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衰退史にまた新たな1ページが。

「LIGHTNING RETURNS」27万7000本,「スーパーマリオ 3Dワールド」約10万本などがランクインした「ゲームソフト週間販売ランキング+」
国内の据置ゲームソフトにおいて、異変が起きています。2013年に発売になった据置ゲームソフトで一番売れているのが『グランド・セフト・オートV』で、59万3370本。海外メーカーのローカライズソフトがトップを取るというのはこれまで無かった出来事で、据置ゲームにおける国内メーカーの凋落を印象づけます。

しかしまだ2013年は終わっていません。
『GTA5』を抜く可能性があるソフトとして挙げられていたのが『ライトニングリターンズ』と『スーパーマリオ 3Dワールド』の2本でした。

『ライトニングリターンズ』は27万7082本と非常に低調な売上でした。『FF13』が初週151万6532本(累計190万5979本)、『FF13-2』が初週60万5660本(累計88万1486本)だった事を考えても、半分以下の売上に減衰しており、FFシリーズの初動率の高さを考えると、ハーフミリオン割れは確実と言えそうです。

『スーパーマリオ 3Dワールド』は初週10万6967本と、WiiUらしい低調な売上です。マリオは初動率が低いから、初週ではわからない? では過去の実績を振り返ってみましょう。

■ゲームキューブ
スーパーマリオサンシャイン 初週 28万610本  累計 78万9989本(初週の2.815倍)

■Wii
New スーパーマリオブラザーズ Wii 初週 93万6734本 累計 456万7937本(初週の4.876倍)
スーパーマリオギャラクシー2 初週 33万7569本  累計 104万3028本(初週の3.089倍)
スーパーマリオギャラクシー 初週 25万6341本  累計 102万5664本(初週の4.001倍)

■3DS
New スーパーマリオブラザーズ2 初週 43万185本  累計 212万6029本(初週の4.942倍)
スーパーマリオ 3Dランド 初週 34万4698本  累計 188万3293本(初週の5.463倍)

■WiiU
New スーパーマリオブラザーズ U 初週 17万563本 累計 638,755(初週の3.744倍)

(※売上本数の情報は全てゲームデータ博物館より)

累計売上は初週の約2.8倍~約5.5倍となっています。
『スーパーマリオ 3Dワールド』に当てはめて累計売上を推定すると、30万1139本~58万4425本となります。

累計売上が初週の5倍近くまで伸びるのは携帯ゲームの場合で、据置ゲームはおよそ4倍ぐらいですから、現実的な推定値としては42万7868本あたりでしょうか。3Dゼルダに続いて、3Dマリオまで枯らしつつある現状が伺えますね。

またWiiUの売上台数は2万1002台で、前週の1万5906台よりは上がってますが、単にクリスマスが近づいた季節効果に過ぎない気も。


さて、今回の敗因を振り返るなら、1)WiiUがあまりに低調、2)2Dマリオと実質2.5Dのマリオを毎年のように連発したため飽きられている、3)3Dマリオ新作は箱庭系やギャラクシー系という期待感を裏切った、4)任天堂への信頼感が低下してファンがソフトを買わなくなっている、……の4点でしょうか。

実は最も深刻なのがファンの期待、ニーズを裏切っていることです。
据置マリオを期待したら、3DSマリオをHD化したような内容のソフトが出てきた……。
その対応への明確な「ノー」を突きつけられたのではないでしょうか?

ゲームを作りこむイメージで知られる任天堂が、携帯ゲーム機レベルのゲームをHD化した程度の内容で発売する……お手軽ゲームで暇つぶしするのが大好きな「なんちゃってゲーマー」ならともかく、心の底からゲームを愛する「真のゲームファン」なら衝撃を受けて当然です。

WiiUのローンチソフトが2Dマリオだった時点で相当ガッカリ感がありましたが、どうしてHD機が必要だったのか、まったく理解に苦しみますよね。他社はさらに高性能のゲーム機を発売するタイミングだったのに。色々な意味でゲームファンのニーズを汲み取れなくなっている、と見てよいのでしょう。

まー、そのなんだ、お腹がぐーぐー鳴っていても、「いえ、満足でございます。おいしゅうございました」と微笑み続けた熱狂的な方達もいらっしゃいましたからねえ……。まさか空腹でお腹が鳴ってるのは無視して、ブログやツイッター等の表層的な強がりを真に受けた……なんて事はないといいのですが(苦笑

そもそも開発者自身が一介のゲーマーであるならば、据置マリオに期待されているのが「携帯マリオのHD版みたいな内容」なのかどうか、自然体で判断がつきますよね、普通。コミットメントを勝手に口にした御方が短期間で政策可能な内容を強制しただけで、現場は誰もが懐疑的だった、という希望的観測を想像し妄想し、せめてもの慰めとしたいものです。


WiiU存続も一段と危うくなってきました。サードパーティのソフトが売れないだけでなく、自社タイトルまで売れなくなってますからね。しかしWiiUが失敗に終わったとしても、それは所詮短期的な失敗です。中長期的に大切なのは、ブランドであり、自社IPの価値です。

その中長期的な価値を破壊し続ける御方がいらっしゃる。ソニーの出井氏と同じ事になるのでは、と危惧した通りです。そして破壊王の偉大なる破壊活動はこの程度で収まるのでしょうか? 据置機で食えない現状、コミットメントを今年は無理としても、来年以降に実現するためには、そう、携帯ゲーム機に注力せざるを得ないでしょう。

すでにDS→3DSで市場は大きく減退しています。しかし一定の規模は残っています。それをすら破壊し尽くしてこそ、破壊の大王として衰退史に大きく名を刻まれるのかもしれません。

いや、まさかねえ……
まさかのまさかですよ……
全ての危惧を集め、あらゆる懸念を具現化する御方であっても、そこまでは……

と希望的観測を述べて、この記事を締めくくりたいと思います。


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