけですし。

今年の秋以降、ゲーム機関連で色々とせめぎ合いが起きそうです。
またワールドワイドの動きとして、カジュアルユーザーとゲーマーの分化が進んでおり、サードパーティ各社は国内戦略だけでなく、世界戦略においてもユーザー層を強く意識した戦略を練る必要が出てきました。


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コメント

Wiiは北米でも飽きられてきている可能性がありますね
さすがに体感ゲームもダイエットゲームも一巡した感がありますし・・・
PS3も実際はコアユーザーのゲーム機というよりも
ソニー好き、ライトユーザーが多いような気がします
2chでこんなデータ拾ったこともありますし↓
http://ameblo.jp/sokuhoh/entry-10289526945.html
  
北米ではオンデマンド配信が発達してきてるのでハイビジョンディスクに何処までの
需要があるのか私は懐疑的ですし
ということでやっぱり北米では360強しです、不況時でもゲーマーを囲っているハードは
いいですね
 
今後ソニーと任天堂がどう巻き返しを図るのか?
とりあえずソニーはアクティビジョンの社長が言うように360並に値下げすべきでしょうね
 
任天堂も値下げという奥の手があるんでしょうが「まだ」やらなさそうです。
結局コアユーザーはどこまでいってもコアなわけで画面の汚いWiiには振り向いてくれないと
思います、日本のように人気タイトルを独占供給させるなんて事も制作予算が莫大な海外の
ビッグタイトルでは出来ないでしょうし・・・
海外でのWii人気低下、360躍進はしばらく続きそうだと思います。

WiiとXBOXが対局だとすると、PS3のユーザー層はその中間といった所でしょうか。PS2時代も似たような感じで、GCとXBOXの中間って感じでしたが、あの頃はライト・コアゲーマー両者を丸々含むくらいに層が広かったのに対して、今は層全体の形はそのまま(ややコア比率高めになってそうですが)、小さく縮こまらせたみたいなイメージがあります。規模がかなり小さくなったとはいえ、これ一つもってれば十分だったPS2時代の延長にいるユーザーですから、ライト・コアの中間にいるような、ややどういったものを好むのかが曖昧な層が満足できるラインナップを揃える必要があるファーストのソニーはなかなか難しい立場にいますね。特に今年はPSPも充実させる必要がありますから、割ける人員も限られてきますし……。
FFや無双など、とりあえずクリアなら誰でもできるけど、やりこむと結構な腕と時間を必要とするゲームなんかがちょうどそのあたりで、テイルズみたいな中堅RPGとの相性はかなり良いと思っているのですが……SCEJならワイルドアームズとか。
WAはPS2時代に少しずつ売り上げが下がっていったシリーズですが、今3で出せばアトリエのように復活する可能性もありますし、アニメファンが多いPS3なら10万ラインは確実に越えてくる気がするのですが、メディアビジョンから金子さんがいなくなっちゃった今は厳しいのでしょうか。PSPもいいですが、やっぱりナンバリングの「6」は据え置き機でプレイしたいですね。

>ヒカリさん
PS3のタイレシオが低いのは、ライトユーザー云々ではなく(勿論、XBOXに比べればそういう層も多いはずです)、BD再生機として購入している人間がいるからではないかと。
日本だと普及台数の割に好調なソフトが多く、PS3ユーザーは旺盛にゲームを買う印象があるのは、日本ではゲーマーがアニメファンも兼ねている場合が多く、BD再生機として購入したユーザーが、アニメを観るついでにゲームソフトも購入しているからではないかと思います。アニメ業界では、既に大きなタイトルになるとBDがDVDの販売本数を越えており、BDの再生環境をもっている比率が高いのは確実です。
アニメファン兼のゲーマーをライト層というのなら仰る通りですが、ソニー好きが多いというのは少なくとも日本ではあり得ないと思いますね。おそらく台数的に、セガハードをイメージされてそういう結論に達されたのではないかと思うのですが、そういう層が中心になっているのなら、ファースト製のソフトがもっと売れているはずです。少なくともトロもりのあの本数はありえない(笑
むしろそういう印象は、ファーストが強すぎるあまり、サードが割を食うことのある任天堂ハード(GC・Wii)あたりに強いですね。ネットで言われているような熱狂的な任天堂信者、とかそういうネガティヴな意味では決してなく、単に「ゲーム機といえばファミコン」というイメージをもっているクラシックゲーマーや、それほどゲームに詳しくないライト層のことになりますが。

今アメリカは過去数十年で空前の不況にあるので、XBOXの健闘が目立つ印象です。向こうではユーザーの求めるゲームの傾向とコストが適切だからではと考えます。

PS3はやはり本体価格が問題かと。マルチのソフトも多いので、本体価格の高さが付加価値(BD)を上回っている印象です。Wiiは向こうでも任天堂ソフトの構成比が高いので、任天堂自身の弾不足が大きいと思います。

いずれにしても向こうでは特にクリスマス商戦が重要なので、各社の動向をもう少し観察するのが適当だと考えます。

>ヒカリ さん
北米はゲーマー層が厚いので、ゲーマー相手の商売でも困らない状態ですね。
東欧やアジアなどのマーケットも考えれば、ワールドワイドでのゲーマー人口は(任天堂の拡大戦略を除いても)拡大傾向にあります。

結果として、任天堂マーケットとゲーマーマーケットへの分化が世界的に進んでいくんでしょうね。まあ正確には、(日本のモバゲー、グリー、海外のfacebookのような)ソーシャルゲームマーケット、任天堂マーケット、ゲーマーマーケットの3層構造ですが、いわゆるゲーム業界からはソーシャルゲームマーケットは無視されがちです。


>F91G さん
ワイルドアームズは非常に厳しい状況でしょうね。メディアビジョンは、SCEJにべったりし過ぎたな、と。ハードメーカーは資金力がありますけど、一方でハードの盛衰の影響をダイレクトに受けるので、1社依存だとリスキーですよね。

おっしゃるようにPS3とRPGの相性の良さは、『白騎士物語』の売上などからも明らかですね。


>WDPPX さん
Xbox360は、北米ではマーケットをうまく形成できていますね。Live Arcadeもパッケージと住み分けができており、独立系のディベロッパーも多く参加しています。

PS3は値下げが行われるかどうか、でしょうね。

任天堂も値下げの検討ぐらいはしているでしょうが、年内に値下げするかどうかは不透明ですね。本体に同梱している『Wiiスポーツ』を別のソフトにするとか、もう1本同梱して価格を維持するとか、色々なパターンを考えているのかもしれません。

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