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第1四半期が営業赤字でも、通期では営業黒字1000億だ、わかったな!

平成26年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
任天堂の第1四半期決算が発表されましたが、苦境はまだまだ続くようです。
売上高が815億4800万円(前年同期比32億減)、営業利益が49億2400万円の赤字(前年同期比54億円プラス)、経常利益が86億2400万円(前年同期比445億円プラス)となりました。

為替差益が169億円発生しており、アベノミクス万歳という感じですね。これがなければ、さすがにお化粧しきれなかったかもしれません。本業の儲けを表す営業利益で49億円の赤字という事態はなかなか重く、いわっち社長の営業利益1000億円のコミットメントまで、残り1049億円。普通に考えれば不可能ですが、通期の決算予想は据え置いており、上場企業として無責任極まる姿勢が鮮明になっています。

儲かっている間は適当にやっていても見逃されてきましたが、不調な際に適切な情報開示を行なわないのは、企業としてモラルの低下が心配されます。資本市場における責任放棄ですね。決算予想が社長の思いつきレベルのいい加減な数字で計画されているのだとしたら、もはや自らの手で上場廃止したらどうでしょうか? 糞ベンチャーが糞上場して糞決算を露呈するのと大差なく、娯楽産業の特殊性を言い訳にして、経営の責任を放棄していると言わざるを得ません。

任天堂「Wii U」、4~6月は世界16万台にとどまる
任天堂が7月31日に発表した2013年4~6月期(第1四半期)連結決算によると、同期のWii Uの販売数は世界16万台(うち国内9万台)にとどまった(1~3月期は39万台)。通期の販売数予想は900万台としているが、その2%にも届いていない。ソフトの販売本数は103万本だった。

この販売台数というのは、小売店頭での販売台数ではなく、任天堂から流通への出荷販売台数のことです。それにしたって16万台という数字は非常にショッキングで、通期予想の900万台に対して2パーセントにも満たない進捗率です。現状で通期予想を変更しないのは、さすがにクレージーでしょう。

WiiUの4月から6月の販売実績が16万台の意味と課題を数字から読み解く、値下げの時期など
2013年6月に提出された有価証券報告書では次のようになっている。
ホームコンソールゲーム機の生産実績が1882億円。一方、販売実績が1369億円。
これを見ると、だいたい500億円分のゲーム機の在庫が任天堂側にあることになる。
ちなみに、携帯ゲーム機は生産が2428億円、販売が2272億円とバランスが良い。
これと比べると、如何にホームコンソールゲーム機の在庫が異常かわかるだろう。

任天堂が抱える据置ゲーム機の在庫が約500億円。ゲームキューブ時代を髣髴とさせる大暗黒期の再来となりました。いわっち政権がゲームキューブ発売後に始まった事を思うと、結局振り出しに戻ったわけですね。

任天堂IR: 2013年度Q1。夜明け前が最も暗い
4.感想:
・3DSは昨年に天井を打ち、既に下降線に乗っている可能性が高い
・Wii Uを救うのは困難。逆ザヤは依然大きい。タブコンなし廉価版等、抜本的な見直しが必要
・通期での目標達成は困難だろう。営業益を対象としているコミットメントの達成は特に
・現経営陣の退陣と、来年度における事業の抜本的な見直しの可能性は高まった
・現経営陣の進退がかかっている以上、ガイダンスは中間決算では据え置かれるのではないか

それにしてもWiiUの現状は悲惨の一語で、なんとあのPS3よりも酷い。
PS3はなぜ失敗したのかよりも深刻な、任天堂はなぜ失敗したのか状態。いや、理由はPS3以上に明白ですけどね。PS3は後半になって回復してきましたが、低性能機のWiiUにその可能性は薄いでしょう。
   3Q 4Q 1Q  計
PS3 170 180 70 420      
WiiU 306 39 16 361     

ソフト
PS3 520 810 470  1800
WiiU 1169 173 103 1445

いわっち政権がいつ退陣するのか。
プレッシャーは一段と強まりそうです。個人的には非常に残念でなりません。経営者としての資質はもはや疑問符だらけではありますが、3DSの次、WiiUの次を見せてほしかったと思います。


ゲーム市場の近況にも触れておきましょう。
「逆転裁判5」25万本,「ドラゴンズクラウン」合計17万5000本,「魔女と百騎兵」4万9000本など,新作多数の「ゲームソフト週間販売ランキング+」

『逆転裁判5』は25万本と堅調な数字。色々と物議を呼んだ『4』から6年が経過し、復活感のある数字が出ましたね。そして一番の注目はベルトスクロールアクションという非常にコアなジャンルの完全新規タイトル『ドラゴンズクラウン』がPS3とPSVの合算で約17万本売れたこと。

いまだに品薄状態が続いており、コアゲーマーがどこに集まっているかがはっきり示されました。アニメが放映中の『ダンガンロンパ』のベスト版が累計10万本を突破したり、『討鬼伝』が売れ続けているなど、PSフォーマットの頼もしさが浮き彫りになる週でした。マーケットのセグメント化がますます進みました。


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2013-08

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