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話題はガンホーであって・・・・。

ガンホー1~9月期、営業益28倍の685億円に 10月単月は130億円売り上げ
ガンホー・オンライン・エンターテイメントが10月29日に発表した2013年1~9月期の連結決算は、売上高が前年同期比約10倍の1162億円、営業利益は同28倍の685億円、最終利益は同約15倍の426億円となった。

スマートフォン向けパズルRPG「パズル&ドラゴンズ」が引き続き好調で、前年同期を大きく上まわる実績に。10月にはテレビCMを投入するなどし、ダウンロード数は2000万を突破した。

10月月次単体売上高見込は130億円(前年同月比526.3%増)となる見込みだ。

業績は絶好調ですが、期待度が高すぎたせいか、株価はストップ安という……。
どんだけ期待がバブってたんだ!
外資系の容赦ない空売り大勝利、ガンホーにアルゴの大人売りが現れて屍が積み重なる

その一方で任天堂は上半期の決算が発表され、為替差益で経常利益こそ黒字だったものの、営業利益はいまだに赤字となり、WiiUの大苦戦が非常に重くのしかかっています。出荷台数のマイナス記載など、なかなかカッコいい数字も載っていて、終末伝説にまた1つ新しい花飾りが……。
任天堂社長「営業益1000億円は年末商戦次第」
 ――山内さんが持っていた株式はどうなるのか。

 「山内さんは約1割の株式を持っており、その動向には投資家も重大な関心を持っているだろう。まだ四十九日の法要も済んでいない段階。相続には投資家に迷惑のかからない方法で協力したい」

うーん、生前に対処しておかなかった辺りはなかなか不可思議ではありますが、相続税の支払いで株式の売却が行なわれれば、株式比率が低くなり、創業者一族の影響力が低下する事になります。オーナー一族とサラリーマン経営陣の間には確執が生まれやすく、日本の大企業でもしばしば悲喜劇が繰り広げられますが、オーナー一族側に有力な後継候補がいないという事情もあって、体質変換が起こる可能性も。

従来の組織文化とはかなり異質のため、社内的な混乱やそれに伴う粛清人事やリストラ組織の最適化&現代化が加速するかもしれませんね。いずれにせよ、迂闊に近づきたいくない万魔殿というか、混乱が収まるまではそっと遠くから見守っていたい感じです。

とはいえ、もはや大した関心も払われてないのが実情ですけど。


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PS向けで成功したコーエーテクモが業績絶好調、時価総額が大台に!そしてスマホゲームも新時代に突入!!

ゲーム株概況 コーエーテクモHDが初の時価総額1000億円超え!業績上方修正で
コーエーテクモの時価総額が初めて1000億円の大台に乗ったようです。
要因は昼間の業績の上方修正で、上半期の売上が9億円上方修正の154億円、営業利益が従来比4倍の16億円。6月に発売したPSP/PSV向けの『討鬼伝』が絶好調でリピートを重ね、出荷本数が47万本を達成したそうです。

スクウェアエニックスの時価総額が約1900億円、カプコンが約1300億円ですから、コーエーテクモの躍進の程が伺えます。この1年で株価が2倍近くまで上昇しており、非常に堅調に推移しています。コンシューマーゲーム市場では、明るい話題が乏しくなってきていますが、PSフォーマットでの成功が業績を押し上げ、時価総額も大台に乗る。なかなか興味深い現象ですね。

コンシューマーゲーム市場はもはや急成長が望める市場ではありません。ただ、堅調な経営が可能ではあって、サードパーティが手堅く売り上げているのも事実でしょう。「家庭用カラオケ機WiiU」の市場が崩壊し、国内の据置ゲーム機市場の将来が危うい現在、PSV/PS3/PS4のマルチ展開で市場を支えてほしいものです。


スマホゲームの市場も拡大が続いています。
ガンホー、LINEの2大企業が売上トップ10を独占する中、そこに食い込んでいるのがコロプラの『クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ』と『プロ野球PRIDE』です。8月以降のテレビCM攻勢によって、ユーザー数を急激に拡大しており、一時期のパズドラを思わせる伸びを示しています。

コロプラは社長の馬場氏が2003年に個人で立ち上げたサービス。ユーザー数の増加に伴い、2008年に勤めていた会社を辞めて会社を設立しました。実はグリーにも勤務していた事があるんですよね。コロプラの時価総額はすでにグリー(1900億)とDeNA(3000億)を抜いて、3300億円以上。

すでにモバゲーとグリーの時代は終わりを告げ、新たな王権が確立しつつあります。ガンホー(とスーパーセル)、LINE、コロプラはその代表格。さらにゲーム大手ではセガサミーもスマホ転換が進んでますし、バンダイナムコも豊富なIPを擁して着実にシェアを伸ばしています。SNS向けのソーシャルゲームでは、ONE PIECE等の集英社版権、ガンダム、アイマスなど、強力なIPを武器に大成功を収めました。


世界大戦の前哨戦というか。

ソフトバンク、スマホゲーム世界大手買収 1500億円
ソフトバンクが北米のAppStoreで売上ランキング上位に君臨するSUPERCELLを1500億円で買収しました。
スマホ分野におけるいわゆる「ミッドコア」ゲームの最大の旗手として知られる会社で、『Clash of Clans』と『Hay Day』のたった2タイトルで、月商数十億円を稼いでいる点も驚異的。12年12月期の売上の約100億円から、800億円まで急成長している、と言われます。

買収スキームとしては、ソフトバンクが8割、ガンホーが2割を出資して特別目的会社をフィンランドに設置し、その会社が既存株主から株式の51%を買い取るようです。ソフトバンクは過去にRock YouやZyngaにも出資していますが、当時と比べても桁違いの金額です。

ガンホーの『パズル&ドラゴンズ』とSUPERCELLの『Clash Of Clans』は過去にコラボレーションも実施しています。『Clash Of Clans』は国内のランキングでもトップ10位に入っています。両社の協業によって、ソフトバンクグループの世界市場制覇が一段と加速するのは確かでしょう。

独立性が保たれるとはいえ、またたく間に世界最大のスマホゲーム企業が誕生したに等しく、ゲーム産業が結局はサブ産業に過ぎない現実を突きつけられた寂しい思いがします。今後より巨大な産業の覇権争いに巻き込まれる形で、ゲーム企業やコンテンツ企業の世界規模での買収と再編が進んでいく、その前哨戦が始まったように思います。


今後3~5年以内には、数千億円規模の買収が複数行なわれる可能性は濃厚です。
国内企業はスルーされる可能性も結構ありますが、世界規模での大再編は確実に進むでしょう。既存のゲーム大手では、世界的なシェアという点で魅力のある企業は任天堂1社、国内市場だけに注目してもバンダイナムコグループの合計2社ぐらいでしょう。

任天堂については、オーナー側の握力が弱まるタイミングで、買収を仕掛けられる警戒は必要でしょう。企業というものは、現金を抱えているから買収されないという訳ではありませんからね。時価総額1兆6000億円、51%握るのに1兆円掛かりませんから。ゲーム産業ではいまだ王者でも、他産業の強豪からすれば、大した金額ではありません。

とはいえ、買収する側にとっては、任天堂が勝手に自滅するのを待つのが上策でもあります。逆に任天堂側としては、自滅しないこと、時価総額を落とさない事が肝要です。非現実的な路線に固執して、時価総額が1兆円を切るような事態を避けなければいけません。時価総額が低迷して買収されてしまえば、ポリシーなんて粉砕されてしまいます。

買収する側は必ずしも開発チームが欲しいとは限りませんからね。膨大なキャッシュとIP資産だけで十二分に買収メリットがありますし、どれほど強引に買収したところで、開発の拠点が国内中心で、開発者の大半が日本人な以上、どうせ辞めやしませんから。そもそもどこに逃げ場があるのか。無いわけですよ。Wiiで5年以上もゲームを作っていた訳ですから、性能の必要なゲームも少ないし、今さらスマホゲームを嫌がるなんて事は無いでしょう。

無論ファンにとっては悪夢でしょうから、そういう事態を招かないよう、非現実的な路線も程々にして、一定以上の時価総額を維持し、買収を歓迎する株主の方が多くならないよう、投資サイドとのコミュニケーションを丁寧に行なっていただきたいものです。


グラフィック厨のライター大先生神様が何故あのハードを積極的に選ぶのか。

Wii 生産終了へ。Wii Uがんばれ。
スプリンターセル・ブラックリストをWii U版で購入。
プレイして最後まで到達。

 この種のアイテムセレクトの多いゲームはWii U GAMEPADでのプレイは好感触だった。

 PS3,Xbox360のマルチタイトルは、今後も、実験的な意味合いを込めて、Wii U版を買ってみようかと思った。

 チューニングが徹底されずにフレームレートが低いタイトルもあるようだけど…まぁ、そこは、割り切って。
提灯がいかんとは言いませんし、ステマも構わないのですが、さすがにキャラ違いすぎるだろ(苦笑
ま、PS4とXbox Oneが出るまでの「つなぎ」「気の迷い」に過ぎない気もしますが。

実の所、そういう突っ込みを呼ぶための「釣り」の一種なのかなあとも思うんですが(笑


狂信の世界を垣間見せてくれる品格のある文章に脱帽。

偉大な人物がこの世を去った時、その死を利用して、自らの主張を正当化しようとする人間が現れる事があります。そのような人間を目にすると、哀しみがこみ上げてきますね。

任天堂・山内溥氏が守った「ゲームの品格」
山内時代の任天堂の歴史とは、ビデオゲームが社会と折り合う歴史と言い換えることもできます。売り切りのパッケージ商品を普及させることで、ゲームやりたさに犯罪に手を染めてしまうほど際限なく100円玉をつぎ込んでしまう課金型の悪習を食い止めました。

昔は任天堂もスペースインベーダーのパチモン作ってたような気がしますが、きっと気のせいですね。
写真で見るインベーダーブーム時代の任天堂

犯罪云々でいえば、ファミコンゲームのかつあげ、とか、色々ありましたし、玩具業界の慣習としての抱き合わせ商法とか、社会的に誉められない商法もまた話題を呼びましたよね。

壊れにくい安全なゲーム機を作ることにもこだわりました。修理依頼があると、ユーザーが貼ったシールをそっとはがし、修理後の同じ箇所に貼り直して返送するといった心遣いで、お客の心をつかみました。
壊れにくいゲーム機を作ることと、修理対応の仕方がどう繋がるんでしょうか。修理している時点で壊れてますけど……。

かつてのソーシャルゲームとは違い、内容はよりビデオゲームらしい動きのあるものとなり、追加課金型ですが、各社、課金のしすぎを抑制するよう、留意するようにもなりました。ゲームでつながる他人は、敵ではなく仲間という位置づけとなりました。
えっと、健全か不健全かは画面に動きがあるかどうかで決まるんでしょうか? 課金しすぎを抑制したにもかかわらず、パズドラがあの売上だと本気で思ってるんでしょうか。算数できないんですかね(苦笑 あと、ゲームで繋がる他人が敵ではなく仲間というのは、ソシャゲで流行ったレイドボスの仕組みですよね。


ここまで凄い電波文章も近年稀に見ますが、当然のようにここまで来ると、同じ任天堂ファンからも突込みが入ります。
ゲームの品格を上げるためにゲーム全体を悪者にしないで欲しい
・犯罪に手を染めない限りお小遣いの範囲でまかなうしかないゲーセン、自宅内ならいくらでもプレイできてしまう家庭用ゲーム、ゲームのやり過ぎでいったらどっちもどっちじゃなかろうか。目の届かないところでゲームというなら携帯用ゲームだって同じこと

・ゲームやりたさに「ごく一部で」起きうる犯罪としては、パッケージ販売にだって犯罪は勃発してた。ドラクエを恐喝で奪われた事件も新聞を賑わせたし、実際自分の時もドラクエ4を買った帰りに買えなかった大きいお兄さんにからまれたことがある。

確かに任天堂は子供たちのためにいろいろな施策を講じてきたし、子供を大事にしてきたゲーム会社だとは思う。でもだからといって同時に強引な理論によってゲーセンを悪者にしなくてもいいじゃないか。そして任天堂やファミコンだけをまるで純真無垢な正義のように扱わなくてもよいのではないか。僕にはそう思えてなりません。
まさに正論ですね。というより、他社を貶めないと、任天堂を誉められないんでしょうか。そういう文章のどこに「品格」があるのか僕には理解できません。

ソーシャルゲームの課金はたしかによくない問題を起こしたし、そこに一石を投じたのは確かにパズドラだと思うけど、「森下社長が任天堂を尊敬しているから任天堂の品格」って、いやたいていのゲーム関係者は任天堂尊敬しているだろ……。パズドラはたしかにすごい、でもそれはパズドラがすごいんであって別に任天堂がどうこうという話でもない。
この数年の任天堂を誉める材料が少ないのかもしれませんが、ガンホーと言う別企業を持ち出してくる論法には舌を巻きます。穢れきったソーシャルゲームに押されてしまった岩田社長は山内氏の志を継ぎきれなかったという事で、任天堂の次の社長をお願いしたらどうでしょうかね(苦笑

はてなブックマークでの反応を見ても、「品格」という表現や、アーケードゲームを貶める論法への違和感を表明している方達がいらっしゃいますね。その中でまさに同意な意見の1つは……
山内氏が存命なら「アホか」と一蹴しそうな記事。任天堂が大事にしてるのは品格なんて気取ったものじゃなく「信頼」だよ。だから今でも花札を売ってる
誉めるなら、今の任天堂を見て、しっかり良かった探しをしてあげて、そこを誉めてあげたらどうでしょうか。アーケードゲームを悪者にしたり、他社の成功を無理に実例に仕立て上げる必要はまったく無いと思います。


ソフトウェアが自由になる未来福音に乾杯♪

Windows版が出ることで脱Wii/WiiUを果たした『ドラクエ10』。そして先日発表されたドコモとスクウェアエニックスのタッグによる、クラウドゲーミング版。ドラクエがマルチプラットフォーム化する流れをまざまざと感じさせる動きでした。

しかしそれだけには留まりません。
ここにきて『1』~『8』の8作品を全てスマホで展開すると発表しました。さらにドラクエモンスターズの最新作もスマホで展開するそうです。
スクウェア・エニックス、『ドラゴンクエスト』シリーズ「1」~「8」までスマートフォンで展開決定! 完全新作『モンスターズ スーパーライト』も発表

この流れを見れば、ドラクエ最新作もスマホで展開される可能性が高くなってきた、と言えそうです。無論、3DS版も発売してもらえるかもしれません。またレベルファイブの『ワンダーフリック』のPSVita、WiiU、PS3、Xbox One、PS4、iOS、Androidの7機種マルチような多機種展開もありえますね。


ドラクエという国民的なゲームソフトが単一のメーカーのゲーム機に無意味に独占される事が無くなりつつあるのは非常に喜ばしい流れですね。『FF』はMMORPGの『FF14』がPCとPS3/PS4で展開され、『FF15』もPS4/Xbox Oneでマルチ展開されます。

ドラクエとFFの2大ソフトが自由になったのはゲーム産業にとって大きな前進ではないでしょうか。さらに『モンハン』も……スマホ版やMMORPGの『フロンティア』は既に自由を得ていますが、ナンバリングはもう少し掛かるかな? ま、時間の問題であるのは言うまでもありません。

ソフトウェアを強奪した上、販売本数を低下させる「強奪主義」は風前の灯火
ゲーム産業は一歩一歩明るい未来へ進んでいますね。むしろこれからは、スマホ等のグローバルなデバイスの部品やOSを流用する21世紀版「枯れた技術の水平利用」こそが求められるのかもしれません。

その旗手はSCEです。プロセッサ等は汎用品を用いて、開発費を低減させる。スマホ等の汎用デバイスからの移植しやすさも十分に考慮した開発環境を用意し、携帯機と据置機のマルチ展開もスムーズに。PSP/PSVita、PSP/PS3、PSVita/PS4のような自社間のマルチ展開もしやすい。ユーザーにはネットワークサービスで滑らかな共通体験を提供する。当然の事を自然に行なえる。この快適さを実現したSCEの技術陣には大いなる拍手を。

ゲーム専用機もまたスマートデバイスという巨大市場に接続していく。ガンホーの『パズル&ドラゴンズ』のダウンロード数が示したように、いまや国内だけで1000万、2000万というプレイヤーにリーチする事も十分可能な巨大市場。その環境に背を向けるのクリエイティブの観点からもおかしなことです。


一方で、自社の携帯機と据置機の間さえ、ユーザーに滑らかな共通体験を提供できない会社もあるようです。ディベロッパーには奇怪な仕様の低性能ハードを強要し、マルチ展開のビジネスを破壊した挙句、ちっぽけな市場しか提示できないプラットフォームホルダーも存在するらしいのです。

何を考えているかはまったく理解できませんし、理解したくもありませんが、技術的展望など皆無なのでしょう。しかし大丈夫、その会社は既に携帯機と据置機の部署を統合しています。次世代携帯ゲーム機を「統合機」や「第3の柱」と称して発売し、据置ゲーム機に相当するハードを発売しなければいいのです。自尊心を傷つけずに、実質的に据置ゲーム機から撤退できるのです。見事な伏線、将来への布石と言えるでしょう。

1機種だけに絞れば、複数機種のマルチ環境をサポートする必要は無く、ネットワークサービスの開発も手を抜けます。自社の技術力に見合った素晴らしい選択と言えるのではないでしょうか。無論、統合機1機種しか存在しないにも関わらず、マルチ環境を実現したァ!!!!ドヤァァァァァ!!!!とドヤ顔する事も、厚顔無恥ならば可能です。

無論、おそらく今から本気になって投資すれば、最前線で戦うことは可能でしょうが、現状を招いた経営幹部達が自分達の技術力の不足を、ビジョン不足を素直に認めたり、巨額の技術投資を行なうかといえば、おそらくしないでしょう。

DSやWiiの成功体験に頑迷にしがみつき、小手先のインターフェース技術に投資して、貯金を減らしていく。当然のようにそのような安易な道を全速力で駆けていくに決まってます♪
任天堂、パナソニック子会社に出資 新ソフトウェアエンジン開発

いやはや。
あと5年ぐらいは再浮上することは無いのかもしれませんし、そのまま再浮上は無いのかもしれませんし、なかなか大変ですね。肥沃な新大陸で人々がゲームの新しい地平を切り拓いていく一方で、かつて天空に浮かんでいたお城は藻屑になって海の底に沈殿していく。


数年後に振り返るためのメモ: 滅びつつあるゲームを立て直す気も能力も無いのだろうか?

いや、まあ、ゼルダの事なんですけど。

本格的に売れなくなってきた、というのは『スカイウォーソード』辺りから明らかなんですけど、欧米でも存在感が落ちてきていて、クラシックゲーム扱いになりつつあるし、国内は『テイルズ』以下どころか、『ダークソウル』以下のタイトルになっちゃいましたよね。フロムソフトウェアの作ったゲームが任天堂の看板タイトルよりも支持される……5年前にそんなこと言ったら、狂人扱いされてますね(苦笑

現象としては2つあって、1)ガチゲーマーが見放しつつある、2)ライトユーザーは付いていけない、という事です。実は『ゼルダ』に限った事ではないんですけど、ゲーマーとカジュアルユーザーの二極化が激しい状況で、その谷間にスポッと落ちてしまった。

下記の記事でも論じましたが、「マニアックな題材やゲームを無理にライトにしようとして、誰も欲しくないゲームにしてしまう」病気に掛かっていて、DSの成功体験が悪い方向に作用してるのかもしれませんが完全に時代錯誤な会社になってしまいました。
無邪気で天然な「善意」こそがコンテンツを破壊するラスボスになり得る恐ろしさ。

『The Woderful 101』に関しては、たいしてプラチナゲームズのゲームを好きでもない人間に担当させたからこうなった、というのが結論でしょう。だってファンなら、あんな改変させるはずないもの。好きでもない人間が小利口な事をしてスポイルしてしまうのは、任天堂に限らず、DSやWiiの頃から『428』のようにちらちら事例はあったんですが、そういう物は本当に通用しなくなりました。

全体論としては、ユーザーの嗜好が細分化されたってことですし、表現力が上がってこだわりの差が出るようになってきたってことですが、要は大してこだわってもいない事がバレてきたわけです。シリーズで毎度のように見た目が変わるのも、はっきり言ってブレすぎでしょ。『風のタクト』→『トワイライトプリンセス』→『スカイウォーソード』で何回変わったんだと。おまけにWiiUのゼルダデモはまたまたリアル系になってる。他社のシリーズでそんなにブレブレなのは他に無いですよね。

今回の『タクトHD』にしても、短期的な売上を確保するためや、開発者の言い訳のためだけに出したような内容で、ウンザリします。この人達、『風のタクト』で大胆に絵柄を変えた言い訳をずっと10年間し続けてたのか、と思って愕然としますよね。そんなにアニメ調がいいなら、何があろうとも貫けばいいじゃないですか。ふらふらブレまくって、みっともない。何のポリシーも感じませんよ。恥ずかしくないの?


難易度についても、任天堂は伝統的にゲーマー軽視の傾向が強く、今回の『風のタクト』の高難易度モードもいかにも取ってつけたような適当な作りです。

ただ難しくすればいいわけじゃない。そんな当たり前の事もわからない。条件を厳しくすれば、それを達成した時点での達成感が大きくなる。それはそうなんだけど、クラシックゲームの考え方であって、今時そんな程度では十分ではありません。

細かく課題とやり応え(上手くやれた!)を提供しなければならない。上級者モードほど、1つ多くのことを考えたり、テンポを上げたり、プレイの緊張感と解放を密度高く設定しなければならない。単純にリソースを厳しくすれば、全体としての難易度は上がるけれども、細かい所での手ごたえは上昇しない。

例えば『ベヨネッタ』のノーマルとハードの違い、マハーカーラの月を装備すると、別ゲームになったような面白さが出てくる点など、あるべき考え方の1つが体現されてますから、開発者の人達は謙虚に遊んでみたらどうでしょうか。

HPのリソース管理がゲームの面白さの大きな主軸であれば、HPのドロップを絞るのは悪くありませんが、ゼルダってそういうゲームだったっけ? 初代ゼルダは振り返ってみれば、そういう側面もありましたけどね。3Dになって以降のゼルダは、そこに面白さの軸があったとは、とても思えないんですけどね。

リソース管理するゲームって、今のゲーマーからすると、そもそもあまり面白くない事が多い。昔はよくこんなキツいゲーム遊んでたなあ……というのが普通の感覚ではないですか。昔はそんな程度でも、熱く遊んでくれていたのは確かですが、今となってはね。

5年後、10年後にはマリオとポケモンしか残ってないんじゃないか。そう思うと、悲しいですね。


『3Dワールド』は初出時こそ3DSの『3Dランド』の焼き直し感が漂ってましたが、最新情報やPVを見ると、なかなか面白そうな部分が見えてきています。ネット上のファンの反応も若干上向いた印象を受けます。もっともそこまで熱心に事前情報を見てくれる人達って、かなり限られてますし、『マリオギャラクシー』が初めて登場した時のようなインパクトはありません。

こちらも「詰み」に向かいつつあるな、というのは否めず。全部が「詰み」になる前に、新しい物を作らないといけないし、従来の物もチャレンジしないといけない。今は逆のことをやっていますよね、どう見ても。おまけにDSやWiiの頃に生み出したタイトルも無造作に扱って、どんどん駄目にしている。Wiiシリーズは『鬼トレ』と同様に黒歴史扱いなんですかね?


ま、経営が悪いんですよ。この歳になって色々な会社を見て思うのは、会社が駄目になるのは経営が悪いのです。経営者がリスクを取って、クリエイティビティの高い事をしなければ、社員はクリエイティビティーを発揮しません。いくら壇上から叫んでも無駄です。社員は経営者を映す鑑です。

経営者が自分自身を客観視せず、適切な批判を受け入れず、メディアが無理解なのが悪いんだ悪いんだ悪いんだ……なんて自閉モードに閉じこもれば、社員だって自分を客観視できなくなります。経営者が一度受けたネタを何度も繰り返し、「面白いものを作る」から「自分をもっと誉めて」という姿勢になれば、社員だって続編とHDリメイク、そして安易な難易度モードで十分と考えるのは自然です。

アンチを潰せば、問題が解消するわけではない。根っこに「ゲーマー軽視」があるから、安易な難易度モードのゲームばかりになるし、従来のファンも徐々に離れていってしまう。今や「傲慢」「怠惰」というより、ただの「甘え」が満ち満ちている。

本体値下げ、続編乱発、HDリメイク、……。他社を大声で批判していたにもかかわらず、自社にブーメランで返ってきている。要は何のポリシーも無く、ユーザー視点でもなかった。時流に乗って調子こいた事を言ってただけ。ま、人間だからそれはしょうがないんだけど、「傲慢」「怠惰」を通り越して「甘え」の域にまで来ると、いよいよ危険信号です。

長期的に落ち込み続ける恐れが濃厚になってきました。「甘え」だけはいけない。ま、無理なんだろうな、と思いつつ、数年後に振り返るためのメモとしてこのエントリーを残しておきます。


1つの時代の終焉というかね。

ユメノソラホールディングス株式会社との資本業務提携(全株式取得)の合意に関するお知らせ
家庭用ゲーム(AQUAPLUS)とPCゲーム(Leaf)の両方でブランド展開するアクアプラスが、「とらのあな」で知られるユメノソラホールディングスの傘下に加わるようです。

第三者割り当てではなく、既存株主の株式を100パーセント買い取るやり方のため、アクアプラスが経営難に陥ってそれを救済するというケースではないでしょう。アクアプラスの社員は数十人しかおらず、版権収入もあり、コンシューマーゲームも堅調ですから、全株式を売却しなければならない事態とは到底考えられません。

コーエーテクモがガスト(経営は好調)を買収したのと同様で、事業拡大したい企業と、長年続けていた事業が安定化して「あがり」たいオーナー経営者の思惑が一致した、という理解が妥当でしょう。アキバ系の流通ではアニメイトグループがかなり強くなってますから、とらのあな側が競合のアニメイトグループに対抗してM&Aを推し進めた、という解釈で良いと思います。

下記のブログの記事が的確な考察を行なっています。

とらのあなのアクアプラス(Leaf)買収について考えてみた
○とらのあなが買収するメリット

とらのあなとしては、先行している「アニメイトグループ」をにらんだM&Aだと思います。
上場を目指していたとらのあなからして、アダルト部分は切り離そうとしていたこともあって、その数年間でアニメイトグループに遅れを取りました。その差を埋めるためのM&Aじゃないかなと思います。ただの販売店からの脱却を目指す方向にシフトしたのではないでしょうか。

そのため、純粋にコンテンツそのものを自社流通独占で販売するというのはありません。
それは単純に販路を狭めるだけで得になることは何もありません。
なのでゲームや音楽CDとかは急に販路が変わることは無いので安心していいと思います。
ただ、とらのあな自体が店舗特典を有意にすることはあるでしょうが。

それよりも大きく変化しそうなのはグッズ関係ですね。とらのあな専売が増えると思います。

グッズというのは、コンテンツ販売後、そのコンテンツが評価されたら長期間売上に反映されるものですが、最近は、グッズ屋さんも増え差別化というのは難しくなりつつあります。そこでコンテンツを抱えた上でそのグッズを専売することで差別化や収益化を狙っているようにも思えます。

特にとらのあなの場合は全国に販路を持っていて、更には通販部門もそれなりに売上を上げていると推測できますので、この可能性はあろうかと。1からコンテンツを制作するよりもスピーディに新たなコンテンツをゲットできる点ではアクアプラス買収は悪くないのではないでしょうか。ネームバリューもありますし。

流通側としては他流通よりも優位に独自性の高い商材を確保したいし、流通以外の利益率の高い事業にも進出したいと考えるのは自然な流れです。特に美少女ゲーム業界は、業界の風土として、資金の無いメーカーに対して開発資金を貸し付けたり、事前発注によって開発資金を提供するケースも多く、流通側とコンテンツメーカー側の結びつきは強いですし、一般論としても流通側がコンテンツホルダーを囲い込む流れは自然なものです。

逆にメーカー側のメリットは何かですが、会社視点でいえば、資本力のある企業の傘下に入ることで、経営を安定化し、社員にとって安心して働ける環境を作ることが第一です。コンシューマーゲーム等も手がけていく以上、資金力はあるに越した事はありません。

ただそれよりもオーナー経営者にとってはどこがゴールかという問題があります。一般論としては上場が1つのゴールですが、美少女ゲーム会社を上場させるのはなかなか大変ですし、上場そのものが会社の文化を破壊してしまう恐れもあります。であれば、アキバ業界の中でより資本力のある企業に買ってもらうのはExitとしては魅力的でしょう。


自社タイトルのブランドを潰して何がうれしいのかな・・・・。

「モンスターハンター4」が3週連続1位。「閃の軌跡」「無双OROCHI2 Ultimate」「ARMORED CORE VD」など新作多数の「週間販売ランキング+」
『モンハン4』も徐々に落ち着いた売上になってきましたが、継続的に売れやすいタイトルですから、300万本は確実に超えるでしょうね。400万本はちょっとわからない雰囲気。モンハン自体のブームは落ち着いてますから、浮動票的なユーザーが見込めないとか、じわ売れロングテールが細っていて、比較的初期に飛びつくモンハンファンが中心に動いている、という理解かな。

無論、発売時期が年末商戦期か秋かという違いはありますが……。初動がPSP「3rd」と同程度だっただけに、400万本ありえるのでは、とか、「モンハンブームが終わったと言ってるヤツのあほさ加減が露呈」的なことを叫んでた一部熱狂的な方達の妄念がやや揺らぎ始めちゃったかな。

現状でもすごい売上ではありますが、3DS移行に伴い、ブームを醒ましてしまった点は否めませんね、やはり。PSVita+PSPのマルチ展開だったらどうなっていたか。想像の余地は大いにありますね。300万本でも400万本でもすごい数字であるのは変わりませんし、スマホが普及した今、いずれにせよ、「3rd」越えはなかなか難題なのかもしれません。


『ゼルダの伝説 風のタクト HD』は3万本とまさに地を這うような売上ですね。WiiUも5,909台しか売れておらず、まったく牽引できていません。任天堂ファンでさえ、ほとんどソフトを買わない。それが今のWiiUの現状です。ファンにそっぽを向かれています。

リメイクとはいえ、この程度の売上に留まってしまえば、ブランド価値を低下させてしまうわけで、任天堂はゼルダを使い潰すのではなく、スクエニにおけるドラクエやFFぐらいには大切に扱ってあげてほしいですね。


発表されている内容を見る限り、ファンの期待には応えていませんよね。後半の苦行のかわりに正規のダンジョンを追加して欲しいというのがファンの本音なのに、プロデューサーのコメントを読んでも、テンポ良く進められるようにしました的な話でしたからね……。

実際にはファンの求めている事はわかっていると信じたいのですが、会社都合を優先したような作りにしてしまう……その結果本体が売れるかと言えば引っ張れないし、ソフトも売れない。いったい何がしたかったんでしょうか? WiiU本体やローンチタイトルの数々、さらにこのゼルダといい、任天堂ファンは出せば買ってくれるはず……という甘えた気持ちが伝わってくるだけです。

甘えるなよ!というファンの冷たい怒りをしっかり受け止めていただきたいものです。DS&Wiiのバブルで捕まえたカジュアルユーザーがいなくなっただけじゃない。従来ファンだった人達の大半が無言の不買抗議をしている。ファンをスルーしたまま、Wiiの成功体験という夢を追い続けるようであれば、末路は知れたものです。

そもそも評判の悪かった『風のタクト』をリメイクしようという姿勢から間違ってますし、だんだん良さが伝わってきた……みたいな自画自賛の「社長が訊く」を呼んでも、率直に反吐が出ます。座談会でキャッキャウフフな会話をすれば、熱狂的な人たちがコロッと信じてくれると本気で思ってるんでしょうか? ユーザー舐めるのも大概にしろよ。

『風のタクト』はそもそもあのゼルダに汚点をつけたタイトルでしょう。もし出すなら、徹底的に作り直さなければいけないはずなのに、HDリメイクなんぞでお茶を濁してどうするんでしょうか。ローンチに間に合うなら、まだ多少の価値はあったかもしれませんが……1年近く経って出すソフトなのか? 判断力を疑います。

一部熱狂的な人達は、任天堂機でメイン展開されないFFをブランド価値が下がったとか何とかほざきますが、『FF14』と『ドラクエ10』の熱量の違いを直視すべきですよ、現在の任天堂機にどれほどのゲーマーがいるのか? ゼルダを腐らせてしまった事実をどう捉えているのか。日本ではハーフミリオンさえ届かないし、HDリメイクとはいえ、5万本にも届かないなんて、無惨すぎますよ。欧米でさえ、退潮傾向は否定できません。最もゲーマーに支持されてきたタイトルを腐らせつつある。そしてファンにさえ見限られつつある。


PS3以上の自滅感。PS3は性能が高かったのと、サードパーティの大作ソフトが予定されてましたから、後半から立て直せましたが、WiiUのどこに未来があるのか。『マリオカート』と『スマブラ』を発売して売り逃げするハードにしか見えません。

『英雄伝説 閃の軌跡』はPSVita版が81,622本、PS3版が67,718本で、PSPのみに出していた頃に匹敵する数字を達成しており、SCEの進める携帯機/据置機マルチ戦略が成功を収めつつあります。それにPS4も加わってくれば、PSVita/PS3/PS4のトータルで、従来通りのビジネスが続けられる可能性が高く、サードパーティも安心です。

任天堂もWiiUと3DSで同じソフトが展開しやすくなるような工夫をしておけばよかったのに、無策でしたからね。真性の馬鹿じゃないかな、と思うほど、技術的なビジョンがありませんよね。ビジョンという程ご大層な物も要らないんですけどね、普通に考えればわかる事がわからない。馬鹿としか思えない。

要はたまたま当たったホームランの感触が忘れられなくて、将来のことをしっかり考えなくなってしまった。前と同じ事をやればいい、一度受けたネタを何度も繰り返せばいい、三流芸人みたいな会社になってしまった。最近の馬鹿みたいな「直接」連呼もそうだけど、ホント、なっさけないよね。

一度受けたネタを何度も繰り返すの、みっともないと思うし、社内のクリエイターに悪影響あるんじゃないですか。そもそも「直接」ネタにしたって、内輪ウケっぽいネタだし。ホント、芸が無い。知恵が無い。経営幹部の能力と先見性を疑わざるを得ません。せめてファンは裏切らないであげて欲しいですね。


ソフトの価値を絶対に守る!!!!

と言っていた企業が全然守ってない……という指摘は今さらすぎますが、最近の施策は何ですかね……。

WiiU すぐに遊べるファミリープレミアムセット

WiiUは在庫処分というか、1台でも多く売っておきたいという気持ちはわかるのですが……。

ニンテンドー3DSソフト 2本買うと”もれなく”もう1本

『Wii FitU』を実質無料で配布したり、ソフトを2個買いのオマケに付けたり、最近自社ソフトを無造作に扱いすぎてるような気がしてなりませんが、ただでさえ本数が限られているのだから、もっと大切にしたらどうでしょうか。

その一方で、ソフトは遊んでもらってナンボですから、買ってもらえないよりは無料同然でもとりあえず遊んでもらった方がいい、という考え方もわからないではありませんが……。

ソフトを安売りするのが大好きな会社になっちまいました。



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2013-10

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