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任天堂業界とその他業界になりつつあるゲーム業界

うーむ・・・・。
あえて書かないようにしていたものの、そろそろ認めなければいけないのかな・・・・。ゲーム業界が「任天堂業界」と「その他業界」に分かれつつあるという認識が広がっています。
同じような話は、大手企業、中小ディベロッパーなど、複数の企業で聞きました。
個人的にはすごく残念な展開で、任天堂の「外交」上の課題についてしつこく書いてきたブロガーとしてはorz

うちのコメント欄でも色々と意見が出るテーマですけど、僕は任天堂が積極的にサードパーティに冷たくしていたとは思いませんし、岩田体制になってからは過去よりも軟らかくなったと感じています。しかしそれなら、なんでこんな事になってんのさー。

なんだろうなー。
これって組織文化の問題なのかな?と思いますね。


発明家の任天堂と営業マンのSCE

要するに任天堂という企業は、発明型、開発型の企業であって、営業マンではない。それはDSやWiiの成功の仕方を見てもわかるとおりです。山内氏の後継者として、当時は最有力候補といわれていたNOAの荒川社長ではなく、岩田社長が選ばれたのも、そう考えると納得できます。

一方、対比としてSCEを持ち出すと、SCEはよくもわるくも「営業マン」体質の会社です。
実際、成立の経緯をみれば、彼らはゲーム会社を足しげく回って、プレイステーションで開発してくれるように頼み込みました。「300万台売ってから来なさい!」と追い返されたというエピソードは有名でしたね。彼らはソフトメーカーの御用聞きをやって、参入を増やしていきました。

SCEは古参のゲームファンからしばしば「パクリ」と言われる行為を平然とやってのけてますが、それも彼らが発明家ではなく、営業マン体質の組織なのだと考えれば、不思議はありません。彼らがプライドを感じるポイントは異なるからです。

またSCEはSCEIとSCEJに組織が分かれており、プラットフォームホルダー機能とファーストパーティ機能が分離されています。みんな平等という点では、これは正しい。営業マンとして正しい。しかし任天堂はこの真逆で、ハードとソフトの開発者が一緒になって独創的な商品を作り上げ、サプライズを巻き起こします。これも発明家としては正しい。

任天堂の岩田社長とは対照的に、営業出身の平井氏がSCEの社長になった点もふくめて、任天堂とSCEは非常に対照的な企業文化をもっています(SCEにとっての最大の不幸は、PS1が成功した後、自分達を「技術屋」「チップ屋」と勘違いして、営業マンという本質を見失ってしまったことでしょう)。


発明家は発明家らしく、営業マンは営業マンらしく復活する

勘違いしてほしくないのは、どちらが正しいという問題ではない、という事です。
発明家には発明家の長所と短所があり、営業マンにも長所と短所があります。発明家がスランプに苦しむ時代があれば、営業マンが不振に陥る時代もあります。

任天堂はN64時代、ほとんどのサードパーティに逃げられ、頼み込んでもしょぼいソフトが供給されるだけでした。ゲームキューブ時代には姿勢をあらためて、開発しやすい環境を用意したにもかかわらず、ソフト不足に苦しみました。そしてDS、Wiiの時代に至って、自らの発明で自らを救ってみせました。発明家は発明家らしくチャレンジし続けることで、スランプを脱出しました。

ではSCEはどうか?
国内のPSPは本格的に復調しましたが、その原動力は『モンハン』です。そして『ファンタシースターポータブル』『ディシディア・ファイナルファンタジー』も成功を収めています。いずれもサードパーティのタイトルで、SCEのソフトではありません。

しかしこれでいいわけです。
営業マンですから。サードパーティの御用聞きをして、ファームウェアをアップデートしていき、PS Storeを整えていく。要望を吸い上げて、ひとつひとつ地道にこなしていくプラットフォームホルダー。任天堂とSCEの負け方、復活の仕方は、それぞれ異なります。


「と」の意味

現在のソフトシェアをみれば、任天堂業界とその他業界といいたくなる気持ちはわかります。
うちのコメント欄のBAN/さんの投稿が鋭い。
今、ゲーム売り場に行くと、露骨なまでに『任天堂ソフトコーナー』と『その他のコーナー』で別れちゃってますね。
(略)
今の売り場だと任天堂はブランドとして認知されて、あとは「その他」になっちゃってる。

こうした状況で、「その他」に属する多数のソフトメーカーはマルチプラットフォーム戦略を加速しています。任天堂業界だけで生きていくことは難しいし、その他業界だけでも難しい。

急速にゲーマー市場の見直しが進んでいるのも、ゲーマーなら「任天堂とその他」ではなく、ソフトメーカー1社ずつをきちんと認識してくれるからです。ライトユーザー市場で苦労した人は、ゲーマー市場のありがたみを再認識しているんじゃないかな。

任天堂業界とその他業界が今後、拡大するのか縮小するのか、いろいろな意見があることでしょう。それについては別テーマにしたいところですが、1つ大切なのは「任天堂VSその他」ではなく、「任天堂とその他」という事です。

15年前は「任天堂VSその他」の状態でした。
サードパーティ連合はCESAを形成し、東京ゲームショウを開催。SCEというハードメーカーを支持しました。当時のSCEは、サードパーティ連合の神輿だったわけです(神輿が勘違いして、王様化したのがPS2時代)。

それに比べれば、現状は大きな進歩です。
『FF』ナンバーズはPSフォーマットで発売されるものの、『ドラクエ』本編は任天堂ハードで発売されますし、携帯機の『モンハン』はPSフォーマットで発売されるものの、据置き『モンハン』はWiiで発売されます。「VS」ではなく「と」。この違いが山内任天堂と岩田任天堂の違いなのでしょうね。


2つの業界の並存は続く

おそらくこの分裂状態はしばらく続くでしょう。
それぞれの「業界」は拡大したり、縮小したりするけれども、どちらかが消滅することもない。それは去年はっきりとマーケットに現れました。「その他業界」の『モンハン』や『ディシディア』が大きな成功を収めたからです。

2つの「業界」の外交も友好関係をめざすはずです。
急遽、CEDEC AWARDが設立されて、任天堂関係者が大量に受賞。それと共にCEDECで宮本茂氏が講演を行いました。この図式を描いたのはCESAの技術委員長の松原氏で、京都に出向いて任天堂を説得した「外交手腕」は業界内でも評価が高まっています。

任天堂にしても、いたずらにサードパーティとの溝を広げるつもりはないでしょう。
実際、岩田社長はプレゼンで、サードパーティソフトが売れるようになると、何度も強調してきました。率直にいえば、任天堂にとって「任天堂とその他」という図式は好ましくないし、むしろ戸惑っているのかもしれません。「あれー? ウェルカムって言ってるのに、なんでこうなっちゃうのかな・・・・?」と。

おそらく任天堂は変わってなくて、それ以外が変わったんでしょう。
去年1年は、2008年はそういう年でした。

個人的にはかなり残念です。
が、現実は現実。変化は変化。このあたらしい変化を素直に認めます。というわけで、「任天堂業界とその他業界」の先行きが2009年の当ブログのテーマになると思います。


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コメント

これだけ大きくなったにも関わらず、任天堂は良くも悪くも玩具づくり一徹会社だったと。
ファミコン・スーパーファミコン時代は、当時のゲーム業界が、任天堂にゲーム業界の盟主というポジションを与えたのであって、もともとそういうポジションにいるタイプの会社ではなかったと。
ゲーム業界がある程度大きくなって成熟したとき、SCEがそのポジションをうばったのは時代の必然だったのかもしれません。
不似合いだったそのポジションを奪回しようとして失敗を続け、今回は玩具づくりに徹して成功したと。
そう考えると、DAKINIさんがずっと書かれてきた、任天堂のサードパーティへの外交やPS層の切り崩しというのはたぶん全然苦手でダメなのでしょうね。

>Esa さん
> DAKINIさんがずっと書かれてきた、任天堂のサードパーティへの外交や
> PS層の切り崩しというのはたぶん全然苦手でダメなのでしょうね。
うーん、そうですね。
本当に残念なんだけど、1年経ってみて、認めざるを得なくなった感じです。

去年は、1)苦手なサード外交やPS層の取り組みを克服してほしいという気持ちと、2)でも現実には「任天堂とその他」化しつつある現状の2つに、心が引き裂かれてましたね。去年の後半は、もう面倒くさくなって、「現実」側の話に終始してましたが。

「その他業界」がゲーマー層の支持を得て、一定の市場を復活させつつあるのは、業界全体としては良いことなんでしょう。もちろん2つの業界に分かれたといっても、完全にどちらかにスパッと分かれるものではなくて、両業界でのマルチ戦略が必要になってるわけです。

特に大手メーカーはそうですね。
「任天堂業界」だけでは生き残れず、「その他業界」だけでも生き残れない。そこが最大の課題でしょうね。うまくいってるのは「その他業界」部分なだけに、悩みは深いでしょう。

私はサードパーティのことを一番心配しています。
サードパーティの最大の武器は、(契約などが無い限り)どのハードにも自由にソフトを出せるということだと思いますが、
その武器がサードを苦しめるもととなっているような気がします。
普及台数の多いWiiに出したがユーザー層の違いからあんまり上手くいかなかったり、PS3の普及台数の少なさから敬遠しまくったりと…
そうして海外戦略を狙って変なことになったり。
出せるハードに縛られないということは、ハードの特性を見抜き、どのハードとも上手く付き合っていけば良いのだと思いますがね~
そんな単純な話ではないのかなあ。

自分のハードにだけ出せば良く、人気ソフトを多くもつ任天堂はブレにくいのかも知れませんね。
DSの流れをつかんだのも任天堂自身ですし。
SCEはサード頼みが基本ですが、サードは自社ではないので上手くいくかは未知数の部分があったり。
サードの死ぬ時がSCEの死ぬ時なのかも知れません。
何だか今の任天堂、SCE、サードは答えの中々出ない複雑なジャンケンをしているようです。

新ハードが出るまでこのジャンケンは続くのかも知れませんね。

外交の仕方からして2社は違いますよね

任天堂は自らの発明で1発当て、広大な土地(普及台数)を手に入れました
「これだけの土地があるんだから、どんな作物(ソフト)でも育ちますよ」

任天堂の作物が多く(ミリオン)育つ様を見て、サードは我も我もと種をまく。けれどその土地は、任天堂の作物は育ちやすく、サードの作物は育ちにくい土地だった。それに任天堂は気付けなかった。

SCEの土地は大きくは無いけれど、常に土地に手を加えている
「土地は耕しました。肥料も水も用意するので種をまいてください」

SCEの土地は任天堂ほど多くは育たないけれど、何が育つかわかりやすく、出来上がる数もわかりやすい。そして「協力プレイ」という作物と非常に相性が良いと判明。

ちょっと変な例えだったでしょうか?

BAN/さんがおっしゃられたように、特にWii売り場は2つに分けられています。さらにぶっちゃけてしまうと、極端な話、サードのWiiソフトはすべて「0」発注でも、店はやっていけます。シャレで「1」発注するかしないか・・・その「1」が残ることも多く、どちらかというとリスクになるとも感じています。
売る側の立場から言うと、とっくに「任天堂とそれ以外」になっちゃってるんです。

任天堂は多くの新しい層をゲーム業界に取り込みました。すばらしいことです。
ただ、基本的にサードはPSで育ったこともあってか、ゲーマー向けゲームの方が作りやすいと思われ、任天堂の取り込んだ層とはあまりにも相性が悪かった。
加えてその層が将来「ゲーマー」になりうる可能性は低い。
サードがPS2感覚でWiiにソフトを提供して失敗する様を、悲しいくらい見てしまいました。
任天堂が冷たかったとは言いませんが、放任主義過ぎたとは思います。
台数さえ用意すればそれで良い、と思っていたのではないでしょうか?
・・・まあPSチックなソフトを出してくれるサードを見て「PS2の後釜は頂き!」って思っていたのかな?
ともあれ、新作ラインナップを見れば、サードがWiiユーザー向けにどんなソフトを出せばいいのか悩んでいるのが、よ~~~~っくわかります。
「マリオ&ソニック」のようなコラボでもいいでしょうし、なにかしらフォローがもっとあっても良かったと思います。それだけ今のWiiユーザーの好みはわかりにくいんです。(発注するのも一苦労)
サードに対するアドバイザーみたいな人はいないんですかね?

ライト層は任天堂、ゲーマー層はSCEと完全に住み分かれました。
でも僕はこれはこれで良いと思っています。かえってわかりやすくなりました。
任天堂とSCEはそれぞれのやり方で土地を広げていく。
サードは自分達の作りたい作品が、育ちやすい土地に種をまく。
サードのゲームの『質』が落ちているとは思いません。問題はその作品が受け入れられる市場かどうか。
去年のような中途半端なことをしなければ、きっと結果は出せるはずです。
(まあ去年痛い目にあってもわからない所があれば、もう知らん、って見離しちゃうかも)

>トロ さん
まあサードパーティも大手級になると、任天堂ハード中心の人たちとSCEハード中心の人たちに分かれていますね。スクウェアエニックスが非常にわかりやすい。その両輪がうまくいって良かったですね。

DSのリメイクで稼ぎつつ、「最近リメイクばっかりで新作が無い(あるけど当たってない)」とゲーマーの心が離れつつあったところで、『ディシディア』のヒット! 「スクエニのアクションがこんなに面白いとは・・・・」とかなり好評で、ゲーマーにも見直されることに。そして今後は、DSには『ドラクエ9』、PS3には『FF13』、PSPには『FF13アギト』。万全な布陣でしょう。


>唯一 さん
> 極端な話、サードのWiiソフトはすべて「0」発注でも、店はやっていけます
その手の話は、中小のメーカーからは良く聞きますね。
開発費が安く、アイデア重視で開発できるといううたい文句でWiiにやってきたものの、流通が仕入れてくれないし、消化率が良くても追加発注が来ない。

販路が無いから、ダウンロード市場へ行こうとしても、オンラインショップの検索性は悪いし、起動は遅くて、結局、あらかじめ名前の知られたタイトルが売れていく。

残酷なことをいえば、もはや販路(ユーザーコミュニティや特定の流通とのコネ)を自社で持たない会社は淘汰されていくのだと思います。プラットフォーム以前にまず、販路やユーザーコミュニティを確保しなければ、話になりません。

DSの実用ソフト市場が縮小しても、福武書店は自社の会員という販路を確保できているので、「進研ゼミDS」を展開することができました。マーケットを握っているメーカーは強いのです。

しかしマーケットを握っていないメーカーがいまだ多く、普及台数に目を奪われて、迷走した所も少なくありません。今年こそ、自社の各タイトルのユーザーがどこにいるか、きちんと見定める必要があります。

「その他」と「任天堂」という図式は、
PSとSSが競っていた時代から続いてたんですよね。
当時としては「SCE対SEGA」と「任天堂」

PSとSSが時代のトレンドを追う一方、任天堂はマイペース。
その傍ら、バーチャルボーイとかサテラビューとか64DDとか色々やってたわけで。

時代は流れ、
・SEGAがハード事業から撤退
・PS3、PSPの普及の遅れ

という条件が重なり、今まで枠外だった(土俵に上がらなかった)任天堂が
飛び込んできてあれよあれよと言う間にトップを取っちゃった。

DSは当時、GC後継機とGBA後継機、DSの3本柱構想の一本で、
どっちかと言えば既存ユーザー向けではなく、VB同様の実験ハード。
Wiiにしても従来の任天堂ファン+PS系が取りこぼしたユーザーを取りにいく
タナボタ狙いハード(これは言い過ぎか?でも実際そうだし…)

「SCE対SEGA」と「任天堂」時代でも任天堂は黒字だったように、
シェアに関係なく自分の市場はがっちり守る。
そんな戦略でトップになっちゃったのは嬉しい誤算で、
さまざまな軌道修正を余儀なくされてしまったと。

それが「次世代ハード戦争」の名の元にごっちゃにされちゃったのが
ようやく整理されてきたという感じ…なのかな。

>大声で微笑む者 さん
SCEとサードパーティの関係に関して、根拠の無いことを書かれているようですので、非掲載としました。

>アルファコンプレックスさん
大声で微笑む者さんが「想像」として書かれたのならともかく、さも「事実」であるかのように書いていたので、非掲載としました。『ハルヒの激動』を取り巻く状況がブラックな想像をかき立てるのは自然なことですね。しょうもない内容でオタクを釣ろうとしたら、叩かれるのはオタク商売では日常茶飯事。

ちなみに運営方針についてのコメントはエントリーと無関係ですし、僕は「荒らし」として対処しています。さようなら。


それにしても、僕がWii『ハルヒの激動』について批判的なことを書くと、狂ったように難癖をつける人がいらっしゃいますが、どういう立場なのかなあ・・・・? Wii批判なんて誰もしてませんし、純粋にあの商品の売り方や内容に疑問を表明しているだけのこと。

そういう訳のわからない理由で食ってかかる人は、『ハルヒの激動』を購入してるんでしょうか? それともWiiのゲームはすべて最高ぅぅぅぅぅ! 文句を言う奴は全員許さない!! とよくわからない情念に突き動かされているのかな? 純粋に不思議です。

『ハルヒの激動』は必要も無いのに、リモコンを振り回す企画内容にしてるわけで、そんな安易な企画が増えるのは、Wiiにとって喜ばしいことではないでしょう。第一、任天堂自身だって、リモコンを振るゲームばかりではありません。

むしろ僕はWiiというライトユーザーの楽園を好意的に見てますけどね。ハルヒを出すのはおかしいだろう、という当たり前の認識を示しただけで。Wiiファンの人は、ああいう安易な企画を立てた連中を怒るべきでは? 道理をわきまえない人にはあきれますね。

ごめんなさい。わたしは件のハルヒについてはプレイしていない(する気もない)ので最初に謝っておきます。

現行世代ハードのゲームについて、やらなくてもいいことをやっている物が多い様に思います

通信機能、タッチパネル、マイク、リモコンヌンチャク。
使えるデバイスが増えて、出来ることは増えましたが、なにも使わなくても良いわけです。
「することが出来る」ことと「する」ことは別物です。

DSの場合はPC等ではあたりまえのポインティングデバイスとしてタッチパネルを使用するゲームも少なくないですが、
使用した方が不便なのに強要するものもあり、使用した方が便利なのに採用しないものもあります。

なにも使わなくても良いだろうと思わせてしまってはダメ(×)。
逆に使えばいいのにと思わせる方はダメ(△)なんですが、まだ良い方です。

「機能を使う」理由がエンドユーザー(プレーヤー)向けの視点からではなく、
ハードを選択するための口実でしかない場合(企画を通す等)なんでしょうね。
もしくは企画段階では「このハード」までしか決まっていなかったとか。

10年前。PS時代はROMからCDにメディアが代わってその容量故のムービーが流行りました。
しっかり魅せてくれたゲーム、普通に使ったゲーム、なんのために?と疑問なゲーム、色々あったと思います。
今も同じ様相だと思いますが、ユーザーインターフェースに直結するものは、
不満ではなく不便=苦痛となります。

誰に売るのか?どのようなデザインにするのか?そのためにはどのような機能・性能が必要か?
(機能・性能要件を満たすハードが現存しなければ、どこを妥協するか?)
までが詰まっていれば起こらないと思うのですが・・・。
任天堂は、詰めた結果ハード毎送り出すのですから、強いのは当然です。

サードーパーティとしては、ゲームありきでハードの選択をすべきで、
ハードのありきでゲームを作成する(Wiiだからリモコンを振らせよう、DSだからタッチパネルを使わせよう、ということ)のは間違いなんですよね。
昔に比べると、どのハードもそれなりの性能を所有していますし、一種独占というわけでもないので、
ハードに合わせてゲームを創る必然性はないわけです。

DAKINIさんは「任天堂は変わってなくて、それ以外が変わったんでしょう」と仰っていますが、
私はその逆か、もしくはどちらも変わっていないと思います。

うーん...

SCEは営業マン体質かもしれませんが、依然上から目線な気がするんですよねぇ。
まあ10年かかって出来上がってしまった「上から」が水平に戻るには、やぱ10年かかるんでしょうか。
ただ任天堂に対抗しているHD陣営ですが、ありものを組み合わせてもなぜか素晴らしい競争力を発揮するVAIO type Pのパッケージング力とvistaの不幸な出会いのような収まりの悪さが...MSもプロジェクトミッドウエイなどとアホな作戦名じゃなくてプロジェクトトロイとかにして三洋とかにでも筺体設計をやらしゃよかったのに。
お互いの強みで土俵際で残してしまってるところがなんとも歯切れが悪いな。
両者とも、そういう意味では非凡な会社ですからね。
ってかホントにまだまだ営業力を発揮してほしい。

>永遠の三等兵 さん
> SCEは営業マン体質かもしれませんが、依然上から目線な気がするんですよねぇ。

まあSCEは人が辞めた時期があったり、ソニーから出向で来てた社員がいたり、色々と人の面では混乱がありましたからね。良い文化が完全に残ったわけでもない。営業マン文化がもっと強く残っていたら、ここまで追い込まれることもなかったでしょう。

>両者とも、そういう意味では非凡な会社ですからね。
HD陣営2社については、本来のパワーは半端無いと思いますよ。
あれだけアホな事をやってても、現状程度の存在感は発揮できているわけで。

任天堂の圧勝も、この2社の自滅による部分が少なくない。
そういう意味では、任天堂はひきつづき油断せずに・・・・・ってのがこの1年ほど微妙なんで、心配かな。本来、人的リソースが大きい会社ではないので、冷静に手綱を引き締めないといけないのでは・・・・。

Wiiチャンネルの展開を見てると、『戦線』を拡大しすぎな気がするんだよなー。
キラーアプリならぬキラーサービスを作って、どかんと行くのが任天堂らしい展開なんだけど・・・・、WiiとDSのネットサービスに関してはWebサービスやテレビのサービスのアレンジばかり。いかにも優等生的。まあ唯一「うごメモ」が面白いけど、あれもキラーになるような類でもなさそうだし。

まー、PS陣営、XBOX陣営もそれは同じです。
プラットフォームホルダーは次世代の主戦場はネットサービスと思ってるようだけど、うーん、どうなんだろうねー、ってのが僕の感想。ネットサービスにおけるエポックメイキングを生み出す天才が現れるか、従来型の競争になるんじゃないかな・・・・。

Life with PLAYSTATIONやら、Wiiチャンネルやらには、あんまり大きな可能性は感じないかな。あって当然のモノにはなるんだろうけど、そこで差がつく感じがあまりしないんですよねー。

はじめまして

DAKINIさん、はじめまして。
いつもブログを拝見させていただいてます。
ゲーム業界に関して業界人の視点からの鋭い考察がたくさん有り、勉強させていただいてます。
何分、初めてのコメントなので失礼な点も多々あるでしょうがよろしくお願いします。

私がこのようなゲーム業界の二極化問題で考えているのが、それぞれの業界の将来性です。
将来性と書くと抽象的ですが、簡単にいってしまえばそれぞれのマーケットが拡大するか否かの話です。
もうすでに、このような二極化の現実が起こってしまったならば、次に考えるのは「どうやって成長を維持するか」になってきます
PS3・PSPに代表されるその他ゲーム業界に関しましては、今までのお話の中でまだまだ成長余地(潜在的ニーズ)があると感じられました。
しかし、Wiiに代表される任天堂業界はそれが感じられないのです。

と、いいますのも、私の実家は小・中学校に通う子供向けの塾をしているのですがそこで子供達の面白い話がでました。
子供達がそろって、「Wiiは面白くない」と話しているのです。
詳しく話を聞いてみると、Wiiの体感ゲームはやり始めは面白いがすぐ飽きてしまうとのことです。
ゲームをしているという感じがしない。それが子供達の意見でした。
面白い事に、そんな子供達が面白いと評価しているのゲームの殆どは、PSPのモンハンを代表としたサードパーティーが作っているものでした。
年代別で人口が違うとはいえ、本来最もゲームをする世代の子供達に指示を得られていないという事実(私の周りだけのデータですが)は、私には衝撃的でした
これから大人になり、ゲーム市場の中核となっていくであろう子供達の支持が無いというのはゲーム機としてどうなんでしょう。

今までのお話でありましたように、Wiiのメインターゲット層を「ゲームをやった事の無い人達」に絞り、その人たちをゲーム市場に囲い込んだのは素晴らしいことだと私も思います。
しかし、その新たに囲い込んだ人々によって獲得したマーケットを今後成長させていけるか、という点では難しいのではないでしょうか?
このマーケットを成長させるには①新たな顧客を更に開拓する ②獲得した顧客の継続的購買を促進する の二つしかないと私は考えます。
そのどちらも難しいと私は判断します。その理由としましては、今までに何度も話題に上がってますが。
①新たな顧客を更に開拓する・・・もうすでに国内市場では販売台数が落ち込んでいる。
②獲得した顧客の継続的購買を促進する・・・非ゲーム路線の顧客層の継続購買力に疑問(2009/1/8の記事及びその他情報より推察)
となります。
さらには、Wiiでソフトを出したがるサードパーティーがもういないという話もここで聞き、ますますWiiによる任天堂業界の将来性に疑問を抱きました。

ここから、私の勝手な推論となります。
この二つを考えますと、業界区分は出来てしまいましたが今後の国内ゲーム業界の1~2年は任天堂に逆風でサードパーティーには追い風となるのでしょうか?
業界区分もターゲット層がそもそも違いますから、悲観的になる要素はないかと思います。
任天堂業界とその他業界がどのように流れていくのか、是非とも聞かせていただきたいです。
今回、あえてDSの話を抜かせて頂きました。今の私ではそこまで話を大きく出来ません、申し訳ない。

思った事を書いてしまったら、何だか任天堂のネガキャンみたいになってしまいました。
問題があると判断されたなら、すぐに対処してください。

>M学生 さん
>Wiiでソフトを出したがるサードパーティーがもういないという話もここで聞き、
そんな話をしている人っていましたっけ?
明らかに誤読でしょうね。

ゲームらしいゲームを積極的に出したいかどうかは議論の余地があるところですが、『ファミリートレーナー』のようなカジュアルユーザー向けのタイトルは売れるわけで、そういったタイトルは今後も出続けるでしょうし、従来のファミリー向けタイトルも他に出すべきプラットフォームがありません。

サードパーティの意欲が減退している or リスク感が高まっているのは確かでしょうが、「もういない」などという極論的な状況ではないでしょう。まあゲーマー市場が活気づいているのは皆さん感じているとおりで、ライトユーザー重視に振れすぎてバランスが崩れてしまったのが少し揺り返していくだけでしょう。

なるほど

>DAKINIさん
>明らかに誤読でしょうね。
読み返してみましたが、確かに酷い誤読でした。お恥ずかしい限りです。

>ライトユーザー重視に振れすぎてバランスが崩れてしまったのが少し揺り返していくだけでしょう。
どの程度の揺り返しとなるかが重要ですかね。あるいは、サードパーティがどの程度まで揺り返す事が出来るかとも言い換えられますか。
経営上・開発上の問題はまだまだ山積みのようですね
かつてのPS2時代とまでは行かないまでも、現在の厳しい状況が少しでも緩和される事を祈ります。
一ゲーマーとしての意見でした。ありがとうございます。

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