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プレゼンの素晴らしさが光ったマイクロソフト
リアルタイムのメモは適当すぎた(つか眠かった)んで、感想を。
米Microsoft、「Xbox 360 E309 Media Briefing」を開催
2年連続、肩たたき。全方位で頑張ったマイクロソフト
やー、今年のカンファレンスNo.1はマイクロソフトかもしれませんね。
構成と演出も素晴らしいものがありました。
ゲーマー向けのタイトルをずらりと並べ、堂々たるラインナップを見せつけた後、facebookやtwitterとの連携を発表してネット戦略もアピール。ゲーマー的には退屈なムードが漂ったところで、ドン・マトリック氏が登場して、これは・・・・くるか、くるか、くるか、と来て、キターーーーーーーー肩たたき。去年に続く肩たたきとなる『MGS RISING』の発表。去年ならそこでオシマイですが、さらに『Project Natal』のデモンストレーション。
カジュアル向け、ゲーマー向け、ネットサービス、そしてゲームの未来、全方位で大きな発表をおこないました。まさに見せる物がありすぎて困ってしまう状態。「今回は売り上げのチャートやグラフは見せません。10本の未発表のゲームタイトルをお見せします」というセリフは、負け惜しみでもなんでもなく、紛れもない自信の表れでしょうね。
普及台数ではWiiに劣るものの、コアゲーマー向けのタイトルや大作はXbox360に今後も安定して供給されます。各社ともWii向けのカジュアルゲームのラインナップは増強するでしょうが、だからといってゲーマーを満足させるディープコンテンツの製作をやめるわけではありません。
そしてディープコンテンツならHDゲーム、と考えるのは当然。だからこその自信であり、それがXbox360の豊富なラインナップにも現れている、という事なのでしょう。最初から最後まで、みなぎる自信があふれていたカンファレンスでした。
『Project Natal』も見せ方がうまい。
デバイスとしては『EyeToy』の発展版ですが、カメラコントローラという打ち出し方をせず、「NO CONTROLLER」というコンセプトを掲げ、Wiiのセンサーバーのようにひっそりと設置していました。
技術デモも揃っていて、可能性を感じさせますね。
精度も悪くない。
問題は具体的なソフトに仕上げられるかどうかですね。
任天堂は自社に強力なソフト開発陣を抱え、試行錯誤する時間を与えるだけの資金力があります。まあ資金力ならマイクロソフトも負けてませんが、ソフト開発者は・・・・。これまでXbox360で求められてきたのとは違う「芸風」が求められます。
ピーター・モリニュー氏はまさに鬼才ですけど、開発期間長めだし、なんか声かける人間違ってるような。セガとナムコみたいな日本のアーケード系の会社とか、Wiiの開発経験豊富な所とか、その辺に地道に声をかけていかないと、駄目でしょうね。
他陣営がキャッチアップしてきてる状況で、任天堂はどんな発表をするのか。まだまだ追いつけると思うなよ!的なサプライズ発表を期待したいですね。
・・・・って、書いてる間に、もうすぐ任天堂のカンファレンスが始まっちゃう!
米Microsoft、「Xbox 360 E309 Media Briefing」を開催
2年連続、肩たたき。全方位で頑張ったマイクロソフト
やー、今年のカンファレンスNo.1はマイクロソフトかもしれませんね。
構成と演出も素晴らしいものがありました。
ゲーマー向けのタイトルをずらりと並べ、堂々たるラインナップを見せつけた後、facebookやtwitterとの連携を発表してネット戦略もアピール。ゲーマー的には退屈なムードが漂ったところで、ドン・マトリック氏が登場して、これは・・・・くるか、くるか、くるか、と来て、キターーーーーーーー肩たたき。去年に続く肩たたきとなる『MGS RISING』の発表。去年ならそこでオシマイですが、さらに『Project Natal』のデモンストレーション。
カジュアル向け、ゲーマー向け、ネットサービス、そしてゲームの未来、全方位で大きな発表をおこないました。まさに見せる物がありすぎて困ってしまう状態。「今回は売り上げのチャートやグラフは見せません。10本の未発表のゲームタイトルをお見せします」というセリフは、負け惜しみでもなんでもなく、紛れもない自信の表れでしょうね。
普及台数ではWiiに劣るものの、コアゲーマー向けのタイトルや大作はXbox360に今後も安定して供給されます。各社ともWii向けのカジュアルゲームのラインナップは増強するでしょうが、だからといってゲーマーを満足させるディープコンテンツの製作をやめるわけではありません。
そしてディープコンテンツならHDゲーム、と考えるのは当然。だからこその自信であり、それがXbox360の豊富なラインナップにも現れている、という事なのでしょう。最初から最後まで、みなぎる自信があふれていたカンファレンスでした。
『Project Natal』も見せ方がうまい。
デバイスとしては『EyeToy』の発展版ですが、カメラコントローラという打ち出し方をせず、「NO CONTROLLER」というコンセプトを掲げ、Wiiのセンサーバーのようにひっそりと設置していました。
「むしろゲームコントローラーがあるからゲームをやらないという人がいる。我々はゲームコントローラーを超えるデバイスを考えていくうちに、自分自身がゲームコントローラーになればいいということに気がついた」という前振りは、任天堂のリモコン戦略への痛烈な批判でしょう。Wiiリモコンの新鮮さが薄れ、次々とアタッチメントが発売されて複雑さを増しているタイミングで、「コントローラなんて要らないんだ」というメッセージはわかりやすく、明快。
技術デモも揃っていて、可能性を感じさせますね。
精度も悪くない。
問題は具体的なソフトに仕上げられるかどうかですね。
任天堂は自社に強力なソフト開発陣を抱え、試行錯誤する時間を与えるだけの資金力があります。まあ資金力ならマイクロソフトも負けてませんが、ソフト開発者は・・・・。これまでXbox360で求められてきたのとは違う「芸風」が求められます。
ピーター・モリニュー氏はまさに鬼才ですけど、開発期間長めだし、なんか声かける人間違ってるような。セガとナムコみたいな日本のアーケード系の会社とか、Wiiの開発経験豊富な所とか、その辺に地道に声をかけていかないと、駄目でしょうね。
他陣営がキャッチアップしてきてる状況で、任天堂はどんな発表をするのか。まだまだ追いつけると思うなよ!的なサプライズ発表を期待したいですね。
・・・・って、書いてる間に、もうすぐ任天堂のカンファレンスが始まっちゃう!
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きわめて個人的な意見なのですが、モーション感知で身体を動かして操作、というのはまあ夢が広がるのかもしれませんが、現状「早すぎる」のではないかと。
何が早いのか、というと、ゲーム機側からの出力が、TVモニター(視覚)とスピーカー(聴覚)、あと何らかの器具を手にしている場合は振動(不完全ですが、触覚)と、バーチャルリアリティと呼ぶにはあまりに不完全な現状、入力側だけ先走ってることになるんじゃないか、と。
個々近年のゲームは、グラフィックや音質の向上により現実に近づいた、ということになってますが、実際にそれを心身が受け取る手段は、大して発達してないんじゃないでしょうか? SFにでてくるような完全なバーチャルリアリティなんて、夢のまた夢。
従来、ゲームを楽しむ際は、手元を見ることなくコントローラーで最小限の動きだけ行って、画面に集中することで「脳内補正」をしていたからじゃないかな、と。ファミコン時代のしょぼいドット絵の頃からですが、野球ゲームでボタンを押してバットを振ったり、格闘ゲームでパンチを繰り出したり、そんなことをするたびにあるはずのない「手ごたえ」を感じる。そんな経験もあったと思います。
Wiiリモコンで感じたことですが、操作のために身体(全体)を動かすことになると、逆にゲームそのものに没頭しづらくなったんですよね。身体の疲労だとか、腕を目の前を通過させる操作をすることで画面をさえぎるとか。
まあ、これらはあくまでオレ自身の経験ですので、Wiiリモコン使った、もっと楽しめるゲームをやってないだけだろうし、新世代リモコンをうまく活用したゲームがこれから出てくるのでしょう、きっと。
ただ、なんでもかんでもそれで面白くなるわけじゃないことは、各メーカーとも忘れないで欲しいなぁ、という時代に逆行した(?)一意見です。