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任天堂、過去最高益。国内不調、海外絶好調。

各社の決算が発表されていますが、まずは任天堂から。

過去最高益を達成するものの、国内の不調が浮き彫りに

任天堂、今期は営業減益見通し DS曲がり角、Wii横ばい
売上、利益ともに過去最高を達成しました。
この数年続いた任天堂の成功、まさしくそのピークを迎えた年でした。

事実、2009年度は連結営業利益で前期比11.8%減の4900億円と予想しています。
DSのハード、ソフトの売上が減少に転じる、と考えているようです。DSiは「つなぎ」でしたが、いよいよDSの「次世代機」の投入が必要になってきます。有力候補は2010年年末でしょうか。

Wiiについてはワールドワイドでは前年度と同数を見込んでいるようです。国内の販売が落ち込んでいるためか、ちょっと厳しめに考えているみたいですね。国内では2007年度が390万台、2008年度が206万台と半減してるため、今期も楽観はできません。

日本はWiiが失速し、DSも悪くはないが、かつての好調なペースからは程遠い水準です。DSi単体ではPSPの週販を下回ることもあり、DSi投入によるライトユーザーの活性化は成功したとは言いがたい。買い換え需要の刺激にとどまった、という見方が妥当でしょう。

DSiは同時発売タイトルが弱く、DSiWareもラインナップが貧弱で、アーリーアダプタ層やゲーマー層から魅力に乏しいという意見が出ていました。結局、そうした目利きたちの感想どおりでしたね。サプライズ感や革新性を売りにしていた企業が「驚き」を提供できなければ、こうなるのは自然です。


海外でのWiiブームの失速はいつか?

任天堂、過去最高益でも株価反落、ソフト「弾切れ」に懸念
この記事でも言われているとおり、日本でのサプライズタイトルの不足が懸念されます。
「日本で起きたことが海外でも起きる」という説は根強く、実際そうなるでしょう。岩田社長も決算説明会の後半では、この説を否定するために熱心に語っていました。立場上、そう言わざるを得ないのでしょうが、説得力は無かったですね。

とはいえ、今年すぐにWii失速現象、あるいは「任天堂ショック」が欧米で起きることもないでしょう。ゲーム人口拡大戦略が効き始めるまで年単位の時間差があったように、失速現象も時間差があるはずです。

国内のソフトメーカー各社が気になっているのもそこで、今期はいいが、来期、来々期はどうなるのか。今後の開発計画を立てる上で判断が難しくなっています。まー、未来を予想するのはなかなか難しいのですが、来期の後半からはリスク感が濃厚になってくる、と見た方が無難でしょうか。

日本では『脳トレ』型のソフトが売れて、短期間に1つのジャンルを形成し、短期間に収束しました。海外では『Wiifit』が売れたことで、『EA Sports Active』のようなサードパーティ製のフィットネスソフトが発売されます。日本では『脳トレ』バブル、海外では『Wiifit』バブル、と考えると、わかりやすいかもしれませんね。


マクロな数字では遅すぎる

日本市場の事例をふり返ると、1)カジュアルユーザーは同一テーマの実用ソフトを徐々に買わなくなってくる、2)タイトル数が増加して1本あたりの平均売上が下がる、3)市場が縮小し始める、という動き方をしました。

マーケットが縮小する前にまず、タイトル数の増加によって1タイトルあたりの売上が下がってしまう。これは、2007年の国内DS市場で実際に起きたことです。市場全体をマクロに見ると、サードパーティタイトルの総売上が大きかったのですが、ミクロに見れば、採算割れしたタイトルが増えていたのですね。

2007年の夏頃にはDSプロジェクトの採算割れが顕著になり、秋にはPSP-2000の発売でPSPが復調を始めます。サードパーティ各社の経営陣がPSP向けのラインナップを増やしたのは、リスク分散の観点から当然です。そして2008年にはDS市場が大幅に縮小します。

ポイントは、マクロな数字に影響が出る1年前に変化が起きていたことです。ゲーム開発には時間が掛かるため、ゲーム企業はマクロな数字が出るより早く、「次」の動き方を決めているのです。ネット上では、ユーザー同士がマクロな数字を話のネタに使いますが、ゲーム企業がマクロな数字を見てから動いたのでは遅すぎます。

正確には、俊敏な経営者と鈍い経営者、俊敏な開発者と鈍い開発者がおり、悪いタイミングで悪いプラットフォームにソフトが出て、壮絶な結果に終わる事例として現れるわけです。まー、DSが世間では売れている間に、そろそろやばいからPSPへ、という判断をするのは大変ですけどね。

しかし差はそこでつくのです。

もちろん、単純にPSPへシフトするのが正しいわけではなく、レベルファイブのように今期DS向けに大量にタイトルを供給し、市場がさらに縮小する前に刈れるだけ刈り取ろうという戦略も「あり」でしょう。海外ではDS市場はまだ健在ですし、『レイトン』が海外で売れてます。慌ててPSPへ動く必要はありません。

まー、『レイトン』がDSで成功したレベルファイブだから取れた戦略ですが。来期どこへ力を入れてくるかはなかなか興味深いですね。


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コメント

昨年末から任天堂はWiiであそぶシリーズでゲームキューブで出したゲームをコピーしてますよね。
ソフトウェアだけにほぼコピーでろくに金をかけずとも新商品として世に出せる。
そういう利点を思う存分、もはや自制することなく突っ走っています。
さらに「ポケモン金銀」をリメイクするということでこちらは焼き直しですね。
これまた開発費は実に安上がりでいけるでしょう。

こうしてみると、任天堂はもはやまともにゲームを作っていないことがわかります。
要するに、昨年の段階で2年後の発売を目指して開発費をしっかりかけたゲームを出しても
お客さんはいないんだとはっきり認識したのでしょう。
だからこそコピー、焼き直しばかりを出して開発費を抑えることで利益の確保を図った。
その結果、3,000億円ちかい莫大な利益を獲得できたのです。

 しかし皮肉なものですね。
任天堂が得た莫大な利益。
この金はまったく世の中の役に立つことはありません。
ソニーはいい製品を安く消費者に提供しており、また新しい製品のための研究開発に投資します。
ゲームだってしっかり金をかけて作ります。
任天堂はどうでしょう。
今後のラインナップを見ても昔のゲームの焼き直しやコピーを続けるだけ。
莫大な利益を決して投資することなく、本来投じていたであろう開発費を利益に変えています。
こういう任天堂のような堕落した企業活動は、消費者に大きな不利益を与えます。
任天堂が適切な利益水準でゲームを発売すれば、消費者はもっと安くゲームを買えるようになります。

 俺は思うのです。
任天堂のようなたかがおもちゃ屋が3,000億円ちかい利益を得る必要があるのでしょうか。
任天堂の利益は、消費者や小売の犠牲の上に成り立っているのです。
そして、その利益は世の中のためには決してなりません。
ゲームファンとして、任天堂のようなやり方を糾弾すべき時期が来ていると思えてなりません。

>A助様@お兄やん さん
まあ儲けるのは企業として正しいと思いますが、ゲーマー向けの新しいタイトルに対する投資が少ない、という気はしますね。

マイクロソフトが坂口博信氏のような外部のクリエイターに巨額の投資をおこなって、大作を開発したのを少しは見習ってほしいところ。桜井氏には投資してますが、あれは「内輪」ですからねえ・・・・。岩田社長と桜井氏のキャッキャウフフでしょう。

資金に困ってない状態なのに、ゲーマー向けの大作が少ない現状は、ゲーマー軽視と言われても仕方がないですね。お金だけで良いゲームが作れるわけではありませんが、お金で解決する部分も少なくないのですから。

さらにいえば、スターフォックスやF-ZEROといった従来の任天堂フランチャイズも出てませんしね。まあ売上が落ちているシリーズは出しにくいのでしょうが、それこそ「品揃え」の問題ですし。

教養アプリは1本持ってればもういらないので次に続かない
またスイーツ向けのブームは1年持たずに消え去るのが今の日本

レイトンは脳トレ系だがゲームになってるので次に続く
そして人気が出たゲームは数年単位で拡大していく

似ているようでいてその差はかなり大きい

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