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寒冷地帯というかな。

WiiとWiiUに独占されていた『ドラクエ10』がPC(Windows)でもサービス開始されるようです。
ドラゴンクエストX Windows版 9/26発売決定~ベンチマークソフト&ベータ版も開始

『FF11』の展開の仕方など、過去の歴史を見ていけば、もともとPC版は出る観測は当然あった訳で、特に意外でも何でもないですね。PC版ならゲーム機メーカーにロイヤリティーを徴収されないのも魅力的ですし、家庭用独占というのはMMORPGのビジネスではクレイジー。

そういう意味では、脱任天堂専用機という煽り方は、ただの扇情的な言説にすぎないでしょう。PC版に関してはあらかじめ保険として任天堂側にも納得させていた可能性の方が高いです。

これがPS4にも出るとなれば、話は変わってきますが、任天堂サイドとスクウェアエニックスサイドでそこまでの合意は厳しいでしょう。ドラクエ系は任天堂ハードでの親和性が高いこともあって、政治的な関係をご破算にするつもりは無いでしょう。

まー、Wii版とWiiU版が十分稼げていれば、もう少し発表も遅かったのかもしれません。そういう事はあったかもしれません。ですが、WiiU版で伸びたという話も聞かないし、PSVita版でドーンと伸びた『PSO2』あたりと比べても、プラットフォーム戦略はお世辞にも誉められたものではありません。というより、手を組んだ当時は素晴らしいタッグだったけど、開発が長引きすぎて時代も覇者も変わってしまったのが問題ですね。


それはどうでもいいんですけど、任天堂はE3での発表が駄目駄目すぎて、何とも言えません。コアゲーマー向けの施策は実質来年からという事がハッキリしました。一体誰に売りたかったんでしょうか、WiiU。

『ベヨネッタ』出すなら前作もWiiUで出しておくべき、というのと、ゼノ新作を出すなら『ゼノブレイド』のHD版を出しておくべき、という2点が気になりますね。それぐらい当然すぎる施策ですが、その当たり前の事さえ抜け落ちそうなのが最近の任天堂の恐ろしい所です。

そういえば、こんな話題も。
任天堂初のFree-to-Playタイトルは「スティールダイバー」か。宮本 茂氏が北米メディアのインタビューで言及

さらっと「F2P」を始めようとしてるあたり、ゲームファンと業界人のほぼ全員が予想していたとおり、あっさり「絶対そんなことやらないんだからね!!ぷんぷん!!」ラインを引き下げました。早かったなと思いますが、それだけ大変なんでしょうね。

以前も書きましたが、「悪いのは全てガチャであって、ガチャの無いF2Pは全て善である」という教義に切り替わる予定らしいので、熱狂的な人達も、心の準備をしておくべきでしょう。毎度言い訳に苦労されてる光景がシュールの極みで、本当にお疲れ様です。

業界においてここまでF2Pが当たり前になってしまうと、「F2Pに手を染めない任天堂だけが業界の良心なんだからぁっ!」という言説も、よほど熱狂的な人達でもなかなか口にできない、寒い妄言になりつつありますよね。N64の頃の「ROMカートリッジのゲームが本当のゲーム、CD-ROMのムービーだらけのゲームはゲームじゃない!」言説すら、まだ生暖かい。

世間は暑くなってきたのに、うらやましい涼やかさですね。


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